知り合いに趣味で約20年ギターをやってる方がいます。
この方、最近、我が家のインテリア(旦那の趣味物=STAR WARSまみれのリビング)に触発されて、居心地の良い住まい&趣味を全面に出した部屋に改造されているそうですが、大好きなガンプラを飾ろうとすると、奥様に「ギターを1本捨てたら飾っても良い。」と言われたそうです(汗)。
ガンダムは小学生から、ギターは高校時代からと、両方青春を捧げたアイテムだけに「どちらか一つに絞るなんて無理!!」と嘆いてらっしゃいますが、奥様にしてみれば、数本あるギターが無造作に部屋を占領しているのが許せないようです。
でも、そんなギターは飾り方次第で、インテリアのディスプレイにもなる優れもの。
どんな風に置け(飾れ)ば、素敵なインテリアが作れるか、実際の事例を見て行きましょう。
ギターの飾り方の参考に-インテリアの一部にしたおしゃれな部屋-目次
1.ギタースタンドに置いてインテリアに馴染ませた例
ギターをケースに入れたまま、部屋に置いているという人は、箱から出してコーナーに立て掛けたり、一人掛けチェアと並べるだけで、今までのインテリアが数倍おしゃれに見えるかも。
アジアンテイストの優しい素材感の一人掛けソファの隣に、ギタースタンドに立て掛けたアコースティックギターを置いた例。
ソファは部屋の中心、ギターは窓の方向を向くように“ハの字”にレイアウトしてあるので、見た目が素敵!!
古い缶を再利用したマガジンラックをギターを反対側に置いて、読書スペースとしても活用してあります。
畳1枚分の広さがあれば、こんな趣味に没頭できるスペースを作れそうですね。
1間くらいの窓辺に、レトロなレザー製のベージュの一人掛けチェアとグリーンのオットマン、木製のテーブル付のフロアスタンドを置き、コーナーにアコースティックギターをレイアウトした例。
1970年代を意識したインテリアだそう。
暖かく、優しい雰囲気が伝わってくるコーディネートなので、ギターの音色も似合いそう。
凹んだ壁の上下に木製の板を渡し、下はベンチ、上は本棚に活用して、壁際にアコースティックギターを置いた例。
ギターと反対側の壁際には蔓科の植物を天井から垂らしてあるので、カフェの一角のような、おしゃれな空間になってます!!
ギターを無造作に置くのではなく、観葉植物と組み合わせると自然と音楽の両方を感じる素敵なインテリアになりそうな予感。
室内で植物を育ててみたい方は、下記のトピックも参考に。
電子ピアノ&アコースティックギター&アンプを並べた個室の例。
音楽アイテムを一か所に集めることで、まとまりのあるインテリアが作れています。
デスクスペース(勉強)、ソファ(くつろぐ)、音楽の3つの要素を行う場所ですが、棲み分けがキチンと出来ているので、このレイアウトは気が散ることも少ないです。
TVボードの奥行を生かして、アコースティックギターを立て掛けた子供部屋の例。
入口の正面にギターが見えるので、格好良い!!
TVとギターの角度が揃えてあるのもポイントです。
リビングの壁面収納にダウンライトを埋め込んだオープン部を作り、ギタースタンドを置いて、ギターを飾った例。
ギターを置く場所=床の上だと思ってましたが、家具の上でもありですね。
この飾り方なら場所を取らないので、私の知人の奥様も妥協するかも(笑)
2.ギターハンガーを壁に取り付けてギターを飾ったインテリア例
1本
柱型にギターフックを取り付けて、高い位置に黒いギターを飾ったリビングの例。
モノトーンでコーディネートしたインテリアとギターの色が合ってます!!
2面を窓に囲まれたセレブなお部屋に似合う飾り方ですね。
青色の壁にギターハンガーを取り付けて、茶色のエレキギターを飾った個室の例。
レトロな雰囲気がとってもキュート♪
ハンガーに帽子を掛けて、ギターとコーディネートするアイデアはすぐに真似できそうですね。
2本
寝室の窓横の壁に幅1mほどのウォールシェルフを取り付け、その下にギターフックを2個取り付けて、デザインの異なるギターを飾った例。
お姫様みたいなテイストの寝室なのにギターの違和感を感じないのは、飾る場所に工夫がしてあるからかな?
3本
1.5mほどの壁にエレキギターとアコースティックギターを斜めに向けて、縦に2本飾り、床に置いたファブリック製の袋の中にアコースティックギターを突っ込んだ例。
床から1.5mと2mという高めの位置にギターがあるので、「飾ってある。」という印象がしますね。
もう1本のギターは、飾ってあるというよりも、取り敢えず入れておいたという感じ?(笑)
ただの飾りでギターが使ってあるのかもしれません。
五線譜に音符がついた板を壁に取り付け、ギターフックをつけて、ギターを3本飾り、天井からスポットライトを当てた例。
この板は家具屋さんが作ったものだそう。
五線譜の黒の線にフックを取り付けるようにデザインされているので、高さを5段階で変えることが可能になっていて、この事例では、下から3~5番目の板にフックが取り付けてあります。
床から2mほどの高さにギターフックを取り付け、エレキギター2本とアコギを1本斜めに傾けて飾ったリビングの例。
音楽が大好きな方の住まいかな?
アップライトピアノの上のスペースにギターを飾り、隣にあるソファスペースの壁にはレコードジャケットを均等に飾った音楽をテーマにしたリビング空間の作り方が素敵です。
4本
木目のオープン棚の下に同じ色の板を張り、ギターフックを4か所取り付けて、ギターを飾った例。
この部屋は仕事部屋だそう。
アンプも床に直置きではなく、オープン棚に入れて、宙に浮かせたようなレイアウトがしてあるところに、インテリアのこだわりを感じます。
アンティークなデザインのギターフックを横一列に4個取り付けて、ギターを並べた仕事部屋の例。
ギター以外にも弦楽器が数種類あるので、音楽家さんのお部屋かな?
クラシックで高級感のあるインテリアです。
5本
袖壁に2本、長手の壁に3本、ギターを飾ったリビングの例。
袖壁のギターは技と高さを変えてレイアウト。
これまで紹介したギターのあるリビングにも登場していたカウハイドラグやシープスキン、ファーなどのインテリアアイテムは、ギターと相性が良さそうです。
6本
3本のギターを山型に飾り、リビングの壁の中心から左右に2組飾った例。
ディスプレイの基本(シンメトリー)を意識して飾った事例なので、整然とした雰囲気がしますね。
複数のギターを飾る時は、壁に無造作にフックを取り付けるのではなく、見え方も考慮すると、この事例のような格好良い雰囲気が作れますよ。
ステンレスレールが埋め込まれたチェリー材を使った板にギターハンガーを取り付けて、ギターを5本飾り、上からスポットライトを当てたインテリア例。
ギターを天井ギリギリの高さに取り付けるというアイデアが無かったのでビックリ!!
上記で紹介しているメーカーのギターハンガーは、どれもデザインがめちゃくちゃ格好良いのですが、日本からは買えないようです…。
7本
真っ赤な壁のリビングの2面の壁を使って、7本のギターを飾った例。
ギターフックの高さを微妙に変えて、コーナー部分が一番高いようにレイアウトしてあります。
ギターが水平に並んでいるよりも段違いになってる方がお洒落に見えるのは、私だけ?
真っ白な壁にギターフックを上に4個、下に3個取り付けて、7本のギターを飾ったリビングの例。
上部のギターとギターの間に下のギターが入るように考えたレイアウトです。
1個前と同じ本数ですが、この飾りの方がギターを飾る壁の面積が少なくてすみます。
9本
TVボードの背面の板の壁にギターフックを取り付けて、横3列、縦3段、合計9本のギターを飾った例。
吹き抜けになってるリビングなので天井高が6mくらいありそうですが、梁にスポットライトを取り付けて、ギターを照らすインテリアの作り方は、まるでショップみたい!!
6本の事例で紹介したメーカーの違うバージョンのギターハンガーに9本のエレキギターを飾った例。
ハードなデザインのギターとハンガーが合ってる!!
ロック好きさんに似合いそうなギターの飾り方ですね。
3.家具や造作でギター専用の場所を作ったインテリア例
ギター専用キャビネット
壁面収納キャビネットの中に、ギターを差し込めるフック板を取り付けた例。
扉付なので閉めてしまうと、中が見えなくなるので、埃避けにも良さそう。
造り付けの家具なので、同じようなのを部屋に置こうと思うと家具屋さんにお願いするしかなさそうですが…。
木目の壁面収納にギター1本がぴったり収まるオープンBOXを8か所作り、中にギターフックを取り付けて、それぞれギターを飾った仕事部屋の例。
まるで展示品のようなギターの飾り方が素敵!!
もちろん、これもオーダー家具です…。
木目の重厚なデザインのリビング収納の真ん中をオープンにして、4本のギターを飾った例。
家具の下部の中央はソファスペースになっているので、ここでギターを弾けるようになってるのかな?
家具の天面にはダウンライトが埋め込んであり、ギターを照らしているので、高級感が半端ない!!
オープン部の手前に装飾板を取り付けて、光をより幻想的に見せる工夫もしてあります。
壁から壁まである壁面収納家具の両サイドをオープンにして、ギターを7本飾ったリビングの例。
ギターは、一番最初に紹介した事例と同じように板に差し込むタイプなので、幅を取らずにコンパクトにギターを収納できる!!
1個前に紹介した事例はギターを中央に飾るタイプの家具でしたが、こちらは、中央をTVスペースにして、左右対称にギターを飾るようになってます。
板をギター型にくり抜いて、奥行のあるスペースを作り、ギターを斜めに、はめ込んだリビング収納家具の例。
何だコレ!!
メインは、骨董品ディスプレイ用の家具ですが、雰囲気が全く異なるギターを飾るように収納できるアイデアに脱帽です。
モールディング+壁紙
オレンジと青のタイルを長方形に壁に貼り付け、周りをグレーの木枠で囲み、それぞれにギターを飾った例。
ホームバーの事例ですが、こんなギターの飾り方があったなんて…。
木枠の後ろに照明器具を入れて、間接照明にしてあるので、ギターを飾っている部分が浮き上がったように見えますね。
黒の壁紙を張った寝室に、ダークレッドの壁紙を長方形に張り、周りをモールディングで装飾した部分を3か所作り、ギターを飾った例。
1個前の事例と似た飾り方ですが、こちらは壁紙なので、DIYで簡単に作れそう!!
白い枠板はモールディングと言って、通販でも手に入る部材なので、気になる方は探してみて下さいね。
コレクションケース
壁にニッチ棚を3か所作り、上部にダウンライトを埋め込んでギターを飾った例。
既製品ではなく、建物の壁を利用してケース風に見せたインテリア例です。
既存の壁にこんな場所を作るのは、建築知識がないと無理ですが、壁より凹んだ場所にギターがあると、高級感がアップするような気も…。
ソファの背面の壁に3箇所ニッチを作り、ギターを縦横3本飾った例。
ニッチの周りに間接照明が入っているので、素人では手が出せないデザインですが、高価なギターをコレクションしたら挑戦してみたい飾り方です。
ギターがピタっと収まるガラスケースをリビングの壁に等間隔に飾った例。
腰までの高さの壁から壁まであるオープン棚の上部にケースが飾ってあるので、余計に格好良く見えますね。
ギター用のディスプレイ用ケースを購入すれば簡単に真似できそうなインテリアです。
[参照元:Houzz Inc]