「リビングにおしゃれに絵を飾りたい!!」
思い立ったは良いものの、実際絵を探すとなると一苦労。
そんな経験はありませんか?
私自身、壁に何も飾ってないのは殺風景という訳で、学生時代の頃より、ポスターを画鋲で留める習慣がありましたが、これらはアーティストや映画など、自分の趣味に偏ったもの。
好きな物がいつも目に入る環境は、幸せでもあるのですが「インテリアの雰囲気に合わせて」とか「部屋の色に合わせて」という発想は皆無。
インテリアをセンス良く見せるポイントは、統一感を出すことなので、この観点から今までの絵の飾り方を考えると、完全に間違っているため、部屋の中で絵だけが浮いてる印象がしていたんですね。
先日、人生で初めて統一感を考えながら、下記の絵のディスプレイを考えたのですが
レンガ壁に黒板風のアルファベットアートが見事にマッチ!!
これは、海外のおしゃれなインテリア事例を参考にしたものです。
という訳で「リビングにどんな絵を飾れば良いか?」に悩んだ時に参考にしたい海外のリビングインテリアを3つのテイストごとに紹介したいと思います。
【インテリアテイスト別】絵を飾ったリビング事例-目次
1.絵 in 北欧リビングインテリア例
白いソファを壁を背にレイアウトし、同じサイズの黒のシンプルな額縁に入れた白黒の子供の写真と白地に黒のアルファベット文字の2枚のアートを飾った例。
同じ大きさの物が2個並んでると、洗練された雰囲気がUP!!
「絵を飾る」と考えると「有名画家や名のあるアートを飾らなくては…」と意気込んでしまいますが、どこにでもありそうなアートを使ってセンスUPできるんですね。
グレーのソファを壁を背にレイアウトし、同じサイズの女性のモノクロ写真2種類を白と黒の額縁に入れて、高さを変えて飾った例。
海外のモデルさんかな?
1枚はフェイスアップ、もう1枚は全身と構図は違いますが、色やテーマが揃ってるので統一感がありますね。
同じ2枚の絵の飾り方ですが、1個前の事例と比べると、こちらの飾り方の方が砕けた印象です。
グレーのシンプルなソファを壁を背にレイアウトし、黒の額縁に入れたモノクロアートを7枚飾ったリビングダイニングの例。
シェブロン柄、女性の顔、英字など様々な種類がありますが、絵が全て黒×白で統一されているのでセンス良く見えます。
大きな絵をドーンと飾るのではなく「似たような色合いの絵を集めるのもアリなんだ!」ととても勉強になりますね。
ベージュのソファの背面の壁に、白に黒で女性の顔を描いたイラスト風アートを4枚とモノクロ写真を2枚飾った例。
フェミニンで格好良い!!
1個前の事例と似てますが、“女性”にテーマを絞ったイラストを集める手法がおしゃれ。
“ファッション 絵”で検索して、モノトーンカラーをピックアップして印刷して額縁に入れるのもありかもですね。
リビングのコーナーにグレーのソファをくっつけてレイアウトし、左右の壁に黒のシンプルな額縁に入れたモノクロ写真&アートを7枚飾った例。
女性のアップの写真は、海外の女優さんかモデルさんかな?
このアート1枚だと「熱烈なファンかな?」と思ってしまいますが、他の白黒アートと混ぜることでオシャレ度UP。
ホワイトレザーのソファを壁を背にレイアウトし、真っ白なシェルフを壁に1段取り付け、白の額縁入りの白×黒アートを5枚飾った例。
クッションとアートの色使いが全く同じでおしゃれ過ぎる!!
2個前の事例でも使われていた、女性の横顔のアートはMarianna by Ruben Irelandです。
グレーのソファをコーナーに寄せてレイアウトし、背面の壁にホワイトのシェルフを1段取り付け、黒の額縁に入れたアートを3枚飾った例。
- 大きさを揃える
- 色を揃える
- シンメトリーに飾る
の3つを意識して飾ってあるので、洗練された雰囲気!
北欧の色使いと言えば、白・黒・グレーですが、セピア色のアートを混ぜると冷たい印象が軽減され、暖かな印象に。
茶色レザーのソファを壁を背にレイアウトし、ホワイトのシェルフを1段取り付け、黒の額縁に入れたサイズの違うアートを3枚飾った例。
真ん中のアートだけサイズを大きくしたシンメトリーな飾り方。
ソファの隣に置いてある鉢植えの観葉植物とテーマを揃えて、葉っぱのモノクロアートをチョイスするセンスを見習いたいです。
ロータイプのオープンリビング収納の上に黒地に白で“SMILE MORE”と書いたアートを1枚飾った例。
何というインパクト!!
キャンバスにシンプルな英字が格好良いですね。
グレーのソファを壁を背にレイアウトし、背面に幅1.2mくらいありそうなダンディーなおじさまのモノクロ写真を黒の額縁に入れて飾った例。
映画のワンシーンかしら?
ちょっぴり懐かしい雰囲気のアートが居心地の良いリビングを演出していますね。
2.絵 in モダンリビングインテリア例
白とグレーでまとめたモダンリビングの壁に、グレーのポリゴンスタイルのアートを1枚、白の額縁に入れて飾った例。
紙を折ったような凹凸デザインがフラットな壁に動きをプラス!!
しかもこれ、絵だと思ってたら、何と風呂敷をテーマにプリントした海外製の布でした。(Folded Paper Furoshiki by Link)
「身近なアイテムがアートにもなるんだ!」と新発見です。
ベージュのソファを壁を背にレイアウトし、背面に白の額縁に入れたグレーのアートを飾った例。
「この絵は一体何!?」と気になりますが、特に意味は無いのかも…。
1個前の事例もそうですが、グレー系のアートは、生活感が少なめのモダンインテリアにぴったりですね。
ダークブルーのローソファを置いたモダンリビングの壁に、白地に英字を曲線状に描いた巨大なアートを飾った例。
グルグルと渦巻くアルファベットが壁面に奥行きをプラス!
狭いリビングに絵を飾るなら、この事例のような遠近感のあるデザインを意識して選ぶと、壁が奥に見える視覚効果が狙えます。
ホワイトのコーナーソファを置いたモダンリビングの壁に、黒にオレンジ、黒に水色のラインが入ったシンプルなアートを飾った例。
色と線だけの簡単アート。
こういう絵を見てると「自分でも描けそう」と思えてきますが、絵を描く道具が無いんだった…。
TVの上の空いたスペースに、白×黒の女性のイラスト風アートを2枚並べて飾った例。
TVの上に絵を飾る発想は無かった!!
しかも全く同じ絵を2枚…。
「2枚飾るなら別々の物を」と考えがちですが「こういう飾り方もありなんだ」と知っておくと、絵を選ぶ時に要らぬ頭を使わなくて済みそうです。
ベージュのソファを壁を背にレイアウトし、オレンジ×黄色の派手なアートを2枚並べて飾った例。
ヘッドホンをつけた男性が向かい合ってる!!(左右対称の絵を向かい合わせでレイアウト)
こういう躍動感のある絵の使い方もあるんですね。
グレーの3Pソファを壁を背にレイアウトし、可愛い花柄のアートを黒の額縁に入れて2枚並べて飾った例。
藤棚や枝垂桜を連想させる優しい雰囲気!
絵だと思ってたらNama Rococoの壁紙クロスをカットして額縁に入れたものでした。
この壁紙は日本では入手できない様子ですが、このアイデアを参考に、海外のおしゃれな壁紙クロスを購入するのもありかも。
ホワイト×グレー×黒でまとめたモダンリビングダイニングの壁面に、グレー×紫の抽象画を2枚並べて飾った例。
2枚ワンセットのアートかしら?
紫って奇抜な色だと思いがちですが、お部屋の中にプラスすると上品な印象になるのでおすすめですよ。
ライトグレーとくすんだ黄色でまとめたモダンリビングに、黒の額縁に入れた同じアートを3枚並べて飾った例。
同じ物が3つあるだけでこんなにオシャレに見えるなんて…。
この絵は売られていたものではなく、自作なんだそう。
白い紙に筆でシュっと何本も線を描いたようなシンプルデザインです。
グレーのソファを壁を背にレイアウトし、黒の額縁に入れた白黒アートを3枚並べて飾ったモダンリビング例。
水の中に黒の塗料を入れた瞬間のよう!
1個前の事例もそうですが、静寂を感じるインテリアの中に動きを感じるアートを飾ると、凄くおしゃれに見えますね。
リビングのコーナーを活用して、グレーのコーナーソファをレイアウトし、オレンジ、ネイビー、イエロー、グリーン、ブラウンの単色アートを飾った例。
シンプルなのにとってもおしゃれ!
色だけの絵って、売ってるのを見かけても気に掛けたことがありませんでしたが、こんな飾り方ができるんですね。
この事例を真似て、A1のカラー用紙を額縁に入れて飾るのもありかも。
3.絵 in ヴィンテージリビングインテリア例
リビングの壁面に、椅子に座る女性の巨大なモノクロアート写真を飾った例。
モデルさんのアート写真かな?
写真ではわかりにくいですが、女性の背面には本が積み重ねてあり、服装もちょっぴり古臭い雰囲気。
ヴィンテージなインテリアとアートの印象をマッチさせたおしゃれな事例です。
リビングの壁面に、床にうつぶせになった男性のモノクロアートを飾った例。
足元からの構図なので壁に奥行きが感じられます!
ヌーディーなアートなので飾るにはちょぴり勇気が必要かも。
リビングの壁を抹茶色にして、黒のソファをレイアウトし、背面にモノクロ写真アートを1枚飾った例。
このアートは、水面?それとも草原??
壮大な風景がインテリアに非現実をプラス!!
アメリカの写真家Michael Lightの作品です。
グリーンのレザー製コーナーソファの背面に、ドレス姿の女性のイラストアートを飾った例。
ピアノがあるラグジュアリーなリビングと絵の雰囲気がぴったりマッチ!
1項目目の北欧インテリアの事例でも紹介しましたが、このようなアートは“ファッション絵”で画像検索するとたくさん出てきます。
味のある茶系のレザーソファの背面に、空を飛ぶ飛行機を下から撮ったアート写真を飾った例。
乗り物アートで大人っぽいインテリアが作れるなんて新発見!
飛行機、自動車、船などのアートは、男性や子供向けだと思って見向きもしなかった自分を反省。
茶色レザーを壁を背にレイアウトし、背面の壁に黄色のイラストアートを飾った例。
チンパンジーがお酒を飲んでる!?
このアートは、Anisetta Evangelistiで日本でも入手可能。
気になる方は“Anisetta Evangelistiポスター”で検索してみて下さいね。
赤系のレンガ壁のリビングに、同じサイズのグレー×ブルー×黄色×黒のグラフィックアートと白黒アートを並べて飾った例。
「好きなアートを何も気にせずに飾った」という印象かな?
これまで紹介した絵の飾り方と比較するとインテリアと合ってない気も…。
赤系レンガ壁のリビングダイニングに、黒地にホワイトのアルファベットアートを2枚飾った例。
レンガとアルファベットは失敗のしようがない、鉄板コーディネート。
この事例に使ってあるアートは、サブウェイアートと呼ばれていて通販だとここで入手可能です。
コンクリート壁にキャメル色のレザーソファをコーディネートし、オレンジ×黒の3枚のアートを横並びに飾った例。
色が同じでデザイン違いの絵を3種類飾るアイデアが格好良すぎる!!
グレー系のコンクリート壁の事例ですが、真っ白な壁にも似合いそうですね。
「絵を飾る」と言ってもインテリアの雰囲気に合わせた絵をチョイスすると、部屋がグンとおしゃれになるのが伝わりましたでしょうか。
- 絵について知識が全くない。
- 誰の絵を飾れば良いの?
という方は
も参考にしてみて下さいね。