今年もあと1か月。
12月になると「そろそろ来年の準備」という気持ちになり、その中で、真っ先に頭に浮ぶのがカレンダー。
我が家は、毎年お世話になってる方々から、卓上、壁用など様々な形のカレンダーをいただくのですが、残念ながら、どれもインテリアに合わないデザイン。
それでも、予定が書き込めそうな余白が多いタイプのマンスリーカレンダーを壁面に飾ってるのですが、石膏ボードに画鋲で留めてるので、めくる度に画鋲がスコっと抜けて、床に転がっていきます。
月一のことなので「たかが画鋲が抜けるくらい。」と思う反面、「毎年カレンダーを掛け変える習慣はやめたいなぁ。」という気持ちも。
「来年からは、万年使えるインテリアに映えるカレンダーを。」と探していて、ふと、「壁にカレンダーを描いてしまえば良いのか!」という発想が湧いてきました。
調べてみると、壁に直接描く方法や額縁付きのおしゃれなボードなど、様々なカレンダーインテリアを発見。
これから年末に向けての大掃除と共に壁面をカレンダー化するアイデアを紹介していきたいと思います。
DIYカレンダーのアイデア3選-目次
1.黒板・黒板塗料カレンダー
まずは、黒板や黒板塗料を使ったアイデアを9個。
壁紙クロスを必要分だけ剥がして黒板塗料を塗る方法もありますが、最近ではクロスの上から直接塗れる塗料もあるので、それらを活用すれば、オリジナルの手描きカレンダーが作れます。
框付キッチン扉の鏡部分を黒板化して、月ごとに書き換えるカレンダーを描いた例。
家具をカレンダー化するなんて!
壁のことばかり考えていましたが、木を黒板化することもできるのか…。
しかも框部分より黒板が奥にあるので、体が触れて文字が消えてしまう心配もありませんね。
ダイニングの壁面を黒板化して、2か月カレンダー描いた例。
壁全部がカレンダー!
幅120cm、高さ200cmくらいあるでしょうか…。
「大きすぎるのでは?」と思いましたが、2か月分に一度の書き換えで済むので、このタイプの方が楽かも。
寝室の広い壁を黒板化して、1か月分のカレンダーを描いた例。
子ども達が楽しく書き込めるようにラインがピンク!!
一日分のスペースが広いので、
- 1日に何個も予定が入る
- 小さい字を描くのが苦手
という場合に参考にすると良さそう。
玄関ホールの壁に、黒板化した壁を作り、周りを白の枠で囲った例。
こ、これは可愛い♪
ダイニングや仕事部屋に作ると、インテリアをセンスアップしてくれそうな事例です。
左右に余白スペースを作り、自由に文字が書き込めるようにするアイデアも参考になります。
ステンシル+黒板塗料
ダイニングの壁面に、黒板化した横長の黒板化スペースを縦に7つ並べて、黒板化した場所の隣に曜日をステンシルした例。
このアイデア素敵!!
週替わりのスケジュールなので次週の予定までは書き込めませんが、パっと見、カレンダーに見えないおしゃれさです。
幅90cmほどの壁に、縦5段横7列の黒板化したマス目を作り、月間カレンダーを作った例。
壁全体を黒板化するのではなく、白い壁をラインに見立てて黒板化のするアイデアが素敵!!
「壁を黒板化」と聞くと壁全体を想像してしまいますが、一部だけにとどめておいた方がオシャレに見える気がします。
マスキングテープできちんとブロッキングできれば、このデザインは簡単にできそうな予感です。
カラフルバージョン
グレーの壁を濃淡グレーでペイントし、月間カレンダー化した仕事部屋の例。
「黒ではない。」たったそれだけの事なのに、何ておしゃれ!!
4種類のグレーが使ってあるので壁をペイントするのは手間がかかりそうですが、真っ黒い壁に白い線が描いてあるだけの黒板カレンダーよりもセンス良く見えます。
グレーの壁を濃淡ブルーでペイントし、月間カレンダー化したデスク前の例。
この壁、おしゃれ過ぎっ!!
日付の枠を色違いにする発想が無かったので目から鱗です。
グレーの壁を、イエロー、ブルー、濃淡グレーでペイントし、4か月分のカレンダーにした仕事部屋の例。
遊び心満点!!
カレンダーではなくアートのように見える!
カレンダーの色と一人掛けソファ用クッションの色を統一してあるのもポイントです。
2.ホワイトボードカレンダー
「ホームセンターに売ってる壁掛け用のホワイトボードを使って…」ではなく、一見ホワイトボードとはわからない、インテリアに溶け込んだホワイトボードカレンダーのアイデアを4つ。
白のフレームに、水色×ホワイトのギザギザ模様の用紙を入れ、50×70cmほどのホワイトボードを張り付けて月間カレンダーにした例。
何という可愛さ!!
カレンダーの上のタイトル文字も素敵!!
これなら、来客時に丸見えになっててもホワイトボードだと気づかないかも。
曜日と日付枠が予め黒で書き込んである月間カレンダーホワイトボードをデスク前に掛けた例。
文字や丸い日付枠が可愛い♪
Sketch Monthly Calendar Decalという既製品のようですが、ホワイトボードマーカー置き場やフリースペースも作ってあり、至れり尽くせりです。
オレンジのライン&曜日が予め書き込んである月間カレンダーホワイトボードをデスクの上に置いた例。
デスクにカレンダーを立て掛けるという発想が無かった!!
奥行きが広いデスクなら、壁際はデッドスペースになることが多いので、このアイデアをそっくりそのまま応用できそう!!
しかも、ホワイトボードに黒ではなく、カラフルな文字や線を使うと、こんなにオシャレ度がUPするなんて知りませんでした。
キッチンの扉の中にホワイトボードを作り、月間カレンダーと子どもの絵を貼る場所を作った例。
ホワイトボードの前に上部ユニットと同じデザインの観音扉がついてるので、閉めるとただの家具に…。
その分、収納は減ってしまいますが、カレンダーを見せたくない場合に使えそうなアイデアです。
3.ウォールステッカーカレンダー
壁に黒板塗料を塗るのは、材料や道具が必要ですが、黒板ウォールステッカーを使えば壁に張るだけでOK。
下に紹介する3つの例は、黒板ウォールステッカーを使ってカレンダーにした既製品ですが、これらのデザインを真似て自作するのもありです。
ダイニングの壁面にマンスリーとウィークリーの黒板カレンダーウォールステッカーを張った例。
写真では切れてしまってますが、月間の右端には、何でも書き込めるフリースペースが設けてあります。
月間の下に週間を貼るこのレイアウトなら、細かいスケジュールも書けますね。
玄関ホールに、ベージュにグレーのドット柄の壁紙を張り、白のカレンダーウォールステッカーを貼った例。
羽ばたく鳥のステッカーをプラスしたアレンジが素敵!!
曜日や日付の部分だけ既製品を活用して、他のステッカーと組み合わせてオリジナルデザインに変えた事例です。
仕事部屋の壁をブルー(グリーン?)にして、白のカレンダーウォールステッカーを貼った例。
日付スペースが丸型で可愛い!
ステッカーを丸にカットするのは難しいかもしれませんが、四角のスペースが何個も並んでるよりも、柔らかい雰囲気に見えますね。
4.スクリーン・ガラスカレンダー
幅90cmほどの壁に白の額縁に入ったガラス製月間カレンダーを飾った例。
エレガントで可愛い♪
ガラスにカレンダー枠を描くという発想が頭から抜け落ちてました…。
カッティングシートをガラスに貼り付ける方法で真似できそうな気もしますが、文字を消す度に劣化してしまうかな?
デスク前に乳白色の強化ガラスを張り、黒やオレンジのペンで文字を書き入れた例。
カレンダーの事例ではありませんが「この場所にカレンダーを描いてもよいな~」と思ったので掲載。
デスク前の壁が文字が描ける仕様になってると「メモ用紙、どこいった?」と探すこともなくなりそう。
ダイニングの入口引き戸のガラス面に、黒のペンで月間カレンダーを書き入れた例。
何これ!建具のガラスに書くなんて、まるで落書き!?
ガラスマーカーなるものを使えば、ガラスに文字を簡単に書くことが出来ますが、家の中に、カレンダーが描けそうなガラス入りの扉が無かった…。
5.ペーパーカレンダー
縦横60cmほどの黒の板に、目玉クリップを日数分固定して取り付け、月間カレンダーを作った例。
発想が素敵すぎて、言葉も出ませんっ!!
下げ札に日付とスケジュールを書き込んでクリップにパチン。
毎月、30~31枚の日付を下げ札に書き込む手間が発生しますが、手作り感満載&見た目も可愛いカレンダーです。
デスク横の壁に、クリップボードを張り付け、今月&翌月の月間カレンダーを挟んだ例。
低コストで作れそう!!
カレンダーは、ネット上にあるテンプレを使って自宅でプリントアウト。
万年同じカレンダーを活用することばかりを考えてしましたが、このタイプだとカレンダーに書き込んだ内容をファイリングしておくこともできるので、一番使い勝手が良いかも。