暖色の代表色である赤。

赤がラッキーカラー、または好きな色だという場合、生活空間にも取り入れたいと思いますよね。

赤を使ったインテリアと言うと、モダンな黒の家具に、赤レザー素材やビビッドな赤を加えたパリっとしたコーディネート法がありますが、これは生活感が少なめなので、くつろぎや落ち着き感が欲しい時には、ちょっぴり不向きです。

赤を使いつつも、家族団らんや温もりのある空間を演出したい場合は、黒を茶色にチェンジするのがおすすめです。

茶色は、家具に使われる率が高い色なので、茶色のテーブルに赤のソファを組み合わせるだけでも、赤×茶色のインテリアは実現するんですね。

でも、赤と茶色って似た色なので「同じ部屋にあるとボヤンとした雰囲気になるのでは?」と不安な方もいらっしゃるはず。

そこで、赤と茶色を上手に取り入れたおしゃれなインテリア例を紹介して行きましょう。

1.ソファ・チェア・クッションを赤と茶色でコーディネートする

間仕切りが無いリビングダイニングを赤と茶色でコーディネートした例。

リビング側は、暗めの茶色をメインに鮮やかな赤のクッションでアクセントをプラス、ダイニング側は木製の円形テーブルに赤のファブリックチェアを組み合わせた温もりのあるインテリア例です。

窓が少なく、光が入りにくい部屋でこのコーディネートを真似ると、暖かい雰囲気を演出できそう。

茶色のファブリック製3Pソファに、赤のクッションをコーディネートし、背面に赤の抽象的なアートを飾った例。

六角形のパズルのような赤×茶色×ホワイトのラグが素敵!
カーテンは、ホワイトとベージュの太いボーダー柄にして、ちょっぴりカジュアルな雰囲気もUP。

ダークブラウンのレザー製コーナーソファに赤に黒の模様が入ったパターン柄のクッションをコーディネートし、赤のストライプ柄のラグをコーディネートした例。

ソファだけでなくリビング収納や雑誌収納など家具類を全てダークブラウンにして、布は全て赤にするという素材と色の使い方がとても参考になるリビング。
5人くらい座れそうな大きなソファが置ける広い部屋の事例ですが、2Pソファとリビングテーブルだけの狭いリビングコーディネートでも、この色使いはできますね。

明るい茶色のレザー製コーナーソファに、赤のクッションをコーディネートし、対面に赤のハイバックチェアを2セットレイアウトしたリビング例。

何とゴージャスな印象!
ラグは、ソファの色と相性の良いベージュをチョイス。

赤と茶色の組み合わせで、こんなにも高級感たっぷりの部屋を演出できるんですね。

黒に近いダークブラウンのファブリック製2Pソファにソファと同じ色のラグをコーディネートし、鮮やかな赤のクッションとオットマンを組み合わせた例。

「黒×赤の組み合わせよりも、ダークブラウン×赤の方が温もりを感じる」というのがわかりやすい事例。
このソファが真っ黒だったら、もっと冷たい雰囲気がすると思いませんか?

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2.壁とソファやベッドなどの家具を赤と茶色でコーディネートする

ダークブラウンのフローリングのリビングの壁を一面だけ暗めの赤にして、薄い茶色のソファとダークブラウンのデスクをコーディネートした例。

茶系の縞々柄のラグや円形のスツールみたいなテーブルを2個並べた格好良いインテリア!
仕事部屋の事例ですが、リビングにも応用できそうな予感です。

リビングの壁を赤にして、茶色のモフモフとしたソファをコーディネートした例。

見てるだけで体がポカポカ。
「壁全部を赤にするなんて…」とびっくりしましたが、くつろぎやすそう!

天井高が3mくらいある部屋&壁の上部1/5は白にしてあるせいか、赤の壁でも窮屈な印象を受けません。

リビングダイニングの壁面を茶色にして、茶系のラグを敷き、赤の2Pソファをコーディネートした例。

1個前の事例と壁とソファの色の組み合わせが逆バージョン。
こちらの事例の方が落ち着きを感じますね。

寝室のベッドの頭方向の壁を茶色にして、赤のベッドカバーをコーディネートした例。

こんな色使いの寝室初めて見たかも…。
壁面に盆栽のような観葉植物、壁に掛け軸のような3枚のアートが飾られているので、日本を意識したものかな?

茶系のレンガ壁のリビングに、赤のペンダントライトと赤のクッションをコーディネートした例。

ソファやリビングテーブルは黒ですが、温もり感たっぷり!
天井が木のリビング例ですが、写真をペンダントライト辺りで切って眺めてみても、おしゃれに見えるので、ホワイトのフラットな天井のリビングで真似ても問題無さそう。

リビングのソファ背面の壁を茶色にして、赤のファブリック製コーナーソファをコーディネートした例。

茶色と赤で、こんなにも重厚感のあるインテリアが作れるなんて…。
床がホワイト×黒のタイルですが、白っぽいフローリングのリビングにも似合いそう。

茶色の壁に一輪だけの花の写真の組み合わせは、土と花の自然を連想させます。

ダークブラウンの板張り壁のダイニングに、木目が目立つダイニングテーブルを置き、壁面の収納とペンダント照明を赤でコーディネートした例。

ステンレスバーにコードをグルグルと巻き付けて8本垂らした裸電球がおしゃれ♪
ダイニングテーブルの真上って、ペンダントライトを一灯だけぶら下げることが多いですが、こんな器具を取り付けるとオシャレ度が120%くらいUPしそう。

ダークブラウンの板張り壁の寝室に、黒パイプのベッドを置き、くすんだ茶色のベッドカバーをコーディネートして、赤の枕カバーを組み合わせた例。

ヴィンテージ&カジュアルで居心地が良さそう!!
ベッドのカバー類って、ついつい○点セットを購入して統一感のある色でまとめてしまいがちですが、枕カバーを別の色にすると、こんなにもおしゃれな雰囲気になるんですね。

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3.ソファと家具を赤と茶色でコーディネートする

くすんだ赤の2Pソファにダークブラウンのリビングテーブルと木製脚×黒レザーのオットマンをコーディネートしたリビング例。

ダークブラウンに白のパターン柄のラグがおしゃれ!
壁がベージュのぬくもりのあるリビング例ですが、腰から下のカラーコーディネートは白い壁のリビングにも合いそう。

ダークレッドのファブリック製コーナーソファに、ダークブラウンの布製テーブルをコーディネートしたリビング例。

リビングテーブルが木ではなく、布製なのが変わってる!
ダークブラウンの家具と赤のソファを組み合わせたい時に参考にすると良さそうな事例です。

赤のファブリック製2Pソファと、重厚感のある茶色の木製本棚&テーブルをコーディネートしたリビング例。

ちょっぴり懐かしさを感じる、過ごしやすそうなリビング。

「本棚のスペースは何?」と思ったらデスクスペース。
執務室みたいな重厚感を感じるインテリア例です。

赤の鏡面扉の壁付けキッチンの前に、茶色の木製テーブルと赤の木製チェアでダイニング空間を作った例。

過程的な料理が似合いそうなダイニング!
白のチェアにガラステーブルを組み合わせた清潔感のあるダイニングも素敵ですが、この事例のような汚れが気になりにくそうなダイニングは、家族で会話をしながらの食事風景が目に浮かんできます。

ベッドを寝室のコーナーにレイアウトし、壁との間にダークブラウンのヘッドボードを置いて、壁面に赤をメインにした写真を7枚飾った例。

赤のクラシックカーや電話ボックス、道路標識をアップで撮影した写真が格好良い!
目覚まし時計や読書照明も真っ赤にした、赤の使い方がとても参考になるインテリア例です。

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4.カーテン・カバーなどファブリックを赤と茶色でコーディネートする

赤の壁の寝室に赤のカーテンをコーディネートし、ダークブラウンの木製ベッドを置いて、ベッドカバーを茶系で組み合わせた例。

ベッドカバーを茶色にすると“もさ”っとした雰囲気になりがちですが、光沢のある生地がチョイスしてあるので高級感UP!
ホテルの一室のようなホワイトが全く無い寝室事例ですが、暖かい雰囲気なので、冬場は背中がゾクっとなることは少ないかも。

ダークレッドのベッドカバーを掛けたベッドを置いた寝室の壁に赤のアートを飾り、ベッドの足元にダークブラウンの一人掛けソファを置いた例。

カーテンもホワイトに帯のようにダークブラウンが入ったデザイン。
寝室って眠るだけの部屋なので、こだわっても色までという場合が多いですが、カーテンの柄の使い方がとても参考になります。

ダークブラウンのベッドに、ダークブラウンの引き出し付きチェスト&ナイトテーブルをコーディネートした寝室に赤のカーテンをつけた例。

ダークブラウンのカーテンが温もりのある寝室を演出!
「一般的なお家のリビングよりも広いのでは?」と感じてしまう羨ましい大きさの寝室例ですが、狭い寝室でも、暗めの赤のカーテンとダークブラウンの木製ベッドを使って似たようなインテリアが作れそう。

ダークブラウンの木製ベッドに、ホワイトのベッドカバーを敷き、ダークレッドの枕カバーとベッドスローをコーディネートした例。

壁面、ベッドスロー、枕カバーは全て草花をモチーフにしたパターン柄で統一。
右側の壁は壁紙クロスですが「こんな柄のカーテンを吊るすのもありかも。」と思ったので掲載。

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