一人暮らしでも、家族住まいでも、インテリアをおしゃれにしたい!
特に、住まいのメインとなるリビング空間は、家具を何も置いていない状態を眺めた時、「ソファにラグ、カーテンを好みのテイストで揃えて、雑誌に載ってるような素敵なコーディネートに。」とワクワクしてしまう方も多いのでは?
でも、家具やファブリックを揃えているうちに、何が何だかわからなくなり、インテリア雑誌のような洗練されたコーディネートとは真逆の「何だかボヤっとしたインテリア」が完成してしまうこともしばしば。
この失敗のもっとも大きな原因の一つは、家具のデザインや素材感ではなく、カラー配分にあります。
大抵の方は、赤のソファに紫のカーテンなど、特に派手な色を使っている訳では無く、ベージュ、黒、ホワイトと言った無難なコーディネートにしているはず…。
そのどこにでもありそうなインテリアを一気におしゃれに変身させるのが“アクセントカラー”の存在です。
このサイトでは、日々、色をたくさん使ったカラフルなインテリア実例を多く紹介していますが、今回は趣向を変えて、無難な配色のインテリアに“アクセントカラー”をプラスしてセンスアップした事例を7色のカラー別に紹介していきます。
ソファや家具などのベースカラーとの関係や「アクセントカラーがどこに使ってあるのか?」を具体的な事例とともに見て行きましょう。
“たった1色の差し色がインテリアを何倍にも魅力的に見せる”
そんな事例を素敵なリビング空間作りの参考にしてみて下さいね。
アクセントカラー【8色別】おしゃれなインテリア実例-目次
1.赤をアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
モノトーンでまとめたリビングに赤をアクセントカラーに使ったスタイリッシュなコーディネート例。
ファッション雑誌を見ているかのようなおしゃれな配色が素敵!!
赤は、クッション・アート・オブジェに使ってあるので、違う色に変更するのも簡単です。
さきほどと同じ部屋のソファ側の写真。
アクセントカラーの効果がひしひしと伝わってきますね。
ホワイトのソファとラグをコーディネートした緊張感あふれるインテリアに、赤を挿し色にしたリビングの例。
リビングテーブルにアクセントカラーを使った珍しい例です。
インテリア全体を同じ1色でまとめておくと、アクセントカラーの効果もアップするような気がしますね。
1個前と同じようにホワイトでまとめたリビングインテリアに暖かみのあるベージュ系をプラスして、赤をアクセントカラーにした例。
色数が多いのですが、ゴチャっとした印象を受けないのは、類似色や反対色を上手に組み合わせてあるからです。
こんなおしゃれなカラーコーディネートができるようになりたいですね。
マンションのリビングダイニングのカラーコーディネートをする時に参考になりそうな縦長リビングのコーディネート例。
ホワイト、ナチュラルブラウン、黒と言った無難な色をメインにして、ダイニングチェアに赤をプラスしただけのシンプルなインテリアです。
この組み合わせ方なら、インテリアに不慣れな方でも簡単に真似できそうな気がしてきませんか?
ホワイトに近いナチュラルブラウンの床のリビングにホワイトのソファーをコーディネートし、赤のチェアとアートをアクセントに飾った例。
ホワイトのソファは汚れが気になるところですが、薄い床色の部屋の広々とした印象をさらに広く見せています。
2.黄色をアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
マンションの縦長リビングのコーディネートの参考になりそうな素敵過ぎるコーディネート例。
モノトーンをベースにしたカラー配色に黄色をピリっと効かせるプロの技!!
黄色はグレーや黒と相性が良いので、都会的なインテリアが好きな方は、このカラーコーディネートをそのまま真似るのも良さそうです。
1個前の事例と同じようにモノトーン+黄色の配色ですが、こちらは、グレーが濃い目なので、また違った印象です。
縦長リビングに暖かみを感じる家具をコーディネートした事例。
ソファの上にさり気なくかけた布とクッションにアクセントカラーを取り入れた簡単に真似できそうなスタイルです。
アクセントカラーは難しく考えず、この事例のように身近なアイテムでプラスすると良いですよ。
何とおしゃれなリビング♪
ソファにはっきりとしたパターン柄を使い、黄色のクッションで締める技は、ある程度コーディネートに慣れていないと発想すらできそうにありませんが、事例をみれば、そのままそっくり真似できそう。
1個前の事例と同じようにパターン柄のソファに黄色のアクセントカラーを組み合わせた例。
インテリアに慣れないうちは、色のことだけで精いっぱいになってしまいますが、この事例のような柄を取り入れたインテリアは、いつかは挑戦してみたいものですね。
20畳以上あるリビングに、8人くらい腰かけられそうなソファをコーディネートした例。
アクセントカラーをクッションだけでなく、カーテンやランプシェード、アートにも使った配色抜群のインテリア例です。
広い部屋なので、黄色の割合が多いですが、狭い部屋でカラーコーディネートを真似する場合は、黄色を使う箇所を減らした方が良いかも。
3.オレンジをアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
モダンソファ&コーヒーテーブルをコーディネートしたリビングにオレンジをアクセントに使った例。
最もアクセントカラーを取り入れやすいクッションを活用したコーディネート例なので、簡単に真似できそう。
オレンジのクッションだけでなく、ラグと同じ色のグレーのクッションもコーディネートしてあるのがポイントです。
クッションカバー、テーブルランプ、アートにアクセントカラーを使ったリビングのコーディネート例。
2Pソファを2セット置くことが出来る広いリビングの例ですが、ソファの片側だけを参考にすれば、狭いリビングでも応用できそう!!
同じ空間にあるダイニングスペースも違和感なく溶け込んでいるので、マンションのリビングダイニングの参考になりそうですね。
黒のレザーソファにオレンジ&黄色のクッションをコーディネートしたモダンなインテリア例。
暖色独特の暖かさだけでなく、レザーソファにカウハイドラグを組み合わせることで、ファッショナブルな印象もプラス。
インテリア雑誌の1ページのようなインテリアです。
ベージュのモダンソファにオレンジのクッションをコーディネートした例。
同じ空間にあるダイニングテーブルにもオレンジのテーブルランナー(細長い布)をコーディネートして、一つの空間にある違う用途の部屋を同じテイストにしてあります。
オレンジ色ってカジュアルという印象が濃い色ですが、使い方によって、インテリアをグンとセンスアップしてくれる色だと思いませんか?
ホワイトのレザーソファにカラフルなクッションをコーディネートしたリビングの例。
リビングを広々と見せつつ、スタイリッシュにコーディネートしたい時の参考になりそう。
ストールやミラーの前のスツールにもオレンジ色を使ってあるのがポイントです。
4.ピンクをアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
壁のアートにアクセントカラーを取り入れたリビングの例。
インパクト大のスタイリッシュなインテリア♪
リビング全体に薄い色が使ってあるので、壁のアートの効果が絶大です。
こうやって見ると、無難なカラーでまとめたインテリアの方がアクセントカラーの効果を引き出すのに向いているような気がしますね。
ホワイトでまとめたリビングにピンクの一人掛けチェアを置いたエレガントなコーディネート例。
たやすく交換できない家具にアクセントカラーを使うのは勇気が必要ですが、このインテリアを見てると「インパクトのある色のチェアを部屋に置きたい。」という衝動に駆られてしまいます(笑)
少量ずつのカラー使いが素敵なリビングダイニングのコーディネート例。
アクセントカラーは、1色だけでなく、数色取り入れた方が断然おしゃれ!!と感じさせるインテリア事例です。
その為には、まずクッションを何個も揃えることから始めなくては…。
真っ白でコーディネートしたリビングにピンクのパターン柄とオレンジを少量プラスした広々とした印象のコーディネート例。
インテリア雑誌などには掲載されていなさそうな個性的なカラー使いですが、チェアやクッションに色を使ったコーディネートの仕方が参考になります。
ベージュのソファにピンクの丸いクッションを組み合わせた可愛いリビングのコーディネート例。
この配色は珍しいパターンですが、落ち着きと個性を感じます。
この色のピンクは子供っぽいイメージがしていたのですが、大人のインテリアにも合うんですね。
5.青をアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
ブラウンのレザーソファにブルーのクッションをコーディネートした例。
青と同じ割合で緑(クッション/観葉植物)もプラスした例ですが、配色が素敵過ぎる!!
茶色はインテリアではよく使う色なので、青との組み合わせ方を覚えておくと良さそうですね。
グレーのソファに青のパターン柄のクッションをコーディネートしたリビングの例。
同じ青でも2個のクッションの柄が違う!!
分厚い本を横向きに置いて、上に青の布を掛け、花瓶を飾る方法も簡単に真似できそうですね。
グレー系でまとめたひんやりとした印象のリビングにアイスブルーのクッションとトレイをコーディネートした例。
冬に見ると寒々しい印象を受けそうなインテリアですが、アクセントカラーを取り入れているアイテムがすぐにカラーチェンジを出来るものばかりなので、冬は暖色系にするなどの応用が効きそう!!
グレーでまとめたリビングインテリアに青のクッションでアクセントを加えたモダンなコーディネート例。
トーンが低めの青を使った配色は大人っぽく、高級な印象も。
アクセントカラーを決める時は色だけでなく、トーンの高低にも気を配りたいものですね。
6.緑をアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
一人掛けチェア、クッション、花瓶にアクセントカラーを使ったリビングのコーディネート例。
インテリアの教本には、「アクセントカラーは、クッションや小物に。」と書いてあるものが多くありますが、デザイナーズ家具の色を利用してアクセントカラーを決める方法もありですね。
緑のガラス瓶をアクセントカラーにしたリビングのコーディネート例。
インテリア全体が白×黒なので、花瓶の色が映えています!!
何でもないカラーコーディネートのように見えますが、配色を考慮したインテリアの作り方はとても参考になりますね。
ナチュラルモダンが好きな方の参考になりそうなリビングコーディネート例。
事例のクッションに使ってあるような黄緑は、インテリアアイテムによく使われている色なので、見つけるのも簡単そう!!
どことなくアジアっぽい雰囲気もしますね。
これまで、インテリアアイテムに緑を取り入れた事例を紹介してきましたが、緑をアクセントカラーにするもっとも簡単な方法は、観葉植物を活用することです。
という訳で、観賞植物の緑をアクセントカラーにした事例を3つ。
どの事例も観葉植物の緑が映えたナチュラルな印象のインテリアです。
7.紫をアクセントカラーに使ったリビングコーディネート実例
アクセントカラーである紫をクッション、一人掛けチェア、オットマンに使ったリビングのコーディネート例。
グレーの上品な印象をさらに上品に見せる素敵なコーディネート!!
この配色なら簡単に真似できそうな気がしますね。
ライトグレーのソファに紫のクッションと一人掛けソファを組み合わせたエレガントなリビングコーディネート例。
ダークブラウンの床の住まいなら一度は挑戦してみたい配色です。
ホワイトでコーディネートしたリビングに紫のアートを飾った高級感溢れるインテリア例。
特別なカラーを使っている訳ではないのに、何ですか!?この素敵さは…。
インテリアって、シンプルな配色の方が洗練された印象になるんですね。
これまで、グレーに紫をプラスした上品な印象の事例が多かったのですが、そこに茶色をプラスすると、温もりも感じるインテリアに!!
こうやって事例を見てると、収納家具の素材感や色もインテリア全体の印象を左右することがわかりますね。
グレーのソファに紫のストールと花を組み合わせたモダンなリビングのコーディネート例。
花をアクセントカラーにするアイデアが素敵!!
たかが花ですが、インテリアに調和するカラーを選んで飾るようにすると、こんなにおしゃれな印象になるんですね。
[参照元:Houzz Inc]