ピンク色の部屋。
こう聞いて、あなたなら、どんなインテリアを想像しますか?
ヴィヴィッドなピンクを使った子供部屋、優しいピンク色を使った女の子の部屋、ふりふりレースの乙女チックな一人暮らしのワンルーム、天蓋付のお姫様が暮らすような部屋、など人それぞれ、ピンクで連想する部屋のイメージがあるのではないでしょうか?
私の中では、ピンクを使った部屋はティーン向けという印象が強く、人生も半ばに差し掛かった今、インテリアの中にピンク色を使おうという気持ちはこれっぽっちも無かったのですが、先日何となく足を運んだインテリアショップで、真っ先に目に入ったのが、ヴィヴィッドなピンクのプラスチックチェア。
その時「ピンクは若返りの色とも言われているから、もしかして、私の魂が、若さを求めているのだろうか…」なんて思ったのですが、衝動買いは断念。
でも、あの時見たピンクのチェアの衝撃が頭から離れず、「ある程度年齢が上でもインテリアに上手くピンクを馴染ませることができるコーディネートは無いのかな?」と考えています。
そこで、今回は、大人のセンスあるピンク色を使ったインテリアコーディネートをご紹介。
私と同様に「ピンクは子供の色。」と思って避けていた方が、新たな扉を開けるきっかけになれば幸いです。
ピンクインテリア-目次
1.ピンクのソファを置いたリビングコーディネート例
ヴィヴィッドなピンクのソファのコーディネート例
ストロングトーンのピンクのコーナーソファをレイアウトしたリビングの例。
ピンクの壁をホワイトのモールディングで装飾したリビングの事例ですが、この壁が日本の住まいでよく見かけるホワイトでも違和感ゼロ。
ソファの正面にある床から天井まであるTV収納付壁面収納家具をホワイトにすることで、暖色(ピンク)による圧迫感を軽減させるカラーコーディネートがしてあります。
もし、この家具が黒や茶色だと、もっと狭い雰囲気になる気がしませんか?
窓際にシンプルなデザインのブライトトーンのピンクのソファをレイアウトしたリビングの例。
リビングテーブルは、クリア色にして軽い印象を演出!!
ホワイトでまとめた空間の中に、一輪の花のようなソファを置くことでインテリア全体をスタイリッシュに見せるコーディネート例です。
レンガ壁のリビングにディープトーンのピンクの2Pソファをレイアウトした例。
本棚、リビングテーブルは黒でまとめてありますが、狭い部屋で、この事例と似たようなデザインのソファを置く場合は、家具はホワイトにした方が開放感のある空間を演出できます。
ホワイトの2人掛けのレザーソファにダルトーンのピンクの一人掛けチェアをコーディネートしたリビングの例。
壁色がペールピンクなので、メインのソファもピンク色にすると「狭い」「暑い」という印象が強くなってしまうので、敢えてホワイトに。
その代わりに、壁から離れた位置にある椅子に目を引くピンクを使い、部屋全体は“ピンクの部屋”に。
ソファの背面の壁が白なら、メインのソファもピンクにしても良いかも…。
リビングの中心にブライトトーンのピンクの3Pソファをレイアウトしたリビングの例。
このソファのデザインは、日本の通販などでも良く見かける形ですね。
ホワイトのカーテンの端がピンクでパイピングされたホワイトのカーテンをピンクのソファに合わせてコーディネートしてあるところにセンスを感じます。
ソファ:ピンク、カーテン:ピンクの部屋よりもこの事例の組み合わせ方の方が開放感を演出することができるので、狭い部屋にピンクのソファを置く場合の参考に。
ペールピンクのソファのコーディネート例
ソフトトーンのピンクの2Pソファをレイアウトしたリビングの例。
茶色のパイピングデザインなので、ちょっぴり大人っぽい印象な上に、クッションのコーディネートセンスが抜群過ぎます!!
ピンクのソファにピンクのクッションを組み合わせると、“こってり”とした印象になりがちですが、同じピンクでも、柄&かすれ&他の色というバランスの取れたクッションを置くことでワンランク上のインテリアを演出してあるのがポイントです。
ソファ:Fancy Nancy Large sofa by Sofa Workshop
ソフトトーンのピンクの3Pソファをコーディネートしたリビングの例。
ピンクのソファが置いてあるのにリビング全体が大人っぽく見えるのは、ソファの生地に薄い筋が入っているのと、壁がほんのりグレーだからです。
ピンク×グレーのコンビネーションは、ピンク×ホワイトのコンビネーションよりも落ち着きのあるインテリアを演出できるので、ピンクを使った大人っぽい部屋を目指す方は、後で紹介する7.ピンク×グレーの絶妙バランスのコーディネート例も参考にしてみて下さいね。
青みがかったピンクのソファをコの字にレイアウトしたリビングの例。
3Pソファ×1&一人掛けソファ×2の合計3つのソファが全部ピンク色なのに、子供っぽい印象は皆無。
その理由は、ソファのピンクがちょっぴり青寄りのピンクなのと、背後にある家具がホワイトではなくピンクベージュだからです。
これら3つの事例を見てもわかるように、ピンクのソファを使って大人っぽい雰囲気のリビングにすポイントは、“ホワイト×ヴィヴィッドなピンクのハッキリとしたコントラストを作らない”です。
家具やラグに薄いグレーや青みがかった色を使うとバランスの取れたインテリアが作れます。
2.ピンクのアクセントクロスを使ったインテリアコーディネート例
ダークグレイッシュトーンのピンクのアクセントクロスを張った造作壁に黒のTVと収納をビルトインしたリビング空間の例。
右横にあるホワイトの壁にもピンクのアートを飾って、空間全体をピンクでコーディネート。
壁の色が暗めなので、派手派手しい雰囲気はゼロですね。
紫寄りのピンクのアクセントクロスに鏡面ホワイトのリビング収納家具をコーディネートした例。
家具の取り付け方がフロートなので、めちゃくちゃ格好良く見えます!!
家具を壁づけにする場合は、専用の家具や下地の問題が出てきますが、床面を多く見せると部屋がすっきり見えます。
床から浮かせて家具を取り付けた事例をもっと見たい方は、下記のトピックを参考に。
壁色:SW 6854 Impatient Pink by Sherwin-Williams
ベッドの頭方向の壁をヴィヴィッドなピンクでペイントした子供部屋の例。
こんな派手な色を使うのは、海外ならではという感じもしますが、見ているだけで、心がキューっとなりますね♪
違う面にあるホワイトの壁に壁色に合わせたカーテンが取り付けてあるのもポイントです。
インテリアカラーにピンクを使う時は、この事例のように離れた場所に同じトーンの色を使うとインテリア全体がまとまりますよ。
オレンジ系ピンクのアクセントクロスを張った子供部屋の例。
チェスト&ベッドはホワイトにして、ピンクとのコントラストをはっきりさせた、華やかな印象のインテリア例です。
リビングで真似したい場合は、もう少し薄い色にすると良さそう。
ピンクと白以外に、ファブリック類にグレーを使うことで洗練された印象に仕上げてあるのもポイントです。
紫系ピンクのアクセントクロスにピンクのチェアをコーディネートした仕事部屋の例。
お洒落なファッション雑誌を見た時のようなスタイリッシュな印象を受ける素敵なカラー使いです。
家具(デスク)のホワイト以外に、ステンレス素材が多く使ってあるので、清潔感も感じますね。
天井色:Pink Ruffle 2081-50 by Benjamin Moore
クローゼット内と天井を同じピンクでペイントした子供部屋の例。
子供部屋の例ですが、リビングでも使えそうな大人っぽいエレガントなカラーコーディネート♪
壁に派手な色をつけるのは抵抗があるという方も、天井なら普段目に入らないのでハードルが低くなりそうな予感です。
3.ピンクをアクセントカラーに使ったインテリアコーディネート例
リビングにグレーの2Pソファとピンクの一人掛けソファを2セットレイアウトした例。
アクセントカラーの割合は、部屋全体の5%が理想です。
一般的には、ランプシェードや小物を使うのですが、これは家具に使うという上級技。
広いリビングでないと、ソファを3つ置くのは無理ですが、リビングダイニングに間仕切りが無い開放的な間取りなら、ソファとダイニングチェアを使って似たようなカラーコーディネートが可能になります。

Modern Living Room
ホワイトのレザーソファをレイアウトしたモダンなリビングルームの壁に60cm角のピンクのアートを3枚飾った例。
このインテリア素敵過ぎる!!
部屋の壁にポスターを飾ったことがあるけれどインテリア性を考えたことが無かったという方も、この事例のようにデザインや色を意識してアートを飾ると、アッという間にワンランク上のインテリアを作ることができるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
レトロなデザインのピンクの一人掛けソファをハの字にコーディネートしたリビングの例。
背の高いチェストもビビッドなピンクにした派手な印象が濃いコーディネート例です。
家具は、お気に入りの色でペイントしたものだそう。
優しい色合いのペールピンクのチェアを2個レイアウトしたソファダイニングの例。
このチェアは1960年代にフィンランドでイルマリ・タピオヴァーラによってデザインされたもので名前はマドモアゼルチェア。
北欧家具を扱ってるショップで見つけることができ、日本の通販でも取扱いがあるので、気になる方は探してみて下さいね。
ホワイトのソファ、グレーのラグ、黒のテーブル&建具でまとめたモダンなリビングにショッキングピンクを使ったインテリアアイテムを使ってアクセントカラーを入れたインテリア例。
「アクセントカラーはこうやって使うのよ。」というお手本のようなコーディネートの仕方です。
壁の花(Pinkalicious Lacquer by The Magnolia Company)は別にすると、洋書、クッション、花瓶など手に入れやすいアイテムにピンクが使ってあるので、インテリアに詳しくない人でもこの色使いは簡単に真似できそうですね。
4.ピンクのラグを使ったリビングコーディネート例
優しい色合いのエリアラグを敷いた子供部屋の例。
赤ちゃんに似合う心が安らぐカラーコーディネート♪
ラグの色に合わせたベッドの上にあるラグの色に合わせたピンクの蝶は、Pink Paper Butterfly Mobile by Pottery Barn Kidsで日本からも購入可能。
ちなみにラグも海外の通販サイト(Pink rug by Overstock.comのものですが、日本へも商品を届けてもらえるので、参考にしてみて下さいね。
ゴールド&ホワイトでまとめたお城みたいなリビングの中央にピンクのラグを敷いたインテリア例。
施設ではなく人のお家です(笑)。
私を含む一般庶民がこんなインテリアのお家に住むことはないでしょうが、「こんなリビングもあるのねー!!!」と目を奪われたので掲載。
部屋の広さやテイストは違っても、ホワイト×ゴールド×ピンクのカラーコーディネートは使えるので、色の使い方を参考にしてみて下さいね。
この事例のような宮殿スタイルのお部屋を見てみたい方は、下のトピックも参考にしてみて下さいね。
ピンク×ホワイトのギザギザ模様のラグをデスク下にコーディネートした仕事部屋の例。
ラグと言うと単色で探す方が多いかもしれませんが、パターン柄にすると印象がガラリと変わります。
特に、ピンクのような部屋全体の印象を左右しそうな色のラグを選ぶ時は、好きな色が少しだけ入ったラグにした方が、家具やソファの色の選択肢が広がり、コーディネートの幅が広がります。
ピンク地にオレンジ色のパターン柄が入ったラグをコーディネートしたリビングの例。
ソファ+ラグのコンビネーションをリビングにレイアウトする時は、この事例のようにラグとクッションの色を同じにするとインテリアにまとまりが出ます。「使わないから」「邪魔になるから」とクッションを置かない人も多いかも知れませんが、実用的というよりもインテリアのセンスアップの為に活用すると良いですよ。
様々なトーンのピンクを使った格子柄のラグを敷いたリビングの例。
織り方や色が違うラグなので、遠目から見た時美しい♪
この事例のようなラグを探すのは難しいかもしれませんが、ペタっとした単色ラグを敷くよりもインテリア全体を格上げしてくれるので、労力をかける価値がありそうです。
玄関ホールにピンクのカウハイドラグを敷いたインテリア例。
何というカラーセンス!!
ダークブラウンの床に派手なピンクを組み合わせる発想を持ち合わせていなかったので、このコーディネートは衝撃的!!
長方形や円形ラグではないので、めちゃくちゃお洒落に見えますね。
5.ピンクにもう1色プラスしたセンスのあるコーディネート例
黄
ホワイトをベースカラーにしたリビングに、ピンクのソファと黄色のテーブルランプ&ペンダント照明をコーディネートした例。
青みがかったピンクのソファと少し黒みがかった黄色の組み合わせなので、派手な印象が少なく、大人っぽい♪
この事例のようなカラーコーディネートが出来るセンスが欲しいです!!
青
アクセントカラーにヴィヴィッドなピンクと水色を使った寝室の例。
ダークブラウンの家具とホワイトのベッドリネンという普通の組み合わせに、2つの色をプラスするだけでこんなにおしゃれな雰囲気に!!
ナイトテーブルの上の小物、枕(クッション)カバーにピンク、ペンダント照明のシェードに水色を使った事例です。
ピンクのカウチソファをレイアウトしたリビングの壁を一部アイスブルーにした例。
壁をペイントした吹き抜けリビングの事例ですが、この壁色が合うってことは、同じ色の家具やラグを置いても合うということ。
白っぽい床色の部屋で真似してみたいカラー使いです。
紫
ピンクのソファと紫のソファを対面式にレイアウトしたリビングの例。
この事例を見た時、なぜか「パリっぽい。」と思ったのですが、調べてみると、本当にパリにあるアパートの一室のインテリアでした。
はっきりと主張する、異なる色を同じ割合で使うカラー使いは部屋全体をファッショナブルな印象にしてくれますね。
緑
ピンクのソファにグリーンの一人掛けチェア&収納家具をコーディネートした子供部屋の例。
ピンク:グリーン=2:1くらいかな?
リビングで真似すると落ち着きがない雰囲気になってしまいそうなので、女の子の部屋で取り入れるのがよいかな?
オレンジ混じりのピンクの壁色の寝室にシャビーシックなデザインのベッド&チェストを組み合わせ、花柄のベッドリネンをコーディネートした例。
この壁色、大好き!!
シャビーシックと言えば、ホワイトやグレー、薄いブルーやグリーンの色使いがメインなのですが、ピンクで作ると、女の子の心をくすぐるキュートな雰囲気になるんですね…。
この壁の色は、Pink Buff 1285 by Benjamin Mooreです。
リビングテーブル代わりにピンクのオットマンをレイアウトし、ベージュのソファの上にピンクとグリーンのクッションをコーディネートした例。
壁色がピンクのリビングの例ですが、この壁が白でも似合うカラー使い。
グリーンとピンクのクッションは色のトーンが同じなので、横にぴったりとくっついていても違和感がなく、センス良く見えます。
ヴィヴィッドなピンクのソファにイエローグリーンのクッションをコーディネートしたリビングの例。
ピンクのソファの事例は、このページの一番最初で紹介しましたが、緑系のクッションを置くだけで、インテリア全体に落ち着きが出る気がしませんか?
ピンクのシンプルなソファにグリーンのクッションをコーディネートしたモダンなLDKのインテリア例。
1個前の事例と同じソファ&クッションのコーディネート例ですが、こちらのインテリアの方が大人っぽく感じるのは、黒やダークグレーの割合が多いからです。
このようにピンク以外に使う色の配分も考慮すると、ピンクのソファを置いた空間でも落ち着きのあるコーディネートが可能です。
6.ALLピンクでもセンス抜群のインテリア例
「部屋全部がピンク。」
そう聞くと「何ちゅう派手な部屋なの」と心が落ち着かない、派手派手しい印象の部屋を想像してしまいがちですが、鮮やかさを変えたり、柄を上手く取り入れることでキュートでおしゃれな印象の部屋を作ることは可能です。
そんな時に参考になりそうな事例を3つ紹介します。
床、壁、カーテンをALLピンクにした子供部屋の例。
柄の使い方が素敵過ぎる!!
バルーンスタイルのウインドートリートメントや刺繍入りのレースカーテンなど専門家でないと出来ないようなコーディネートがしてありますが、「私が思ってたピンクの部屋と全く違う!!」と感じた人も多いのでは?
ピンクの壁色に囲まれた子供部屋にピンクの一人掛けソファをコーディネートした例。
部屋の8割がピンク!!
しかも、ピンクの壁にピンクのカーテンという難しい組み合わせを違和感なくできているのが凄すぎる!!
ホワイトをアクセントカラーに使うことで、メリハリを出すアイデアも素敵♪
インテリアのプロでないと、こんな部屋は作れないと思いますが、5つのピンクを使い分けてセンス良く見せるコーディネートは、インテリア好きさんの刺激になりそうな予感です。
ピンク色でコーディネートしたバスルームの例。
泊まったホテルにこんなお風呂がついてたら、絶対にテンションが上がる!!
このインテリアもトーンと材質が違う様々なピンクを組み合わせることで、ニュアンスを変え、飽きの来ないコーディネートがしてあります。
7.ピンク×グレーの絶妙バランスのコーディネート例
ピンクのアクセントクロス、ホワイトのチェスト&ベッド、グレーのベッドリネン&ラグをコーディネートした子供部屋の例。
真正面にある派手な壁の色に抵抗がある方は、この壁が白だと想定してもOK。
カラー使いを徹底したコーディネートの仕方がハイセンス過ぎるインテリア例です。
天井にあるシーリングライトにまでグレーが使ってあるのがポイントですよ。
グレーの壁に囲まれたトイレに、鮮やかなピンクのアイテムを2個置いてハイセンスに見せた例。
ピンクが使ってあるのは、タオル(レバーの上の棚)、トイレブラシ、タオルウォーマー、アロマケース(窓枠)の4つ。
タオルウォーマーは、元々ステンレス色なのをこの色にペントした模様。
トイレという狭いスペースでも、色にこだわるとこんなにおしゃれな雰囲気にできるんですね。
ホワイト×ダークグレー×黒でまとめたリビングに、クッションでピンクを入れたモダンなインテリア例。
上品で大人っぽい上に、女性好みもプラス。
モノトーンがメインのコーディネートなので、簡単に真似できそうですね。
1個前の事例と同じくモノトーンでまとめたリビング空間に、ピンクの一人掛けチェアを置いてアクセントをつけたインテリア例。
クッションよりも難易度が高くなりますが、1つだけ違う色のアイテムがあるので華やかな印象です。
モノトーンの大人の雰囲気を損なわないように、ダーク系のピンク色が使ってあるのもポイント。
ピンクの3Pソファとグレーの3PソファをL字にレイアウトしたリビングの例。
「同じデザインのソファを色違いで置けるほどリビングが広くない!!」という方でも、この1:1の色使いをダイニングチェアや一人掛けソファで応用することは可能ですよね。
自分が暮らしている部屋と全く同じ間取りのインテリア例を見つけることって、まずないので、こういった事例を見る時は、カラー配分を参考にすると良いですよ。
グレーの2PソファとピンクのデイベッドをL字にレイアウトしたリビングの例。
1個前の事例とよく似たカラー使いですが、こちらのインテリアはエレガントな印象が濃く、カーテンやラグがベージュ色なので暖かそうな雰囲気です。
ライトグレーのコーナーソファの上にヴィヴィッドなピンクのクッションを1個コーディネートしたリビングの例。
クッション1つで、こんなにお洒落に見えるなんて…。
センスの良い部屋って、有彩色を見た目に心地よく組み合わせていくものだとばかり思ってましたが、シンプルに1個だけプラスするという方法もありですね。
モノトーンのインテリアは、他の色と違って比較的簡単に作れるので、初心者でも簡単に挑戦できそうな予感です。
暗めのグレーの壁色の子供部屋のコーナーにピンクのふんわりとアイテムをプラスし、可愛さと柔らかさを演出した例。
ペーパーポンポンやチュチュの素材感を上手に活用したインテリア例です。
もう少し年齢が上の子供や大人の場合は、部屋のコーナーにトルソーを置いて、ピンクのふんわりレースを巻き付けても良いかも。
ダークグレーのコーナーソファとサーモンピンクのカーテンをコーディネートしたリビングの例。
グレーのソファにピンクのカーテンを組み合わせるという発想が今まで無かったのですが、この事例を見て「あり」だと実感。
壁がベージュ、カーテンがベージュ系のピンクなので違和感なく馴染んでいます。
壁色が白の場合は、もう少し薄い色でも良いかな?
赤系ピンクのソファにグレーに赤のラインの入ったラグをコーディネートした大人のリビングのインテリア例。
「ピンクが子供っぽいなんて誰が言った!!」と過去の私に謝りたい…。
インテリアをハイセンスに見せてるポイントは、ソファと同じ色のラインがラグに使われているから。
こうやって見ると、ラグは単なる敷物ではなくて、部屋の印象を左右する重要なインテリア要素だと気付かされますね。
グレーのソファにくすんだピンクのクッションをコーディネートした北欧リビングのインテリア例。
北欧インテリアと言えば、モノトーンで冷たいというイメージ。
「そこに暖かさを感じるピンクを足すと北欧っぽさが消えてしまうのでは?」と思ってましたが、寂しい感じのピンクというニュアンスを揃えることで、見事に調和が取れてます!!
薄いピンクの一人掛けチェアをレイアウトした北欧リビングのコーディネート例。
1個前の事例とは異なり、ライトグレーとホワイトをメインに使って北欧っぽい雰囲気を出してあるので、チェアのピンクも薄い色で。
コロンと丸みを帯びた一人掛けチェアは、RO by Fritz Hansenです。※日本でも取扱いがある椅子です。
[参照元:Houzz Inc]
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