パリのインテリアと聞いて、皆さんはどんなお部屋を想像しますか?
私は、現実でパリのお家を見たことが無いにも関わらず、“カラーコーディネートが上品で、エレガントな調度品をあしらったフェミニンなインテリア”という印象を持っています。
この感覚が一体どこから生まれて来たのかは定かではありませんが、TVで見るパリの街並みや雑誌で紹介されているファッションブランドの影響が大きいのではないでしょうか?
では、実際には、パリのインテリアはどんな感じなのか?
今回は、実際にパリにあるアパルトマン(アパート)の室内インテリアを部屋(家)の大きさ別に紹介していきます。
パリのインテリア-アパートの広さ別インテリア-目次
1.50㎡以下のアパートのインテリア実例
1-1.爽やかなブルー使いがおしゃれなパリの一人暮らしのワンルームインテリア
一人暮らしの参考になりそうなワンルームのインテリア事例です。
コンパクトなホワイトのキッチンの横にすぐリビングがあるタイプの部屋。
メインカラーをグレー、アクセントカラーをアクアブルーにしたファッショナブルなカラーコーディネートが印象的です。
ソファとウォールアートのコンビネーション。
エスニックな柄のクッションと大きな花を描いた油絵っぽいアートが素敵♪
アクアブルー、オレンジ、グリーンなどクッションに使われている色とアートに使われている色が同じなのがポイントです。
キッチン横の廊下から見た写真。
窓の左側のコーナーにフロアスタンドを置いて、アートに向かってライトを照射することで、奥行感を出す小技が使ってあります。
一人暮らしのお部屋でも、ここまでインテリアにこだわった演出が出来るなんて!レベルの高さを感じます。
キッチンの前からソファの前スペースを見た写真。
スペースを遮る大きなリビングテーブルは置かずに、小さな円形テーブルとスツール2個をレイアウト。
これなら、4人までなら対応できるので、実用的な上に、見た目もおしゃれ♪
テーブルをホワイト、スツールをブルーにしたカラーコーディネートも参考になります。
キッチン横の廊下の壁には直径1mほどのアンティークデザインの大きな時計が!!
リビングから廊下を見ると、まるでインテリア雑誌に載ってるおしゃれな人のお家みたいなハイセンスなコーディネートに仕上がっています。
狭いスペースに、なるべくコンパクトな家具を置き、カラーコーディネートで更に広々と見せる技は、日本人の私たちでもすぐに真似できそうですね。
1-2.レンガ壁を活用したパリのインダストリアルインテリア
最近、話題のインダストリアルインテリアは、レンガ壁を生かして、ヴィンテージデザインの家具や照明器具とコーディネートする格好良いデザインです。
まずは、キッチン。
グレーに黒の取っ手の格好良いキッチンにIKEAのステンレスバーを壁面に取り付けた例。
マグカップだけでなく、ポットフラワーまで飾ってあって可愛いですね。
キッチンの左側のレンガ壁の方向には調理器具が独立して配置してあります。(下の写真)
こちらは吊戸棚の代わりにウォールシェルフを壁に取り付け、スパイスやグラスの収納に。
お鍋もハンギングレールにぶら下げてインテリアの一部のようなレイアウトです。
キッチン前から窓の方向を見ると、5人掛けのヴィンテージなダイニングスペースが登場します。
ダイニングスペースは窓側に木製ベンチ、残り三方は、インダストリアルデザインのチェアを3脚。
ダイニングのペンダント照明もインダストリアルデザインです。
ダイニングの横には、リビングがあり、イエローのソファをコーディネート。
このソファはフランスの高級ソファメーカー、Ligne Roset(リーンロゼ)のもの。
日本でも購入可能なので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
ひとつながりになったリビングとダイニングの窓の間の壁には、電気パイプに電飾を巻き付けて、ポップなアートが飾ってあります。
インダストリアルデザインのフロアスタンドがとってもおしゃれです!!
1-3.ホワイト×グレーで上品なインテリアを演出!25㎡のパリの一人暮らしインテリア
狭いワンルームの場合、カラフルで目立つ色よりも、薄い色でコーディネートした方が、お部屋が広々と見えます。
でも、薄い色でまとめた部屋は、「地味な印象になるから最初から選択肢に無い。」という人もいるでしょうね。
そんな方も、このインテリアを見れば、カラーコーディネートの印象が変わるかも!!
キッチンのすぐ隣にリビングスペースがある、とっても狭いアパートです。
ホワイト扉のキッチンに薄いグレーのコーナーソファをレイアウトし、カーテンと壁色をピンクベージュにして女性っぽい雰囲気に。
壁のブラケット照明がとってもエレガントですね♪
窓側からキッチンの方向を見た写真。
一人なら普通、二人なら、少し窮屈に感じそうな部屋の大きさなので、背の高い家具やチェストは置かずにコンパクトにまとめてあります。
ソファに座るとこんな風に部屋の中が見えます。
寝室につながる入口の左右の壁を利用して、左にはTVボード、右にはコンソールテーブルの上に大きなミラーをレイアウト。
キッチンの横にはコンパクトなデスクスペースが設けてあります。
コンソールテーブルのディスプレイはこんな感じ。
アンティーク風のミラーにキャンドルのディスプレイが雰囲気抜群です!!
ホワイト、グレー、ベージュのコンビネーションだけで、こんなに上品なインテリアが作れるなんて新発見ですね。
1-4.カラーセンスを学びたい!30㎡のパリのLDKインテリア
パリと言えば、はっきりとした色を使うインテリア。
冒頭に私がイメージしてたパリのアパートのインテリアは、こんな感じです。
ソファ:Emlyn by Habitat
ピンクと紫のソファを対面式にレイアウトしたリビング。
一瞬、派手と感じるのですが、ピンク、紫、ブルー、オレンジ、緑、赤など様々な色を使いながら、ゴチャっとしていないコーディネートの仕方にカラーセンスを感じます。
腰窓の下に背の低いホワイトのキャビネットを並べて、その上にクッションを2個置くアイデアが素敵!!
このキャビネットは、リビングの奥にあるダイニングスペースの端まで続いています。
同じ空間にあるダイニングは、乳白色のガラス天板にスチール脚を組み合わせたエレガントデザイン。
リビング側とは異なり、こちらは、ブラックのキャビネットと白のダイニングセーブルセットを組み合わせたシンプルなコーディネートです。
リビングの真横には、キッチンスペースがあり、I型キッチンと逆L型のブラックを基調としたシステムキッチンが並んでいて、まるで、背の高い収納家具が置いてあるかのよう。
ピンクと紫のソファと黒のキッチンの組み合わせが、格好良く見えます。
アクセントカラーにたくさんの色を使ったインテリアですが、同じ空間にある家具(リビング収納&ダイニングテーブルセット&キッチン)がブラックとホワイトというシンプルなカラーチョイスなので、ごちゃごちゃした印象がしないんですね。
インテリアに色んな色を取り入れる時は、家具の色にも注目するとセンスあるカラーコーディネートができそうですね。
1-5.アクセントカラーの取り入れ方を見習いたい!30㎡のパリの1LDKインテリア
続いて、さっきの事例のようなシンプルなカラーコーディネートに、ハッキリした色を1色だけプラスしたLDKのコーディネート例。
インテリアカラーの基本はベースカラー:ナチュラルブラウン、メインカラー:ホワイト・グレーのLDKです。
インテリアサイトや家具のネット通販でよく見かけるカラーコーディネートですね。
窓側からキッチンダイニングを見た写真。
ホワイトの50cm×80cmほどのダイニングテーブルに真っ白なカウンターチェアのコーディネートがおしゃれです!!
この空間に、イエローのイームズのシェルチェアを置くと、更にインテリアがセンスアップ!!
アクセントカラーは、クッションや小物で入れることが多いのですが、家具でプラスするアイデアがパリっぽいですね。
キッチン横の通路からリビングを見た写真。
いかがですか?
イエローのチェアがあるだけで、インテリアが華やかになりましたよね。
インテリアを作る時、「アクセントカラーを気にしたことが無かった。」という人も、こんな事例を見れば、差し色(アクセントカラー)の重要性に気付くのではないでしょうか。
1-6.モダン×エレガントを融合!ファッショナブルな32㎡のパリのLDK
賃貸の場合、いつまで住むかわからないし、「家具は安いのでいいや。」と思ってしまいがちですが、引っ越しの度に家具を買い替えるのは大変だし、トータルで考えると、何度も買い替える方が割高になってしまう可能性もあります。
引っ越しを何度も繰り返しそうな予感がする場合でも、モダン、エレガント、北欧など、基本的なインテリアテイストだけ決めておいて、質の良いデザインの家具を選んでおくと、心が豊かになるのでおすすめです。
そんな時の参考になりそうなホワイトを基調としたエレガントな家具のあるワンルームの事例です。
ホワイト扉のフロアキャビネットに黒のカウンター&ウォールキャビネット、ワインレッドのキッチンパネルを組み合わせた格好良いキッチンの前に、鏡面ホワイトとスレンレスを使ったモダンなダイニングテーブルのコーディネート。
キッチンに圧倒されてしまいそうですが、注目すべきは、ダイニングテーブルセットの色とデザインです。
どんな床色にも合うホワイト、シンプルなデザインが選んであるので、次の棲家の内装がどんな色でも合うような気がしませんか?
ダイニングの隣にあるリビングスペースの家具も全部ホワイトです。
エレガントな印象をアップさせるためにピンクの花をオットマンの上に置いてありますが、家具のデザインの基本は、全てシンプルです。
ダイニングスペースとリビングスペースの隙間の写真。
ダイニングテーブル&チェアのデザインとリビングテーブルのデザインが同じ(ホワイト×ステンレス)なので、インテリア全体にまとまりがありますね。
リビングソファの写真。
この部分だけ見ると学生さんの一人暮らしのお部屋みたいですが、ホワイトの家具で少し良いものを選んでおくと、周りに置くアイテムによって、エレガントなコーディネートが出来るというのが伝わったかと思います。
2.50~99㎡までのアパートのインテリア実例
2-1.3色コーデがセンス抜群!60㎡のパリのモダンインテリア
「インテリアに色んな色が使いたい!!」
そんな時に参考になりそうな事例です。
薄い紫色のアクセントクロスに猫の大きな写真を飾ったダイニング。
木目の脚にガラスを組み合わせたダイニングテーブルと木のダイニングチェアの組み合わせです。
チェストはダイニングテーブルセットに合う、ウッド系。
手前がリビングスペースになっていて、リビングのカラー使いは3色です。
紫の2Pソファと黄緑の一人掛けソファの対面スタイルに、赤のラグマットをコーディネート。
暖色(赤・黄)に中性色(紫・緑)の組み合わせなので、奇抜な感じがせず、しっくり馴染んでいますね。
リビングの奥にあるワークスペースは、ホワイトを基調にしたモダンインテリアです。
紫のソファから黄色のソファを見た写真。
壁に掛けてある大きな時計がおしゃれ♪
パリのアパートは大きな時計を飾るのが定番なんでしょうか…。
2-2.ホワイトをメインに広々とした印象をキープ!65㎡のパリのLDKインテリア
フローリングの色が薄い住まいの場合、濃い家具を置いて格好良いインテリアにしたくなってしまいますが、ホワイトを組み合わせると、部屋の広さを殺すことなく、開放感のあるインテリアが作れます。
そんな良いお手本となりそうなアパートのインテリアです。
ホワイトのソファをL字にレイアウトし、壁面にホワイトのキャビネット&ウォールシェルフをコーディネートした例。
片側(向かって右)の壁は、天井いっぱいまで収納スペースが取ってありますが、色が白なので圧迫感を感じませんね。
ダイニングスペースからリビングを眺めた写真。
リビングの家具が全部白なので、明るくて開放的な印象です。
リビングからダイニングスペースを見た写真。
ダイニングもテーブルは白です。
ダイニングチェアは、ウッド×2脚にメッシュ×2脚のミックスコーディネートで、こちらもシンプルで圧迫感のない印象です。
白でまとめたインテリアは、少しよそよそしい雰囲気や緊張感を生んでしまう場合があるので、壁面には、モノクロを主体としたアートを飾って、和やかな雰囲気が演出してあります。
2-3.モノトーンが格好良い!65㎡のパリのLDKインテリア
モノトーンインテリアやモダンインテリアが好きな人の心をくすぐるインテリア事例です。
まずは、キッチン。
ホワイトキャビネットにナチュラル色の木製カウンターを組み合わせたシンプルなシステムキッチンです。
写真の右側は、対面カウンターになっています。
キッチンカウンターに黒のカウンターチェアのコーディネート。
チェアのデザインを見ただけで、「このLDKのインテリア、素敵に違いない!!」と思えてきますよね。
カウンターチェアの背面がダイニングスペースです。
キッチンからダイニングスペースを見た写真。
ダイニングからキッチンカウンターを見た写真。
カウンターチェアと同じ黒の脚+ガラス天板の華奢なデザインのダイニングテーブルにシンプルなホワイトのウッドチェアをコーディネート。
ダイニングスペースの片隅にある、黒のフレームのミラーが、リビングにある真っ赤なTVボードを映し出し、殺風景なダイニングスペースに彩りを加えています。
この技は、かなりインテリア上級者!!!
部屋にアクセントがほしい時のアイデアに、「鏡越しにカラフルなアイテムを映す」。
覚えておきたいですね。
ダイニングの後ろは、リビングになっています。(つまり横長リビング)
黒のソファ、黒のスツール、ホワイトのスツール、ブラウンのリビングテーブル、ダークグレーのラグマットのコーディネート。
収納は、黒のラダーシェルフを使って、すっきりとしたインテリアが演出してあります。
リビングを少し角度を変えてみるとこんな感じ。
ラダーシェルフの横にある、床置きの黒のフレームに入れたポスターがインテリアをグーンと雰囲気良くしている印象です。
TVは写真を取ってる場所付近にあり、さっき鏡に映ってた真っ赤なモダンデザインです。
男性的な印象もしますが、めちゃくちゃ格好良いインテリアです。
そういえば、これまで紹介した事例には、インテリアには欠かせないと言われる観葉植物が見当たりませんが、パリでは、インテリアグリーンは必需品ではないのかな?
2-4.赤の使い方がセンス抜群!!65㎡のパリのLDKインテリア
インテリアに赤を取り入れると、お部屋全体が明るくエネルギッシュな印象になりますよね。
でも、赤と住まいの基本となる“木”を組み合わせるのって、意外と難しく感じませんか?
ソファやチェストなど、面積を取る家具ではなく、さり気なく赤を取り入れて、おしゃれにまとめたい時に参考になる事例です。
黒のスタイリッシュなダイニングテーブルに透明チェアの組み合わせ。
8脚中6脚が無色透明、2脚を赤にしてあるところからして、既に、センスを感じますね。
ダイニングの横にはリビングがあるのですが、こちらはホワイトのソファやチェアを中心としたシンプルなコーディネート。
ダイニングとリビングの間にあるデイベッドには赤のクッションを置いて、アクセントに。
横長リビングの片側は、ホワイトのシステムキッチンとリビング収納がつながってる感じです。
ホワイトが多い空間に赤をポイントに使う技。
この事例を見てると、アクセントカラーって、意外と簡単に使えそうな気がしてきませんか?
2-5.イエローとパターンの使い方がおしゃれ♪70㎡のパリのリビングダイニングインテリア
イエローをアクセントカラーに使った例は、一人暮らしのアパートで紹介しましたが、もう少し広ファミリー向けの住まいでイエローを効果的に使った事例です。
今風のキッチン&ダイニング&リビングが一つになった開放的なワンルームタイプではありませんが、リビングダイニングのインテリア作りの参考に。
ダイニングの入り口の壁に蜂の巣みたいなデザインの黄色のパターン壁紙。
何と個性的な模様なの!?と思ったら、デザイナー、デービッド・ヒックスの作品でした…。
ダイニングは、エーロ・サーリネンのテーブルにイームズのチェアを組み合わせたデザイナーズ家具コンビ。
アクセントカラーをペンダント照明のシェードに使ったセンスのあるコーディネートです。
ダイニングの隣にあるリビングスペースには、グレーのソファにネイビーのリビングテーブルを組み合わせて、少しカジュアルテイストに。
リビング収納のデザイン&色使いがとってもおしゃれ♪
この収納を正面から見たのが下の写真。
ホワイトのオープンシェルフをベースに黄色とオレンジ色のユニットを組み合わせたポップなコーディネートです。
この色使い、小さな子供がいる住まいで取り入れると、スタイリッシュでありながら、程よい暖かみも感じる部屋になりそうですね。
2-6.ホワイト×ダークグレー×イエローのバランスが抜群!!85㎡のパリのDK+リビングインテリア
黄色をアクセントに使った事例をもう一つ。
今度は、グレーとホワイトをベースにしたインテリアにイエローを足した形なので、1個前の事例よりも大人っぽい印象です。
壁紙:Papier peint Mosaic by Etoffe.com
グレーのラグマットにグレーのソファ、ブラウンのテーブル、黄色のチェアをコーディネートしたリビング。
同じ空間にあるデスクスペースは、壁紙を変えて、雰囲気が変わるように工夫されていますが、部屋全体の色使いや家具のデザインは同じなので、違和感がありませんね。
同じアパートのキッチンコーディネート。
リビングとは別にキッチン&ダイニングがある住まいですが、こちらも黄色をアクセントに。
ペンダント照明とトースターに黄色を使うという、カラーセンスが抜群です!!
カウンターチェア:by HAY
ダイニングスペースも含んだキッチンの写真。
ダイニングチェアとカウンターチェアは違うデザインですが、ホワイトにウッドの脚という共通点があるので、シリーズものの椅子のように見えますね。
カウンターチェアは、北欧インテリアで今話題のHAYです。
2-7.部屋ごとに色を分ける時の参考に!96㎡のパリのファミリーアパートインテリア
ファミリー暮らしの場合、家族で過ごすリビング&ダイニングは大人の趣味、子供部屋は子供らしいインテリアにしようと考える人も多いのでは?
家族それぞれの好みを生かしたインテリア作りに参考になりそうな、リビング、寝室、キッチン&ダイニング、子供部屋のコーディネート例です。
家族で過ごすリビングは、グレーのソファにベージュのラグを敷いて、大人っぽい雰囲気です。
ソファの背中側にあるリビング収納は、浅葱色。
コロンと丸いレトロソファの色とも合ってて、しかもクッションコーデもばっちり!
鮮やかな青ではなく、少しくすんだ青なので、凄くお洒落に見えますね。
キャビネットの中、ソファサイドを照らす、スポットライトや間接照明の使い方も参考になります。
大人用の寝室にも同じ青を使ったカラーコーディネートです。
家具も壁も同じ色なので、ペンキかな?
キッチン&ダイニングは、目立つ色を使わずに、落ち着いた清潔感のあるコーディネートです。
薄いグレーのキッチンに、木製のダイニングテーブルとグレーのチェアを組み合わせ。
壁のタイルがとっても可愛いですね♪
女の子の部屋。
ホワイトの収納キャビネットの間に花柄の壁紙を張って、ガーリーに仕上げたインテリアです。
幼さを感じさせるのは、小さな壁紙だけなので、成長とともに張り替えることも可能ですね。
1個前の収納の反対側には、ベッドスペースがあり、ピンクベージュのカーテンにグレーのベッドリネンのコーディネートで、少し大人っぽい雰囲気も。
子供用の勉強スペースは、薄いブルーにして、落ち着きのある雰囲気に。
しかも、デスクが壁の中にあるので、とっても集中できそうですね。
パリのインテリアと言えば、可愛らしくて、ピンクが多くて(ショッキングピンクではなく淡いピンク)、レースが多く使われたガーリーなものばかり出てくるのかと思ってましたが、意外とモダンなインテリアが多かったですね。
今回紹介した中で、一番のお気に入りは、グレーとホワイトで作るエレガントなインテリア空間です。
モダンデザインの家具で、あんなに女性っぽいインテリアが作れるのは、新発見でした。
あと、「パリのインテリアには、グリーン(植物)が少ないな~。」というのが正直な感想です。
その代わりに花が多かったような…。
緑で癒されるという感覚は、世界共通なのかと思ってましたが、そうでもないのかもしれませんね。
[参照元:Houzz Inc]