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【座る人数別】ラウンジインテリアの作り方と素敵コーディネート実例

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「リビングに置く家具」と聞いて、真っ先に、幅の広い存在感のあるソファを思い浮かべる方が多いかと思います。

リビングの目的は、くつろぐ場所であり、家族が集うことも多い場所。

しかしながら「家族揃って同じTV番組を見る」という場面が減りつつある昨今「個々の趣味や嗜好に合ったくつろぎ方をしている」という方も多いのでは?

我が家でも2年ほど前までは、くつろぎの時間と言えば、幅の広いソファに2人で腰かけ「同じTVを見るか、映画鑑賞をする」という過ごし方をしていたのですが、最近では「スマホで読書をしたり、ニュースを見たり」と、それぞれが違うことをしていることの方が多いです。

となると「個々が自分の好きなように(自分勝手ともいう)過ごすくつろぎの場には、幅の広いソファよりも一人用のソファやチェアの方が合ってるのでは?」と思うんですよね。

一人用のソファやチェアを使った空間は、リビングというよりもラウンジを参考にすると良さそう。

ラウンジ(lounge)は、動詞なら「ゆったり」「もたれかかる」、名詞なら、ホテルなどの「待合室」、商業施設などのトイレにある「休憩室」、空港の「待合室」の意味。

どちらかと言えば屋外の施設でよく目にするラウンジスタイルを住まいの中に取り込んでみませんか?

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1.一人用のラウンジインテリア

一人用のラウンジインテリアは、アームチェアやアーム付きのハイバックソファなどの椅子類とミニテーブルと組み合わせることで実現可能です。
また、スペースに余裕がある場合は、寝椅子やオットマンを使って、よりリラックスできる空間を作るのもアリです。

茶色のひじ掛け付き一人掛けレザーソファと華奢なデザイン脚のサイドテーブルを組み合わせた例。

ヴィンテージ感のあるダークブラウンのレザー製一人掛けソファと大理石調のミニテーブルを組み合わせた例。

ミニテーブルの上には、存在感のあるテーブルランプを乗せて、よりリラックスできるスペースが演出してあります。

木製のアームチェア(座面&クッションはレザー)とスツールのような形をしたシルバーのテーブルを組み合わせた例。

テーブルの上には、鉢植えの観葉植物をon。
癒しを感じるラウンジ空間です。

ブルーのファブリック製のアーム付きハイバックソファと籠のようなデザインのピンクゴールドのサイドテーブルを組み合わせた例。

存在感のあるソファですが、色が寒色なので圧迫感は少なめ。
チェアは、ハンス・J・ウェグナーのBEAR CHAIRで、日本の通販でも購入可能です。

コーナーにグレーのファブリック製の寝椅子を置き、サイドに黒のミニテーブルを置いた例。

これまでの事例は、椅子やソファを使ったカッチリとしたインテリアでしたが、寝椅子だと緊張感が一気に軽減。
自分や家族以外は目に入らないスペースなら、こんなインテリアもありかも。

2.二人用のラウンジインテリア

二人用は

  • ①同じデザインの一人掛けソファorアームチェアを2台使用する
  • ②それぞれが「座りやすい」「好き」と感じるデザインのラウンジチェアや一人掛けソファを使う

のどちらか。

①は、まとまりのある整然としたラウンジインテリア、②は、バラバラだけど、より個々がリラックスできるラウンジ空間を演出できます。

同じデザイン・同じ色の一人掛けソファorアームチェアを置いた例

リビングの中央にホワイトのバルセロナチェア2脚とグリーンの三角形の足置き2台をレイアウトした例。

2つのチェアを横並びにして、2人掛けソファのようなレイアウトにしてありますが、切り離して直角、対面など様々な置き方ができそう。

1個前の事例と同じホワイトのバルセロナチェア2脚をハの字にレイアウトし、ベージュや茶色を使ったラグやクッションを組み合わせて、リラックスできる空間にした例。

「バルセロナチェアを使う=生活感少なめで格好良いインテリア」と思ってましたが、こんなにくつろぎ感溢れるインテリアにも出来るんですね。
ポイントは、ホワイトレザーが見えないくらいの大きなクッションを使うことかも。

背もたれからひじ掛けがひとつながりになった曲線デザインのグレーのファブリック製一人掛けソファを2脚、方向を変えて並べた例。

ホテルや待合室で見かけるようなインテリアが作れそうなソファのデザイン。
背もたれが低めなので「ソファが視界を遮って部屋が狭く見える」ということも無さそうです。

リビング空間に、壁を背に赤のハイバックアームチェアを2脚テーブルを挟んでレイアウトした例。

チェアは、POÄNG(ポエング) by IKEA
「ダイニングが隣にある、この間取りだったら2~3人掛けソファを置いてしまうそう…」と思ってしまいました。

同じデザイン・違う色の一人掛けソファorアームチェアを置いた例

レザー製のハイバックタイプの回転式ラウンジチェアを2脚、対面にレイアウトした例。

黒と茶色の色違いで格好良い!
チェアは、Sound by NATUZZI ITALIAで日本でも入手可能です。

デザインが異なるソファやチェアを使った例

窓際にグレーの寝椅子、反対側にグリーンのアームチェア+ホワイトのオットマンを置いたリビング例。

昼寝用、くつろぎ用と使い分けできる!
寝椅子は背もたれが無いので、寝そべって使うしか無さそうですが…。

3.三人用のラウンジインテリア

三人用のラウンジインテリアは、「3つを同じデザインのアームチェアや一人掛けソファでまとめる」と思いがちですが、2:1にすると、おしゃれな雰囲気を演出できます。

黒のスワンチェア2脚を対面にレイアウトし、イエローのハイバックチェアを間に1脚コーディネートした例。

黒×黄色のカラーコーディネートがおしゃれ!
四隅を背に、チェアが1台ずつレイアウトしてあるので、狭い部屋でも広く見えます。

ホワイトのレザー製一人掛けソファ2脚と黒のレザー製アームチェアをコの字にレイアウトした例。

ホワイトのソファは、くっつけると2人掛けソファになるデザインなので、幅の広いソファ+一人掛けチェアの部屋にもチェンジ可能。
使うシーンによって、椅子(ソファ)の並べ方を変えるアイデアは、リビングを応接室と兼用している場合に役立ちそう。

4.四人用のラウンジインテリア

四人用のラウンジインテリアは、同じデザインのアームチェアや一人掛けソファを4脚、または2:2にして、テーブルを囲むようにしてレイアウトして作ります。
輪のレイアウトなので、会話がしやすく、団らん向きです。

紫のファブリック製アームチェア2脚と背面に紫のパターン柄を施したグレーのチェア2脚を円形テーブルを囲むようにレイアウトしたリビング例。

紫×グレーの上品さと気品を感じるカラーコーディネートが素敵。
「ダラリ~ンとした、くつろぎのリビング」というよりも高級ティーが似合いそうなラウンジインテリア例です。

ホワイトのバルセロナチェア2脚と、背もたれが曲線になったグレー×黒のチェア2脚を対面式にレイアウトしたリビング例。

“モダン”という言葉がぴったり。
バルセロナチェア同士は数cm隙間を空けてレイアウトしてありますが、隙間をゼロにして、幅の広いソファが1脚置いてあるようなインテリアを作ることも可能です。

茶色のレザー製アームソファ2脚とホワイトのファブリック製アームソファ2脚を対面にレイアウトしたリビング例。

茶色のリビング収納家具の前に茶色レザーのソファ、ホワイトのソファの前にはホワイトのファブリック製オットマンテーブルと、部屋を中心で左右に分け、左半分は茶色、右側はホワイトにする配色の仕方も参考になる。
1個前の事例と同じ2:2のレイアウトですが、こちらの方がカジュアルな雰囲気です。

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