モノトーンにまとめた無難なインテリアより、原色を使ったインテリアが好きという方、自分でコーディネートするとなると「難しいなぁ。」と感じたことはありませんか?
こう書いている私もその一人。
ソファやカーテン、ラグなどの大きな面積に色を取り入れるのって意外と勇気が要りますし、センスよくまとめる自信がないので、インテリアをチェンジする度にベージュやグレーなど、比較的色合わせが簡単な色を選んでしまってばかりです。
インテリアショップではポップな色遣いの雑貨を手に取って見ているというのに(笑)
そんな時は、カラフルな色遣いのインテリアをそのまま真似ると失敗が少なくなります。
自分が好きなインテリアの写真を見て、同じような色のソファやラグ、カーテンを合わせれば、そこはまるでファッション誌のようなモード感溢れる空間に!!
ただし、インテリアに何でも好きな色を入れるとお洒落になるという訳ではありません。
カラーコーディネートの基本であるトーンをベースに、カラフル&センス良くまとめられた海外インテリアの事例を見てみましょう。
同じトーンの色を数色取り入れたカラフルインテリア
インテリアに様々なカラーを使いたい時、同じトーンからカラーを選ぶとゴチャゴチャしません。
3色以上を組み合わせたセンスのあるインテリアを見ていきましょう。
グレイッシュトーン7色を使ったリビングダイニング
7つも色を使っているとは思えないほど、まとまりのあるリビング&ダイニング。
壁面に飾られた絵には、ダイニングの椅子の色とリビングテーブルの色の両方が入っているので、浮いて見えず、とってもおしゃれ♪落ち着いた色合いが、くつろぎに最適な空間を演出していますね。
ダークトーンでまとめたエレガントなリビング
明るいのにダークトーン?と不思議に思った方も多いかもしれませんが、ダークトーンは同じ色でも明度が低い色を使った色相(トーン)のこと。
ソファやラグの紫は明度が低いので、明るすぎず、エレガントな雰囲気を演出しています。
ダークトーンでまとめたモダンなリビング
こちらも同じダークトーンですが、茶系の面積が多いので、落ち着いた雰囲気に!
天井に反対色を使った上級者のコーディネートです。
ブライトトーン4色を使った壁紙を張った洗面室
すごくお洒落だな~と思ったのでピックアップ。
著名な壁紙家(?)さんの壁紙なら、色彩感覚はばっちりなはず。
多色使いでも「センスが悪い。」ということは起きにくいでしょう。
ペールトーンでまとめたカラフルな子供部屋
カラーコーディネートに自信がない場合、入門編として、子供部屋をカラーコーディネートしてみるのがおすすめ。
子供向けの家具は優しい色合いのペールトーンのものが多いので、これらを組み合わせるだけで、センスのあるお部屋に!
ブライトトーンでコーディネートしたにぎやかな寝室
寝室には明るすぎるカラーコーディネートのような気もしますが、窓が小さくて、明るさが足りないワンルームだと元気が沸いてきて良いかも。
ペールグレイッシュトーンでエレガントにまとめたリビング&ダイニング
灰みがかったカラーは落ち着いたインテリアに最適です。
ソファとカーテンのトーンが同じなので、違う色でもまとまりのある印象に。
丸いダイニングテーブルがアクセントになっていて、とってもおしゃれ♪
ライトグレイッシュトーンでまとめた趣きのあるLDK
同じく灰みがかったトーンの3色を使ったLDK。
壁面収納の奥だけ違う色にするアイデアは壁紙を張れば簡単に真似できそう!
ブライトトーンの寒色&中性色を組み合わせたモダンなリビング
目を見張るようなカラーの組み合わせなのにとても落ち着いて見えるリビングルーム。
壁の色を紫にするのは勇気が要るので、カーテンやブラインドで真似してみるのも良いかも。
ダークトーンの寒色を中心に同色系でまとめた個室
男性の部屋によくありそうなカラーコーディネートですが、ソファの前にあるキューブ型のオットマンの色遣いがとっても素敵です!!
ビビッドトーンの暖色+木を組み合わせた活力のあるリビング
インテリアにオレンジを取り入れると明るくて、元気が沸いてくる部屋になりますね。
木の質感を感じることが出来る家具が多いので、温かみもあって、笑顔が溢れてきそうです。
ビビッドトーンの暖色&寒色を程よくミックスしたおしゃれなリビング
この色遣い大好き!!
グリーン&オレンジ&ブルーをセンスよく取り入れたリビングですが、奥はロフトになっていて、子供達専用のスペースになっています。
トーンも色相も異なる色から組み合わせたカラフルなインテリア
トーンも色相も異なる色から好きな色を選んで、さらにセンスよくコーディネートするのは、インテリア上級者の技。でも写真を見て、同じようにすれば自分でもできそうな気がしてきます(笑)
ペールトーン2色+ビビッドトーン2色、計4色でまとめたリビング
暖色&寒色をそれぞれトーンの違う小物と組み合わせた4色遣いのインテリア。
部屋に置くアイテムの色みを全部揃えるのは簡単で実践しやすいですが、少し考えて「トーンを変えるだけでこんなにお洒落に見える!」という良い例です。
寒色&暖色のコントラストが美しいホームオフィス
トーンが違う同じ色(青)に、トーンが同じ反対色(青&オレンジ)を上手く組み合わせた事例。
まずは、ベースの色を決め、そのトーン違いの同色とベース色の反対色を組み合わせるとこのような雰囲気になります。
ライトトーン+ライトグレイッシュトーンでまとめたモダンなLDK
カウンターチェア(青)とダイニングチェア(黄緑)はライトトーン。ソファはダイニングチェアと同色(黄緑)のグレイッシュトーンです。
ホワイト&木目ベースのLDKにそれぞれの色が映えて素敵です。
ペールトーンのインテリアに個性的なダイニングセットを合わせたティーン向けの部屋
少しゴチャっとした印象を受けますが、向かって右側の壁はペールトーンの2色(ピンク&紫)を組み合わせたもの。
優しい雰囲気と派手な雰囲気が同居した不思議な空間です。
ビビッドトーンの暖色+ダークトーンの寒色をアクセントに使った明るい雰囲気のLD
6人掛けのダイニングチェアは3色(紫&赤紫&白)。
リビングのソファは3色(ピンク&青&オレンジ)。
この写真の中には「何色あるの?」というくらい様々な色が同居していますが、不思議とまとまっていますね。
[参照元:Houzz Inc]