インテリアに紫を取り入れたい!!そんな風に感じたことはありませんか?

実は私、紫=ヤンキー色、夜の商売というイメージが濃く、インテリアについて勉強を始めるまで、インテリアの中に紫を使おうなんて一瞬たりとも思ったことがなかったんですね。

でも、様々な海外の実例を見ているうちに、「紫の魅力」に惹かれ、人生で初めて紫をダイニングに使ったのが半年前。
しかも、アクセント的に使うのではなく、メインのソファに使ったので、自分でも「思い切ったことをしたな～。」と思いますが、「なぜ今までこの色を使わなかった!!」と後悔するくらい素敵なインテリアに仕上がりました。

そこで今回は、紫は好きだけど、私と同じように先入観を持っていたり、インテリアに使うとどんな風になるのかが想像できないという方にお送りする「紫のインテリア特集」です。

紫だけでコーディネートした実例だけではなく、紫と反対色(補色)、紫と類似色など、他の色も組み合わせた実例を紹介していきますので、個性的なカラーのインテリア作りの参考にしてみて下さいね。

オール紫のインテリアコーディネート実例

リビング

ホワイトの壁のリビングに紫のアクセントクロスを張った例。

インテリアに紫を取り入れる場合は、家具やファブリックだけでなく、躯体(床・壁・天井)に色を付ける方法も。
簡単にインテリアチェンジできないのがネックですが、今までとは違う感覚の空間ができあがること間違いなしです。

これも、アクセントクロスに紫を取り入れたエレガントなLDKの事例。

モノトーンをベースにしたモダン家具に映える紫がおしゃれ!!
レイアウト的にマンションの横長リビングの参考になりそうなコーディネートです。

壁紙、ラグ、ソファ、コーヒーテーブルを紫で統一したリビングのコーディネート例。

紫のトーン違いや柄を上手に使った上品なコーディネートですね。
壁の色が深い紫なのですが、ここはホワイトでもOK。
ソファ&ラグ&テーブルの色の組み合わせだけを参考にしてみるのも良さそうです。

ダイニング

ダークブラウンの床のダイニングに紫のファブリック仕様のダイニングチェアをコーディネートした例。

このコーディネートなら真似するのも簡単そう!!
紫に飽きて来たら、ダイニングチェアをベージュやホワイトに変える方法もあるので、長い目で見れば、挑戦しやすいインテリアなのでは?

カーテン、壁紙、ペンダント照明のランプシェードに紫を使ったエレガントなダイニングの例。

コース料理が出てきそうな雰囲気のあるインテリアです。
見落としがちですが、ペンダント照明に色を使うのもポイントです。

ホワイトのダイニングテーブルセットに明るい紫の壁紙をコーディネートしたダイニングの例。

ホワイトと紫の組み合わせは本当にエレガントですね♪
ガラスやステンレス素材を使った家具を使うことで、上品さが更にUP!!

寝室

ダークブラウンの床の寝室に紫のベッドを置いた例。

カーテン、ラグはシンプルなグレー系にして、ベッドだけに紫を使った事例です。
紫のベッドって探す方が難しそうですが、濃い紫を使いたい場合は、こんな風に家具に色を使った方が圧迫感がなくて良いかも。

壁紙&ベッドリネンに紫を使った寝室の例。

落ち着いて眠れそうなベッドルームコーディネート!!
インテリアの4割が紫なので、カーテンにはライトグレーをチョイスして、圧迫感を軽減する工夫がしてあります。

1個前と同じように壁紙&ベッドリネンに紫を使った寝室の例ですが、こちらは赤紫系統。

同じ紫でも、赤紫か青紫かによって、受ける印象が異なりますね。
このインテリアは、どちらかと言えば女性向きかな?

紫×グレーのインテリアコーディネート実例

リビング

グレーの壁紙&紫の壁紙、紫のソファ&グレーのソファをコーディネートしたリビングの例。

インテリアに使われている色は、ホワイト、グレー、紫の3色。
程よい暖かさとスタイリッシュな印象をもたらすモダンなインテリア例です。

ダークブラウンの床にグレーのソファと紫のクッション&ラグをコーディネートした例。

インテリアに紫を使うと気品なイメージがグンとUP!!
この配色なら、夏でも冬でもOKだと思いませんか?

深い紫のソファとラベンダー色のラグ、ダークグレーの模様入りのカーテンをコーディネートしたリビングの例。

紫の濃淡を使ったコーディネートですが、床面は広く見えるように薄い色にしてあるので圧迫感が感じられませんね。
紫&グレーのアートを壁に飾ってあるところもポイントです。

ダイニング

ダークブラウンのダイニングテーブルにグレーのダイニングチェアのセットに紫&ダークグレーのテーブルクロスをコーディネートした例。

おしゃれなレストランみたい♪
布だけでセンスのあるインテリアに仕上げる方法なので、簡単に真似できそうですね。

黒の円形テーブルに紫のダイニングチェアを組み合わせ、壁にグレーのクロスを張った例。

華やかで銀食器が似合いそうなインテリア!!
ラグとペンダント照明の色をコーディネートしてあるのもポイントです。

ガラスのダイニングテーブルにグレーのファブリックダイニングチェアを組み合わせ、ペンダント照明のシェードを紫にして、壁をグレー色でコーディネートした例。

海外のインテリアを見ていて思うのが、どの事例も照明という細部にまでこだわっているということ。
味気のないシーリング照明ではなく、色を活かせる器具選びの仕方、勉強になりますね。

寝室

グレーのベッドリネンに紫の枕をコーディネートした例。

ローマンシェードのバランス(上の帯みたいな部分)と枕の柄がお揃いで可愛い♪
手作りかな?

薄いグレーのベッドコーディネートに紫をアクセントカラーに使ったモダンなインテリア例。

ホテルの一室のようなおしゃれな雰囲気がたまりません!!
家具もグレー色やシルバー色が選んであるのがポイントです。

濃い紫のベッドリネンにグレーのカーテンを組み合わせた寝室の例。

1個前の事例よりも、こっちのインテリアの方が庶民的♪
この写真のままのコーディネートって、凄く簡単に出来そうですね。

紫×ピンクのインテリアコーディネート実例

リビング

ピンクの一人掛けソファと紫のアートを飾ったリビングの例。

グレーをベースにしたインテリアにピンクと紫をアクセントに使ってあるので、両方の色が映えて素敵!!
色を多く使わない紫×ピンクのインテリア事例です。

1個前の事例と同じように小面積でピンク×紫をつかったリビングの例。

大小2つのオットマンにアクセントカラーを使った、簡単に真似できそうなインテリアですね。

ダイニング

ピンクの壁紙に紫のチェアを組み合わせたソファダイニングの例。

見えてる部分の8割が紫とピンクという個性的なカラーコーディネートですが、レストランやカフェみたいな雰囲気!!
家の中にこんなインテリアがあると非日常的でおもしろそう!

紫の壁にピンクのチェアをコーディネートしたダイニングの例。

さっきと逆パターンのコーディネートですね。
2色使う場合は、どこに何色を使うかで、こんなに雰囲気が変わるんですね。

紫のキッチンにピンクのダイニングチェアをコーディネートした例。

この配色も個性的!!
キッチンにこの色を使うとすぐに飽きてしまいそうな気もしますが、こんなにカラフルなインテリア、一度はしてみたいです!!

寝室

紫のカーテンにピンクの小花柄のベッドリネンをコーディネートした寝室の例。

派手過ぎず、可愛い♪
女性が好きそうなインテリアですね。

紫×ピンクの模様入りのカーテンに紫のベッドリネンを組み合わせ、ペンダント照明のシェードにピンクをコーディネートした寝室の例。

1個前の事例と似た雰囲気ですが、こっちの方が紫とピンクの面積が広い。
可愛さと上品さの両方を感じ取れる素敵なインテリアです。

グレーをベースとしたベッド周りに、ピンクのカーテンと紫のクッション&ソファをコーディネートした例。

カラーを小面積に使ったエレガントなベッドルーム!!
ピンクのカーテンと文字で書くと“派手”という印象を受けますが、このカーテンはトーンが低いので派手さも圧迫感も暑苦しさも感じませんね。

紫×緑のインテリアコーディネート実例

リビング

緑とグリーンのラグ+紫のオットマンをコーディネートしたリビングの例。

このラグ素敵!!
床面に濃い色を使うと部屋が狭く見えてしまうのですが、このリビングは開放感のある広いリビングダイニングなのでこのラグを敷いてもOKかな?

ホワイトのレザーソファに白地に紫、白地に緑のクッションをコーディネートして、白地に紫の柄の一人掛けソファをコーディネートした例。

シリーズで揃えたかのようなインテリア例ですが、クッションもソファもオットマン(リビングテーブル)も別々。
違うシリーズでも色味を合わせるということに注力してコーディネートすれば、こんなに素敵なインテリアになるんですね。

緑×ホワイト×紫のボーダー柄の壁紙を張ったリビングの例。

個性的な壁紙ですが、こんなインテリア大好き!!
子供部屋に使っても良さそうですね。

薄いグリーンのラグに紫の1Pソファ×4を組み合わせたリビングの例。

ホテルのラウンジのようなくつろぎ空間の演出方法が参考になります。
リビングのラグとダイニングのチェアを同じ色で揃えてあるのもインテリアのポイントです。

ダイニング

紫の壁紙に緑のダイニングチェアをコーディネートした例。

リビングではありそうなコーディネートですが、まさかこの色をダイニングに使うなんて!とビックリした例。
陽射しがたっぷり注ぎ込むダイニングなので壁に暗い色を使ってもOKという感じかな?

紫の壁紙にグリーンのラグをコーディネートしたダイニングの例。

壁の色は1個前の事例と同じような感じですが、こちらは窓が少ないので、ホワイトのモールディング(腰壁)を張ることで圧迫感を回避。
グリーンのあるインテリアって、和みを感じますね。

寝室

紫の壁紙にグリーンのベッドリネン、紫の枕カバーをコーディネートした寝室の例。

ショールームのような落ち着きのある上品なインテリア例です。
壁紙にはっきりとした色を使いたい私のお気に入りの1枚です。

紫のベッドリネンと紫×グリーンのヘッドボード(ベッドの頭の部分にある背の高い板)をコーディネートした例。

ラグとヘッドボードの色使いが同じでお洒落過ぎ!!!
単色とパターンを上手にコーディネートした例は、ワンランク上のインテリアを目指す際の良い見本になりますね。

緑×紫のベッドカバーをコーディネートした寝室の例。

何だ、この配色!?
単色同士の組み合わせですが、緑と紫って本当に合うでしょ?

紫×緑のストライプの壁紙に紫をベースにしたベッド、紫×緑の家具をコーディネートした例。

この事例、以前にも紹介したことがあるのですが、色の使い方が抜群に上手い!!
緑の家具を探すのは大変そうなので、DIYが好きな人は自分で塗り塗りするのも良いかも。

紫×オレンジのインテリアコーディネート実例

リビング

オレンジの壁紙のリビングに紫×ホワイトのラグをコーディネートした例。

壁が暖色なので少し暑苦しい印象を受けますが、このリビングで過ごすと、いつでも心が明るくなるような気がしますね。

壁をダークブラウンにして、紫のカーペットをコーディネートした例。

壁の色は別にして、カーペット&ソファ&クッション&オットマンの色使いに注目。
オレンジと紫を効果的に使った居心地の良さそうなインテリアです。

紫のソファとオレンジのレザーソファをレイアウトしたリビングの例。

インテリアの中で広い面積にいろんな色を使うとゴチャっとした印象になりがちですが、この部屋はすっきり!!
その理由は、床面の色味がライト系だからでしょうね。

ダイニング

紫のアクセントクロスを壁の一部に張り、オレンジのダイニングチェアをコーディネートした例。

隣接するリビングのソファに合わせるクッションは、ダイニングチェアと同じオレンジ色。
同じ空間の異なるスペースを上手にカラーコーディネートした事例は、マンションのリビングダイニングで真似できそうですね。

紫×黄色のインテリアコーディネート実例

リビング

紫の3Pソファと黄色の1Pソファを2脚レイアウトしたリビングの例。

広いリビングの例ですが、黄色と紫をソファに使うという思い切ったインテリアが逆にお洒落な印象をもたらしていますね。
ソファって無難な色にしがちですが、色を楽しんだ方がインテリアのバリエーションが広がる気がします。

黄色と紫のランダムカラーのL字ソファのコーディネート例。

壁面にも黄色をポイントにした家具やアートを飾ってあるので、部屋全体で一体感が生まれています。
こういうセンスのあるトータルコーディネートって、難しそうですが、写真を参考にしながらなら出来そうな気がしてきませんか?

紫のソファと黄色のカーテンをコーディネートしたリビングの例。

クッションやラグにも黄色を使ったこの部屋のトータルカラーコーディネートの仕方が素敵♪
何もないリビングに家具を揃えてインテリアを作っていく場合は、「どんな色を組み合わせるか?」を最初に考えておくとスムーズにコーディネートできそうですね。

ダイニング

紫の壁紙のダイニングに黄色のダイニングチェアをコーディネートした例。

北欧風のダイニングチェアのデザインが素敵!!
壁色を事例のようにするのが難しい場合は、テーブルクロスの色を紫にする方法もありかも。

赤紫のカーテンと黄色のファブリック製のダイニングチェアをコーディネートした例。

カーテンの色はピンクに近いですが、暖かく会話が聞こえてきそうなインテリアです。
紫と黄色って本当に相性抜群ですね♪

寝室

ホワイトのベッドリネンに黄色と紫のアクセントカラーをプラスした寝室の例。

枕カバーと掛け布団(?)だけに色を使うというシンプルなコーディネートなら、インテリア初心者でも簡単に真似できそう!!

淡い紫のベッドリネンに黄色の布をかぶせたエネルギッシュなベッドコーディネートの例。

ベッドの上にある細長い布はベッドスローという名称で、日本ではホテルでよく見かけますが、海外では一般的な家庭の寝室でもよく使われるインテリアアイテムです。
こういった海外の習慣に基づいたインテリアも住まいに取り入れるとワンランク上のコーディネートができそうですね。

黄色のベッドリネンに紫の布をかぶせたエネルギッシュなベッドコーディネートの例。

1個前の事例の逆バージョン。
黄色と紫、どちらの面積が多いかで、受ける印象はガラリと変わります。
1個前のは、落ち着きがある感じ、この事例が元気いっぱいといった感じでしょうか…。

紫×ブルーのインテリアコーディネート実例

リビング

黄色の壁紙、水色のソファ、紫のオットマンをコーディネートしたリビングの例。

何というカラフルさ!!
個性的ではありますが、こんなリビングで1日過ごして「どんな風に感じるか?」を実感してみたいものです。

木製のソファにグレー、水色、紫のクッションをコーディネートし、ラグにもブルー系の色合いを組み合わせたリビングの例。

薄い色同士のクッションの組み合わせなので、色んな色が混じっていてもゴチャゴチャした印象を受けません。
夏に参考になりそうなコーディネート事例です。

紫の一人掛けチェアにダークブルーのラグを組み合わせたエレガントなリビングの例。

床がダークカラーなので、重厚感たっぷり♪

ダイニング

紫の壁紙に淡いブルーのダイニングチェアを組み合わせた例。

ダイニングチェアの色が薄いので、ブルー系のインテリアでも、食事をする場所に相応しいという印象を受けますね。

水色と紫のダイニングチェアを交互にコーディネートした6人掛けダイニングテーブルセットの例。

こういった色合いのダイニングチェアって通販で何回か見かけたことがあります!!
チェアのカラーをミックスにするという発想が今までなかったので、このアイデアはこれから先のコーディネートの為に頭の片隅に置いておこうと思います。

寝室

ホワイトのベッドリネンにターコイズブルーの枕カバーと紫の掛布団(?)をコーディネートした例。

紫×黄色のところで紹介した寝室にも似たような事例がありましたが、枕カバーや掛け布団カバーなら、インテリアに飽きた場合、すぐにインテリアチェンジできそうですね。

紫のカーテン、紫のベッドリネンに水色の枕カバーをコーディネートした例。

床も壁もグレーなので、暗い印象がしますが、床がライト色で壁が真っ白でも違和感がないコーディネートですね。
インテリア事例を見ながらコーディネートする場合は、全体ではなく、一部のコーディネートを切り取って真似するのもありですよ。

薄い紫の壁紙の寝室に水色のカーテン&水色のベッドリネンをコーディネートした例。

これまでに無かった柄入り水色のインテリア例。
好みは分かれると思いますが、エレガント系インテリアが好きな方なら“おっ!!”という感じではないでしょうか?

[参照元：Houzz Inc]