白・黒・グレーの無彩色で作るモノトーンインテリア。

各色の配分や部屋の見え方を「モノトーンインテリアで注意したい3つのポイント＆リビング実例54選」で詳しく解説しているのですが、白・黒・グレーにヴィヴィッドな色をプラスした事例は、各色1例程度。

「もっとたくさん事例を見たい!!」というお声を頂戴しましたので、今回は、白・黒・グレーでコーディネートしたモノトーンインテリアに、

上の表の右の色相環の赤、オレンジ、黄色、青、紫、緑の有彩色をプラスしたワンランク上のコーディネートを紹介します。

1.白・黒・グレーのモノトーン+【赤】でコーディネートしたスタリッシュなインテリアコーディネート例

黒&ダークグレーでコーディネートした重厚感のあるリビングの壁に、ダークレッドの7分割アートを飾った例。

向こう側に見えるのはキッチンかしら…?
モダンで格好良いインテリアがアートの効果で更に格好良く見えますね。
周囲の壁がグレー系ですが、ホワイトの壁でも合うんじゃないかな?

ホワイトの円形テーブルに黒の木製チェアを組み合わせた2人掛けダイニングの壁にモノクロ写真を8枚飾り、テーブルの上に真っ赤な薔薇を飾った例。

このインテリア、カフェっぽい♪
モノクロ写真の中に実はちょっぴりダークレッドが混じってるのですが、気づきました?

花で赤をプラスした例なので、黄色、青、紫など、他の色に変えるのも簡単そうですね。

黒のソファ、ライトグレーのラグ、黒のミニテーブルをコーディネートしたリビングにアートとクッションでダークレッドをプラスした例。

ゴールドのオープン棚やシルバーを使ったチェアもプラスしたエレガントなインテリアが素敵!!
モノトーンの無機質な雰囲気は少なめですが、こんなリビングで過ごしてみたい!!

黒のフローリングの寝室に、黒のベッドと収納家具をコーディネートし、カーテンも黒にした真っ黒な空間に、赤のチェアとウォールシェルフ、背板が赤のオープン棚をレイアウトした例。

照明付きのウォールシェルフ+モノクロ写真をセットにして、壁に階段のように飾るアイデアがおしゃれ♪
背板が赤のオープン棚は、黒のオープン棚に手を加えると自作できそうな気がします。

ライトグレーのソファ、グレー&ホワイトのラグ、ホワイトのTVボードをコーディネートしたリビングに真っ赤な椅子を2個レイアウトした例。

赤のスツールは、Drop Stool(Red) by Zuo from Amazon。
モノトーンインテリアでも、白やライトグレーの面積が多いので、広々とした印象です。

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2.白・黒・グレーのモノトーン+【オレンジ】でコーディネートした暖かさ溢れるインテリアコーディネート例

白をベースに、白×黒のパターン柄の一人掛けチェア、クッションをコーディネートしたリビングに、オレンジ色のテーブルランプとクッションをコーディネートした例。

パターン柄が多く使ってあるので、ゴチャっとした印象ですが、オレンジ色があることで、生活感が感じられます。
オレンジ色の使う場所が絶妙ですね。

ホワイトのソファにライトグレーのラグをコーディネートしたリビングにオレンジ色のクッションと内側がオレンジ色のペンダント照明をコーディネートした例。

1個前の事例のオレンジ色よりもくすんだ色なので、リラックス感があります。
サイドテーブルの上のテーブルランプや壁に飾ったアートフレームなど、黒の配分を少なめにして、空間を広々と見せてあるのもポイントです。

壁を背にライトグレーのソファをレイアウトし、上部にモノクロ写真を3つ飾り、オレンジ色のクッションをコーディネートしたリビングの例。

床に敷いてある菱形のラグは、IKEAのLAPPLJUNG RUTA。
このシリーズには、クッションもあるので、LAPPLJUNG RUTAのクッションとオレンジ色のクッションの2個使いにしても良さそう。

ライトグレーのコの字型ソファにライトグレーのラグをコーディネートし、ダークオレンジのクッションと一人掛けチェア+オットマンをレイアウトしたリビングの例。

アートやインテリア小物の使い方が上手いっ!!
壁、ソファの上、リビングテーブルの上、オープン棚の中といった具合に、離れた位置にあるアイテムを同じ色にする手法(この事例の場合はダークオレンジ)は、インテリアをおしゃれに見せたい時に絶対に使った方が良い技です。

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3.白・黒・グレーのモノトーン+【黄】でコーディネートした明るいインテリアコーディネート例

ライトグレー×ホワイトのストライプ柄のソファに黒×ホワイトのパターン柄のラグをコーディネートしたリビングの壁に、黒のフレームに入れたモノクロアートを6枚飾り、クッションと花で黄色をプラスした例。

この色の使い方なら、クッションと花の色を青→紫→オレンジといった具合にどんな風にも対応可能。
ラグの柄が目立ち過ぎると感じる場合は、ホワイトやライトグレーにすると良さそう。

ホワイトとライトグレーでコーディネートしたリビングダイニングに、ヴィヴィッドな黄色をアート、クッション、インテリア雑貨でプラスした例。

照明器具のシェードは、全て黒で統一。
照明の真下にあるリビングテーブルも黒。
この部屋をパッと見た時、ホワイト、グレー、黒の3色使いのモノトーンだと気づかなかったほど、黒の使い方が絶妙です。

グレーのソファにグレー×ホワイトのパターン柄のラグを組み合わせ、マスタード色のパターン柄のクッションをコーディネートした例。

ラグのパターンを詳しく見たい方はこちら。
バルセロナチェアやイサムノグチのコーヒーテーブルをコーディネートしたちょっぴりリッチなインテリア例です。

ダークグレーのソファに黒×ホワイトのカウハイドラグをコーディネートし、黄色の2種類のパターン柄のクッションを組み合わせたリビングの例。

1個前の事例と似たインテリアですが、こちらの方がソファの色が濃いので重厚感たっぷり♪
ソファの両サイドにテーブルランプを飾るレイアウトは狭い日本のリビングではなかなかできないですが、1つだけでも置いてみると雰囲気が変わりますよ。

ダークグレーのフロアコーナーソファにイエローのクッションと黄色のチューリップをコーディネートし、ソファの横に黒のサイドテーブルとテーブルランプをレイアウトしたリビングの例。

ダークカラーのフローリングのリビングで真似したい!!
ソファとリビングテーブルは、脚が短めのデザインをチョイスして、空間の高さを広く見せる方法は狭いリビングの家具選びの参考にも。

ライトグレーの2Pソファを壁を背にレイアウトし、両サイドに黒のテーブルランプを置いて、ソファの後ろにモノトーンアートを2枚飾ったリビングのクッションと一人掛けチェアを黄色にした例。

モノトーンなのにカジュアルな雰囲気がするコーディネートがおしゃれ♪
一人暮らしのインテリアの参考にしても良さそうな事例です。

ライトグレーのコーナーソファとライトグレーのラグをコーディネートしたリビングのクッションとトレイ(リビングテーブル代わりのスツールの上)をイエローにした例。

このカラーコーディネートは開放感たっぷりな上に元気が貰えそう♪
モノトーンと言っても、ほとんど白に近い色なので、広々とした雰囲気ですね。

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4.白・黒・グレーのモノトーン+【青】でコーディネートした開放的なインテリアコーディネート例

黒のレザーソファ、ホワイトのリビングテーブル、黒×ホワイトのカウハイドラグをコーディネートしたリビングのクッションを水色にした例。

水色が3か所にプラスされただけなのに、何このオシャレ感!!
この事例を見て「キャンドルの色をアクセントカラーに活用する方法があったのか…」と新たな発見です。

ホワイトのレザーソファに黒のラグをコーディネートしたリビングのクッションをブルーにした例。

1個前の事例もこの事例もソファの素材はレザーですが、色が違うのでこちらの方が広々とした印象です。
(実際のリビングの広さはこの事例の方が狭い。)

マンションのリビングダイニングのコーディネートの参考にすると良さそうな事例です。

グレーのコーナーソファにグレーのストライプのラグをコーディネートしたリビングのテーブルの上にブルーの本を並べた例。

この本の色の選び方、ぜひ真似したい!!
リビングテーブルって、場所を取る割に上に置いておくものってリモコンくらいしかないので、こんな具合にディスプレイとして活用しても良いですね。

ライトグレーのソファ、グレーのラグ、ホワイトのリビングテーブルをコーディネートしたリビングのクッションをダークブルー、テーブルランプをアクアブルーにした例。

これまで紹介してきたモノトーンインテリア+1色の事例は、全て同じ色を数か所にプラスしたものばかりでしたが、これは、青の色違い2色をプラスした例。
「まずは、1色追加して、慣れてきたら、同じ色のトーン違いを使う。」といった具合に、段階を踏んでコーディネートすると失敗が少ないかも。

ライトグレーのコーナーソファにホワイトのラグ&テーブルを組み合わせ、鮮やかなブルーのクッションとブルー系のウォールデコやアートをコーディネートしたリビングの例。

テーブルの上の紫陽花もブルー系!
この事例は、1個前で紹介した事例の更に上を行くトーン違いを10色以上プラスしたもの。
「いきなり、こんなコーディネートは難しそう。」と感じてしまう方は、クッションとお花の組み合わせだけでも参考にすると良いですよ。

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5.白・黒・グレーのモノトーン+【紫】でコーディネートした上品なインテリアコーディネート例

ライトグレーのコーナーソファにライトグレーのラグをコーディネートし、クッションにピンク&紫、アートに赤紫を組み合わせたリビングの例。

キッチン、ダイニング、リビングが1つの空間になったLDKタイプの部屋をモノトーンでコーディネートし、アクセントに紫をプラスした事例。
よく見るとダイニングスペースは窮屈に家具がレイアウトしてあるのですが、白に近いモノトーンカラーばかりをつかってあるので、見た目の圧迫感はゼロ!!

青紫、紫、青紫は類似色になるので、同じ空間においても上手く馴染むので、この事例のような使い方もありですよ。

ホワイトのコーナーソファにダークグレーのラグを組み合わせ、クッションとフロアランプに黒を使ったモノトーンリビングに、紫のスツールを置いた例。

隣にあるダイニングスペースもモノトーンコーデなのですが、スツールの紫が1個あるだけで一気におしゃれ度UP!!
紫のスツールが置いていない場合を想像してみると、「まだ引っ越したばかり?」という感じの殺風景な印象がしてしまうと思うんですね…。

グレーのソファ、ホワイトのダイニングチェア、ホワイトのTVボード、クリア色のリビングテーブル&ダイニングテーブルをコーディネートしたリビングダイニングの壁に、紫の抽象的なアートを飾った例。

グレー&紫の組み合わせは、元々上品な印象をもたらしてくれるコンビなので、モノトーンコーデにも合う!!
「黒の家具が多い方が高級感が出せる。」と思ってましたが、ホワイトが多めでも、この組み合わせ方だと高級感が出せるんですね…。

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6.白・黒・グレーのモノトーン+【緑】でコーディネートした落ち着くインテリアコーディネート例

黒の壁のリビングのコーナーに緑のコーナーソファをレイアウトし、ラグにホワイト×黒のパターン柄をチョイスした例。

ソファの色がモノトーンではありませんが、このコーディネートを見た時は、「ソファ単体で置いてあると、絶対に選ばないだろう緑がこんなに黒と合うなんて。」と何とも言えない気持ちに…。

黒のレザーソファ、ダークグレー×ホワイトのパターン柄のラグ、黒のTVボードをコーディネートしたモノトーンリビングに観葉植物をレイアウトした例。

この事例を見た時「やられた…」と思わず叫んでしまいました。
というのも、「インテリアに緑色を足しなさい。」と言われたら、クッションやインテリア雑貨などを真っ先に思い浮かべてしまってたので…。

「緑を足す=観葉植物を置く」という発想は、グリーンを愛でる人にしかできないかも。

ライトグレーのソファの背面に巨大な人物のモノクロ写真を飾り、ソファの横に観葉植物を置いた例。

クッションとラグは黄緑と黄色の間くらいの色かな?
緑を使いつつ、生活感の無さや緊張感も感じる素敵な事例です。

ライトグレーの北欧テイストのソファをL字にレイアウトし、ライトグレーのラグを組み合わせ、グリーンのクッションとグリーンのガラス瓶をコーディネートしたリビングの例。

部屋のコーナーを照らすペンダント照明の使い方が素敵!!
ペンダント照明は天井に電源が要るので「この位置に照明をぶら下げることは難しい。」という場合は、フロアランプを置く方法もありますよ。

北欧テイストのリビング事例です。

濃淡グレーのソファとラグをコーディネートしたリビングに、グリーンのクッションとイエローグリーン系の造花を飾った例。

緑は、ほんの少ししか使ってありませんが、緑無しのコーディネートより、リラックスできそうな気がしませんか?
白、グレー、黒は、どんな有彩色とでも相性が良いので、モノトーンインテリアを考えている方は、+αの色を是非考えてみて下さいね。

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