一人暮らしの方は、ご飯をどこで食べていますか?
私が8畳のワンルームで一人暮らしだった頃は、食事も勉強も同じ丸テーブルでしていたんですが、今考えると、ダイニングスペースを作るという発想自体が無かったんですね。
それほど“食”に対して無頓着だったということでしょうか?
部屋が狭いからという理由で、「食べる」「くつろぐ」「勉強する」を同じテーブルで行うのは、生活にメリハリが生まれず、ダラダラと時間を過ごしてしまう原因にも。
また、同じ場所を色んな用途で使うと、すっきりと片付いた部屋を実現することも難しくなってしまいます。
一人暮らしのワンルームやリビングダイニングが8畳以下で少し手狭。
でも「ダイニングテーブルで食事がしたい!!」という方の為に、コンパクトにまとめたダイニングスペースを見ていきましょう。
狭い部屋にダイニングテーブルが置けた!レイアウトアイデア20選目次
2畳以下の狭いスペースにダイニングスペースを作ったレイアウト例
何とっ!!こんな方法が!?
と思わずびっくりした2人掛けのダイニングスペース。
こういった場所は普通なら飾り棚とかちょっとしたテーブルを置いてディスプレイスペースにすると思うのですが…(笑)
畳の大きさで言ったら1畳+αと言ったところでしょうか。
これも同じようなレイアウト。
ちなみにこのお部屋はワンルームで、ダイニングテーブルの背面はこんな感じになっています。
ダイニングスペースが部屋のディスプレイにも見えますね。
なんと、このスペースに3人掛け!
なるほど、短手に二人向き合うような形でレイアウトすれば3人も可能なんですね。
テーブルサイズは、幅80×奥行50cmくらいでしょうか。
明らかに食器が一人分足りていないような気もしますが(笑)。
ワンルームの真ん中にキッチンとリビングを分ける壁を作り、その壁厚と同じ幅でダイニングテーブルを作った例。
写真の撮り方で、長細く見えますが、テーブルサイズは160×40cm程度かな?
ソファの横にも2人掛けダイニングテーブルがコンパクトに置いてあります。
リビング・ダイニング・キッチンが一つになったワンルームに2人掛けのダイニングスペースを作った例。
ダイニングテーブルには、圧迫感のない白を選び、更に背もたれのないカウンターチェアをダイニング椅子にするというアイデアです。
背もたれが無い分、視線が通り抜けるので、“狭い”という印象が薄れる工夫がしてあります。
4.5畳ほどの狭いスペースにダイニングスペースを作ったレイアウト例
2人掛け
一人住まいでも、専用の食事スペースを設けると生活にメリハリがつきます。
部屋の空きスペースに余裕がない場合は、正方形よりも円形のダイニングテーブルの方が通路を確保しやすいです。
またテーブルの脚が1本のものを選ぶと、見た目をすっきりして広々とした空間を演出できます。
ホワイトの円形テーブル+モダンな黒のダイニングチェアの組み合わせ。
この事例は海外インテリアの「ワンルームのディスプレイ」を紹介したページでも取り上げたことがあるのですが、部屋の一角にフランス街中のカフェのようなスペースを作るアイデアはセンスに溢れていて、真似したくなります。
上のパターンとよく似ていますが、こちらは長方形のダイニングテーブルとの組み合わせ。
4本脚のテーブルと1本脚の円形テーブルを見比べると、同じようなレイアウトでも、長方形の方がスペースを取りそうですね。
長方形のテーブルを選ぶなら、こんな華奢な脚のデザインにした方が見た目の圧迫感は回避できそう。
白の円形テーブル+木製のカウンターチェアの組み合わせ。
陽当たりの良さそうなベランダ向きのダイニングスペース。
これなら、毎朝キチンと朝ごはんを食べる習慣がつくかもしませんね。
さっきと同じようなパターンのダイニングテーブル&チェアを部屋の角にレイアウトした例。
ステンレスとガラスを組み合わせたテーブルにステンレス+白の座クッション。
すっきりとした印象のデザインで格好良いです。
細長いダイニングテーブル+ダイニングチェア2脚の組み合わせ。
このテーブル2m近くありそうですが、奥行が80cmほどなので、キッチン前の通路を邪魔していません。
しかも、ダイニングテーブルの長手に2人で並ぶのではなく、短手にチェアを置くという小技付。
視線が全部窓側に抜けるので、すっきりとしていて広々と感じるレイアウトになっています。
3人掛け
長方形のダイニングテーブルを壁にくっつけて、省スペースにレイアウトした例。
どの面から足を入れてもぶつからないように設計されているダイニングテーブルの脚が素敵です。
次は円形テーブルとダイニングチェア3脚の事例を2つ。
ホワイトの円形テーブルにイームズのブルーのシェルチェアの組み合わせ。
ダイニングスペースの位置を部屋のコーナー部に寄せてあるので、他のスペースが広々と使えます。
木製の円形ダイニングテーブル+黒のダイニングチェア。
円形のダイニングテーブルセットってカジュアルなイメージがしていたのですが、素材や色で重厚な雰囲気も作れるんですね。
大人っぽいダイニング空間を作りたい時に参考になるコーディネートですね。
4人掛け
白の円形テーブル+スケルトンのスチール製のダイニングチェア4脚の組み合わせ。
狭いスペースにダイニングセットを置く場合に、「色や素材をキチンと選ぶと狭さを感じなくなる」の典型例。
ダイニングテーブルセット自体が軽いイメージなので、圧迫感がありません。
長方形の白のダイニングテーブル+黄色のダイニングチェア4脚。
鮮やかな色使いがポップでキュート。
テーブルも椅子も少し丸みがあるので優しい雰囲気です。
ホワイトの円形テーブル+ホワイトのダイニングチェア4脚。
ダイニングチェアのデザインが変わってて素敵!
白とベージュ(木の色)のダイニングセットなので、圧迫感がなく、この配色なら狭い部屋にも似合いそう。
正方形のダイニングテーブル+ベンチシート2脚。
カラーコーディネートの仕方がとても素敵だったので掲載。
家の中に高級レストランのようなダイニングスペースがあるのって素敵ですね。
4人以上掛け
長方形の木製ダイニングテーブル+L型ベンチシート+ダイニングチェア4脚。
部屋のコーナー部を上手に使ったレイアウトです。
これなら7人くらい座れますね。
キッチン横の収納スペースを利用したダイニングコーナー。
この写真を見て「ただの収納では?」と思いますよね。
でも、壁の中央にある木の板はテーブルなんです。
テーブルを下ろすとこんな感じ。
床側にあった白の箱は収納だけど、動かすとダイニング椅子にもなるという優れものです。
キッチン横のわずかなスペースを使ったアイデアダイニングに脱帽です。
4.5畳以上の狭いスペースにダイニングスペースを作ったレイアウト例
4人掛け
木製の長方形のダイニングテーブル+白のダイニングチェア。
4面それぞれに1人ずつ座るスタイルなので、4.5畳では収まらないかな?
2対2の対面式より、ぐるりと全員でテーブルを囲む方が会話が弾みそうですよね。
4人以上掛け
長方形の木製ダイニングテーブル+同素材のベンチ×2脚。
シンプルで広々とした印象のダイニングスペースで6人くらい座れるかな?
小さな子供がいた場合、大人と同じダイニングチェアは必要ないので、こんな感じにベンチスタイルにするのも良いかも!
長方形の木製ダイニングテーブル+同素材のベンチ+ダイニングチェア4脚。
さっきの例とよく似ていますが、こっちはベンチを壁につけて反対側にチェアを置いたパターン。
ベンチを壁にくっつけてレイアウトすると反対側のスペースが広く取れるので、こういった細長い部屋じゃない場合でも参考にしてみると良いですよ。
木製の長方形のダイニングテーブル+ソファ+ダイニングチェア2脚+予備のダイニングチェア。
これもソファを壁にくっつけてレイアウトした例。
部屋の片隅にコンパクトにダイニングスペースがあるので、他のスペースが広々としています。
リビングとダイニングに同じ家具を兼用したレイアウト例
リビングのソファ前に、センターテーブルではなくダイニングテーブルを置いた例。
短手方向には、ダイニングチェアを2脚置いて、ここで食事もできるようになっています。
奥の壁に縦長のミラーを置いて、部屋の反対側を映し出す方法は狭い部屋を広く見せる為の裏ワザです。
こんなレイアウトができそうなリビングなら、ぜひ鏡を取り入れてみて下さいね。
キッチンの並びにソファを置いて、ダイニングスペースをコンパクトに取った例。
スペースを上手に利用したアイデアレイアウトです。
こちらもキッチンの並びにソファを置いてダイニングスペースを作った例。
上の例に比べると、ダイニングテーブルがどっしりしていて存在感たっぷり。
見切れているスペースが広ければ、このようなタイプのダイニングテーブルを選んでもOKですが、狭い場合は、上のようなコンパクトサイズの方が良いかもしれませんね。
[参照元:Houzz Inc]