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北欧インテリアを3倍センスUP!9つのアクセントカラー&32実例

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日本の住まいにも馴染みやすいインテリアテイストと言えば、北欧。

その理由は
壁は、ホワイト系の色が定番

  • 窓枠や幅木、廻縁などの造作部材がシンプルなデザインのものが使われていることが多い
  • 天井がフラット
  • 床がフローリング仕様

だから。

その為、北欧を意識したカラー使いや北欧デザインの家具をコーディネートするだけで、北欧インテリアが完成してしまうという訳なんです。

下記の2つのリビングは、シンプルな造作部材を使った部屋(上段)と真っ白な壁&天井の部屋(下段)を北欧っぽいインテリアでコーディネートした例。

いかがですが?

どちらも色の組み合わせで北欧っぽいインテリアを作った居心地が良さそうな空間になっています。

しかしながら、誰しもが最初から、上記のようなハイセンスなインテリアを作れるという訳ではありませんよね。

このページでは、「北欧インテリアのベースとなる配色」と「1色プラスするだけで劇的におしゃれに見えるアクセントカラーの取り入れ方」について解説します。

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1.ベースとなる北欧インテリアの配色例

北欧インテリアのベースとなる配色は

  • 冷たい雪の中にいるような雰囲気の無彩色系(ホワイト・グレー・黒)
  • 冷たさの中に、ほっこりとした暖かさを演出するアイボリー・ベージュ系

の2つです。

1-1.冷たさ感じる無彩色ベース

グレー・ホワイトを中心にコーディネートし、黒でアクセントを加えた北欧テイストのリビング。

濃淡グレーを中心にコーディネートし、黒スチールと木を組み合わせたヴィンテージな家具をプラスした北欧テイストのリビング。

1-2.温もりをプラスしたアイボリー・ベージュベース

真っ白な壁のLDKに、アイボリーのソファ、ベージュのラグ、木のダイニングテーブル、木製シェルフなどをプラスして、程よい温もりを演出した空間。

壁面を薄いアイボリーにして、黒スチール+木製棚のヴィンテージ感溢れる収納家具やベージュのソファをコーディネートした北欧リビング。

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北欧インテリアを作る時は、上記の2種類のベースカラーをどちらにするか決めた後に、クッションやインテリア小物でもう1色プラスする(アクセントカラーを足す)ことで、劇的にセンスのある空間を演出できます。

2.北欧インテリア+暖色のアクセントカラー

2-1.赤

ベースカラー:無彩色系

壁が真っ白&グレイッシュな薄いベージュ系のフローリングのリビングに、ホワイトレザーのフロアソファを置き、真っ赤なアートと真っ赤なチェアをコーディネートした例。

この赤が無かったら、もっと殺風景で冷たい印象に。
アクセントカラーの取り入れ方のお手本のようなインテリア例です。

ベースカラー:無彩色系

真っ白な壁のリビングに、ホワイトのファブリックソファと薄いグレーのラグをコーディネートし、ソファの対面にダークレッドの一人掛けソファを2脚レイアウトした例。

フカっとした見た目と赤の暖色効果で温もりUP。
暗めの赤が、無彩色でまとめた空間と上手く馴染んでいます。

ベースカラー:無彩色系

ホワイトの壁のリビングに、明るいグレーのフロアソファとラグをコーディネートし、1本脚の赤のファブリックチェアと赤のオットマンテーブルをプラスした例。

ソファの隣に置いてあるチェアがファッショナブル!!
シルエットにもこだわった赤の取り入れ方が、とても参考になります。

2-2.オレンジ

ベースカラー:無彩色系

薄いグレーで塗装したレンガ壁のリビングに明るいグレーのファブリックソファとラグをコーディネートし、オレンジ色のクッションを2個プラスした例。

たった2個のクッションで、リビング全体に温もり感UP!
元々グレーを中心にまとめた冷たいカラーコーディネートなのに、寒々しい雰囲気はゼロです。

ベースカラー:無彩色系

ホワイトの壁のリビングダイニングに、ダークオレンジのファブリックソファとファブリックチェアをコーディネートした例。

手前にあるダイニング空間には、グレーのテーブルとグレー×黒のチェアをon。
無彩色を中心にまとめた冷たい雰囲気を損なわないように、わざと暗めのオレンジ色をチョイス。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

白い壁のリビングに、アイボリーのカーテン、ベージュのラグ、ナチュラルブラウンの木製チェア、グレーのソファをコーディネートし、鮮やかなオレンジ色のクッションをプラスした例。

「冷たい」と「暖かい」のバランスが取れたリビング。
夏でも冬でもカラーチェンジすることなく、快適に過ごせそうなインテリアです。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

ホワイトの壁のリビングに、ホワイトのファブリックソファ、アイボリーのラグ、ベージュのファブリックチェアをコーディネートし、オレンジ系のクッションとブランケットをプラスした例。

「このソファ、一体何人座れるの?」という大きさは、放っておいて、「くすんだオレンジ」「暗いオレンジ」「オレンジのパターン柄」と様々なニュアンスのオレンジをセンス良く加える技が、とってもおしゃれ。
狭いリビングや小さめのソファでも、このカラーコーディネートは参考にできます。

2-3.イエロー

ベースカラー:無彩色系

ホワイトの壁、ホワイトのカーテンのリビングに、薄いグレーのファブリックソファとラグをコーディネートし、くすんだ黄色のクッションを1個だけプラスした例。

パッと目立つイエローというよりは、部屋全体に馴染んだ暗めの黄色。
ソファ背面の壁に飾ってあるアートにも、ほんのちょっぴりクッションと同じ暗さのイエローが使ってあるのもポイントです。

ベースカラー:無彩色系

薄いグレーのラグとソファをコーディネートしたリビングに、黄色×グレー×ホワイトの幾何学模様のクッションを5個プラスした例。

幾何学模様は、インテリアをより北欧っぽく見せる定番の柄。
黄色を使った幾何学模様を取り入れることで、冷たく、味気ないインテリアがパッと華やかな雰囲気に。

ベースカラー:無彩色系

ホワイト、薄いグレー、黒でまとめたリビングのソファに、黄色の単色クッションを2個プラスした例。

4畳半ほどのリビングですが、白に近い色を多めに使うことで広々とした印象を演出。
「黄色のクッションが黒やグレーだったら?」と想像すると、黄色を取り入れることで、リビング全体に明るく楽しい雰囲気がプラスされていると思いませんか?

2-4.ピンク

ベースカラー:無彩色系

白い壁のリビングに、黒のソファ、黒の脚のテーブルをコーディネートし、薄いピンクが混じった幾何学模様のラグをプラスした例。

足元から暖かそう。
パッと目立つピンクではないですが、パターン柄が北欧っぽさを更に演出。

ベースカラー:無彩色系

薄いグレーのファブリックソファと腰までの高さのホワイトの収納家具が対面にレイアウトしたリビングの、ソファ背面の壁をすくんだピンクにした例。

「大人のピンク使い」といった印象。
黒のオープン棚や黒の額縁のアートとも相性抜群で、ちょっぴりエレガントな雰囲気もUP。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

薄いアイボリー系の壁のリビングに、茶色のレザーソファと白に黒のラインが入ったラグをコーディネートし、ピンク×ホワイト×茶色のパターン柄のクッションとピンク×ダークブラウン×水色×ホワイトの幾何学模様のクッションをプラスした例。

「どこにピンクがあるのやら?」と一瞬探してしまうほど、明るい茶色(ソファ)が目立ってますが、2種類のクッションのピンクがインテリア全体に可愛らしさをプラスしている気がします。

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3.北欧インテリア+寒色のアクセントカラー

3-1.暗い青

ベースカラー:無彩色系

薄いグレーとホワイトでコーディネートしたリビングのソファに、暗いブルーの単色クッションと暗いブルーにホワイトのラインが入った横長クッションをコーディネートした例。

落ち着きのある青が、部屋全体に高級感をプラス。
薄いグレーの壁に、ホワイトの造作部材を取り付けたリビングですが、真っ白な壁のリビングでも、このカラーコーディネートは真似できそう。

ベースカラー:無彩色系

真っ白な壁の屋根裏部屋みたいなリビングに、薄いグレーのソファとラグをコーディネートし、暗い青のクッションやターコイズブルーのクッションをコーディネートした例。

一瞬、黒に見えるクッションも実は、限りなく黒に近い青。
節のあるホワイト系のフローリングのリビングですが、ナチュラルブラウンのフローリングのお部屋でも参考になりそうなカラーコーディネート例です。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

白い壁のリビングに、ベージュのラグを敷き、暗いブルーのファブリック製3Pソファをコーディネートした例。

「冷たい」と「暖かい」の両方を感じるおしゃれなリビング。
北欧インテリアのカラーコーディネートと言えば、薄いグレーを使うのが主流ですが、このリビングは、薄いグレーの代わりにシルバー色が多く取り入れてあります。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

アイボリーのラグとホワイトのロータイプの収納家具をコーディネートした白い壁のリビングに、ダークブルーのファブリックソファを置いた例。

同じ暗い色でも、北欧インテリアの場合は、ダークグレーのソファを置いてしまいそうなところ、わざと黒っぽい青をチョイスすることでセンスUP。
ソファサイドの花瓶や収納家具の上のビン類も全てブルー系で統一してあるので、インテリア全体にまとまりを感じます。

3-2.青

ベースカラー:無彩色系

ホワイトの壁のリビングに、薄いグレーのラグとホワイトのロータイプの収納家具をコーディネートし、鮮やかな青のファブリックソファをプラスした例。

こんなに爽やかなブルーを使って北欧っぽいインテリアが作れるなんて…。
ポイントは、ソファ背面の壁に飾ってある黒字のアルファベットのポスターと白×黒のパターン柄のクッションです。

3-3.明るい青

ベースカラー:無彩色系

白い壁のリビングに、グレイッシュな薄い水色のファブリック製ソファと木製テーブルをコーディネートした例。

フローリングもグレイッシュテイスト。
薄いグレーのファブリックソファをコーディネートした北欧リビングをよく見かけますが、この事例のような水色系でも北欧っぽさは出せるんですね。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

ベージュのラグと茶色のレザーソファをコーディネートしたリビングに、グレーのハイバックタイプのファブリックチェアを2台置き、鮮やかな水色のクッションをコーディネートした例。

レザーソファの上にもブルーの単色クッションをon。
よく見ると、奥のスペースの壁面にくっつけてある収納家具(向かって左)も白っぽい水色でペイントしてあります。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

ベージュのレザー製コーナーソファと明るい茶系のラグをコーディネートしたリビングに、水色のイームズチェア(ロッキングタイプ)をコーディネートした例。

ガラス製リビングテーブルの上にも、水色の鉢に入れた観葉植物をon。
椅子と鉢という比較的安価なアイテムを使って水色が取り入れてあるので、色チェンジが簡単にできそう。

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4.北欧インテリア+中性色のアクセントカラー

4-1.緑

ベースカラー:無彩色系

薄いグレーの壁のリビングにダークグレーのファブリックソファを置き、ソファサイドと窓辺に鉢植えの観葉植物をプラスした例。

ソファの上にも、ダークグリーンにホワイトのラインが入ったパターン柄のクッションをon。
癒しの緑を北欧インテリアにプラスすると、部屋全体が、こんなに生き生きとした雰囲気になるんですね。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

ナチュラルブラウンのフローリングのリビングに、薄いグレーのファブリックソファを置き、ソファサイドに濃淡の違う3種類のグリーンのミニテーブルと緑のサボテンの置物をコーディネートした例。

何、このサボテン、可愛すぎる!!
観葉植物ではなく、植物を模したインテリアアイテムなので、水遣りの必要がありませんね。

4-2.紫

ベースカラー:無彩色系

ホワイト・グレー・黒でコーディネートしたリビングのテーブルの上に、ダークパープルの花を飾った例。

暗い赤紫を加えるだけで、こんなにオシャレに見えるなんて…。
ソファ背面の壁に飾ってあるアートは、このリビングと同じような雰囲気の部屋のモノクロ写真。

「部屋の壁に部屋の写真を飾る」って、なかなか思いつかない発想ですね。

ベースカラー:無彩色系

ライトグレーのファブリック製3Pソファと茶色レザー×木製フレームのチェア2脚をコの字にレイアウトしたリビングに、赤紫×ブルーのパターン柄のラグを敷いた例。

ラグ1枚で、リビング全体が劇的おしゃれに。
オリエンタル柄のラグを探せば、似たようなデザインが見つかりそう。

ベースカラー:アイボリー・ベージュ系

アイボリーのファブリック製ソファと黒レザー×木製フレームのチェア2脚を置いたリビングに、ダークレッド×紫のパターン柄のラグをコーディネートした例。

1個前の事例とコーディネートは似てますが、こちらは薄い茶色を多く使ったカラーコーディネートなので暖かい雰囲気。
窓辺や壁面に観葉植物をプラスして、癒しも演出したインテリアの作り方が参考になります。

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