桜の季節。

優しいピンクを見てると、心が和み、暖かい雰囲気になりますよね。

ピンクを取り入れたインテリアは、以前「女子力UP!!大人も真似したいピンクインテリアコーディネート厳選49例」で、使う場所別にコーディネート例を紹介したのですが、この時は明るさや鮮やかさなど一切無視。(どちらかと言えばビビッドなピンクが多いような気も･･･)

上記のインテリアに使われているようなハッキリとしたピンクは、パッと人目を引く一方で、“飽き”や他のアイテムとのコーディネートが難しく「すぐに挑戦!!」とはなりにくい色。

そこで、このページでは、白が多めの薄いピンクを上品に取り入れたインテリアコーディネートを部屋ごとに紹介して行きたいと思います。

優しいピンクは、流行の北欧スタイルとも相性が良く、グレーや黒と組み合わせるのもおすすめ。

子どもっぽ過ぎない、センスあるお部屋を見て行きましょう。

1.薄いピンクを使ったダイニングのコーディネート例

1-1.壁

ダイニングの2面の壁を薄いピンクと黒にして、ホワイトのダイニングテーブルセットをコーディネートした例。

黒とピンクがこんなに合うなんて…。
薄いピンクの前にベンチを置き、薄いピンク・グレー・黒のクッションを並べた上品なインテリアの作り方も参考になります。

ダイニングの横にある独立した壁を薄いピンクにした例。

優しい色使いが素敵!
他の壁は真っ白なので、奇抜な雰囲気ゼロ。
レトロなブルーの木製キッチンとも相性抜群です。

1-2.家具

ホワイトの角丸テーブルと薄いピンクのチェアを組み合わせたダイニング例。

グレーの壁&カーテンの静けさを感じる上品な内装に、ピンクで柔らかさをプラス!
テーブルの真上にあるペンダント照明も薄いピンクのコロンと丸いデザインにして、キュートな印象です。

ホワイトの円形テーブルに薄いピンクのファブリックチェアを組み合わせたダイニング例。

ベビーピンク?
幼い子に似合いそうな薄いピンクは、そのまま使うと子どもっぽい印象になりがちですが、壁面をテクスチャー柄のグレーの壁にすることで甘さが消してあります。

ナチュラルブラウンの木製テーブルと薄いピンクの木製チェアを組み合わせたダイニング例。

このチェアはペイントかな?
木の椅子と言えば、茶色い木の色をしてるものが多いですが、ピンクにすると可愛さUP!

ナチュラルブラウンのテーブルとの相性も抜群ですね。

ダークブラウンの円形テーブルに薄いピンクのファブリックチェアを組み合わせたダイニング例。

ちょっぴりかすれた生地が素敵!!
床は白っぽいナチュラルブラウンのフローリング、壁はホワイトなので、薄い床色のお部屋で今すぐにでも真似できそうな予感です。

ナチュラルブラウンの木製テーブルに、くすんだ薄いグリーンのチェアを組み合わせ、天井からくすんだ薄いピンクのペンダント照明を3灯吊り下げた例。

何、この可愛い照明!!
薄いグレー系のレンガ壁とヴィンテージな薄いグレーのフローリングのダイニングに、グリーン&ピンクを絶妙に使ったカラーコーディネートがおしゃれ過ぎる…。

シェードは、Pale Rose Demi by Lummi & Co(海外サイト)。

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2.薄いピンクを使ったリビングのコーディネート例

2-1.壁

リビングの壁を薄いピンクにして、正方形の立体的なミラーを横3列、2段に飾った例。

何というエレガントさ!
ちょっぴりグレーが混じったようなピンクの壁なので、とっても上品に見えます。

リビングの壁面を薄いピンクにして、黒・ホワイト・ナチュラルブラウンの額縁に入れたモノクロアートを6枚飾った例。

ピンクの壁とモノクロアートがこんなに相性が良いなんて…。
白い壁×モノクロアートのコンビよりも、薄いピンク×モノクロアートのコンビの方が北欧っぽい雰囲気がUPするような気がします。

リビングの壁を薄いピンクにして、ホワイトのコンソールテーブルとナチュラルブラウンの額縁に入れたアートを飾った例。

上品さが半端ない!!
壁の色は、Dusty Beige by Haymes Paint(海外サイト)です。

リビングの壁を薄いピンクにした例。

白いルーバーとの相性抜群!!
これまで紹介してきたリビングは北欧を意識したコーディネートばかりでしたが、この事例はソファに茶色をチョイスしたクラシックな印象のインテリアです。

2-2.ソファ・チェア

グレイッシュな薄いピンクのファブリック製2PソファとグレーのソファをL字にレイアウトしたリビング例。

「ソファ、クッション、カーテン、オットマンは全て同じ生地かしら?」と思ったら、イギリスのBiarritz Linen by Clarke & Clarke(海外サイト)でした。

上品で大人っぽい見た目ですね。

くすんだ薄いピンクのフロア2Pソファをコーディネートしたリビング例。

このソファ、めちゃくちゃ座り心地が良さそう!!
Atticus Sofa by Loafという海外メーカーのものですが、ソファの上でゴロンと横にもなれそう。

薄いグレーのカーペットのリビングに、薄いピンクのコーナーソファをコーディネートした例。

ピンクなのに、上品にしか見えない…。
「黒のクッションやグレーのラグなど、モノトーンカラーを組み合わせてあるせいかな?」とも思いましたが、ソファのピンクが程よく、くすんでるからかな?

ベージュのソファとくすんだ薄いピンクのファブリックチェアをコーディネートしたリビング例。

部屋に1個置いてるだけで、絵になりそうな素敵なチェア。
このチェアは、北欧の家具ブランドHAYのAAL82で日本でも入手可能です。

ホワイトの布製ソファと薄いピンクのオットマンをコーディネートしたリビング例。

“可愛い”という言葉がぴったりのインテリアの作り方。
ナチュラルインテリアにピンクを取り入れたい時に参考にすると良さそうな事例です。

ホワイトの家具やモノクロアートをコーディネートしたリビングに、薄いピンクの寝椅子を斜めにレイアウトした例。

ベンチみたいな背もたれの無いソファを暖房の前にon。
床・壁・天井・家具が全てホワイトの寒々しい空間に、薄いピンクで温かみをプラスするカラーコーディネートが参考になります。

2-3.クッション

薄いグレーのファブリック製ソファに、薄いピンクの単色クッションとファー素材のクッションをコーディネートした例。

ソファと単色クッションは両方ともベルベット素材で暖かそう。
鳥の羽根のようなデザインのシャンデリアとクッションの雰囲気が合ってますね。

ライトグレーのファブリック製ソファに薄いピンクの単色クッションをコーディネートした例。

1個前の事例とソファとクッションの組み合わせ方は同じですが、この事例のピンクはちょっぴり暗いピンク。
静寂と無機質を感じる北欧リビングを作りたい時に参考にすると良さそうな事例です。

グレーのファブリック製ソファに薄いピンクの単色クッションをコーディネートした例。

これも北欧リビングのインテリア例ですが、1個前の事例とは異なり、明るい茶色の家具が多めの温もりあるコーディネート。
ドア横に飾ってある観葉植物用の鉢も薄っすらピンク色です。

ベージュのソファに薄いサーモンピンクのクッションと黒と茶色のレトロデザインのクッションをコーディネートした例。

“大人の女性”といった感じの組み合わせ。
ファッション同様、クッションも柄と色の組み合わせで、こんなにもおしゃれな部屋が演出できるんですね。

竹で編んだようなデザインのチェアに、薄いピンクのクッションを組み合わせた例。

涼し気なデザインの椅子に暖かさを感じるクッションを組み合わせても違和感ゼロ!
こういったデザインの椅子の場合、涼しさを感じる水色か素材に合うグリーン系を組み合わせがちですが、一見似合わなそうなピンクがしっくり合ってる!!

2-4.ブランケット

木製フレームにベージュのクッションを乗せたソファに、薄いピンクのブランケットをさり気なく乗せた例。

ナチュラル&緩い雰囲気が素敵!!
天井に近い位置にシェルフを取り付け観葉植物を置き、葉っぱを床付近まで垂らす飾り方がとても参考になります。

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3.薄いピンクを使った寝室のコーディネート例

3-1.壁

寝室の壁面を薄いピンクにペイントして、ホワイトのモールディングと組み合わせ、ヴィンテージな木製ベッドをコーディネートした例。

格好良さと可愛さが混じり合った素敵な寝室!!
壁の色は、Pink Ground Paint by Farrow&Ball(海外サイト)です。

寝室の壁面を薄いピンクにペイントして、黒のベッド&黒のペンダント照明&黒の縁のミラーをコーディネートした例。

この部屋、ドアや幅木がグレー色!
「家の建具がグレーだ。」という方は少ないかもしれませんが、薄いグレーのドアとピンクの壁がこんなに合うなんて知らなかった…。

3-2.ベッドカバー

ダブルベッドをホワイト×薄いピンクのベッドカバーでコーディネートした例。

“スウィート”という言葉が似合いそうなカラー使い。
壁が薄い黄色(ベージュ?)なので、ちょっぴり暑苦しそうな雰囲気がしますが、薄いピンクのチェック柄の枕カバー&単色の薄いピンクの掛け布団カバーの組み合わせ方が、とても参考になります。

グレーのファブリックベッドに、単色の薄いピンクのベッドカバーをコーディネートした例。

敷き・掛け・枕カバーの全てがピンク。
ホワイトのファー素材の枕カバー&ホワイトのファー素材のブランケットをプラスして高級感をUPする手法がセンス抜群!!

ベッド用のカバーを買う時「全部同じ色だともっさりしそう」と、ついついプリント柄を選んでしまうのですが、この事例のように素材感の違う単色同士を組み合わせる技を使えば、同じ色でもセンス良く見せることが出来るんですね。

3-3.ブランケット・スロー

ホワイトのBOXカバーに薄いグレーの掛け布団カバー&枕カバーをコーディネートしたベッドに、薄いピンクのブランケットを乗せた例。

薄いモノトーン+ピンクが優しい雰囲気を演出!
この色使いなら、暑い夏にも寒い冬にも合いそうな気がします。

グレーのファブリックベッドにホワイトのBOXシーツと枕カバーを組み合わせ、薄いピンクの毛糸のブランケットをコーディネートした例。

ヴィンテージな木の板の壁、モコモコした毛糸、針金のようなペンダント照明など、センスを感じる素材の組み合わせ方が参考になる!!
ちなみにこのお部屋、ベッドの下に敷いてあるラグも薄いピンクのパターン柄です。

ホワイトのBOXシーツにホワイトの枕カバーを組み合わせたベッドに、生成りの掛けカバー&くすんだ薄いピンクのブランケットをコーディネートした例。

窓には光沢のあるグレーのカーテンをプラス。
どの布もシワシワ&ヨレヨレで、抜けた感じがたまりませんっ!!

ベッドの上は、眠る度にグチャグチャになってしまうので、最初からこの事例のような素材を選んでおけば、乱れてても気にならないのかも…。

薄いピンクの枕カバー&グレーの掛け布団カバーを組み合わせたベッドに、くすんだ薄いピンクのブランケットをコーディネートした例。

ヘッドボード代わりに使ってあるのは、ペンキが刷げ剥げの中古のドア。
照明器具は電球が見える黒のメッシュデザイン、カーテンは黒とグレーのミックスなど北欧っぽいカラーコーディネートが、とても参考になります。

3-4.カーテン

グレー&ホワイト×黒のパターン柄のベッドカバーをコーディネートした寝室の窓に、薄いピンクのカーテンを掛けた例。

ほんわかと暖かそう!!
赤茶色のラグが異彩を放ってますが、北欧っぽくするなら、このラグはホワイトの方が良いかも。

くすんだ薄いピンクのレースカーテンを掃き出し窓にコーディネートした寝室例。

超ラブリーな色使い!!
白地にグレー、白地にピンクのクッションカバー(枕)と同じ色のブランケットをベッドの上に垂らすアイデアも素敵です。

ちょっぴり子供っぽい雰囲気もしますが、柔和な雰囲気なので、ベッドから出るのが嫌になりそう…。

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