4月は、入学式や新学期、新社会人に新年度など、お正月の次に新鮮な気持ちになる月だと感じる私。
この季節になると、ベランダから300mほど先に見える桜並木を「開花はまだかな~」と眺めるのが恒例となっています。
桜と言えば、お花見を連想する方が多いと思いますが、インテリアに取り入れてみるのもあり!
そこで、今回は桜を部屋にコーディネートしたちょっぴりロマンチックなインテリアを紹介していきましょう。
桜インテリア実例-目次
1.壁紙に桜を使ったゴージャスなインテリア例
薄いピンク地に濃いピンクで桜をプリントした可愛い壁紙を寝室の壁に張り、パステルブルーのパイプベッドとコーディネートした例。
めちゃくちゃ可愛い上に、この部屋を眺めていると心がポカポカして来る!
子供部屋の例かな?
赤×ホワイトのジグザグ模様のチェストが派手過ぎるので、ホワイト単色でも良いかも。
ダイニングの壁面にピンクに白の桜柄の壁紙を貼った例。
壁面全部に張らずに、床から70cmほどをグリーン系にペイントして春の草花のような雰囲気に!
落ち着いたトーンのピンク×グリーンの組み合わせなので、派手過ぎず優しい印象です。
寝室の壁の一面だけにベージュ地に紫の桜の木の壁紙を貼った例。
とってもエレガント!!
桜と言えば、ピンクですが、これはインテリアを上品に見せる紫。
この壁紙は、PLUM BLOSSOM by De Gournay。
日本語サイトもあるので、気になる方は問い合わせてみては?
グリーン地?ベージュ地?の壁にピンクのアニメチックな桜の木の壁紙を貼った子供部屋の例。
1個前の事例の桜は、天井から垂れ下がってるような雰囲気でしたが、こちらは床から伸びるバージョン。
2つの事例を見比べると、枝の角度によって部屋の広さが違って見える気がします。
天井高を高く見せたい場合は、床から伸びるバージョンの方が良いかも。
ちょっぴり暗めの紫(ピンクベージュ?)地にホワイトで桜を描いた壁紙を貼った寝室の例。
この桜、絵画みたい。
濃淡グレーとピンクベージュのエレガントなカラーコーディネートと桜の絵(?)の雰囲気がばっちりマッチ!
まるでホテルの一室のような高級感を感じるインテリアに、憧れの気持ちが沸々…。
ベージュ地に赤で桜を描いた壁紙をリビングの壁の一部に貼った例。
この壁紙も超キュート♪
壁紙と同じ赤を、カーテン・クッション・ベンチシートに少量使うカラーコーディネートはセンス抜群!!
「色の使い方次第でおしゃれな部屋はいくらでも作れる」が伝わってくる素敵なインテリアです。
NSR HANDCRAFTS(英語サイト)のものだそうですが、こちらのサイトを見てると手書きの素敵な壁紙がたくさん!!
ダークブラウン地にホワイトの桜を描いた壁紙をリビングの壁の一部に貼った例。
打って変わって、こちらは高級感たっぷり♪
ちょっぴり和のイメージも感じるのは私だけ?
Fromental(海外サイト)のカスタムデザインなので入手は無理っぽいですが…。
ダイニングの壁面にある収納開き扉にベージュ地に赤の桜柄の壁紙を貼った例。
壁ではなく建具に壁紙を貼るアイデアに脱帽!!
このダイニングも、桜の色とダイニングチェアの色を同じにしてまとまりのあるインテリアが演出してあります。
「建具に壁紙が貼れるの?」と思った方、両面テープを使えば意外と上手く貼れますよ。
ダイニングの壁面にホワイト地にベージュの枝垂桜の壁紙を貼った例。
まるで屋外にあるダイニングみたい♪
ここで食事してたら、毎日花見気分に浸れそう!
これもFromental(海外サイト)のカスタム品です。
2.桜のウォールデコorウォールステッカーをコーディネートしたキュートなインテリア例
壁紙のように壁一面ではなく、ポイント的に壁面に桜を貼った事例を5つ。
下地の色とのコンビネーションに注目しながら見て行きましょう。
ピンクの壁に明るいピンクの桜の枝を1本だけ貼った子供部屋の例。
窓横90cmほどの壁に桜を垂れ下がるようにアレンジしたインテリアが超キュート♪
壁の色は、Quaint Peche SW6330 by Sherwin-Williamsのペイントです。
全面ピンクの壁面の子供部屋にふんわりとした白の桜をペイントした例。
これは、ステッカーではなく手描きです。
絵をアップで見た感じはこちらから確認できますが、桜に蝶々が止まってる姿まで細かく再現してあります。
子供部屋の壁を面ごとにピンクと紫の2色でペイントし、ホワイトの桜の木にイエローグリーンの小鳥が止まったウォールステッカーと桜の花びらが散っていく姿のウォールステッカー2種類を貼った例。
天井やコーナーを活用した桜の演出の仕方が素敵!!
部屋の角上部から枝が垂れ下がるように配置すると本当にそこに桜の木があるかのような雰囲気になりますね。
グレーの壁に1本の白の桜の木のステッカーを貼った例。
壁の中央に向かって、風に乗って桜の花が流れているようなデザインが素敵!!
グレーに白の組み合わせでも、桜の雰囲気が出せるとは驚きです。
ダイニングの造り付け収納のオープンスペースをダークイエローでペイントし、ホワイトの桜の枝を1本ペイントした例。
絵は桜ですが、バックが黄色のせいか冬っぽい雰囲気も。
家具の隙間を上手く活用して桜をアレンジする技は、TVボードなどの家具にも応用できそうな予感です。
3.桜のアートを飾った季節感満載のコーディネート例
続いては「部屋の壁に直接桜をアレンジしてしまうと他の季節に違和感が出てしまう…」と感じた方におすすめのアートを使った事例を7つ。
アートなら、季節が過ぎる&飽きてもすぐに中身を入れ替えることが可能です。
アートの枚数が少ない順に見て行きましょう。
ライトグレーの2Pソファを壁を背にレイアウトし、上部にブルーにホワイトで桜を描いた油絵を飾った例。
アートの色とクッション&ラグの色を同じにしたおしゃれなリビング!
向かって右側にあるウォールシェルフにもブルー系のミニアートを飾ってあるので、まとまり感抜群です。
縦1.5m 横1.2mほどの薄いピンクの桜のアップのアートワークをダイニングのグレーの壁面に1枚飾った例。
儚げな印象がする素敵な桜♪
これまで、どちらかと言えば桜の花が小さいパターンばかりを紹介してきましたが、アップのものも春っぽくて良いですね。
ダイニングの食器棚のオープンスペースに茶色の額に入れた桜のアートを飾った例。
これ、日本のアートかしら?
白地に扇型にくり抜いた桜が和っぽい印象も。
ホワイトのチェストの上にブルーにホワイトの桜を描いた90cm角くらいのアートを飾った例。
「壁面にアートを固定できない」という方が参考にすると良さそうな例。
チェスト、花瓶、テーブルランプが全部白なので、桜のアートが目立ってます!
グレー地に赤で桜を描いた1.2×2mくらいの大きなアートを寝室の壁に飾った例。
「赤い桜って世の中に存在するの?」と思って調べてみたら、あるんですね!
ちなみに、この部屋ラグも黒にピンクの桜です。
ちょっぴり個性的な色使いですが、全体的にまとまりを感じるハイセンスなインテリアです。
シルバーフレームにグリーン地にホワイトの桜を描いた2枚の縦長アートを壁面に飾ったリビングの例。
同じアートが2枚飾ってあるだけで、オシャレ度UP!!
ちなみにこのアートは、Green “Cherry Blossom” Panel by Horchow。
日本からは入手不可能ですが、小枝に小鳥が止まった春らしいデザインのアートです。
ベージュの壁のリビングに、60cm角ほどの桜の枝のアートをダークブラウンの額縁に入れて3枚横に並べて飾った例。
同じサイズのものが3つ並んでると、それだけでおしゃれに見える!!
アートは全部同じに見えますが、左右のアートは同じ絵の左右対称版で枝が下に垂れてる姿で、真ん中のアートは、枝が上を向いたパターンです。
「額縁だけ買って来て、家のプリンターで桜の絵をプリントして飾るのもありかも…。」と、このインテリア見ててふと。
4.生花・造花の桜を使ったチェンジ可能なインテリア例
続いては、いつでも撤去可能な桜の生花や造花を飾ったインテリア例を8つ。
花瓶のデザインや他のインテリアアイテムとのコーディネートにも注目しながら見て行きましょう。
寝室のベッドサイドの床に、ガラス瓶に桜の枝を2本入れて無造作に置いた例。
特に飾り気のない寝室が桜効果でちょっぴり華やかに!
花瓶を床に直置きは、寝返りの多い私には無理っぽいですが…。
茶色の木目のダイニングテーブルの上に、茶色の陶器製花瓶にボタン桜の枝を3本入れて飾った例。
花瓶を敢えて白にしてないところが格好良い!!
花瓶の色は、ダイニングテーブルの天板と壁面に合わせてあります。
シャビーなホワイトのダイニングテーブルの上に、ブルー系の透明なガラス瓶に桜の枝を入れて飾った例。
桜の他にもピンクのメイソンジャーにピンクの砂(液体?)を入れてアレンジ。
このメイソンジャーを見た瞬間、ピンクグレープフルーツジュースを連想したのは私だけではないはず…。
ホワイト鏡面のオーバルのデスクの上にホワイトの陶器花瓶に入れた桜を飾った例。
白とピンクの組み合わせが可愛い♪
枝がニョキーンと伸びてるのでぶつかって花瓶が倒れてしまわないか心配になってきますが、こんなデスクでパソコンができたら、朗らかに作業ができそうな予感です。
ライトグレーのアンティークな木製ダイニングテーブルの上に、シルバーの筒に入れた桜を2つ飾った例。
シルバーと桜がこんなに合うなんて新発見!
テーブルの上を花瓶が占領し過ぎてる気もしますが、とっても華やかに見えます!!
ホワイトのダイニングテーブルの上に黒の花瓶に入れた桜を飾った例。
桜と花瓶の組み合わせだけでなく、家具、食器、壁面まで全部同じ色でコーディネートしたセンス抜群のインテリア。
「夏になったらどうするの?」という疑問も沸いてきますが、この色使いなら黄色の花でも似合いそう。
リビングのコーナーに渋いグレー系の花瓶に入れた桜を飾った例。
部屋の角に花瓶を飾る発想がなかったので、見て「なるほど!!」となった事例。
特に掃き出し窓の横の壁部分って暗い印象なので、ソファや家具をずらして華やかに飾るのもありかも。
花瓶は、信楽焼きを探すと、こんなデザインが見つかりそうな予感です。
5.桜ピンクを使った優しいインテリア例
最後は、春らしい桜ピンクを取り入れた優しい雰囲気のインテリアを5つ。
子供部屋の事例も混じってますが、他の色との組み合わせ方や桜ピンクが使ってある場所にも注目しながら見て行きましょう。
枕カバーに桜ピンクを使った寝室の例。
壁紙も桜と思ったら、こちらは生け花(Ikebana by Knowles & Christou)。
カラーコーディネートは、緑と紫の反対色の組み合わせです。
ベビーピンクで壁、ラグ、ソファ+オットマンをコーディネートした子供部屋の例。
エレガントで、とってもキュート♪
「甘すぎる」と感じる場合は、ソファ+オットマンをホワイトにすると大人っぽい部屋に。
女性向きのカラーコーディネート例です。
壁をピンクでペイントし、壁色よりも薄いピンクのソファを置いた子供部屋の例。
花柄のローマンシェードとクッションがめちゃくちゃ可愛い♪
この部屋も幼い感じなので、壁を白に変えると大人の部屋のコーディネートになりそうです。
グレーの壁の子供部屋に桜ピンクのカーテンを組み合わせた子供部屋の例。
モールディングを使ってDIYする時の参考にすると良さそうな例。
壁面の色は、Edgecomb Gray HC-173 by Benjamin Moore(ペイント)です。
桜ピンクのファブリックベッドを置いた子供部屋の例。
ベッドと言えば、素材が木だったりパイプだったりするものを想像する方が多いと思いますが、生地製を選ぶと寝室を優しい印象に。
通販でも購入できるので、気になる方は“ファブリックベッド”で検索してみて下さいね。
桜を取り入れたインテリアは、どれも春らしく優しい印象でしたね。
事例を眺めながら「壁の色に白が使われることが多い日本の住まいでは、桜を取り入れるは比較的簡単なのでは?」と感じました。
が、我が家は、既に壁紙を色付き&柄付きに変えてしまったので、トイレ内に桜のアートを飾ってウキウキする春の風を演出してみようかな?