リビングの顔やくつろぎスペースの主人公としてソファを置くのが当たり前となりつつある今日。
あなたは、どうやってソファを選んでいますか?
インテリアショップや家具屋さんに足を運び実物を見て、または、通販サイトでパッと目にしたソファを“フィーリングで決める”という人が多いでしょう。
でも、その前に、世間にはどんな種類のソファがあり、デザインや素材の違いでどんな風に見えるのかを知っておくのは、大切なことです。
その理由は、リビングやくつろぎスペースに置くものはソファだけではないからです。
例えば、リビングのインテリアの方向性を何も決めずに、ふと立ち寄った家具屋さんで一目惚れしたレトロなソファを勢いで買ったとします。でも実際住んでいるお家は、コンクリート打ちっ放しの無機質な空間…。生活感のない住まいにレトロなソファの組み合わせは、調和を取るのが難しいですし、リビングテーブルやサイドテーブル、TVボードなど、快適な空間を演出するのに必要な家具のデザインを“住まいのテイストに合わせるのかorソファに合わせるのか”という悩みが生じてしまいます。
インテリアコーディネートの基本は、心地よい空間を演出することです。
床・壁・天井の構造、ドア・窓などの建具、家具、照明器具、カーテンなど室内にある様々なインテリアアイテムをバラバラに感じないように、上手に調和させることが心地よい空間を演出する基本となってくるわけですが、予備知識もなく、センスのあるインテリアをコーディネートしていくのは、初心者にとってハードルが高いですよね。
そこで、今回は、ソファ単体の種類やデザインを写真を使って説明するのではなく、ソファの種類やデザインに応じた実際のコーデイネートを紹介することで、慣れていない人でも目指すインテリアを簡単に真似できるように62例紹介していきたいと思います。
ソファとお部屋がおしゃれに馴染んだ、素敵な空間作りの参考にしてみて下さいね。
ソファの種類とデザイン考察-選び方の参考コーディネート実例目次
1.カウチソファの特徴とコーディネート例
カウチソファ(couch sofa)は、一般的に出回っている、私達がよく知ってるソファのことです。
カウチ(couch)は並べて置くという意味のラテン語が語源で、ソファ(sofa)は長椅子を意味するアラビア語が語源です。
この2つの言葉が一緒になったカウチソファには、現在、正確な定義はありませんが、ゆったりと座ることができて、くつろぎを重視したソファであればカウチと呼んでOKなのでは?と思います。
1-1.木製ソファのコーディネート例
木製ソファと聞いて、姿・形をすぐに連想できる方は、かなりのインテリア好きかも!!
木製ソファは肘掛やフレームに木が使ってあり、椅子を横に長くしたようなシルエットです。
木製ソファの“脚の周りに空間が多くできるデザイン”を活用することで、狭い部屋を広々と見せることも可能です。
(同じ面積の部屋でも、家具で床面が埋め尽くされた部屋よりも、床面が多く見える部屋の方が広く感じる。)
タータンチェックの座面の木製ソファをリビングの端にレイアウトした例。
ホワイトの床と収納家具にプラスして、床面がたっぷり見えているので、ソファの圧迫感を全く感じないコーディネートになっています。
一人暮らしのワンルームの省スペースや寝室にソファを置きたい時に参考になるインテリア例です。
ライトグレーの座面+木製フレームのソファをリビングに置いたインテリア例。
床がほとんど見えないソファを置くよりもすっきりとした印象を受けませんか?
この事例のようなソファは、木製家具や観葉植物との相性抜群です!!
ベージュの座面+木製フレームのソファをリビングに置いたインテリア例。
木目が美しいコーヒーテーブルとソファがまるでセット品のよう!!
1個前の事例のソファと似たデザインですが、こちらはベージュ系なので、リビング全体が暖かそうな雰囲気です。
木のぬくもりを感じるインテリアを作りたい時に参考にすると良さそうな事例です。
1個前の事例と同じようなデザインのソファを置いた一人暮らしの部屋の例。
これワンルームなんですが、同じ空間にソファ(くつろぎ)とベッド(寝る)とダイニング(食べる)が入ってると気付かないくらい、広々と見えませんか?
「木製ソファは、狭い空間に威力を発揮するデザインだな。」と改めて思います。

Scandinavian Living Room
木製フレーム+黒レザーの格好良い4Pソファをコーディネートしたリビングの例。
ミッドセンチュリーのインテリア例ですが、飾り気のないすっきりとした空間がお部屋を広々と見せていますね。
ソファに使われている木と同じような色合いの木を使ったキャビネットをソファの対面にレイアウトしてあるので統一感もあります。
黒レザーの座面+木製フレームの4Pソファをコーディネートしたリビングの例。
1個前の事例と同じようなデザインのソファを置いたリビングですが、こちらの部屋の方がアーティスティック!!
木製フレームのソファは、年月と共に変わる木の色を楽しめるというメリットもありますね。
黒のファブリックの座面+木製フレームの3Pソファをコーディネートしたリビングの例。
これまで紹介してきた黒の木製ソファはレザー製でしたが、これはファブリック。
同じ色やデザインのソファでも、素材が変わるだけで、インテリアの雰囲気がこんなに違って見えます。
温もり重視のインテリアにはファブリック、格好良いインテリアにはレザー、と言った具合に素材が持つ特徴を加味した上で、ソファを選んで行きたいですね。
変わったデザインの木製フレーム+ブルーのファブリックの3Pソファをコーディネートした北欧リビングの例。
ソファのデザインやインテリアの作り方が個性的で、しかもお洒落♪
リビングの中心にドーンとソファがあるのに狭苦しく感じないのは、ソファと床の隙間がたっぷり取れているからです。
1-2.ファブリックソファのコーディネート例
リビングとダイニングがひとつながりになったワンルームに黒のファブリックソファをレイアウトしたモダンリビングの例。
モダンインテリアを作るのに参考にすると良さそうな例。
黒くて重みを感じるフォルムのソファに薄い木製のテーブルを組み合わせることで圧迫感を回避するコーディネートの仕方が参考になります。
ダークグレーのファブリックソファにイサムノグチのコーヒーテーブルをコーディネートしたモダンリビングの例。
モノトーンでまとめたインテリアが素敵!!
ソファの背面の壁に飾ってあるアートは、FRENCH DOT by Nama Rococoの壁紙を黒の家具に入れたものだそう。
素敵な柄の壁紙を絵のように飾るアイデアは、簡単に真似できそうですね。
窓際にダークグレーのファブリックソファをコーディネートしたリビングの例。
マンションのリビングにソファを置く時に参考になりそうな事例です。
暗い色の家具(ソファ)を置くと、どうしても部屋が重苦しくなりそうですが、赤の一人掛けソファやオレンジ×黄色を使ったラグを敷くことで、楽しさも感じるリビングになっています。
くすんだオレンジ色のファブリックソファをコーディネートしたリビングの例。
オレンジ色のソファを置くと、インテリア全体が子供っぽくなる気がしていたのですが、大人な雰囲気に出来るとは新発見!!
カラーバランスが見事なモダンリビングの事例です。
グリーンのレトロな雰囲気の2Pソファをレイアウトしたリビングの例。
レトロやヴィンテージなインテリアが好きな人が参考にすると良さそうな事例。
古い木箱をリビングテーブル代わりに使うと、より雰囲気が出ますね。
木箱を使ったインテリアに興味が湧いた方は、下記のトピックも参考にしてみて下さいね。
くすんだ赤のファブリックソファをコーディネートしたリビングの例。
これまでカウチソファを木製、レザー、ファブリックの3つに分けて様々な事例を紹介してきましたが、ファブリック製ソファを選ぶ最大のメリットは、ソファの色をインテリアのアクセントにできることです。
最後に紹介した3つのカラフルな色のソファを置いた部屋は、見てるだけでも楽しくなってきませんか?
ソファの色を決める時は、床色との相性がとても大事です。
「ソファの色選びの参考に。床の色に合わせたコーディネート事例」を参考に、現在住んでいる部屋に映えるソファの色を知っておくことも忘れないでおきましょう。
1-3.レザーソファのコーディネート例
レザーソファのメリットは、インテリアに高級感が出せることとお手入れが簡単なことです。
またステンレス脚とレザーを組み合わせたソファは、パリっとした印象のインテリアや生活感を感じさせない部屋を演出するのにぴったり!!
ステンレス脚のホワイトレザーの3Pソファを壁際にレイアウトしたリビングの例。
どうです?この清潔感溢れるスッキリとした印象!!
白っぽい床色の部屋の参考にすると良さそうなソファコーディネート例です。
スレンレス脚のホワイトレザーの2Pソファを置いたリビングの例。
1個前の事例のソファよりも背もたれが高く、ゆったりと座れるデザインです。
汚れが気になりそうな白でも、レザー素材ならお手入れも簡単そうですね。
空間の中心にホワイトレザーの3Pソファをレイアウトしたリビングダイニングの例。
この家具のレイアウトは珍しい!!
食事スペースとくつろぎスペースをソファで区切るレイアウトの仕方ですが、この位置に暗いソファを置くと、それぞれの空間が独立して見えてしまいます。空間の開放感を殺さないようにソファの色をわざと白にしてあるのがポイントです。
茶色のレザーソファをダイニングに背を向けてレイアウトしたリビングダイニングの例。
1個前の事例と同じように、ダイニング空間を仕切る形でソファがレイアウトしてありますが、木製のダイニングテーブルセットに合わせた茶色のソファを置くことで、空間全体に温もりが演出してあります。
茶色のレザーソファとグレーのカーテン&クッションをコーディネートしたリビングの例。
茶色とグレーって、パッと思いつかない組み合わせですが、こんなに洗練されたハイセンスな雰囲気に!!
このスッキリとした印象は、同じ茶色でもファブリック製よりレザー製の方が出せる気がします。
味のある茶色の2Pレザーソファを壁際に置いたリビングの例。
ヴィンテージなテイストがたまりません!!
茶色とブルーも良く合うカラーの組み合わせなので、鮮やかな青をアクセントカラーにしたい方は、茶色のソファにすると良いかも。
ステンレス脚の黒のレザーソファをコーディネートしたリビングの例。
ラグを敷かない&ガラステーブルにして、空間の広さを生かすコーディネートの仕方が素敵!!
黒のレザーソファを置く時は、この事例のようにサイドに黒のフロアランプを置くと、統一感のある格好良いインテリアが作れそうです。
黒の重厚感のある3Pレザーソファと黒のラグをコーディネートしたリビングの例。
黒×黒の空間を狭く見せてしまうカラーコーディネートですが、すぐ横に大きな窓があるので、圧迫感はさほど感じませんね。
上記以外の色のレザーソファの事例を見てみたい方は、下記のトピックも参考に。
2.コーナーソファの特徴とコーディネート例
コーナーソファは、L字に曲がった、2方向に座面があるソファのこと。
見た目の大きさから「うちの狭いリビングに置くと圧迫感を感じそう。」と端から選択肢に無かったという方もコーナーソファで狭い部屋を開放的に広く見せる!!レイアウトのお手本20選で紹介した通り、レイアウトの仕方によっては、部屋を広く見せることも可能です。
また、I型ソファの座面の一部だけ奥行が長いコンパクトなコーナーソファなら、場所をとらずに足を伸ばして座ることもできるので、よりリラックスできる空間を演出することができます。
2-1.ファブリックコーナーソファのコーディネート例
リビングの中心に黒のコーナーソファ+オットマンをレイアウトした例。
上からの写真なので、部屋のどの辺にソファが置いてあるのかがわかりやすい!!
右端は、①上に乗って足を伸ばす②オットマンの方向を向いて座る、の2つの使い方ができます。
リビングとダイニングがひとつながりになったワンルームに、2つの空間を仕切るようにしてダークグレーのコーナーソファをレイアウトした例。
ソファの幅は、3Pソファと変わらないので、部屋の奥行が取れる場合は、コーナーソファを置いた方が、くつろぎやすいインテリアを演出できるような気がします。
グレーのコーナーソファをリビングの2面の壁に沿ってレイアウトした例。
薄い色のコーナーソファを壁にぴたりとくっつけてレイアウトすれば、思っているような圧迫感もなく、部屋の中心にまとまった空間ができるので、広く見えるような気がしませんか?

Scandinavian Living Room
グレーのコーナーソファを窓際に置き、さらにオットマンを並べてレイアウトしたリビングの例。
2Pや3Pソファの場合、ソファの上に一人が寝てしまうと、残りの人がソファを使うことができませんが、ソファと同デザインのオットマンを組み合わせたコーナーソファなら、誰か寝転んでいても、空いたスペースに座ることが可能ですね。
コンパクトタイプ

Scandinavian Living Room
壁際に長い座面のコーナーソファを置いたリビングの例。
このタイプのデザインは、日本の通販でよく見かけます。
一番奥は、足を投げ出して座れるので、特等席になってしまうかも。
変形したリビングの壁際にダークグレーのコーナーソファを置いた例。
このサイズなら、狭い日本のリビングにもおけそうな気がしませんか?
長い座面の部分は、窓方向から座るもよし、壁側から座るものよしの2WAY仕様です。
2-2.レザーコーナーソファのコーディネート例
ホワイトのレザー製コーナーソファを窓際にレイアウトしたリビングの例。
白のソファって本当にすっきりとした印象をもたらしてくれますね。
北欧インテリアを意識したコーディネート例ですが、このカラーコーディネートが寒々しいと感じてしまう方は、オレンジのクッションをプラスすると良いですよ。
IKEAのソファに興味がある方は、下記のトピックも参考に。
リビングの2面の壁に沿って、クリームがかったレザー製のコーナーソファをレイアウトした例。
壁際に白っぽいソファが置いてあるので、コーナーソファのボリューミィな雰囲気がゼロ。
逆に広々と見えるレイアウトの仕方です。
黒のモダンなレザー製のコーナーソファをレイアウトしたリビングの例。
このソファ、一体何人座れるの!?というくらい大きなソファですが、レザーのすっきりとした素材感のおかげで、「ソファが部屋を占領している。」という印象がしません。
黒の光沢のあるレザー製のコーナーソファを2面の壁に沿ってレイアウトしたリビングの例。
仕事場や待合室のような静観な雰囲気のインテリアです。
ソファの脚とリビングテーブルの脚を同じ木の素材で統一してあるのがポイントです。
ダークブラウンのレザー製コーナーソファをレイアウトしたリビングの例。
ソファと窓の間に隙間を作り、観葉植物をレイアウトすることでホッとできる空間を演出!!
レザーソファを置きつつ、お部屋に観葉植物も置きたいという場合は、茶色のレザーが一番合う気がします。
3.アームレスソファの特徴とコーディネート例
アームレスソファは文字通り、肘掛(アーム)が無い(レス)タイプのソファのことです。
サイドから見た時、視線を遮らないので、空間に広がりができ、開放感のある部屋を演出することが可能です。
仕切り壁のないリビングスペースに黒のアームレスソファをレイアウトした例。
部屋の構造上の開放感を殺すことがないように、わざと肘掛のないタイプのソファが置いてあります。
肘掛がないソファは、横から滑り込んで座れるというメリットもあるので、狭い部屋にも向いていますよ。
ライトグレーのアームレスソファをリビングの壁の中心にレイアウトした例。
狭いリビングなので、肘掛があるソファを置くよりもすっきりとした印象になっていると思いませんか?
また、コンパクトなI字ソファの場合でも、肘掛有のデザインよりも肘掛の幅が不要なアームレスタイプの方が座面が広く使えるので、ゆったりと座れます。
アームレスタイプのベージュのコーナーソファをリビングの中央にレイアウトした例。
上からの写真なので、わかりにくいかもしれませんが、肘掛でソファを囲ってないので、視線を遮るのは背もたれだけになります。
肘掛は、クッションで代用。
リビングとダイニングがひとつながりになった空間に真っ赤なアームレスソファをレイアウトした例。
どっしりと存在感のソファを置くのに比べると、広々とした印象です。
“くつろぎ”という面では頼りないかもしれませんが、インテリアのポイントにソファを置く場合は、この事例のような色&デザインがおすすめです。
ベージュのアームレスソファをコーディネートしたリビングの例。
ベージュに青緑とギザギザ模様のオレンジ×茶色の2種類のクッションをシンメトリーにレイアウトするセンスの良さが半端ない!!
このカラーコーディネート&レイアウトは是非参考に!!
リビングの2面の壁に沿って、ベージュのアームレスソファをレイアウトした例。
シンプルなデザインのソファは、高級ソファでおなじみのB&B Italia。
白系でまとめた開放感のあるリビングに素敵に馴染むシルエットです。
高級ソファに興味がある方は下記のトピックも参考にしてみて下さいね。
4.フロアソファの特徴とコーディネート例
フロアソファは、別名ローソファと呼ばれ、脚のないタイプのソファのことで、カウチソファに比べると、座面が低く開放感のある空間を演出することができます。
I型
紫のフロアソファを対面式にレイアウトしたリビングの例。
何というお洒落さ!!
床に近い位置に座面があるので、広々と見えますね。
壁際にグレーのフロアソファ(2P)をレイアウトしたリビングの例。
脚のあるソファよりも背もたれの位置が低いので、壁面が広く見え、ソファによる圧迫感は皆無です。
ダークブラウンの床色のリビングに1個前の事例のソファと似たデザインのフロアソファを対面式にレイアウトした例。
窓が多くあるリビングの開放的な印象を殺さないようにソファのシルエットは低めに設定。
脚があるのとないのでは、ほんの10cmほどしか違いませんが、狭い部屋で、家具のレイアウトに欠かせない“抜け”や“低さ”を意識するなら、フロアソファの方が向いています。
壁際に茶色のレザー製のフロアソファをコーディネートしたホームオフィスの例。
同じ空間に、ソファとデスクという場所をとる2つの家具がレイアウトしてありますが、ソファがロータイプなので、狭苦しいという雰囲気がありませんね。
フロアコーナーソファ
ダークグレーのボリュームを感じるフロアタイプのコーナーソファをレイアウトしたリビングの例。
ソファが低い分、天井高が高く見え、開放的な印象です。
この事例は一般的な部屋よりも天井高がありますが、2.4~2.5mのお部屋でも、背の低いソファを置いて、壁面をたくさん見せる工夫をすると実際よりも広く感じるようになります。
リビングの2面の壁を背に、ホワイトのレザー製のフロアコーナーソファをレイアウトした例。
2-2.レザーコーナーソファのコーディネート例でもホワイトのレザー製のコーナーソファの事例を紹介しましたが、脚が無いソファの方が開放感UP!!
リビングの2面の壁を背にライトグレーのフロアタイプのコーナーソファをコーディネートした北欧インテリアの例。
天井が斜めになったリビングなので、座面の低いソファを置いて圧迫感を回避。
ソファに薄い色を使ったカラーコーディネートの仕方が素敵過ぎます!!
グレーのフロアタイプのコーナーソファを空間の中心にレイアウトしたリビングの例。
ダイニングとの間に仕切り壁のない開放感のある広い空間をますます広く見せる工夫がナイス!!
マンションの家具選びの参考になりそうな事例です。
1個前の事例と同じく、ダイニングとリビングがひとつながりになった空間にホワイトのフロアタイプのコーナーソファをレイアウトした例。
隣にあるダイニングテーブルセットもホワイトにすることで空間全体のカラーを統一。
シンプルですっきりとしたインテリアの作り方が素敵です。
黒の重厚感のあるフロアタイプのレザー製コーナーソファをレイアウトしたリビングの例。
モダンインテリアが好きな人は、このインテリアにキュンとなりそう!
広いリビングの例ですが、同じ黒のレザーソファでも脚があるのと無いのでは、空間の広がりが違って見えますね。
リビングの2面の壁に沿って、水色のファブリック製のフロアタイプのコーナーソファをレイアウトした例。
この写真を見るだけで、ほっこりしてしまうのは、座生活に慣れている日本人だからでしょうか…。
ダークグレーのフロアタイプのコーナーソファをレイアウトしたリビングダイニングの例。
リビングとダイニングの空間訳にソファの背もたれを活用することはよくありますが、背もたれの高さを低いもの(つまりフロアソファ)にすると“仕切ってる”という印象が少なくなりますね。
リビングの真ん中にダークブラウンのフロアタイプのコーナーソファをレイアウトした例。
このソファ、組み合わせが自由にできる優れもの。
一般的にコーナーソファに腰かける場合は、どこに座っても同じ面に向かいますよね?でも、このソファは、座る位置によって、①リビングの中心②リビングの反対側、と体の向きが全く違う方向になるラウンジのような使い方がしてあります。
5.ラブソファの特徴とコーディネート例
ラブソファは、肩を寄せ合う距離感で2人並んで座れるコンパクトなソファです。
可愛いデザインを選ぶと一人暮らしや狭いリビングの顔になります。
ホワイトのオープン棚の間にエメラルドグリーンのラブソファをコーディネートしたホームオフィスの例。
ソファを中心にシンメトリーに家具をレイアウトするアイデアが素敵!!
ソファの両サイドにあるオープン棚はIKEAのKALLAXです。
狭めのリビングにグレーのラブソファをコーディネートした例。
このソファの上に乗ってるクッションはIKEAのLappljung Rutaクッションカバーです。
家族暮らしのリビングに置くには小さすぎるソファですが、新婚さんや一人暮らしにはちょうど良さそう。
ホワイトレザーのラブソファをコーディネートしたリビングの例。
省スペースのリビングで家族がくつろげるソファインテリアを作る際に参考になりそうなレイアウト。
ラブソファには2人しか座れませんが、両サイドに一人掛けチェアを置くことで、4人でくつろげるリビングになっています。
グレーのラブソファと同じデザインの一人掛けソファをL字にレイアウトしたリビングの例。
カラーコーディネートが素敵過ぎる!!
海外のリビングにしては狭く、日本のリビングで見かけるようなコンパクトサイズなので、家具のデザインやレイアウトの仕方は、とても参考になりますね。
エレガントなホワイトのラブソファをレイアウトした個室の例。
一人暮らしの部屋や個室にソファを置きたい時に参考になりそう!!
ソファのデザインに合わせた可愛い花柄のラグは、IKEA製品らしいのですが、現在、ホームページには掲載されていないので廃番なのかな?
6.ソファベッドの特徴とコーディネート例
ソファベッドは、背もたれをフラットにすればベッドにもなる、1台で2通りの使い方が出来るソファです。
一人暮らしに人気がある家具ですが、1日のサイクルの中で、ソファとベッドとして使うのは、とても面倒。
来客があった際の補助ベッドとして活用するのが良いでしょう。
座面が低めのシンプルなデザインのベージュのソファベッドをコーディネートしたホームオフィスの例。
普段はくつろぎや来客用に。
疲れた時にゴロンと横になれる2WAY仕様です。
ホワイトのレザー製のソファベッドをデスクの背面にレイアウトしたホームオフィスの例。
1個前の事例と同じく、こちらも仕事に疲れた時にゴロンと横に。
徹夜が続く場合は、仮眠を取ることができる、こんなソファがあった方が嬉しいかも!!
ブラウンのソファベッドをレイアウトしたリビングの例。
私の知ってるソファベッドと違う…。
一般的にソファベッドと言えば、この項目で紹介した2つのように背もたれを後ろに倒して、フラットにするタイプですが、これは、ソファの背もたれをヘッドボード代わりに使うタイプです。
ベッド部分は、ソファのクッションの下に収納してあるので、ソファ状態にした時は、普通のソファと変わらない見た目になっています。(上記商品リンク参照)
グレーのソファベッドをコーディネートしたリビングの例。
このソファベッドは、この項目の一番最初でも紹介したCB2で販売していたものだそう。(今は廃番)
CB2は、海外の通販サイトですが、日本からも購入可能なので、おしゃれなソファベッドをお探しの方は、こちらからどうぞ。
[参照元:Houzz Inc]
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