寝室の壁の一部にアクセントクロスを使いたいと思ってる方はいらっしゃいませんか?
以前、以下のトピックで全14色のアクセントクロスを使った寝室事例を紹介しました。
が、選ぶ色のバリエーションが多ければ多いほど、迷ってしまいますよね。
そこで、このページでは、“おしゃれ”というよりも“効果的”と感じる寝室向きの3色をピックアップします。
適切な色とその理由を事例とともに紹介しますので参考にしてみて下さいね。
1.青
寒色は副交感神経(休息時に働く神経)に作用する色。
その為、青を見ると落ち着き、心身共に鎮静化すると言われています。
気持ちが高ぶっている時に睡眠することは誰でも難しいもの。
青の色の気持ちを静める効果を活用してみましょう。
凹んだ壁にホワイトのパイプベッドをコーディネートし、くすんだブルーのアクセントクロスを貼った例。
収納部分のような壁面。
壁=ホワイト、ドア=ホワイト、ベッド=ホワイトの冷たそうな色使いなので、ベッドカバーには温かみのある暖色をチョイス。
ベージュのカーペットの寝室にブルーのアクセントクロスを貼り、ブルーのカバーをコーディネートしたホワイトのベッドを置いた例。
生活感があり都会的な印象。
こちらも白と青をメインとした冷たそうな色使いなので、足元は暖色で温もりUP。
ベッドの頭側の壁に、青の木目のアクセントクロスを貼った例。
「木目で青」って珍しい。
薄っすらと見える青の木目がベッドやナイトテーブルの木目と合ってます。
ベッドの頭側の壁に明るめのブルーのアクセントクロスを貼り、ダークブラウンの木製ダブルベッドとナイトテーブルをコーディネートした例。
残りの壁はホワイトではなく、灰みがかったグレー。
鮮やかなブルーの壁にホワイトのカーテンの組み合わせなので、気温が低い時期に寒々しく感じそうですが、眠ってる時には目に入らない壁なので問題なし?
ベッドの頭側の壁に、暗めの青のアクセントクロスを貼った例。
レースのようなデザインのホワイトのヘッドボードとの組み合わせ方が素敵!!
ベッドカバーが真っ白ですが、厚みのある暖色を使ったラグとベージュのナイトボードを組み合わせてあるせいか、さほど冷たさは感じません。
ベッドの頭側の壁に、ほとんど黒に見える青のアクセントクロスを貼った例。
ヴィンテージな木製ベッド&ナイトテーブルとアクセントカラーのオレンジの使い方がおしゃれ!
寒色を使いつつも温もりを感じるインテリアの作り方が参考になります。
ベッドの頭側の壁に、白みがかったグレイッシュな青のアクセントクロスを貼り、木製枠+ベージュレザーのヘッドボードのベッドをコーディネートした例。
残りの壁は温もりを感じるベージュ色。
この寝室も、ブルーと相性の良いオレンジ色をアクセントカラーとしてプラスしてあります。
ベッドの頭側の壁に暗い青のアクセントクロスを貼り、別の面にある窓にアクセントクロスと同じブルーのカーテンをコーディネートした例。
ホテルの一室のような落ち着き!
カーテンを閉めると、壁面が全て黒っぽく見えるのでは?
グレイッシュな青の木目のアクセントクロスをベッドの頭側の壁に張り、グレーのファブリックベッドをコーディネートした例。
上品な印象。
ブルーの壁以外は、天井も含め、薄いグレーの壁紙クロスでコーディネートしてあります。
ベッドの頭側の壁にネイビーのアクセントクロスを貼り、高級そうなダークブラウンの木製ベッドとコーディネートした例。
ベッドはフローリングの色と合わせてあり、カーテンとラグはベージュ。
ナイトテーブルを含めた家具の色が暗めなので重厚感も感じます。
2.緑
色の中で「リラックスできる色と言えば…」の代表は緑。
自然を連想する色は、気持ちをリラックスさせ、癒しを感じます。
ベッドの頭側の壁にくすんだグリーンのアクセントクロスを貼った例。
ベッドはナチュラルブラウン、ラグはベージュ、木製チェストはミディアムブラウンと自然を感じるナチュラルなコーディネート。
残りの壁は白みがかったグレイッシュなグリーン、天井は薄いグレーでコーディネートしてあります。
グレイッシュなグリーンのアクセントクロスと薄いグレーのファブリックベッドをコーディネートした例。
静けさと癒しを感じる素敵な寝室。
天井にも薄っすらグリーンが混じったホワイト系の壁紙クロスが貼ってあります。
ダークな緑のアクセントクロスと黒のパイプベッドをコーディネートした例。
何この緑…。
緑の壁紙クロスと言えば、これまで紹介したような、白っぽさがあるものばかりだと思ってましたが、THEグリーンといった感じの緑にすると格好良さがUPするんですね。
黄色・白・グレーが混じったような緑のアクセントクロスの寝室に、ベージュのファブリックベッドをコーディネートした例。
落ち着きと暖かさを感じます。
黄色が多めのベージュ色をコーディネートしてあるので、壁面のグリーンにも黄色が混じった色が使ってあるのかな?
青みがかった緑のアクセントクロスと薄いグレーとホワイトのカバーでコーディネートしたベッドを組み合わせた例。
ちらりと見えるラグの色もグリーン。
シンプルだけど、寂しい雰囲気は全く感じません。
白っぽく青みがかったグリーンのアクセントクロスとミディアムブラウンの木製ベッドをコーディネートした例。
一瞬「水色の壁かな?」と思いましたが、ベッドカバーが水色なので、この壁はグリーン系。
木の質感を強調した家具との相性抜群です。
白っぽいグリーンのアクセントクロスとダークブラウンの木製ベッドをコーディネートした例。
1個前の事例のアクセントクロスと明るさは似てますが、こちらは青みがかっていないグリーン系。
こちらの壁色の方が、冷たさを感じない気がします。
暗めのグレイッシュなグリーンのアクセントクロスとグレーのカバーを掛けたベッドをコーディネートした北欧寝室の例。
グレーとグリーンがこんなに合うなんて知らなかった…。
壁面に飾ってある、目を閉じた睫毛だけのイラストが眠りを誘いそう。
グリーン系の花柄のアクセントクロスを貼った例。
柔らかでエレガントなデザイン。
ベッドやドレッサーの雰囲気と壁紙の柄が、とっても合ってます。
レトログリーンのパターン柄のアクセントクロスをベッドの頭側の壁に貼った例。
植物のような、蔓のような変わったデザイン。
ホワイトの塗装が剥げかけた、年代を感じるナイトテーブルやベッドとの相性抜群です。
3.茶色
「インテリアに茶色」と聞くとダサイと感じる方も多いかもしれませんが、床やドア、家具など部屋を構成する素材には木が使われていますよね。
木=茶色です。
また、茶色は大地の色とも言われています。
緑同様、自然界にあり、私達の生活と切り離せない土や木の色=茶色は、適度な落ち着きをもたらしてくれる色なので、寝室にピッタリです。
白っぽい茶色のアクセントクロスとグレーのカバーをコーディネートしたベッドを組み合わせた例。
ベッドがポツンとある寝室ですが、壁面が茶色というだけで殺風景に感じない。
フローリングの茶色とは違う茶色の壁紙クロスを組み合わせた事例です。
ベッドの頭側の壁に茶色のアクセントクロスを貼り、薄いグリーンの掛け布団を掛けたベッドをコーディネートした例。
“癒し”という言葉がぴったりの寝室。
残りの壁・天井・ベッドがホワイト系ですが、冷たさよりも暖かさを感じます。
暗めの茶色の模様が入ったアクセントクロスと茶色のカーテンの寝室に、黒のファブリックベッドをコーディネートした例。
何とも落ち着きを感じる寝室。
ナイトテーブルの後ろに縦長のミラーを置いて、寝室全体を広く見せるインテリアの作り方にも注目です。
斜めの格子模様が入った茶系のアクセントクロスを貼った例。
落ち着いている上に、ファッショナブルな印象。
ベッドカバーやラグが飾り気のない茶系でコーディネートしてある分、アクセントクロスの柄が際立って見えます。
ベッドの頭側の壁に、木目のパネルを繋ぎ合わせたようなデザインのアクセントクロスを貼った例。
残りの壁とカーペットはベージュ色で暖かな印象。
広い上に大きな個性的なデザインのベッドを置いた寝室ですが、狭い部屋でナチュラルブラウンの木製ベッドと組み合わせても良さそう。
続いては、木目のアクセントクロスを貼る時に参考になりそうな事例を3つ。
ベッドの頭側の壁に、やや暗めのウッドパネルを規則正しく縦張りにした例。
ベッドの頭側の壁に、赤みがかったウッドパネルをフローリングのように横張にした例。
ベッドの頭側の壁に、継ぎ目のないミディアムブラウンの木目のパネルを縦張りにした例。
木目の壁紙クロスと言っても、「全体が同じ木目or継ぎ目がある」「縦張りor横張り」で全く印象が違いますが、縦木目は天井高を高く、横木目は部屋の幅を広く見せる効果があります。
最後は、茶系のレンガ調の壁紙を使ってアクセントクロスにしたい場合に参考になりそうな事例を2つ。
ベッドの頭側の壁に、茶系&黒のレンガを貼った例。
ベッドの頭側の壁に、茶系&黄みがかった茶系のレンガを貼った例。
黒っぽいレンガは格好良さ、黄みがかったレンガは明るさを演出したい時に使うと良さそうですね。