白い床のお部屋は他の色の床のお部屋と比べると広く見え、清潔感があるのが特徴です。

上記は、白い床のリビングやLDKに白い家具をコーディネートした例。

「素敵だけど、寒々しい。」
「すっきり見えるけど、ヨレヨレの部屋着でくつろぐのを躊躇しそう。」
「常に片付けてないと清潔感が保てなさそう。」

等々、「生活しにくそう」と感じる方も多いのでは?

白い床色を生かすなら、家具なども白で統一するのが良いのですが、いざ、そのお部屋で暮らすとなると居心地が悪く感じてしまうのも事実なんですね。

そこで、今回は白い床をどんな風にコーディネートすると、暮らしやすそうな雰囲気になるのかをキッチンやリビングなどお部屋ごとに紹介して行きたいと思います。

1.白い床のキッチンコーディネート

1-1.白い床の清潔感を生かしたモダンキッチン

ホワイトタイルのキッチンに鏡面ホワイトの壁付け+対面システムキッチンをコーディネートした例。

シャープで清潔感たっぷり♪
お料理教室が開催できそうなくらい広いのが羨ましい…。

間接照明を入れた奥行きを感じる演出の仕方にも注目です。

ホワイトタイルのキッチンスペースにダークブラウンのL型+アイランドキッチンをコーディネートした例。

モダンな印象がたまりません!!
1個前の真っ白なキッチン空間と比較すると圧迫感を感じますが、格好良い印象も。

クリーム色のタイル床のキッチンに鏡面ホワイト+鏡面ブラックのツートンカラーにしたⅡ型キッチンをコーディネートした例。

フロアキャビネットは清潔感を感じるホワイト、リビング側から丸見えのウォールキャビネットは高級感を感じるブラック。
他の部屋からの見え方も計算した扉の選び方にセンスを感じます。

ホワイト系のフローリングに、真っ白なコの字型キッチンをコーディネートした例。

「キッチン自体はシンプルデザインなのに、このキッチンに温かみを感じるのは何故だろう?」と考えていたら、カウンター用スツールと黒のペンダント照明のデザインに影響を受けていることを発見!!
「キッチンに清潔感は欲しいけど、ちょっぴり生活感もプラスしたい」という時に参考にすると良さそうな事例です。

1-2.白い床の冷たさを緩和する木目を生かしたキッチン

白い床のキッチン空間にナチュラルブラウンの木目扉の壁付けキッチンとアイランドカウンターをコーディネートした例。

デザイン自体は格好良いですが、木目のおかげで温もりもプラス。
キッチンって足元が寒い場所であることが多いですが、この色調ならあまり冷たい雰囲気がしないかも。

ホワイトタイルのキッチンスペースに、横木目の家具っぽいL型キッチンをコーディネートした例。

うわぁ～、とっても美しい♪
お手入れがしやすい鏡面扉にも惹かれますが、この温もりはツルンとしたキッチン扉では出せないですね。

白いフローリングのキッチンにダークグレーのフロアキャビネット+木製シェルフのキッチンをコーディネートした例。

「たった1個の棚だけで、こんなに温かみがUPするんだ!!」と新たな発見。
アイランドカウンターと組み合わせてあるチェアやペンダント照明のコーディネートが北欧っぽいですね。

1-3.白い床だから映えるカラフルキッチン

ホワイトのフローリングのキッチン空間に、黄色のフロアキャビネット+ホワイトのウォールキャビネットの壁付けキッチンをコーディネートした例。

手前にあるダイニングのチェアは赤の木製、ととってもカラフル!!
見てるだけで元気になりそうな色使いです。

ホワイトタイルのキッチン空間にイエローグリーンの壁付けキッチンをコーディネートした例。

可愛い上に清潔感たっぷり♪
ビタミンカラーを使ったコーディネートなので、食欲もUPしそうな予感。

ホワイトタイルのキッチン空間に、暗めのブルーのコの字型キッチンをコーディネートした例。

青の扉のキッチンにすると、広く見える!?
落ち着きの中に、おしゃれさも加えた素敵なコーディネートです。

続いては、「カラフルなキッチン扉に憧れるけど飽きが怖い」という方が参考にすると良さそうな事例を2つ。

白い床のキッチンに、白い框扉のコの字型キッチンをコーディネートし、天井を鮮やかな黄色にした例。

天井の色を変えるだけでこんなに華やかな雰囲気になるなんて…。
キッチン自体はホワイトなので、色に飽きたら天井の壁紙を変えるだけでOK!!

キッチンキャビネットの入れ替えはコスト高ですが壁紙なら1/10程度ですみそうです。

白い床のダイニングキッチン空間に、ホワイトのフラット扉のL型キッチンをコーディネートし、壁面をアイスブルーにした例。

「キッチンパネルにブルー系ってあるのかしら?」と探してみたら、アイカのセラールにある!!
キッチンパネルの場合は、水切り(カウンターの奥にある4.5cmほどの立ち上がり部分)との取り合いの関係で、簡単に張り替えという訳にはいかないですが“こういうコーディネートの仕方もある”というアイデアの参考に。

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2.白い床のダイニングコーディネート

2-1.白い床の清潔感を生かしたモダンダイニング

白いタイル床のダイニングに、ガラス製ダイニングテーブルとホワイトレザーのチェアをコーディネートした例。

「モダンなダイニングと言えばコレ」といった感じのお手本のような組み合わせ。
“食べる”を簡単に連想させない生活感ゼロのダイニング作りの参考になりそうな事例です。

白いフローリングのダイニング空間に、ホワイトの木製ダイニングテーブルとホワイトの木製チェアをコーディネートした例。

1個前の事例と同じ白い床に白い家具の組み合わせですが、こちらは素材が木なので温もりを感じます。
ダイニングに北欧を取り入れたい方が参考にすると良さそうな事例です。

白い床のリビングダイニングに、黒の木製ダイニングテーブルとホワイトのプラスチックチェアをコーディネートした例。

白×黒の格好良いダイニング。
木や丸いシルエットのチェアが使ってあるので、緊張感が少なめです。

2-2.白い床に温もりをプラスした木の質感たっぷりのダイニング

白っぽいフローリングのダイニングに、ミディアムブラウンの木製ダイニングテーブルと白い塗装の木製曲線チェアをコーディネートした例。

チェアは、CH24(Yチェア) by Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)で日本でも入手可能。

茶系のフローリングのダイニングよりも白いフローリングのダイニングの方が、テーブルの木が目立って見える木がします。

白いフローリングのダイニングに、ヴィンテージ風味の茶色の木製ダイニングテーブルとホワイトのイームズチェアをコーディネートした例。

赤紫のエスニック調(?)ラグとの組み合わせ方が素敵過ぎる!!
白い床には白っぽい木のダイニングテーブルしか合わないのかと思ってましたが、暗い茶色でも問題なしですね。

2-3.白い床の冷たさを緩和する可愛いダイニング

白い床のダイニングに、天板が茶色、脚がホワイトの木製ダイニングテーブルとホワイトのカントリーデザインの木製チェアをコーディネートした例。

花柄の壁紙やアンティークな木製家具などと組み合わせたキュートなダイニング。
ペンダントライトにくすんだグリーンを使ったり、補助席のチェアのみを赤にするポイント的な色の使い方にも注目です。

2-4.白い床だから映えるカラフルダイニング

白いフローリングのダイニングに、アンティークな木製ダイニングテーブルを置き、青やピンクのチェアをコーディネートした例。

チェアは、デザインも色もバラバラ。
テーブルの上のグリーンの金庫(?)や壁際に置いてあるブルーのロッカーなどは、白い床だからこそ違和感無く馴染んでるように思います。

白い床のダイニングの壁に水色、緑、オレンジ、赤のカラフルな壁紙を張り、ホワイトのダイニングテーブルとオレンジのチェアをコーディネートした例。

何ちゅう派手な色使い!!
「落ち着いてご飯を食べれない」となってしまいそうですが、こんなカラフルな空間を毎日目にしてたら気分が朗らかになりそう。

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3.白い床のリビングコーディネート

3-1.白い床の清潔感を生かしたモダンリビング

白っぽいフローリングのLDKにホワイトレザーのシンプルなソファとホワイトの円形リビングテーブルをコーディネートした例。

リビングから見える対面キッチンもホワイト。
見た感じはスッキリと清潔感に溢れていますが、真っ白なコーディネートは緊張感が出てしまうので、壁面にワインレッドの巨大なアートが飾ってあります。

ホワイトのフローリングのリビングに、茶色のソファとベージュのラグをコーディネートした例。

家具のデザインはモダンですが、色で温かみをプラス。
くつろぎやすさを重視したモダンリビング事例です。

白っぽいフローリングのリビングにグレーのコーナーソファと白の円形テーブルをコーディネートした北欧モダンテイストのリビング例。

リビングの向こう側に見えるダイニングチェアやカウンタースツールは、北欧家具HAYのもの。
コロンと丸みを帯びた可愛いデザインは、寒々しい白い床の空間に温もりを与えてくれるかも。

3-2.白い床に格好良さを加えたヴィンテージリビング

白い床のLDKに、ダークグリーンの格好良いレザーソファとトランクテーブルをコーディネートした例。

白い床で格好良いインテリアを作るという発想が無かったので、このアイデアは斬新!!
ハードな印象の家具ばかりを集めた空間なので、好き嫌いがはっきりと分かれてしまいそうですが、私はこんなインテリアが大好き!!!

ちなみにこのソファは、チェスターフィールドソファで検索すると出てきます。

白い床のリビングの壁面を黒くして、ライトグレーのソファと焦げ茶色のヴィンテージレザーチェアをコーディネートした例。

白いフローリングの広々とした印象を黒の壁で敢えて閉鎖的に見せる潔さ!
この部屋を眺めていると「暗い壁に囲まれた空間は凄く心が落ち着くなぁ」と、ふと。

家族団らんには向いていないかもしれませんが、こんなインテリアに憧れます。

3-3.白い床で北欧リビング

白いフローリングのリビングに、ライトグレーのソファと白のテーブルをコーディネートした例。

冷たい印象がたまりませんっ!!
このテーブル一般的なリビングテーブルよりも高めなので、もしかすると食事もこの場所でするのかな?

ホワイトのフローリングのリビングダイニングに青紫のソファと黒・グレー・水色・オレンジの幾何学模様のラグをコーディネートした例。

北欧インテリアのカラフルバージョン!
大人っぽくておしゃれなカラーコーディネートにセンスを感じます。

白いフローリングのリビングに、茶色レザーのソファとグレーのラグをコーディネートした例。

茶色×グレーがこんなにしっくりと馴染むなんて驚き!!
茶色レザーのソファには、ベージュのラグを合わせそうになってしまいますが、グレーにすると一気に北欧っぽくなるんですね。

3-4.白い床だから映えるカラフルリビング

白い床のリビングに、グレーのソファとくすんだブルーのソファを置き、壁面にオレンジや青を使ったカラフルアートを飾った例。

ソファ前のアート以外にも、青や赤のアートがたくさん!
床が白だからこそカラフルなアートがポイントになってる!!

茶色が多い部屋だと、アートのインパクトはここまで感じられないかもしれません。

白っぽい床のリビングにホワイトレザーのソファを置き、オレンジや赤を使ったカラフルラグと水色のクッションをコーディネートした例。

マルチカラーのラグが映えてる!
グレーやベージュの無難なラグを組み合わせるのもありですが、こういった攻め姿勢のコーディネートは床の色が白に近いからできるんですね。

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4.白い床の寝室コーディネート

4-1.白い床の清潔感を生かしたモダンな寝室

ホワイトアッシュのフローリングの寝室に白いレザーベッドを置いた例。

右側に置いてある彫刻は何!?
こんなアイテムが室内に飾ってあるのを初めて見ましたが、白だけで統一された寝室は清潔感たっぷりです。

白っぽい床の寝室に、ダークブラウンの木製ベッドを置き、ダークオレンジのベッドカバーをコーディネートした例。

暖かさと広さを感じる素敵な色使い!
同じモダンな寝室でも、1個前の事例よりこちらの方がぐっすり眠れそうな予感です。

4-2.白い床で真似したい北欧っぽい寝室

白い床の寝室にだぶるベッドを置き、レース素材や花柄のベッドカバーをコーディネートした例。

ベッドの頭部分の壁はラベンダー色?
「北欧と言えばモノトーンコーディネート」と思ってましたが、この寝室はフェミニンな印象です。

白い床の寝室にホワイトのベッドを置き、ベッドカバー類をライトグレーでまとめた例。

そうそう、これ。
北欧と言えばこの色使い!!

冷たさを感じる色ばかり使ってあるのに温かみを感じるのは、ラグやストールの素材感による影響かな?

ホワイトのフローリングの寝室にベッドを置いて、ベッドカバー類をグレーでまとめた例。

カーテンのくすんだライトグリーンヤテーブルランプのグリーンの使い方がセンス抜群!!
薄い色(白に近い色)の中に、薄っすらとしたグリーンを入れるだけでこんなにオシャレに見えるなんて驚きです。

4-3.白い床だからこそ映えるカラフルな寝室

ホワイトのフローリングの寝室の壁を薄いグリーンとグリーンが混じったパターン柄にした例。

ベッドサイドには水色のペンキが剥げたような収納家具をナイトテーブル代わりにレイアウト。
壁のコーディネートがおしゃれ過ぎます!!

白い床の寝室に茶色のベッドを置き、ベッドスローをオレンジにした例。

この寝室、ロフトなのかな?
手摺部分に使ってある水色のアクリルパネルとオレンジのベッドスローの組み合わせが絶妙!!

眠る時には目に入らない頭方向の壁面にカラフルなポストカードが並べて飾ってあるのも参考になります。

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