壁紙には様々な色や柄をプリントしたものが多くあります。
中でも、「のべ~と真っ白な壁に質感を出したい!」という時に活躍するのがレンガ調の壁紙クロスです。
でも、実物のレンガは、外構や家の外壁など屋外を想像させるアイテムなので、「内装に上手く馴染ませるにはどんな風にコーディネートしたらいいんだろう?」と悩んでしまう方も多いのでは?
そこで、今回は、レンガ調の壁紙を使って、室内を質感たっぷりにコーディネートした海外のインテリア事例を特集したいと思います。
リビングだけでなく、寝室の実例も多くあるので、雰囲気のあるインテリア作りの参考にしてくださいね。
(本物のレンガを使った壁も混じってますが、雰囲気を確認する意味も込めてわざと掲載しています。)
レンガ壁紙を活用したおしゃれなインテリア-目次
レンガ壁紙 in リビングインテリア
はげた感じが何とも素敵な赤系レンガの壁紙インテリア。
ヴィンテージ系の家具やのれん(?)とのコーディネートもおしゃれです!!
これも同じくはげかかった赤系レンガの壁紙。
白の割合が多めのデザインだと圧迫感はそんなにないですね。
ソファやテーブル、チェストは、使い古したようなデザインではなくシンプルなデザインでコーディネート。
この壁紙欲しいです!!
同じお家のリビング横にあるキッチンとの境の写真。
ダークブラウンのカウンターキッチン、黒のチェストとのコーディネートが素敵過ぎます!!
ブラウン系レンガの壁紙。
これまでの3例とは違って、これは、はげてないバージョン。
これも素敵!!
窓枠やドアがダーク系のおうちに似合いそうです。
はげてないバージョンのオレンジ系のレンガ壁紙。
1個前の事例もそうですが、レンガの色みって基本的に床色に合わせてあるんだろうか…。
これ、ポスターの張り方のトピックでも紹介したゴージャスな印象のリビング。
ブルーソファとのコンビがおしゃれ♪
でも、日本の住宅の場合、巾木(床と壁の間の白い枠)や廻縁(天井と壁の間の白い枠)がこんなに豪華な感じではないので、同じようなデザインの壁紙を張っても違った印象になってしまうかもしれませんね。
何この色の組み合わせ!?
赤系レンガの壁紙にピンク(しかも本当にピンク)の壁紙を組み合わせたリビング。
子供部屋かな?
日本人には、この色彩感覚は無さそうです(笑)
このインテリア好き!!
ダーク系のレンガの壁紙のリビング。
壁をこんなに暗くするのは広いリビングじゃないと狭く見えてしまいそうですが、海外のアパートみたいな雰囲気です。
真っ白な家具とブラウン系レンガの壁紙のコーディネート。
ナチュラルな雰囲気、かつ、広々とした印象です。
今までの事例はダーク系の家具とのコンビが多かったですが、ホワイト系でも合いますね。
真っ白なレンガ壁紙と赤、青、黄色をアクセントにしたカラフルなリビングコーディネート。
可愛い&おしゃれ過ぎます!!
海外ドラマに出てくるティーンのインテリアみたいですね。
レンガ壁紙 in ホームオフィス
パソコンデスクの前に、オレンジ系レンガの壁紙。
デスク:ステンレス、チェア:レッドととっても格好良いデスク周りです。
同じくデスク前にピンク系のレンガの壁紙を張ったバージョン。
壁紙、床、家具の色が同じような感じなので、さほどインパクトはありませんが、ソファの青色を目立たせる為に、このコーディネートなのかもしれませんね。
レンガ壁紙 in キッチン
ノ~!!!
こんなキッチン憧れます。
キッチン前の壁が壁紙だと汚れが大変そうですが、こんな柄なら目立たないかも!
こっちも素敵!
カフェっぽい雰囲気で、ウッディーな扉と似合いすぎ!!
こんなキッチンのお家だったら、人に見せびらかしたくなりそうですね。
レンガ壁紙 in ダイニングインテリア
一面の壁だけをレンガ調にしたダイニング。
これ、一番最初に紹介した部屋の遠目から見た写真なのですが、壁紙だけアップで見るのと、部屋全体を見るのとでは、少し印象が変わりますね。
リビングの時は、ヴィンテージっぽかったのですが、この写真ではナチュラルっぽいです。
モダンなダイニングテーブルセットの背面にブラウン系のレンガ調の壁紙を張った例。
このコーディネートも憧れます!
横長リビングダイニングの長手方向の壁に似合いそう。
(一瞬、憧れてみたものの、我が家は長手方向が全部窓なので、こんな風にはできません…)
本物のレンガかな?
カフェ風ダイニングの背面に赤系レンガのコーディネート。
ダイニングテーブルの色と壁の色が合ってるので、まとまりがあります。
同じ赤系レンガの目地が目立たないバージョン。
目地がはっきりしているor目立たない、どちらが好きですか?
私は、これくらいの薄さが好みです。
イエロー系レンガの壁紙inめちゃめちゃ広いダイニング。
今回の事例紹介で、初めて登場する色味かな?
グレー系やホワイト系の床色の部屋の参考になりそうなコーディネートです。
同じくイエロー系レンガの壁紙にブルーのダイニングチェアのコーディネート。
これ、カフェじゃないですよ。人のお家ですよ(笑)。
どこかのお店かと思うくらいおしゃれなダイニングですよね。
レンガ壁紙 in 寝室インテリア
ダーク系レンガの壁紙をベッドの頭方向に張った例。
寝室とレンガって斬新な組み合わせですね。
ダークブラウンの床&ダークブラウンの家具でまとめた寝室に赤系レンガの壁紙を全周コーディネート。
これだけ柄付の壁に囲まれていると、お腹いっぱいになりそうなのに、何故かすっきりした印象です。
これは、床と家具の色が合わせてあり、アクセントにグレーが使われているから。
このセンス、見習いたいです!
赤系のはげかかったレンガの壁紙にグレーのコーディネート。
この色の組み合わせ方、なんだか不思議。
グレーのすっきり感と赤レンガの暖かみがしっくりこなくてモヤモヤしてしまいます。
赤系レンガの壁紙とグレー、茶色のコーディネート。
ファブリックに使ってある色の組み合わせ方が見事です!
これまで、寝室事例を見ながら、「寝室にレンガ調の壁紙って寒々しい雰囲気になってしまうのかな?」と思っていたのですが、この事例を見て「暖かみのあるインテリアも可能だ」ということがわかりました。
これは本物のレンガ。
レンガの上からスプレーで落書きしたインテリアですが、壁紙でも同じような感じすると下の例のようになります。
大きな顔のシールを作って、レンガ調の壁紙の上から張った例。
この技を活用すれば、リビングでもファンキーな雰囲気にできそうですね。
これも本物のレンガ、と思いきや、実は壁紙です。
質感あり過ぎ!!
ベッドサイドのランプとのコンビネーションが落ち着いた雰囲気の寝室を演出していますね。
モノトーンでコーディネートした寝室にレンガ調壁紙をアクセントにした例。
古いカラーフィルムを見ているような雰囲気です。
この部屋に題名をつけるとしたら“昔と今”かな?
赤レンガの壁紙にグレーのファブリックの組み合わせ。
特別にチョイスしている訳ではないのですが、レンガを活用した寝室って、グレーのファブリックを使ったコーディネートが多い気がします。
ブラウン系レンガの壁紙にベージュ系ベッドの組み合わせ。
このインテリアも素敵!!
広々としていて、すっきり♪
水平ラインを強調した茶色の家具もおしゃれです。
これまでは、茶・赤・黄・オレンジ系のレンガの事例ばかりを紹介してきましたが、最後にホワイト系レンガの事例を2つ。
ホワイトのレンガに淡い紫(ピンク?)が入ったレンガ調の壁紙。
優しくて、上品な印象のコーディネートです。
寝室自体が狭い場合は、この系統の色にした方が広々見えて良いかも。
ホワイトレンガに、グレーのはげかかった箇所がある味のある壁紙。
この質感も素敵♪
白が多めの寝室なのに寒々しくないのは、家具やベッドがオレンジっぽい茶色だからでしょうか。
爽やかな雰囲気のコーディネートです。
我が家のリビングも2年ほど前に、質感のある壁紙にしたくて、木を張ったようなデザイン(古い小屋の壁のような柄)にしたら、妹が遊びに来た時「外にいるみたい…」って言われました。
レンガも同じように外の雰囲気や冷たい印象はありますが、リビングの雰囲気をガラリと変えたい時には有効です。特に、今回は寝室の事例が多いのですが、「静寂を印象づけるのにレンガって合うなぁ~。」と思いました。
みなさんも、レンガ柄を使って、モダン、ヴィンテージなど、様々なインテリアを楽しんでくださいね。

我が家の小屋みたいな壁紙です
[参照元:Houzz Inc]
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