インテリアを簡単におしゃれにできるアイテムにウォールシェルフがあります。
ウォールシェルフと片仮名で聞くと、とても格好良く聞こえますが、簡単に言えば壁面(wall)の棚(shelf)。
飾り棚や収納としても活用でき、どんな場所にでも取り付けることができる自由度が高い家具です。
また、かつては、このような板を壁面を取り付けるとなると「壁の下地が木(ベニヤ)ではないので、ビスが効かない」なんてこともありましたが、近ごろはDIYが流行中なので、下地が石膏ボードの場合に使うアンカー(カベロック)をホームセンターや通販で簡単に手に入れることができ、手軽に取り付けることが可能となっています。
ちなみに、壁面が石膏ボード仕様の我が家でも、ダイニングと寝室の2か所にウォールシェルフを取り付けて、スピーカー置き場やリモコン置き場として活用しています。
とは言え、自由度が高いだけに
- どこにどんな風に取り付ける?
- 壁とのコーディネートは?
など、選択肢があり過ぎて迷ってしまう場合も。
ウォールシェルフをさり気なく、おしゃれに取り込んだインテリアを部屋ごとに紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
部屋別ウォールシェルフインテリア実例-目次
1.キッチンのウォールシェルフインテリア
フロアキャビネットとウォールキャビネットで構成されるキッチン空間を「ウォールキャビネットを無しにして、ウォールシェルフで収納を作る」アイデアでカフェっぽい雰囲気にした例を5つ紹介します。
ホワイトのタイル壁に茶色のウォールシェルフを3段取り付け、食器置き場にした例。
薄いグレーのフロアキャビネットとホワイトタイルを組み合わせた清潔感溢れるコーディネートに、木の色をしたシェルフで暖かみをプラス。
ウォールシェルフもホワイトにしてしまいそうなところを技と茶色にしてあるところに、カラーコーディネートへのこだわりを感じます。
ホワイトのタイル壁にヴィンテージ感のある木製シェルフを1段取り付けて、食器置き場にした例。
シェルフの受け金具のデザインや黒のブラケット照明の組み合わせ方が参考になる。
インダストリアルやカフェっぽいキッチン空間を作りたい時に参考になりそうな事例です。
ホワイトのタイル壁に、ホワイトのウォールシェルフを3段取り付けて、食器やポット置き場にした例。
上段・中段・下段の受け金具をぞれぞれ違うデザイン(3種類)にして、規則正しく取り付けた、おしゃれ過ぎるコーディネート。
シェルフには、赤と白のアイテムを並べて、フロアキャビネット(白)と冷蔵庫(赤)の色と合わせてあります。
カウンター上80cmくらいの高さまでホワイトのタイルを張り、黒のウォールシェルフで壁面と縁を切り、スパイスや花を飾った例。
キッチン上の壁を広く空けた見た目がおしゃれ過ぎる!!
これまで紹介したような「天井ギリギリまでウォールシェルフを取り付けて収納場所を確保」ではなく、余裕のある取り付け方がキッチン空間を洗練された雰囲気に。
窓横30cmほどの空間に、木製シェルフを取り付けて観葉植物(ネギ?)を飾った例。
こんなに狭いスペースにもウォールシェルフ!
目線の高さに何か飾ってあるというだけで、オシャレ度が数倍UPして見えます。
2.ダイニングのウォールシェルフインテリア
「食事をするだけの場所にウォールシェルフなんて必要?」と思ってしまいますが、観葉植物や花をプラスして、食欲をそそるダイニング空間を演出するのもアリ。
また、食卓で使う常温保存の調味料、ふりかけ、ごはんのお伴などの収納場所としてコンパクトなウォールシェルフを活用する方法もあります。
掃き出し窓の横、床から120cmくらいの位置に、木製のウォールシェルフを1段取り付けて、鉢植えの観葉植物を12個並べて飾った例。
水遣りやお手入れをするのにちょうど良い高さに設定。
「ダイニング空間は、何にもない壁に囲まれているだけ」ということが多いかもしれませんが、生きたグリーンをプラスすることで癒し効果もUPします。
小窓の上に壁の端から端まで木製のウォールシェルフを取り付けて、本とお鍋置き場にした例。
天井から30~40cm下がった場所を収納にする発想は無かった…。
物の取り出しには不便な位置かもしれませんが、天井付近って、目に入らない場所なので、意外と使えるかも。
壁面をレトロなブルーにして、幅50cm程度の3段の木製ウォールシェルフを取り付け、スパイス類とラジオ置き場にした例。
レトロで可愛い雰囲気!
「ちょこっとした飾り棚」といった雰囲気ですが、コンパクトでも実用的です。
床から1mほどの位置に一枚板のシェルフを取り付け、花を飾った例。
こんな低い位置にウォールシェルフを取り付ける発想が無かったので新鮮!
「床の間のような雰囲気だな」と感じたのは私だけ?
床から90cmほどの位置にホワイトのシェルフを取り付け、ミラーやインテリア雑貨を飾った例。
1個前の事例と似た位置にあるシェルフですが、こちらは洋風。
凹んだ壁に受け板を取り付け、細長い板を乗せるウォールシェルフの取り付け方にも注目です。
3.リビングのウォールシェルフインテリア
壁面のうち、一箇所は液晶TV置き場となってることが多いせいか、余ってる壁面が無いと感じてしまうリビング。
でも実は、ソファの後ろやTVの周りなど、ウォールシェルフを取り付ける場所は意外とあります。
取付位置別にインテリア例を見て行きましょう。
壁を背にレイアウトしたソファの上部
ホワイトレザーのコーナーソファを壁を背にレイアウトし、上部にホワイトのウォールシェルフを1段取り付けて、アートを飾った例。
ソファに座った時の頭の位置よりも上にシェルフをon。
奥行きも浅めなので、圧迫感はさほど感じないかも。
ブルーのファブリック製2Pソファを壁を背にレイアウトし、上部にグレーのウォールシェルフを2段取り付けて、モノクロ写真を飾った例。
1個前の事例と似てますが、こちらは、2段なので、天井いっぱいまでディスプレイ。
壁とウォールシェルフを同じ色にすることで一体感のあるインテリアになっています。
ホワイトの壁を背に、ダークグレーの2Pソファをレイアウトし、上部にホワイトのウォールシェルフを取り付けて、写真や花を飾った例。
天井高の半分よりもちょっぴり上めにウォールシェルフをレイアウト。
白の殺風景な壁面が、ウォールシェルフとディスプレイの効果で一気に華やかな印象に。
薄いグレーの壁を背に、グレーのファブリック製2Pソファをレイアウトし、上部にホワイトのウォールシェルフを2段取り付け、本・キャンドル・観葉植物を飾った例。
ソファの左端から右に向かって2/3、ソファの右端から左に向かって2/3といった具合に、ソファの幅よりも狭いウォールシェルフを互い違いに使うアイデアがおしゃれ過ぎる!!
取り付け方・取り付け位置・幅などが自在なウォールシェルフだからこそ出来るインテリア例です。
天井付近上
ナチュラルブラウンの木目板の壁を背に茶色のレザー製2Pソファをレイアウトし、天井付近にナチュラルブラウンのウォールシェルフを取り付けて、本やストレージBOXを収納した例。
高い位置にあるウォールシェルフなので、奥行きもたっぷり。
リビングの床面に収納家具を置かずに、壁を活用すると、広々した雰囲気になりますね。
四方を壁に囲まれたリビングの天井に4面ともホワイトのウォールシェルフを取り付けて、本棚にした例。
壁を一周本棚に。
耐荷重が心配になってしまいますが、壁面に家具が無い分、スキっとした印象です。
ソファの横壁
ソファの横壁に、幅の狭いウォールシェルフを6段取り付け、ディスプレイ棚にした例。
観葉植物・本・アロマなどをon。
天井高の半分の位置よりも、ちょっぴり高めにレイアウトしてあります。
ソファ横の壁に、ホワイトのウォールシェルフを3段取り付け、本収納&ディスプレイスペースにした例。
棚板を受ける金具がハシゴのようなデザインになっているので、棚の高さが自由に変えられるのかな?
「ウォールシェルフは、壁の上の方につけるもの」と思ってましたが、この事例のようなロータイプの家具のような取り付け方もありですね。
ソファ横の壁に、端から端までホワイトのウォールシェルフを取り付けて、ディスプレイ棚にした例。
一瞬「デスクかな?」と思いましたが、椅子が無いのでただの飾り棚。
このウォールシェルフも床から70~80cm程度と、低い位置に取り付けてあります。
液晶TVの上
液晶TVを壁掛けにして、上部に木製のウォールシェルフを1段取り付け、観葉植物とインテリア雑貨を飾った例。
TVの上は盲点でした。
TVを余程高い位置にレイアウトしてない限り、TVの上って空間になってますよね…。
「この場所にウォールシェルフがあるだけで、こんなにもおしゃれに見えるんだ!!」と、とても参考になりました。
4.寝室のウォールシェルフインテリア
ベッドの頭側の壁にホワイトのウォールシェルフを1段取り付けて、モノクロ写真を3枚並べて飾った例。
ウォールシェルフの下にフリンジのような飾りをつけてキュートに演出。
起き上がる際に頭が触れない位置にウォールシェルフが取り付けてあります。
ベッドの頭側の壁の端から端まで、黒のウォールシェルフを1段取り付けて、アートを飾った例。
1個前の事例は、ベッドの幅と同じくらいのウォールシェルフでしたが、こちらは、ググーンと長いタイプなので、寝室が広く見える気がします。
ベッドの頭側の壁に黒のウォールシェルフを1段取り付けて、アートを1枚飾り、シェルフの両サイドから、電球を2灯吊り下げた例。
ウォールシェルフの縁をフックのように活用するアイデアがおしゃれ!
コンセントタイプの裸電球をペンダントライト風に使いたい時に参考にすると良さそうな事例です。
ダークブルーの花柄の壁紙クロスとダークブルーの単色の壁紙クロスを上下に張った寝室の壁紙クロス同士の境目にホワイトの飾り縁を取り付け、インテリア雑貨をズラズラと並べて飾った例。
モールディングをウォールシェルフ風に活用したおしゃれ過ぎるコーディネート。
クロスの張り分け方も、とても参考になります。
ベッドの横壁にホワイトのウォールシェルフを2段取り付けて、本を飾った例。
就寝前の読書スペースっぽいインテリアの作り方がおしゃれ。
シェルフは手前にガードがあり、斜めに立て掛けた本やアートフレームが落ちにくいデザインになっています。
5.仕事部屋のウォールシェルフインテリア
デスクを部屋のコーナーにくっつけてレイアウトし、壁面にL型に木製シェルフを2段取り付け、本やストレージボックスを置いた例。
「デスク正面の壁にウォールシェルフ」はよく見かけますが、L型に曲げると収納量UP。
前だとデスクの奥行きが邪魔になって取りにくいことがありますが、横だと立った状態でササッと取り出せるので便利そう。
広い壁に、幅90cmほどの木製シェルフを高さ違いに5段取り付け、デスク・ディスプレイ棚・本棚にした例。
色んな高さのウォールシェルフがあって面白い!
ウォールシェルフとスツールを組み合わせただけの簡単パソコンデスクの作り方が参考になります。
グリーンのようなブルーのような壁面に、茶色のデスクをレイアウトし、上部にホワイトのウォールシェルフを2段取り付けて、飾り棚にした例。
デスク前のウォールシェルフと言えば、たいてい本やストレージボックスの収納場所になってるのですが、これは飾るだけの棚。
黒板を立てかけて、カフェっぽい見た目にしてあるのが、とってもおしゃれです。
凹んだ壁にデスクをレイアウトし、上部にホワイトのウォールシェルフを3段取り付け、白と黒のファイルボックスやストレージボックスを収納した例。
見た目カッチリの作業がはかどりそうなデスクスペース。
色がバラバラ、大きさもバラバラ…。
デスク周りで使う物は、揃えるのが難しいですが、この事例のようにファイルボックスやストレージボックスを活用すると、まとまりのあるインテリアが作れます。
壁面に向かって、配管パイプを使ったデスク&ウォールシェルフを取り付けた例。
インダストリアルテイストにしたい時に参考にすると良さそう。
事例は、シェルフとデスクが繋がったデザインですが、ウォールシェルフだけをこの事例のようなデザインにするのもアリ。
既製品を探す時は“配管シェルフ”で検索すると出てきます。
Web Cams Sex