ここ数日、真鍮取手ばかり探しています。
そこで、手に入れたのがこの2種類。
店舗の玄関部分のドアに使う予定です。
これを購入するに至るまで、ネット上にある100個以上の取手の写真を見て、頭を混乱させた私。
というのも、”真鍮取手”と言っても、シンプルな棒タイプ(?)や、いかにもアンティークなゴテっとしたタイプなど、たくさんのデザインがあり、色に関していえば、艶やかでキラキラとしたゴールド、使い古した感のある古美色など、同じような形でも色味によって雰囲気が変わって来るんですよね。
更に値段も1万円を切るものから、1本数万円もする高価なものもあったり…。
最終的には、さじ面が特徴的な無垢材を使ったドアに合いそうなゴージャスなものをチョイスしてみましたが「取手ばかりを何個も見ずにドア全体のイメージを見た方が、取っ手を決めるのがもっと早くできたかも…」と思っています。
そこで、ドアに真鍮の取手を使いたい時に参考になりそうなインテリア例をお部屋ごとに紹介していこうと思います。
真鍮取取手のコーディネート例-目次
1.リビングドアに真鍮取手をコーディネートした例
グリーンのドアに真鍮製の煌びやかなゴールドの取っ手を取り付けた例。
深いグリーンと金色が、とっても似合ってる!!
扉正面の写真ではありませんが、丁番も真鍮製で、とっても素敵です。
ちなみに、このグリーンは、Hunter Green by Benjamin Mooreです。
薄いグレーのドアに、丸みを帯びた真鍮製のレバー取っ手をつけた例。
ガラスが正方形に見える格子付きのドア+ゴールドで上品な雰囲気。
事例はリビングとテラス(外部)を分けるドアですが、廊下とリビングでも合いそうなドアデザイン。
鍵は、レバー下のプレート部に内蔵されています。
ナチュラルブラウンの木製ドアにピカピカの真鍮レバーハンドルを組み合わせた例。
部屋内に置いてあるシェルデザインのチェアとの相性抜群!!
「この取っ手がシルバー色だったら…」と想像すると、ここまでエレガントな雰囲気が出ない気がしませんか?
グレーのような灰みがかった茶色のようなドアに四角と三角を組み合わせたようなデザインの真鍮のレバーハンドルを組み合わせた例。
この取っ手、デザインが変わってる!!
レバーハンドルの上部に円形の切り込みがある箇所は、in/outを表示する部分かな?
上部が真っすぐ、下部が三角になったデザインは、ドアそのものもシャープに見せてくれる気がします。
上部がガラス+格子、下部がさじ面になったホワイトのドアに、真鍮製の握り玉タイプの取っ手を取り付けた例。
握り玉上部の鍵のデザインが可愛い!!
「重厚感のあるデザインのドアには、真鍮取っ手が似合うなぁ~」と、この事例を見てつくづく。
モールディング仕様のホワイトドアと真鍮の握り玉の組み合わせ例。
近頃、レバー取っ手が一般的になりつつありますが、コロンと丸い握り玉はとってもキュート。
正面にある、もう1個のドアには、真鍮製のプッシュプレートが取り付けてあります。
2.ダイニングドアに真鍮取手をコーディネートした例
ホワイトのガラス格子ドアに真鍮のプレート付きレバーハンドルを組み合わせた例。
壁の半分までをシンプルなホワイトの腰壁でコーディネートした部屋との相性抜群!!
ライトグレーや薄いベージュなど、白っぽい色を中心にまとめた広々&上品に感じるカラーコーディネートにも注目です。
ホワイトのガラス格子ドアに古美色のハンドル取っ手を組み合わせた例。
ピカピカ&艶々のゴールド色と比較すると煌びやかな印象は薄れるものの、重厚感がUP。
1個前の事例と同じようなデザインのドアですが、真鍮古美色のこちらのドアの方が「重そう」と感じませんか?
真鍮取っ手の中には、時間経過と共に味わい深い色調に変化する様をわざと演出する為、磨き仕上げで販売されているものもあるので、最初から古美色を選ぶ必要が無い場合もあります。
ダークブラウンの重厚感のあるドアに、真鍮レバーハンドルを組み合わせた例。
まるで高級レストランみたい…。
この扉、廊下とダイニングを分けるドアかと思ったら、ワイン収納なんですって!!
ヴィンテージな木製枠+ガラスの引き戸に黒っぽい真鍮ハンドル取っ手を組み合わせた例。
扉のデザインがめちゃくちゃ格好良い!!
扉の枠は味のある木で、ガラスの格子部分はブラック。
しかも、ガラス面はレースっぽいデザイン。
「扉は全部同じ色でないとダメ。」と思ってましたが、ガラス押さえと取っ手の色を同じにするのもありですね。
黒みが強いブルーの引き戸に、真鍮の引手をつけた例。
「扉・タイル・壁にブルーを使ったセンスあるキッチンインテリア30選」でも紹介しましたが、ブルーの扉と真鍮は失敗しようが無い組み合わせだと思います。
ペンダント照明のガードや収納家具の取っ手も真鍮で統一してあります。
黒のドアにピカピカの真鍮の握り玉取っ手を組み合わせた例。
「海外のドア」といった雰囲気。
ドア上部に取り付けてある金色の金具はドアストッパーかな?
ドアだけでなく、隣にある窓を開け閉めするレバーも真鍮製です。
3.玄関ドアに真鍮取手をコーディネートした例
ドア:ブラック
真っ黒な玄関ドアに、ピカピカの真鍮の握り玉を組み合わせた例。
レトロな感じが可愛い!!
パナソニックのベリティスクラフトレーベルに、こんな雰囲気の取っ手の品揃えがあるのは、やはり海外のドアをイメージしてかな?
真っ黒な玄関ドアに、ピカピカの真鍮のハンドル取っ手、ドアノッカー、ポストを取り付けた例。
ドアノッカーとドアの下の方にあるポストが海外って感じ。
ちなみに、ドアノッカーもドアポストも「真鍮」と組み合わせて検索すればジャンジャン出てきます。
が、ポストはドアを貫通してないと意味が無いので、後付けは無理ですね。
真っ黒な玄関ドアに、ピカピカの真鍮のハンドル取っ手、ドアノッカー、キックプレートを取り付けた例。
1個前の事例と似てますが、ドアの下の方にある長方形の物体は、ポストではなく、足で蹴っても大丈夫なように取り付けられたパネル。
この板は「キックプレート 真鍮」で検索すると出てきて、後付けも可能です。
規則正しくガラスが入った黒(限りなく黒に近いダークブラウン)の玄関ドアに、真鍮製の埋め込み取っ手を組み合わせた例。
「このドア、どうやって開けるのかしら?」と思っていたら、押すタイプ。
だから、外側にハンドルが無いんですね…。
真っ黒なドアに、真鍮の握り玉、鍵、ドアノックを組み合わせた例。
ドアノブが扉の真ん中についてる…。
「取っ手は開く側についてるもの」と思っていたので、このデザインは衝撃的です。
ドア:ブラウン
框デザインが美しい赤みを帯びたブラウンの木製玄関ドアに、重厚感のある真鍮古美色のハンドル取っ手を組み合わせた例。
ずっしりと重みを感じるデザイン。
取っ手の取り付け位置がドアの下の方になってるのは、ドア自体が地面から15cmくらい高いところにあるからです。
アンティークな茶色の木製ドアに、キラキラ光る真鍮ハンドル取っ手を取り付けた例。
両開きタイプのドアなのに、片側にだけ取っ手がついてる。
このデザインだと「どちらの左右のどちらのドアを開ければ良いか」一目瞭然ですね。
赤みを帯びた茶色の木製ドアに、真鍮ハンドル取っ手を組み合わせた例。
何この取っ手、アクセサリーみたい!!
ドア全体の写真は無いのですが、取っ手が余りにも美しかったので掲載。
真鍮をグネっと曲げたような凝ったデザインなので、取っ手自体の値段は高そう。
横木目が美しい茶色の木製玄関ドアに、真鍮のロングバー取っ手を組み合わせた例。
縦のラインと横のラインを強調したドアデザインがおしゃれ!
「こんなに長い取っ手は要らないだろう…」と思ってしまいますが、この取っ手のおかげでドア自体の背が高く見える錯覚も。
上部にガラス格子が入った暗めの茶色の木製ドアに、真鍮古美のハンドル取っ手を組み合わせた例。
ドアの高さのうち、1/4をガラスにして中がちょっぴり見える仕様が可愛い!
店舗に使いたいドアデザインかも。
茶色の親子ドアにくすんだ真鍮のハンドル取っ手を組み合わせた例。
シンプルな扉デザインと内装の雰囲気があってる!!
真鍮と言えば、こってりとした重厚感のあるデザインの扉と組み合わせることが多いですが、シンプルなデザインの扉だと、余計に真鍮が強調されて良い感じです。
縦ライン、横ラインを組み合わせた木製ドアに、真鍮のハンドル取っ手を組み合わせた例。
何というインパクト!!
このドア、扉自体がゴールド色!?と一瞬思いましたが、細かいラインの入った木を組み合わせてあるのかな?
光の加減で様々な茶色に見えるおしゃれな玄関ドア例です。