ベッド周りをお洒落にしたい!!
そんな時あなたなら何をプラスしますか?
ベッドサイドの空きスペースにサイドテーブル+テーブルランプを置いたり、ヘッドボードを凝ったデザインにしたり…。
でも、これらはコストパフォーマンスが高く、今すぐにチェンジするというのは難しいかもしれませんね。
最も手っ取り早いのは、ベッドカバーのカラーコーディネートで雰囲気を変える方法ですが、その時に是非取り入れてみたいのが“ベッドスロー”です。
ベッドスローは、掛けカバーの一番上にある帯のような布のことで、ホテルのベッドメイキングでよく見かけるアレです。
日本国内で売られているベッドカバーセットには、ベッドスローが含まれているものが少ないので、ベッドスローを手に入れるのが珍しいかもしれませんが、ブランケットや毛布、布を活用してベッドスローっぽく見せることも可能です。
この場合、ベッドカバーと同じような色や材質にする必要はなく、わざと違う要素を取り入れて、アクセント的に使う方法も。
ベッド、ベッドシーツ、掛け布団カバー、ベッドスローをどんな風にコーディネートすればお洒落に見えるのか?実際のコーディネートを見て行きましょう。
ベッドスロー(ベッドライナー) インテリア-目次
1.枕カバーとベッドスローを同色系にしたコーディネート例
ダークグレーの枕の下に黄色の枕を置き、ベッドスローを黄色にしたコーディネート例。
部屋全体もダークグレー×黄色×ホワイトのカラーコーディネートにしたインテリアの作り方が素敵過ぎます!!
ベッドカバーはどこにでもあるホワイト系なので、このコーディネートなら簡単に真似できそう♪
枕(クッション)カバーとベッドスローを紫でコーディネートしたベッドの例。
ベッドカバーはベージュ、枕カバーはグレーという白が少なめのコーディネートなので暖かそう♪
この組み合わせなら、夏は枕(クッション)カバーとベッドスローを紫からダークブルーにチェンジして季節感も出せますね。
枕カバーとベッドスローをカラフルな寒色系の花柄ファブリックでコーディネートした例。
1個前の事例もそうですが、ダブルベッドの場合、枕を2個並べて、中央にクッションを1個置き、そのクッションとベッドスローの色(柄)を合わせるとバランスが取れそう。
派手なパターン柄のベッドスローを使いたい時は、ベッドシーツは掛け布団カバーにホワイト系やクリーム系の単色にすると映えそうですね。
枕カバーとベッドスローをグレーでコーディネートした例。
ベッドカバーセットは、ホワイト×グレー・ダークグリーン。
太いラインの入ったベッドリネンのせいか、寝室全体がシャープな印象です。
枕カバーとベッドスローにグレーのチェック柄をコーディネートした例。
この組み合わせ方、ホテルっぽい♪
ホワイトの枕カバーは、黒のライン入りで掛け布団カバーとお揃いです。
こんな素敵な事例を目の当たりにすると、ベッド周りもアイデア次第でいくらでもお洒落にできる気がしてきます。
枕(クッション)カバーとベッドスローを光沢のあるイエローグリーンでコーディネートした例。
3つある枕のうち、2つはブルーグレーにして、真ん中にあるイエローグリーンの枕ともお洒落にコーディネート。
色を増やせば増やすほどチグハグなインテリアになりがちですが、このカラーコーディネートはまとまりがあって素敵過ぎます!!
枕カバーとベッドスローをグレーでコーディネートした例。
ホワイトのベッドシーツ&掛け布団カバーに、小物類はグレーでまとめた事例です。
「色をたくさん使いたいけど、まとまりがなくなりそうでチャンレンジできない。」
そんな時は、この事例を参考にしながら、濃淡グレーを組み合わせることから始めてみては?
無彩色なら、どんな濃さの色を組み合わせても、バラバラに感じることはありません。
枕カバーとベッドスローを黒でコーディネートした例。
1個前の事例で説明した無彩色のコーディネートなので、インテリア初心者でもすぐに真似できそう!!
枕カバーとベッドスローにピンク(赤)を使ったコーディネート例。
基本はホワイトなので、ピンク(赤)以外の色でも簡単に真似できそう♪
事例は、枕カバー&ベッドスローの他にペンダント照明、ローマンシェードにも同じ色が使ってあるので、寝室全体に統一感があります。
枕カバーとベッドスローに黒×ホワイトのパターン柄を使った例。
ベッドスローの2本使い?
日本の通販でも、こんなお洒落なベッドカバーセットがあれば良いのですが、探す方が難しそう…。
これまで紹介してきた例は、ベッドカバーや掛け布団に単色を使ったものばかりでしたが、最後は、ベッドカバー&掛け布団に柄物を使い、枕カバーとベッドスローに単色(ホワイト)を使った事例を紹介。
ブルーにホワイトのストライプの枕カバー&ベッドカバーにネイビーの掛け布団カバーを組み合わせ、クッションとベッドスローにホワイトの無地を使ったコーディネート例。
クッションカバーもベッドスローも白なので、現在使ってるベッドカバーが柄物という時に参考にできそうな事例です。
2.ベッドとベッドスローを同系色にしたコーディネート例
ベージュのベッドにベージュのベッドスローをコーディネートした例①。
ベッドシーツ&掛け布団カバーはシンプルなホワイトで。
壁紙&カーテン&天井がピンクの派手な寝室ですが、壁&天井がホワイトだと想像すると、エレガントな雰囲気ですね。
女性用の寝室に似合いそうなコーディネート例です。
ベージュのベッドにベージュのベッドスローをコーディネートした例②。
ホワイト×ベージュの静寂を感じるインテリアの作り方が素敵♪
布製のベッドスローではなく、毛糸っぽい素材が使ってあるので、見た目にも暖かそうです。
グレーのベッドにグレーのベッドスローをコーディネートした例。
この事例、以前にも紹介したことがあるのですが、北欧っぽいインテリアの作り方が上手すぎます!!
パッと見は、「こんなの真似できそうにない。」と雰囲気に飲まれてしまうのですが、1個1個のアイテムを観察すると、日本の通販で入手できるものなので参考にできますよ。
ちなみに顔がプリントされたクッションは、イタリアのピエロ・フォルナゼッティのEclissi Di Lunaシリーズです。
3.ベッドスローをアクセントにしたコーディネート例
ホワイト×ライトグレーでまとめたベッドカバーにブルーのベッドスローをコーディネートした例。
青系統は心を静めるのに適している色だと言われているので、寝室にぴったりの色。
ベッド自体が暖かみのある色なので、寒色独特の寒々しい印象を感じませんね。
グレー×ホワイトでコーディネートしたモダンなベッドカバーにベージュのベッドスローをコーディネートした例。
すっきり&暖かさのバランスがちょうど良いカラーコーディネートの仕方が素敵!!
アクセントカラーは目立つ色を入れた方がインテリアにメリハリがつきますが、寝室などのリラックスしたい部屋では、この事例のようなカラー使いの方が落ちつきが感じられますね。
ホワイトでまとめたベッド周りにグリーンのベッドスローをコーディネートした例。
グリーンは和みの色だと言われているので、寝室にぴったり♪
インテリアが無難になり過ぎないように、クッション(枕)カバーをピンクにして、アクセントがつけてあるのがポイントです。
ホワイトの枕カバー&ベッドシーツ&掛け布団カバーに明るい茶色のベッドスローをコーディネートした例。
木製ベッドの色合いにも合ってて、「この部屋で眠りたい!!」と思わず叫んでしまいました(笑)
モダンインテリアが好きな人は、このカラーコーディネート、好きかも。
ホワイト地にピンクのラインが入ったベッドシーツ&掛け布団カバーにホワイト地に薄い紫のパターン柄の枕カバーを組み合わせ、ピンクのベッドスローをコーディネートした例。
ベッドカバーはイタリアのPratesi Linensのもの。
フェミニンなベッドルームのコーディネート事例です。
ホワイトのベッドカバー&掛け布団カバー&枕カバーにダークオレンジの枕を2個プラスして、黒のボリュームのあるベッドスローをコーディネートした例。
私たちがホテルで目にするベッドスローは、ベッドにピタっと張り付いた薄い素材のものが多いですが、この事例のようなボリュームのあるタイプをコーディネートすると、暖かさがUPするような気がします。
続いては、“これからベッドカバーとベッドスローを買うつもり”という方に、ぜひ参考にして欲しいグレーのベッドカバー×イエローのベッドスローの組み合わせ事例を2つ紹介。
寝室って、無難な色でまとめがちですが、黄色をアクセントカラーにすると、こんなにお洒落に!!
グレーと黄色は、高級感やスタイリッシュさを感じさせる組み合わせなので、おしゃれな寝室インテリアを作りたい時にぴったり♪
また、四季のある日本でも、このカラーコーディネートなら夏冬関係なく合いそうな気がしませんか?
グレーのベッドカバーにグリーンのベッドスローをコーディネートした例。
1個前に紹介した事例と同じ色のベッドカバーですが、ベッドスローの色が違うだけで、こんなに雰囲気が変わります。
これはこれで良いのですが、パリっとメリハリのあるベッドルームインテリアを作るなら、1個前のイエローをアクセントにした事例を参考にする方が良さそうですね。
ホワイト×ライトグレーでまとめたベッドに重みのある色合いのベッドスローをコーディネートした例。
個性的なベッドルームを作るのに参考にすると良さそう!!
こういった柄は、国内の通販で探すのは難しそうなので、Etsyあたりで見つける方が早いかも。
4.素材感の違うベッドスローをコーディネートした例
ホワイト×グレーでまとめたスタイリッシュなベッドにグレーの波模様のベッドスローをコーディネートした例。
シャープな印象がよりシャープに見えるベッドスローの使い方が素敵!!
上記のリンク先を見ると、様々な種類のベッドスローが売ってあるので目移りしそう。
でも残念ながら、日本からは買えない様子です…。
ホワイト×グレーでまとめたベッドにグレーのファー素材のベッドスローをコーディネートした例。
この記事を書いている現在、屋外の気温が10℃なので、このベッドルームが温かそうに見えて仕方ない(笑)
「毛皮タイプのベッドスローって、日本でも取り扱ってるところがあるのかな?」と調べてみましたが、ベッドスローの需要自体が少ない日本では入手するのが難しそうです。
黒×ライトグレーでコーディネートしたベッドに黒のファー素材のベッドスローをコーディネートした例。
上記で紹介しているリンク先には、事例のような毛皮素材のベッドスローがたくさん♪
金額がJPYで表示されるので、もしかしたら購入できるかも!?
ホワイトのベッドカバーに毛糸のベッドスローをコーディネートした例。
このベッドスロー、手作り(手編み)なんだそうです!!
枕カバーとの相性抜群な上、心が和むインテリアの作り方です。
ホワイトの掛け布団カバーの上にピンクの毛糸のベッドスローをコーディネートした例。
このベッドスローも住人の手作りです。
編み物が得意な方なら、マフラーを作る要領でベッドスローが作れてしまうかもしれませんね。
ホワイト×黒のベッドコーディネートに、グレーの大きなチェック柄のブランケットをコーディネートした例。
この寝室、暖かそう♪
色使いは、無機質さを感じるモノトーン系ですが、ブランケットの素材感のおかげで、ほっこりできそうです。
ホワイト×ダークグレー×ブルーのベッドコーディネートにベージュの“しわしわ”(笑)のベッドスローをコーディネートした例。
ベッド周りの生地って、マットレスや布団にピタっとくっつく布を選びがちですが、凹凸のある生地を選ぶと、この事例のように暖かな雰囲気に!!
カラーコーディネートだけでなく、素材感で暖かみを演出する手法は、インテリア上級者って感じがするので、ぜひ真似したいですね。
[参照元:Houzz Inc]