「日本の住宅の壁紙はどうして白ばっかりなのだろう。」
これは、今から○十年前、私が初めて、インテリアに携わった22歳の頃からずっと思っていたこと。
そして、ここ数年、やっと新築マンションのチラシに、色のついた壁紙をつかったリビングの写真を見るようになって「日本もやっと、色を使ったおしゃれな部屋が出てくるようになったのね♪」と嬉しくなっています。
私が白い壁に疑問を持つようになったのは、学生時代ヨーロッパに旅行したことがきっかけなんですよね。
海外インテリアは、その時代から、壁紙クロスを含めたカラフルな内装が特徴的で、しかも、センスが良いんです!!
日本でも流行の兆しを見せる色のついた壁紙。
「壁に色をつけたいな~。」と思った時の参考に、色別にインテリア事例を紹介します。
ただし、写真を見る時、壁紙の色ばかりに注目してしまうと、「同じような色を選んだのに全く違う」なんてことになり兼ねません。
ここでも、ソファの事例と同じように、住まいのベースとなる床色との相性に注目しながら、コーディネートを見て行きましょう。
壁紙のインテリア事例
壁に色を使う時に知っておくと便利!色の基本について知っておこう
住宅の壁は、住まいの中で、最も大きな面積を占める部分です。
色のついた壁紙を張りたいと思っている人は“部屋の中で色のついた壁紙がメインカラーになる”ということを心得ておきましょう。
※メインカラーとは、一般的にソファやカーテン、ラグに使う色のこと。
日本の住宅のベースカラーにホワイト系が多いのは、比較的狭い部屋でも、明るくて広々とした開放感のある印象にする為なのですが、「ありきたりな白は嫌!」という場合に知っておくと良いのが色の特性です。
一般的にインテリアカラーの基礎となる床や壁に使われる色はベースカラーと呼ばれ、インテリアに占める割合は70%程度が一般的。
壁に色をつけるということは、ベースカラーの割合が減ってしまうので、選ぶ色によっては、狭く見えたり圧迫感を感じてしまうことがあるかもしれません。
暖かく見える色と冷たく見える色
これは、誰でも知ってる暖色と寒色ですね。
特に、この2つを選ぶ場合は、日当たりの良さとの関係を考える必要があります。
日当たりの悪い北向きの部屋にブルー系の壁紙を張ると寒々しい雰囲気になりますし、日当たりの良い南向きのリビングにはっきりとしたオレンジの壁紙を張ると、真夏に暑苦しく感じるかもしれません。
どうしても、これらの色を使いたい場合は、ラグやクッションに別の色を使って、暑さ、寒さを緩和するという方法もあります。
狭く見える色と広く見える色
白は最も部屋を広く見せ、黒は最も狭く見せる色。
これ以外の色を使う場合は、暖色系は「進出色」、寒色系は「後退色」と覚えておきましょう。
同じ壁でも、暖色の壁色は手前に迫って見え、寒色の壁色は後ろに下がって見えます。
つまり、狭い空間の場合は、暖色よりも寒色を選んだ方が、広く感じるということです。
重く見える色と軽く見える色
これも「狭い」「広い」と同じです。
白は最も軽く、黒は最も重く感じる色。
重厚感を出したい時は、同じ色でも黒を混ぜたような色を使い、開放感を出したい時は白を混ぜた色味を選ぶと効果的です。
色による重さの比較
1枚目は白が多めの青、2枚目は黒が多めの青です。
2枚目の方が色に重みがあり、1枚目と比べると、圧迫感を感じますよね。
ライト(薄い茶色)の床色の部屋と壁紙クロス
赤色
黒みがかった赤の壁紙。
壁に飾られた3枚の絵がはっきりと浮かび上がり、洗練された印象ですね。
大きな窓がある部屋なので、少し暗い色でも大丈夫なのかも。
赤の壁紙にナチュラル系茶色の壁面家具を合わせたリビング。
暖かそうな雰囲気♪
すっきりした印象なのは、家具とソファ、クッションと壁の色に絶妙なバランスが取ってあるからです。
オレンジ色
オレンジの壁紙にホワイトのオープン棚を組み合わせたリビング。
真っ白の壁にホワイトの家具を置くよりもコントラストがはっきりして素敵です!
白の家具の多い部屋なら、こんな派手な壁紙をアクセントにしても良いかもしれませんね。
ブラウザの関係で茶色に見えてしまう人がいるかも知れませんが、薄ら模様が入った質感のあるオレンジの壁紙を張ったリビング。
ブラウンの家具やオレンジのソファとカラーを合わせた事例です。

Contemporary Living Room
ノーーー!!
血圧が一気に上昇しそうな派手なオレンジの壁紙のリビング。
温かそうな雰囲気ですが、この部屋に長時間いたら目が疲れそうです(笑)
ブラウン系の家具でコーディネートしたリビングにオレンジの壁紙。
同じようなオレンジでも、天井が高く、窓が大きな部屋なら、チカチカした印象がありませんね。
黄色
開放感のある明るいリビング!!
ブルーグレーのソファとのカラーコーディネートも素敵!!
窓枠や巾木や廻縁(床と壁、天井と壁の木の枠)がホワイトの部屋なら、薄い黄色の壁紙を張って似たような感じにできるかも!
黄色とオレンジのストライプの壁紙のリビング。
少しレトロっぽい雰囲気がたまりません!
この部屋も巾木がホワイトですね。
日当たりの良い部屋に黄色の壁紙を張って、更に暖かな雰囲気!
冷たさを感じるラグを敷いて、暑苦しくないように工夫してありますね。
横長の部屋に黄色の壁紙、反対側は黄緑の壁紙、リビングのソファの背中側にレンガ調の壁紙と3種類の違う壁紙でコーディネートしたワンルーム。
このインテリア、最高にセンス抜群!!
壁が凸凹したマンションなら、こんな風に壁ごとに色を変えても面白いかも。
空間を引き締めるグレーの使い方も上品です。
ピンク
ブラウン&ベージュで揃えた家具にピンクの壁紙。
凄くエレガント!!
でも家族で暮らす部屋で、この色は勇気が要りそうです。
淡いピンクとダークブラウンの家具のコンビが素敵なリビング。
このくらいの濃さのピンクだと明るくて柔らかい雰囲気♪
薄いグレーのカーテンが似合いそうですね。
このピンク素敵!!
大人っぽい色なので、落ち着きのある雰囲気です。
茶色のソファやダークブラウンと相性が良さそうですね。

Made in the Shade Blinds & More
これのピンクの壁紙もエレガント!!
紫に見える人もいるかもしれませんが、ベージュ系の家具を置いて上品な印象です。
青色
淡いブルーグレーの壁紙とホワイトの家具がエレガントなリビング。
元々天井が高く、明るい雰囲気で広々とした空間ですが、青系の壁紙にして、更に洗練された雰囲気をプラスした感じです。
これも淡いブルーの壁紙。
ホワイトの家具、薄いグレーの家具を置いて、広々と開放感のあるリビングです。
マリンブルーの壁紙inリビング。
ミッドセンチュリー風の家具に合ったコーディネート!
この部屋、3面とも壁紙が違うんですよ。
紫色
ベージュのソファと紫の壁紙をエレガントにコーディネートしたリビング。
絶対に、自分からこんな発想のインテリアはできない!と思った1枚。
素敵過ぎます!!
紫と黒の壁紙を張ったリビング。
このカラーコーディネートもおしゃれ♪
ソファとラグの色が壁に合わせてあるのがポイントです。
白のソファと紫の壁紙。
今まで広い部屋ばかり見て来たので、この広さに親近感。
狭い部屋でも、落ちつきのある雰囲気にしたい時は、こんな色を選ぶと良いかも。
緑色
広いリビングに暗めのグリーン(黄緑色?)の壁紙。
このお部屋、外から見たらどんな風になってるんだろうと思うくらい壁が凸凹。
でも、この凹凸を生かした家具のレイアウトの仕方にもセンスを感じてしまいます。
明るいグリーンの壁紙を張ったLDK。
対面側の壁は紫?ブラウン?
変わったカラーコーディネートだけど、モダンな雰囲気で素敵ですね。
少し暗いトーンのグリーンの壁紙を張ったリビング。
一人暮らしの部屋かな?
グレーのラグやカーテン、ベージュ系のソファーとのコーディネートも参考にしたいですね。
壁も天井もグリーンの広~~~~~いLDK。
この色使いは海外独特のセンスのような気がします。
茶色
ダーク系茶色の壁紙を張った狭いリビング。
狭い部屋なのにすっきり広々とした印象なのは、床の色が薄いのに加えて、家具の色がベージュ&ホワイトだからですね。
清潔感と暖かさを感じるインテリアです。
ダーク系茶色の壁紙にベージュのインテリアのコーディネート。
木の色が目立つインテリアなら、同系色である、茶色の壁紙にすると失敗が少ないかも。
少し明るめの茶色とベージュのソファ&カーテンでコーディネートしたリビング。
壁に濃い色を使ってあるのに、重苦しくなく、リラックスできそうな部屋です。

Colour Centre – Carpet One
暗めの茶色の壁紙にグレー&ベージュのソファ、グレーのラグを合わせたリビング。
茶色とベージュ(クリーム色)って、本当によく合う!!
上品な印象ですね。
グレー
濃いグレーの壁紙に黒の家具でまとめたリビングダイニング。
何!?この重厚感!
床色がこんなに明るくても、こんな落ちつきのあるコーディネートが可能なんですね。
同じグレーでも白に近い壁紙にすると、こんなに開放感のある雰囲気に!
家具も全部白でまとめて、ますます広々とした雰囲気です。
ほとんど黒に見えるグレーの壁紙にベージュのソファを組み合わせたリビング。
何だかリッチな雰囲気。
家具のデザインは至って普通のモダンスタイルなので、組み合わせるだけでリッチな雰囲気を出しているということになりますね。
こんな技、見習いたいです!
黒
黒の壁紙とグレーの家具でまとめたおしゃれなリビング。
凄く格好良いですよね!
黒の壁紙にグレーのソファのあるリビング。
黒の壁なのに広々と開放感のある雰囲気です。
こうやって見ると、壁に濃い色を選んだ時は、広く見せる為の家具の色選びが重要になってきますよね。
全周を黒の壁紙でまとめた狭い個室。
こんな狭い部屋の壁を黒にするなんて!!と思いましたが、意外に寛げそうかも。
ゴールドを使ったシェルフやサイドテーブルとのコンビが素敵です!
ベージュ系の家具と黒の壁紙。
我が家の床色もこんな感じなのですが、家具をこんな色にすればよかったかも…と後悔。
このコーディネート、モダン過ぎます!
今度は黒の壁紙に黒の家具を合わせた例。(照明の関係でブラウンっぽく写ってます。)
さっきの例と見比べると、こっちの方が重苦しい雰囲気ですよね。
壁紙に黒を使ったら、家具の色も気を配らないと…と感じた1枚です。

Sofa.com
カラーセンス抜群の黒の壁紙のリビング。
黒の壁って、重厚なインテリアのイメージしかなかったのですが、こんなカラフルなインテリアも合うんですね。
おもちゃがあるから、小さな子供がいるお家かな?
また、「黒の壁紙を壁の一部にだけ使いたい!」という場合は「黒の位置で広さが変わる!黒い壁紙8パターン&インテリア例30選」も参考に。
ミディアム(中間色の茶色)の床色の部屋と壁紙クロス
赤色
明るいリビングに赤の壁紙&赤の一人掛けソファ。
ピアノのあるリビングなので、楽しい雰囲気を作れそう!
赤の壁紙の寝室。
寝る部屋に目の覚めるような色はあまりおすすめではありませんが、枕元だけならOKかな?
エンジっぽいエレガントな壁紙を張ったリビング。
上品な印象のインテリアです。
真っ赤な壁紙を張ったカジュアルな雰囲気のリビング。
このインテリア元気が出てきそう!
ウォールデコが海外っぽですよね。
TVの後ろの壁に真っ赤な壁紙を張ったリビング。
ソファとキッチンはグレー。
他の色は全くないので、空間全体にまとまりがありますね。
ダークな赤の壁紙を張ったダイニング。
壁の色合いとダイニングセットの雰囲気がマッチしててエレガント♪
センスのあるインテリアを作るには、壁紙にあったデザインの家具を選ぶのも大事ですね。
ベージュ系の家具でまとめたリビングダイニングにダークな赤の壁紙。
この系統の赤って、とってもおしゃれに見えますよね。
黒が入った赤なら、高級感を演出するのにも向いているかも。
急遽加えた、エレガントなリビングの写真。
ピンクと言った方が良いかもしれない壁紙の色ですが、ベージュのソファとのコーディネートが素敵過ぎ!!
部屋のサイズは6畳くらいかな?
暖色系だけど、広々と見えますね。
オレンジ色
ベージュのソファにオレンジの壁紙のリビング。
他の壁はグレーにしてあり、洗練されたイメージです。
横に4mほどある広いリビングなので、こんな色を使っていても圧迫感がありませんね。
グレーのソファと目が覚めるようなオレンジの壁紙の個室。
見てるととってもエネルギッシュなんですが、実際に暮らしてみるとどうだろう?
少し目がチカチカするかもしれませんね。
少し模様の入ったくすんだオレンジの壁紙を階段横の壁に張った例。
オレンジでもダークな色を選べば、落ち着きのある印象になりますね。
日当たりの良い狭い部屋にオレンジの壁紙。
窓枠や巾木がホワイトだと、コントラストが綺麗♪
壁の色に細いスチールを使ったチェアとテーブルが絶妙に馴染んでいますね。
黄色
「オレンジっぽいミディアムの床に黄色の壁紙って合うのかな?」
想像上ではミスマッチに思える組み合わせも実例を見れば、「変ではない!」と実感できます。
この壁紙に黒の家具を置くと、インテリアが一気にエレガントになりますね。

LDa Architecture & Interiors
同じ黄色の壁紙でもトーンが低めでグレーっぽい黄色だと、もっと落ち着いた雰囲気に。
何なの!?このすっきり感。
ホワイトと壁紙のコントラストが清潔感を生んでるんでしょうね。
白っぽい黄色の壁紙のリビングダイニング。
こんな色の壁紙には、ベージュ系のカーテンが合いますね♪
黄色と白の壁紙を張った天井が高いリビング。
日本の住宅のLDKがすっぽり収まりそうなほど広いリビングなので、あまり参考にならないかもしれませんが、黄色の色合いがとても素敵だったので掲載。
このインテリア大好き!!
グレーのソファ&ラグに黄色の壁紙のすっきりとした印象のリビング。
照明器具を含めた、部屋にある全ての家具をカラーコーディネートしてある例です。
トータルコーディネートの参考に。
同じ黄色の壁紙にグレーやホワイトを使ったリビングですが、こちらは、生活感がにじみ出ている感じ。
少しゴチャっとした印象になっている理由は、フォトフレームの飾り方にあるんじゃないかと思います。
フレームサイズを揃える、飾るラインを揃えるなどすれば、もう少し洗練された印象になる気が…。
ピンク
淡いサーモンピンクの壁紙のリビング。
花柄のファブリックのチェアとのコンビが可愛い♪
優しく女性らしいイメージですね。
ベージュのソファ&カーテンにトーンが低めのピンクの壁紙のリビング。
上品で素敵なコーディネート♪
色の使い方がとても素敵です!
薄いピンクの壁紙のリビング。
紫色っぽくも見えますが、エレガントな雰囲気です!
白の家具を置くと似合いそうな色合いですね。
ベビーピンクの壁紙inリビング。
少し子供っぽい色かな?
でも、ドアや窓枠がホワイトのお家なら、こんな風に可愛いインテリアができるかも!
青色
爽やかで可愛い雰囲気のリビング。
淡いブルーの壁紙に白の腰壁、グレーのソファーを合わせて、広々と清潔感のある印象に。
インテリアコーディネートのセンス抜群です!!
濃い緑系青の壁紙をぐるりと張ったリビング。
この青、とても素敵な色です。
ミディアムの床に合ってますよね。
トーンが低めの青の壁紙を張ったリビング。
さっきの青と雰囲気が異なり、こっちも捨てがたい!
白のランプシェードとのコントラストが素敵です。
黒っぽいブルーの壁紙にベージュのソファを合わせたリビング。
ミラーフレームやベージュは少しグレー系。
この2つの色ってよく合うんですね。
事例を見るって本当に大事…。
紫色
どこかのレストランかと思うほど広いダイニングキッチン。
和紙っぽい模様が入った紫の壁紙が上質な空間を演出していますね。
薄く横に縞模様が入った紫の壁紙のリビング。
ターコイズブルーのお皿を飾ったディスプレイの仕方が素敵です!
紫の壁紙に濃いグレーの壁紙を合わせたリビング。
程よい落ちつきと上品さを感じるリビングですね。
薄い紫、濃い紫、2つの空間をトーンの違う紫の壁紙でコーディネートした例。
手前がリビングで奥がダイニングです。
日本のインテリアではあまり見かけない色の使い方に斬新な印象を持ってしまいます。
緑色
グリーンの壁紙にホワイトのソファの組み合わせ。
どこかのインテリア雑誌の1ページかと思うような素敵な色の組み合わせです!
ソファの上にある6分割になった絵がおしゃれ過ぎ!!
イエローグリーンの壁紙とホワイトのソファのコンビ。
同じ白のソファと緑の組み合わせでも、1個前の事例と比べると、こちらはカジュアルな印象です。
壁の色合いって、部屋の雰囲気を左右しますね。
薄いグリーンの壁紙でぐるりを囲んだリビング。
こんな緑、初めてみたかも!
優しくて、落ち着く感じですね。
打って変わって濃い緑の壁紙とグリーン系ファブリックを組み合わせたリビング。
カーテンの柄が少しきつい気がしますが、インテリアをトーンの違う緑でまとめた事例。
同じ色でのトーン違いって、凄くまとまって見えますね。
茶色
ベージュ、ブラウンのソファと茶色の壁紙のリビング。
茶色がこんなに上品に見えるなんて!!
茶色の壁紙って、自分からは絶対に選びそうにないですが、このような事例を見ると「あれ?素敵かも…」ってなってしまいます。
薄く横ラインが入った薄い茶色の壁紙のリビング。
ぬくもりがあって、優しい雰囲気です!
暗い茶色の壁紙のリビング。
こってりしたデザインの家具と組み合わせて、重厚感のある印象。
こういった家具と組み合わせない場合はどうなるんだろう?と疑問に思った方は、次の例を参考に。
モダンスタイルのグレー、ホワイトのソファと茶色の壁紙のリビング。
さっきみたいなデコデコしたデザインの家具でなくても合いますね。
グレー
トーン違いのグレーで縦ストライプを作った個性的な壁紙のリビング。
シルバーフレームのアートがめちゃくちゃ映える壁紙です!
壁に何か飾ろうと思ってる方は、参考にしてみては?
壁紙、ソファ、ラグをグレーでまとめたLDK。
何でしょう?このおしゃれ感。
LDKという一つのまとまった空間をこんなに素敵にコーディネートできたらなぁ…。
天井&壁にグレーの壁紙を張って、ソファは黒レザー、とっても格好良いリビング。
少しレトロな感じもして、おしゃれ♪
黒
黒の壁紙に茶色のレザーソファを組み合わせたリビング。
オレンジと黄色を使ったアートが一層引き立つ壁の色ですね。
天井が高く、窓が大きな部屋なので真っ黒の壁でも大丈夫ですが、狭い部屋にこのコーディネートをすると狭苦しく感じるかもしれません。

Kitchen Architecture
真っ黒の壁紙にネイビーのソファを組み合わせたリビング。
洞穴のような落ち着きがあって、狭いところが好きな私は居心地が良さそうに感じてしまいます(笑)
黒の壁紙&モノトーンの家具でまとめたモダンなリビング。
部屋のほとんどが黒なので、重苦しい雰囲気がある反面、格好よさも感じますね。
ダーク(濃い茶色)の床色の部屋と壁紙クロス
赤色
ダークブラウンの床にエンジ色の壁紙のリビング。
この組み合わせ、アジアっぽい雰囲気ですね。
赤の壁紙にベージュのソファのコーディネート。
暖かみがあって、ゆったりくつろげそう♪
アクセント(クッション)にブラウンを選んであるところが大人っぽい!
赤の壁紙に黒のソファのコーディネート。
さっきのリビングに比べると、少し若々しい雰囲気!
パリッとしたインテリアを目指す方におすすめです。
赤の壁紙に薄い黄色のソファのコーディネート。
暖色同士の組み合わせなので、この部屋も暖かな雰囲気!
狭いリビングなので、薄いグレーを敷いて広く見せる工夫も。
オレンジ色
レンガ調とオレンジの壁紙のコンビネーション。
めちゃくちゃ狭いスペースをいろんな色を使ってコーディネートしたこだわりを感じるインテリアです。
黄色に近いオレンジの壁紙にベージュ系ソファを置いたリビング。
明るくて元気が湧いてきそうなインテリアですね。
ピンクっぽく見えるオレンジの壁紙のダイニング。
ホワイトのドアや薄いグレーのダイニングチェアとのコントラストが抜群に素敵!!
薄い模様が入った茶系オレンジの壁紙のリビング。
三角天井だから、コテージかな?
黒に近いダークブラウンの床にオレンジの壁紙。
ソファは白、チェストは黒と言った具合に家具はモノトーンでまとめて。
“THEモダン”ってタイトル(仮名)の雑誌に載ってそう!
黄色
海外の壁紙事例を見ていて思うのが、この系統の黄色を使った部屋が多いこと。
モダンにもエレガントにもできる色合いですね。
さっきと同じような色合いの黄色の壁紙とモダン家具のコンビ。
白とのコントラストが美しいです!
ブラウザによってはグレーに見える方もいるかもしれませんが、薄いダーク系イエローの壁紙を張ったリビングダイニング。
この色に白の装飾って、本当にエレガント!!
質感のある木の家具が似合いそうですね。
4畳半くらいかな?
周囲をクリーム系黄色の壁紙でまとめた個室。
ブラインドの色を床色に合わせた素敵なコーディネートです。
ピンク
見ただけで“ピンク”って感じのリビング。
このお家の床はダークブラウンなんですが、全く見えないほど大きなラグを敷いてありますね(笑)
床色が気に入らない、または、好きな色が床色と合わせにくいといった場合は、こんな具合に床の色を変えてしまうのも一つの方法です。
ブラウザの関係でベージュに見えてしまう人がいるかもしれませんが、イエロー系ピンクの壁紙のエレガントなインテリア。
黒の家具とのコンビがおしゃれですね。
青色
ダークブラウンの床と薄いブルーの壁紙のコンビは、今、私が一番気に入ってるインテリア。
暗い床でも広々と見え、おしゃれに見えるところが大好きなんです!
赤茶色のフローリングにトーンが低いブルーの壁紙のリビング。
ソファにベージュを持ってきて上品な印象にまとめたインテリアです。
濃い青の壁紙のリビング。
ソファには緑。しかも、本当の緑!!
おしゃれだとわかっていても、こんな組み合わせ方って、なかなかできないですよね。
紫色
紫の壁紙とグレーのソファを組み合わせたリビング。
“おしゃれ”という言葉以外に、この部屋に相応しい言葉があるでしょうか!
カラーコーディネートの仕方、センス良すぎます!
暗いトーンの紫の壁紙に薄いグレーのソファを置いたリビング。
さっきの壁紙より色を濃くすると、こんなに重厚感のある雰囲気に!
私、紫が好きなので、このインテリア、たまりません!
緑色
壁紙とダイニングチェアをグリーンでまとめたLDK。
ワンルームタイプの部屋でカラーコーディネートをする時に参考になりそうなレイアウト&色使いです。
ブラウザの関係でグレーに見える人がいるかもしれませんが、抹茶のような緑色の壁紙のリビングです。
何だか和風っぽい雰囲気ですね。
これもグレーに見えてしまう人がいるかも。
グレーに近いグリーンの壁紙にベージュのソファを合わせたリビング。
同じ緑でも、こっちはモダンな印象です。
茶色
床色と壁紙を全く同じ茶色にしたリビング。
床と壁に色が入ると、照明器具やソファの色が目立ちますね。
ゴールドっぽい色を主体にした豪華な雰囲気のインテリアです。
これも床色と壁紙の色を合わせたリビングですが、光物が一切ないパターン。
この茶色にベージュって、とっても落ち着きます。
茶色の壁紙に茶色のソファをコーディネートしたリビング。
私には、こんな組み合わせ方、絶対にできない!!
白とのコントラストが素敵過ぎます!!
グレー
ダークブラウンというより黒かな?
黒っぽい床にグレーの壁紙を組み合わせたモノトーンインテリア。
上品な印象ですね。
薄いグレーの壁紙に濃いグレーのソファを組み合わせたリビング。
グレー同士って、違うのは明度だけ(彩度がない)なので、どんなグレーでも隣に持ってきても合うんです!!
コーディネート初心者さんにおすすめかも。
という訳でグレーの壁紙×グレーのソファの組み合わせ事例を3つ。
壁紙かソファ、どちらかに濃いグレーを持ってくるだけで微妙なコントラストができるので、簡単にコーディネートできそうな気がしてきませんか?
もう少しニュアンスを変えるなら、下のような例も。
ブルーグレーの壁紙にグレーのソファの組み合わせ。
少し青が混じるだけで一気におしゃれな雰囲気になりますよね。
黒
ダークブラウンのフローリングは、部屋を狭く見せてしまうので、壁紙に黒を張るのは、あまりおすすめできませんが、真っ黒な壁紙を張った事例を3つ。
ソファの色を目立たせたい!という場合には効果がありそうですが、暗くて重苦しい雰囲気は消せませんね。
世の中には数えきれないほどの色があって、どんな色を壁に張るかで随分印象が変わりますよね。
パソコンやスマートホンのブラウザの関係で、同じ赤でもオレンジぽっかったり、赤かったりすると思うので、なるべく2つ以上の機器から写真をみてみることをおすすめします。
[参照元:Houzz Inc]
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