「お部屋に大きな観葉植物を飾りたい!!」と思っている方は、いらっしゃいませんか?
約2週間前、念願の観葉植物をダイニングに飾った我が家。
人生初の観葉植物を置いた場所は、ペンダントライトの傘と同じくらいの位置です。
「部屋に自然をプラスするとこんなにもエネルギーを感じるものなの。」と気分の違いを実感している最中(単なる妄想?)ですが、1個置くと不思議なもので「もう1個増やそうかな。」「違う場所にも置こうかな。」と観葉植物への関心が増大。
しかも、現在置いてる場所は、椅子に座ると目に入らない位置なので
- ソファや椅子に座ってる時にも、植物が目に入るテーブルやTV台の上
- どこにいても目に入るデッドスペースになってる部屋のコーナー
など、新しく置けそうな場所を物色しているのですが「部屋のコーナーに置くのは単に背の高い植物を選ぶだけでOKなのかしら?」と疑問が…。
というのも、大きな観葉植物は、現在置いてるポトスのように500円以内で買えるものではないですし、観葉植物育てた歴がまだ2週間の私には、そこにどの程度コストをかけるのが妥当なのか判断がつきません。
「勢いで買ってしまって枯らしてしまうのは嫌だな~」というのが正直な気持ちです。
また、ガーデニング専門店で数種類の鉢植えを見てると、観葉植物というひとくくりの中でも、葉っぱの大きさや多さに違いがあり「リビングの隅にドドーンと存在感のあるようにするには、どの植物を選べば良いのかしら?」とわからない点も多いのが事実。
そこで私を含め、初心者でも育てやすそうな大型の観葉植物5種類とそれらがある部屋のインテリア例を紹介していきたいと思います。
大型の観葉植物とインテリア例-目次
1.南国気分を醸し出すオーガスタとインテリア例
植え替えや剪定などのメンテナンスが必要ですが、存在感は抜群です。
テラスが隣にあるリビングのテラス側にオーガスタの鉢植えを置いた例。
ライトグレーとホワイトのシンプルなコーディネートに、大きな葉っぱが映えてる!!
アジアンテイストの家具を使ってる訳ではないのに、リゾートっぽい雰囲気がしますね。
リビングの窓側のコーナーにオーガスタの鉢植えを置いた例。
天井まで届きそうな葉っぱの迫力が凄い!!
茶色のファブリックソファにゼブラ柄のクッションを組み合わせることで、アフリカンな印象も。
2面を窓に囲まれたベッドルームのコーナーにオーガスタを飾った例。
まるでリゾートホテルみたい♪
上にクッションを2個並べたネルソンプラットホームベンチとの相性も抜群です。
リビングの窓際のコーナーとTV台の横にオーガスタをシンメトリーにレイアウトした北欧リビングの例。
黒のソファにグレーのラグを組み合わせた、ちょっぴり冷たさを感じる空間に大きな観葉植物で温もりをプラスするアイデアが素敵!!
茶色のバルセロナベッドと背もたれが一部キャメル色のチェアを向かい合わせに置くコーディネート法も参考にしたいです。
ライトグレーの3PソファをL字にレイアウトし、コーナー部にオーガスタを飾った例。
観葉植物を置くと一気にナチュラルな雰囲気になるのかと思いきや、このお部屋が冷たい印象のままなのはカーテン、ラグ、クッションが白だから?
広々と清潔感を感じる空間に緑で癒しをほんの少しだけプラスしたインテリア例です。
腰窓を背にソファをレイアウトし、窓とソファの間に大きなオーガスタを4つ並べた例。
オーガスタの垣根!?
明るい黄色のカーテンと葉っぱの緑のコーディネートが、とても美しい!!
2.お部屋に活力を演出!ゴムの木とインテリア例
ネーミングの通りゴムの木は“木”なので、天井に向かって伸びる幹や幹から伸びる青々とした葉っぱが生き生きとした部屋を演出してくれます。
ダイニング
質感のある北欧テイストの木製円形テーブル&木+黒レザーチェアの4人掛けダイニングの後ろにカシワバゴムの鉢植えを飾った例。
グレーのシェードのフロアランプが葉っぱの間から飛びててるように見える!
北欧チックなインテリアと大きな観葉植物って相性抜群ですね。
間仕切りの無いダイニングの廊下の端に天井まであるゴムの木を飾った例。
立派な葉っぱが迫力満点!!
6人掛けダイニングと離れた位置に置いてあるので、さほど圧迫感を感じ無さそう。
リビングダイニング
一面が掃き出し窓になったリビングダイニングのリビングとダイニングの幅60cmほどの壁にゴムの木を飾った例。
マンションのレイアウトの参考にすると良さそう!
茶色のレザーと観葉植物の組み合わせは、土と自然を連想させるので、くつろげるリビングダイニングを演出したい時に真似すると良いですよ。
リビング
リビングのコーナーにひじ掛け付きの格好良いダークブラウンのレザーチェアを置き、背面にゴムの木を飾った例。
観葉植物の鉢植えをポツンと奥よりも特別感がある!
「コーヒーを飲みながらゆっくりと読書をしたい!」という場合に参考にすると良さそうなコーディネート例です。
リビングの窓際に高さ2mほどのゴムの木を飾った例。
壁の的みたいなペイント+ウッドチェアやゴムの木を籠に入れる自然を感じるインテリアの作り方がおしゃれ♪
こういう壁面が一か所あるだけで、リビング全体がグンとセンスアップして見えそうですね。
4畳半ほどの狭いリビングの窓際のコーナーに2mほどあるゴムの木を置いた例。
ソファを2台L字にレイアウトし、デッドスペースになった部分を植物置き場(?)にするアイデア。
これなら、狭い部屋でも通路の邪魔になりませんね。
薄いピンクの3Pソファと薄い黄色の1Pソファ×2をL字にレイアウトし、1Pソファ同士の間にゴムの木を飾った例。
窓のある凹んだ壁を上手く活用した配置に脱帽!!
1個前の事例と家具のレイアウトは似てますが、ソファを2台ではなく、一人掛けソファ×2にした方が圧迫感が少ない気がします。
3.初心者に人気!パキラとインテリア例
ネジネジとした幹や紅葉を大きくしたような5枚に開いた葉っぱが特徴です。
廊下のコーナーに高さ1mほどのパキラを飾った例。
ブルーの幾何学模様の正方形アートを2枚並べて観葉植物とコーディネートするアイデアがおしゃれ♪
部屋に入るだけの場所(ホール部分)の事例ですが、リビングのコーナーで真似ても良さそう。
リビングの壁面にアートを段違いに2枚飾り、下部にパキラと黒のフレーム入りのアートを飾った例。
1個前の事例と同じくアートと観葉植物の組み合わせ。
観葉植物を飾る時って、植物だけにとらわれがちですが、周りに置くもの(この場合はアート)も踏まえてトータルでコーディネートした方が素敵なインテリアが作れそうですね。
バスルームの窓辺にパキラ(一番右)を飾った例。
「お風呂の中に観葉植物!?」とビックリ!!
調べてみるとパキラは熱帯原産なので湿度が高い場所でも育つ模様です。
リビングの窓辺に高さ2m以上あるパキラを飾った例。
人の背を超える大きさが迫力満点!!
葉っぱがしおれて垂れ下がってるように見えますが、ここまで大きくなると重力で下を向いてしまうんだろうか…。
4.モノトーンに映える!モンスラとインテリア例
白・グレー・黒でまとめたモノトーンインテリアとの相性抜群です。
ホワイトのデスク兼収納の隣に青々と茂ったモンスラを置いた例。
このモンスラ、立派過ぎる!!
家具類を主張しないライトグレーや白でまとめると、観葉植物の緑が際立って見えますね。
パインのフローリングの寝室のコーナーにモンスラの鉢植えを飾った例。
ミッドセンチュリーテイストのチェストとのコンビが素敵♪
差し込む朝日と緑の葉っぱのおかげで清々しい朝を迎えられそう!!
ホワイト×黒でコーディネートした格好良いリビングの窓際にモンスラを飾った例。
うぁ~、こんなインテリア憧れる!!
無彩色のモノトーンコーディネートに、有彩色は観葉植物のみ。
壁も天井も真っ白なお家の事例なので、白の面積が多い日本のリビングでもすぐに真似できそうな気がします。
オールグレーでコーディネートしたリビングのソファの隣にモンスラを飾った例。
窓と反対側の陰になる位置に観葉植物を置いた珍しい例。
「この位置にモンスラを置くのはどうなの?」と調べてみると「モンスラは直射日光に当てない方が良いけれど、日陰過ぎるのもダメ」なようなので絶妙な位置かも。
黒×グレーでコーディネートしたリビングのソファの隣にモンスラを飾った例。
1個前の事例の更に暗いカラーコーディネートバーション。
これだけ暗いと観葉植物が際立って見えない!?
5.まるで涼しい風が吹き抜けていくよう!ヤシの木とインテリア例
他の植物と比較すると存在感が薄いですが、涼し気な雰囲気や開放感のあるインテリアを演出するのに向いています。
白の円形テーブルにナチュラルウッドカラーのチェアを組み合わせた4人掛けダイニングの周りにヤシの木を飾った例。
まるで植物園?
ヤシの木の他に大きな葉っぱの観葉植物をレイアウトした動きのあるコーディネートがおしゃれ♪
種類が増えると育てる手間がかかってしまいますが、ヤシの木を皮切りに観葉植物マスターになりたいものです。
ダークブラウンのモダンなダイニングテーブルセットを置いたダイニングに高さ2m以上のヤシの木を飾った例。
片側に光を浴びたヤシの木が立派過ぎる!!
ヤシの木の葉っぱから白の壁が透けて見えてるせいか、アジアンっぽい雰囲気も。
リビングの壁に沿って紫のソファ×2をL字にレイアウトし、デッドスペースになったコーナーにヤシの木を飾った例。
紫と緑は同じ中性色なのでカラーコーディネートの相性抜群!!
暑さや寒さを感じないリビング例なので、四季がある日本のリビングにも合いそうです。
紫のエレガントなヘッドボードのベッドサイドに、天井まで伸びるヤシの木を飾った例。
清々しい雰囲気!
葉っぱ同士の隙間が多いヤシの木を飾ると部屋が広々と見えるような気も。
2面を窓に囲まれたリビングのコーナーに高さ2m以上あるヤシの木を飾った例。
そばに置いてある黒レザーのチェアは、イームズラウンジチェア by Herman Miller。
イームズラウンジチェアを置いた部屋は、重厚感のあるモダンインテリアというイメージが強かったのですが、この事例のようにトロピカルにも出来るんですね。
ベージュのコーナーソファにダークオレンジのアクセントカラーをプラスしたリビングにヤシの木を飾った例。
こ、これはリゾートっぽい!
「天井のデザインが南国風だから?」と思って写真を天井が見えない位置までずらしてみたのですが、やっぱりリゾート風に見える!!
コーナーに置いてあるのがヤシの木でソファの背面にあるのがモンスラです。
リビングの柱型にヤシの木を飾った例。
大きく広がった葉が、柱型と同じ幅…。
高さ2m以上、幅1m以上ありそうな存在感たっぷりのヤシの木は、リビング自体が広いから置いても大丈夫なのかな?
4畳半くらのリビングだとヤシの木で空間が占領されてしまいそうな気も。
黒のコーナーソファとオレンジのチェアをコの字にレイアウトしたリビングにヤシの木を飾った例。
チェアのオレンジ、リビングテーブルの上のオレンジとヤシの木が空間をトロピカルな雰囲気に!
育ちすぎて天井を葉っぱが這って行きそうな勢いですが、置いてある場所がデッドスペースなので何の妨げにもなりませんね。
窓辺の一人掛けソファの隣に高さ2m程度のヤシの木を飾った例。
日当たりの良い場所にある特等席が羨ましい…。
薄いイエローの壁に、茶色のソファ+観葉植物の緑の3色コーディネートも参考にしたいです。
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ほとんどが2mを超える観葉植物の事例だったので、その大きさに圧倒された方も多いのではないでしょうか。
ガーデニングコーナーに行って目移りばかりしていた私は、今回のトピックを書いていて一つ発見したことが…。
それは「葉っぱの形状でインテリアに与える影響が違う」ということ。
大きな葉っぱが1枚だけ上に伸びてる植物(オーガスタやゴムの木)を置いた部屋と葉っぱが割れてる植物(モンスラやパキラ)を置いた部屋を比較すると、瑞々しい印象がするのは大きな葉っぱが1枚だけ上に伸びてる植物の方かな?と。
パキラが余りにも有名なので、8割がたパキラにしようと思ってましたが、考えを改めてゴムの木にチャレンジしてみようかな?