部屋を眺めていたら、真っ白な広い壁が目に入って、「何だか寂しい…。」「ここにポスターを張っておしゃれにしたい。」と感じることってありますよね。
そんな時、使えるのが洋画の映画のポスターです。
私が、映画ポスターを壁に張るのは
①映画がすきだから
②英語が格好良い
③色が好きに選べる
など、様々な理由があるのですが、“モダンなインテリアにはスタイリッシュなポスター”、“レトロなインテリアには懐かしい映画ポスター”と言った具合にインテリアテイストに合わせるのに選択肢が多数あることが最大の魅力だと思っています。
一番のおすすめは、最近、公開された映画ではなく、1960~1980年あたりの作品かな?
とは言え、世界には数えきれないほどの映画ポスターが存在し、「どんな風にインテリアに調和させるか?」って、慣れていないうちは、迷うばかりでポスターを選ぶことさえ困難という方もいるでしょう。
そこで、今回は、インテリアと見事に調和した映画ポスターの数々を映画タイトルと共に紹介していきたいと思います。
映画ポスターインテリア-目次
1.映画ポスターを1枚だけ張ったインテリア例
ダイニングの柱型に、オレンジ、黄色、水色のレトロな映画ポスターを張った例。
柱型の奥行を活用して、窓の外を向いて座るカフェスタイルのテーブルが素敵♪
テーブルに組み合わせてあるステンレス製のチェアは、ベルトイアのサイドチェアです。
チェアの座面とポスターの色が同系統なので、統一感がありますね。
木の壁に縦長の黄色の映画ポスターを張った子供部屋の例。
ポスター本体と額の隙間をたっぷり空ける飾り方にこだわりを感じます。
古い木をたくさん使った室内とレトロなポスターの相性も抜群ですね。
階段の踊り場に、120×90cmほどの大きなポスターを黒の額に入れて飾った例。
1階から見える高い位置にあるポスターですが、キングコングの絵のおかげで更に天井が高く感じる気がするのは私だけ?
ダークグレー+ホワイトのモールディングのリビングに女性2人のスタイリッシュな映画ポスターを飾った例。
白が多めのポスターと壁の色のコントラストが美しい♪
暗い壁だからこそできるコーディネートという感じがします。
キャメルのレザー製の一人掛けソファをレイアウトしたリビングに黄色をアクセントにしたポスターを黒のフレームに入れて飾った例。
ソファの前にあるオットマン(テーブル)が可愛い♪
このリビングの反対側は、下の写真のようになってます。
薄いグレーの壁の仕事部屋にモノクロ映画ポスターを黒のフレームに入れて飾った例。
シンプルなカラー使いとモダンな収納家具の組み合わせが素敵なインテリア事例です。
こんな部屋なら、作業もサクサク進みそう!
玄関ホールの壁に、アーティスティックな映画ポスターを白のフレームに入れて飾った例。
ここに張ってあるイラスト系のポスターは、これ。
日本の通販でも入手可能か調べてみましたが、海外からの取り寄せしか無理っぽい…。
グレーの横木目の壁にモノクロアートの映画ポスターを飾った寝室の例。
この寝室、このサイトで何度か紹介しているのですが、凄く格好良いと思いませんか?
私が、茶色×グレーのカラーコーディネートに目覚めるきっかけとなった事例でもあります。
ちなみに、このボンドガールの絵は、世間に出回ってるものではなく、オリジナル作品のようです。
リビングのコーナーにグレーのコーナーソファを置き、窓横の壁にオレンジの明るい雰囲気のポスターを飾った例。
このコンパクトな雰囲気、日本の住まいっぽくないですか?
薄い黄色とグレーでまとめた落ち着きのあるカラーコーディネートの中に、はっきりとしたオレンジ色のポスターを加えることで、インテリア全体をおしゃれに見せたセンスのあるカラー使いの事例です。
2.バラバラor統一?映画ポスターを2枚張ったインテリア例
続いては、同じ部屋に映画ポスターを2枚張る時に参考にしたい事例を6つ紹介します。
映画に関するレトロなポスターを2枚並べて飾ったリビングの例。
パッと見て気づく人は少ないかもしれませんが、正面に見える3つの歯車のような形をしたアイテムは、映写機の部品。
壁には“action start”の文字が入ったポスターを飾って、映画をテーマに部屋全体をコーディネートした事例です。
ダークグレーのモダンデザインのソファをレイアウトしたリビングの壁に、同じサイズの2種類の映画ポスターを太めの黒のフレームに入れて飾った例。
2種類のポスターと言っても、同じ映画の種類違いではなく、タイトルが別々。
それなのに、シリーズの色違いポスターのように調和して見えるのは、レトログリーンとレトロピンクという具合に色のテイストが揃えてあるからです。
リビングとダイニングが一つの空間になった横長リビングのダイニングスペースの壁に赤×オレンジの2枚の映画ポスターを飾った例。
奥にあるのが『風と共に去りぬ』手前にあるのが『アラビアのロレンス』です。
別タイトルの映画ポスターですが、同系色なのでまとまりがありますね。
1個前の事例のように色を対比させるより、この事例のように同じにする方が一つの空間という印象が濃くなる気がします。
窓の両サイドの壁に、同じテイストの2種類の映画ポスターを飾ったリビングの例。
別の映画ですが、色と構図が似ているので、統一感がありまくりです!!
窓を挟んでポスターを飾るというアイデアもアリですね。
ダークオレンジの壁のホームシアターに、レトロな映画ポスターとアニメチックな映画ポスターを並べて飾った例。
ポスターのテイストや色をバラバラにするとこんな感じ。
先に紹介した3つの事例と比べると、インテリアにまとまりがなく、ごちゃっとした印象が強くないですか?
2枚のポスターを並べて張る場合は、共通点のあるデザインを選んだ方がインテリア全体に統一感が出ます。
真っ赤な壁色の子供部屋にアメコミのポスターと映画ポスターを飾った例。
この事例もポスターの色やテイストがバラバラですが、違う面の壁にそれぞれ張ってあるので、1個前の事例ほどの統一感のなさは感じません。
ちなみに奥にあるブルーのポスターは『007 ダイヤモンドは永遠に』、ベッドの上にあるのは、写真家アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)の作品、右の壁にあるのはJeff KoonsのHulk Elvis。
3.コントラストを楽しむ♪映画ポスターを3枚張ったインテリア例
廊下や長細い部屋など、幅が広い壁なら3枚連続張りも可能。
そんな時に参考にしたい事例を4つ紹介します。
ホワイト、黄色、紫の映画ポスターを3枚等間隔で横並びに飾ったリビングの例。
フレームに入れたポスターではなく、カンバスにプリントしてあるので絵画っぽくて素敵です!
ちなみに左右の映画の邦題は『フォレストガンプ』『羊たちの沈黙』です。
ブルー系のポスターを黒のフレームに入れて、ベッドの頭方向の壁に横並びに張った例。
真ん中のポスターを大きめにして、高さの中心で左右を合わせる張り方も参考に。
映画ポスターではありませんが、張り方が素敵だったので掲載。
ホームシアターの壁に3つのニッチスペースを作り、3種類のポスターをそれぞれ飾って、上部からスポットライトをあてて演出した例。
本格的なホームシアターの事例なので、一般的な住まいでは真似できないかもしれませんが、ポスターに照明器具をあてる技は、ダウンライトを使わずに、ヘッドの角度を変えることができるフロアスタンドやテーブルランプでも実現可能です。
味のある木の壁のリビングに、レトロな3枚のポスターを横並びに張ったインテリア例。
ポスターを入れたフレームもヴィンテージ感のある木製にして、部屋全体のテイストを統一。
1930~1940年代という古い時代の映画のポスターを使った事例です。
グレーのモダンなソファを置いたリビングに比較的新しい映画のポスターを3枚、黒のフレームに入れて横に並べて飾った例。
明るくて、すっきりとしたインテリアの作り方が素敵!!
3Pソファの幅とのバランスを考えたポスターの飾り方も参考になります。
4.バランスが絶妙!映画ポスターを4枚以上張ったインテリア例
4枚
レンガ壁に、4枚の異なる映画のポスターを等間隔に並べて飾ったリビングの例。
天井吊り下げ式のスポット照明をポスターに向けてあてて、雰囲気アップ!
同じサイズのポスターが綺麗に並んでいると、とっても素敵に見えますね♪
ちなみに右側の壁には、ゴッドファーザーとジョーズのポスターが高さを変えて飾ってあります。
グレーの壁にモノトーンの映画ポスター3枚とオレンジのポスター1枚を飾ったホームシアターの例。
同じようなテイストのポスターに1枚だけ違う色を入れて目立たせるセンスが素敵!!
映画のポスターって、本当に色んなデザインがあるので、迷ってしまいがちですが、気に入ったインテリアをそのまま真似るとういうのも一つの方法です。
5枚
2面の壁に年代もテイストもバラバラの映画ポスターを飾ったホームシアターの例。
ポスターがバラバラなのが、余計に映画館っぽい!?
比較的新しい映画のポスターばかりなので、「見たことある!!」という人も多いのでは?
2011年から2012年の映画ポスターを飾ったリビングの例。
同じサイズのポスターで2面の壁をぐるりと囲うレイアウトは、凄く格好良いですね。
全部のポスターがフレームとの間に同じ幅の余白が取ってあるのもポイントです。
6枚
リビングにダークグレーのコーナーソファをレイアウトし、背面の壁に映画ポスターを3列2段飾った例。
今まで紹介してきた映画ポスターの中で、一番小さなサイズの事例です。
黒の台紙のフレームに入れて等間隔に並べるとこんなに素敵に!!
一見バラバラに見えますが、黒に赤のアクセントカラーを使ったポスターを中心に飾ってあるのもポイントです。
リビングの壁一面にヴィンテージな映画ポスターを6枚並べて飾った例。
赤、青を中心としたはっきりとした色使いのポスターですが、文字だけのものが多いのでバラバラとした印象は少なく、ポスターとフレームの間に黒の余白が等間隔であるので整然とした雰囲気です。
縦長リビングにホワイトのレザーソファをレイアウトし、壁に6枚の映画ポスターを等間隔で横並びに飾った例。
壁から壁まで8m以上くらいありそうな、めちゃくちゃ細長い部屋ですが、実はこれ、5枚の事例で一番最後に紹介した部屋の続きなんです。
ソファが切れる場所までは同じテイスト、ソファから向こうのオープン部には黄色のポスターと言った具合に、スペースによって色を使い分けてあるのがポイントです。
ダイニングの壁に3列2段、ポスターを飾った例。
これは、映画ポスターではなく、バンドのフライヤーですが、飾り方にセンスを感じたので掲載。
黒のフレームに入れたカラフルな映画ポスターを6枚、横1列に飾ったダイニングの例。
このポスターは、映画をテーマにしたアートワークで、詳細は上のリンクから閲覧可能です。
残念ながら日本からの購入はできないようですが、センスの良さがたまりません!!
[参照元:Houzz Inc]