クッションカバー、カーテン、ファブリックパネルなど、ファブリックに素敵な柄を取り入れると、インテリアがグーンと可愛くなりますよね。
おしゃれなインテリア事例でよく見かける、あんな柄やこんな柄、「これどこの?」と思ったことはありませんか?
テキスタイルについては、ファブリックパネルの特集で一部紹介したのですが、今回は、パネルだけでなく、ベッドルーム全体やリビングのカーテン&クッションにカラフルで可愛いファブリックを取り入れた実例を【ブランド・メーカー別】に紹介していきます。
日本でも購入できる海外のファブリックはカラフルで見ているだけでもワクワクしますよ。
ファブリック【ブランド別】インテリア目次
北欧発のブランド・メーカーのファブリックを使ったインテリア実例
Marimekko(マリメッコ)
Marimekkoはフィンランド生まれのアパレル企業。
ファブリックにあまり関心がないという人でも、下の写真を見たら「何か見たことあるぞ。」と思うに違いありません。
インパクト大のお花柄は“ウニッコ(Unikko)”と言って、マリメッコのアイコン的存在です。
Unikko
ピンク、ブルー、ブラックのウニッコの大きなクッション。
面白い形で座りにくそうですが、上に乗ってこんなことも!
このソファ(?)FATBOYという製品で、マリメッコスペシャルバージョンです。
ブラック×グリーンのウニッコのベッドリネン。
子供部屋かな?
ナチュラルな雰囲気にとても似合っていますね。
イエロー×グレーのウニッコのベッドリネン。
こっちは大人用寝室。
落ち着いたカラーコーディネートで素敵♪
Pienet Kivet upholstery
ドットクッションがPienet Kivet upholsteryです。
プレーンタイプの黄色のクッション、モコモコした赤のクッションと組み合わせたダイニング。
スマートな印象で格好良いです。
Marimekkoのファブリックのページ(日本公式)
IKEA(イケア)
IKEAはスウェーデン生まれの家具メーカーです。
IKEAのファブリックを壁、ベッドカバー、カーテン、ディスプレイに利用した例を見ていきましょう。
IKEAのファブリックを壁に張ったバスルーム。
鳥かごが掛かった木をデザインした可愛いデザインです。
黒と黄色の小花のベッドに黒のラインの入ったベッドリネン。
カーテンの柄も含め、ファブリック類の柄や色合いを素敵にコーディネートした寝室です。
IKEAのファブリックを使ったお手製カーテン。
木が手を繋いで横に並んでいるようなデザインが可愛い♪
レール式カーテンのように見えますが、実はワイヤーを張って、布をピンで上から留めてあります。
手作りのアイテムって暖かな雰囲気がしますね。
IKEAのファブリックを額に入れて飾った例。
額に入れず、土台に張るファブリックパネルも可愛いですが、フレームに入れると絵画みたい♪
人の顔がいっぱい! この生地はGULLVIです。
almedahls(アルメダール)
almedahlsはスウェーデンのテキスタイルメーカーです。
見るからに北欧を感じるクッション達。
前半分だけデザイン付のクッションってお菓子みたいで可愛いですね。
Josef Frank(ヨセフ・フランク)
Josef Frankは、スウェーデンのインテリアデザインショップSvenskt Tenn(スヴェンスクテン)の家具&テキスタイルデザイナーです。
彼のデザインしたテキスタイルは160種類にものぼり、どのデザインも本当に可愛いです!!
全部紹介したいところですが、独断と偏見で3シリーズ紹介します。
Brazil
キッチンにファブリック!!
「油で汚れないのかな?」と心配になりますが、この素敵な感じは何!?
Josef Frankのデザインは、こんな感じのカラフルなのが多いです。
Gröna
Josef Frankのファブリックパネルin子供部屋。
Grönaはスウェーデンにある遊園地の名前です。 これもめちゃくちゃ可愛いですね。
Hawaii
ハワイというネーミングのテキスタイルのお部屋を2つ紹介。
ベッドリネンとローマンシェードをお揃いの柄でコーディネートした寝室。
日本の場合、カーテンの方がメジャーですが、ローマンシェード、可愛くないですか?
こんな感じのカラフルな柄を生かすなら、カーテンよりもローマンシェードの方が合う気がします。
同じくローマンシェードinリビング。
可愛過ぎて言葉になりません!!
ここで紹介しきれなかったデザインは下記のリンクから。
カラフル好きな人は、絶対に好きだと思います!!
イギリス発のブランド・メーカーのファブリックを使ったインテリア実例
JANE CHURCHIL(ジェーンチャーチル)
蝶々とお花? 繊細なデザインのダイニングチェア。
何だか英国って感じがしますね。
先ほどの大人の雰囲気のファブリックとは打って変わって、キュートなカーテンの子供部屋。
JANE CHURCHILは、どちらかと言うと、さっきみたいな柄よりも、こんな感じの派手なデザインのファブリックが豊富です。
気になった方は、下のリンクから見てみて下さいね。
Galbraith and Paul
Galbraith and Paulのファブリックは、ペンダントライトに使われている実例を見て「可愛い♪」と気になった柄。
これまで見て来たようなカラフルな色合いよりも、ナチュラル系が多いです。
ファブリック仕様のダイニングチェア。
柄入りファブリックの椅子やソファを置くのって勇気が要りますが、この写真を見て「今すぐ置きたい!!」ってなりました。
しかも、ローマンシェードとお揃いです。
何てセンスのあるキッチンなんでしょう!!
キッチンのデザインがシンプルだと、こんな風にファブリックでインテリアを楽しく演出する方法もあるんだなぁ~とこの事例を見ていて改めて感じました。
Galbraith and Paulが気になるきっかけとなったのが、この写真。
ダイニング照明の特集を書いている時に、「お!!」と思ったのです。
このペンダント照明、凄く可愛くないですか?
別のファブリックのランプシェードinダイニング。 これも可愛い!!
照明器具もシンプルなものを選んでしまう傾向があるので、こういったデザインを意識して取り入れていきたいです!
Galbraith and Paulのファブリック(英語サイト)
CAITLIN WILSON
CAITLIN WILSONのファブリックは花をモチーフにした優しいデザインが豊富です。
ヘッドボードにファブリックを使った例を2つ紹介。
グリーン&ピンクの花モチーフ。
この色の組み合わせ方って、海外独特だと思うのは私だけ?
オレンジ&紫の花モチーフ。 さっきと同じデザインの色違いです。
アメリカ発のブランド・メーカーのファブリックを使ったインテリア実例
Jim Thompson Fabrics
Jim Thompsonは、軍に所属し、第二次世界大戦中に滞在したバンコクでタイシルクに魅了され、のちにその良さを世界中に広めたアメリカ人です。
オレンジ、水色、緑などカラフルな色を使ったファブリックを使ったローマンシェードinリビング。
一番最初に紹介した北欧系のファブリックと比べると少し落ち着いた感じかな?
色とデザインを言葉で表現するのが難しいくらいカラフルなファブリックを使ったローマンシェードin子供部屋。
子供用なら、このくらい明るくても良いかも! 大人がこれを見ると目がチカチカしそうです。
優しい色合いのカラフルなカーテンinリビング。
Jim Thompson Fabricsはカーテンではなくて、オレンジと赤のファブリック仕様のチェアです。
どこか懐かしい雰囲気のする色合いですね。
Jim Thompson Fabrics公式ページ(英語サイト)
フランス発のブランド・メーカーのファブリックを使ったインテリア実例
PIERRE FREY(ピエールフレイ)
ファブリックを帯状に壁に張った子供部屋。
こんなアイデアがあるなんて!!
ファブリックパネルの応用版みたいな感じですね。
このデザイン可愛い!!
カラフルな花柄のファブリックを使ったローマンシェードin子供部屋。
ファブリックの拡大はこちら。
グリーン系の家具に合いそうですね。
PIERRE FREYの公式ファブリックページ(フランス語)
イタリア発のブランド・メーカーのファブリックを使ったインテリア実例
Missoni home
ミッソーニと言えば、幾何学柄ですが、このサイトで何度も紹介しているファブリックチェアの事例をまず2つ。
ミッソーニ柄のダイニングチェア①。
ミッソーニ柄のダイニングチェア②。
このチェアはKartellというメーカーのマドモアゼルチェアという製品です。
日本の通販でも売ってるところはあるみたいなので、気になる方は探してみては?
というより私が一番気になってます(笑)
次は、キッチンカウンターのある家に引っ越して、この椅子を置く!と心に決めています。
カラフルなミッソーニ柄のソファinリビング。
このパッチワーク風ソファはMah Jong Modular Sofaという名前。
残念ながら、日本では買えない様子。
デザインの違う2種類のミッソーニのファブリックを使ったベッドルーム。
クッションとベッドリネンともにミッソーニ。
同じメーカー同士なので、柄が違ってもしっくりと馴染んでいますね。
事例を見ていて、シンプルなデザインでまとめたインテリアの中に、カラフルなファブリックがあると、お互いがグーンと引き立つ気がしましたが、みなさんはどうですか?
今回紹介した中で、私が一番心惹かれたのはヨセフ・フランク(Josef Frank)!!
この特集をするまで、恥ずかしながら彼の存在を知らず、Svenskt Tennのファブリック公式ページを眺めながら、その可愛さに一人ニヤニヤしてしまいました。
Marimekkoはあまりにも有名なので、まだ世間に浸透していないこのファブリックを使うのがインテリア通なんじゃないかな~と。
(って私が知らなかっただけで、世間では有名なのかしら…)
[参照元:Houzz Inc]