「リビングの顔として、レザーソファを置いてみたい!!」
こう考える時、あなたは、何色を選びますか?
革製ソファの品揃えとして、よく見かけるのが、茶色と黒。
茶色のレザーソファは、フローリングやドア、家具など、木の色をしたものと同系統なので、選びやすく、観葉植物などをプラスして癒しを感じるリビングを演出できます。
一方、黒色のレザーソファは
- 格好良い
- 高級感がある
- 生活感を感じさせない
などの理由から、モダンなインテリアを作るのに適しているように思いますが、実際に真っ黒なレザーソファを見ると
- 重苦しい雰囲気になるのでは?
- 部屋が暗くなってしまうのでは?
- 圧迫感が出てしまうのでは?
という懸念も。
そこで、このページでは、重厚感漂う黒レザーのソファを使って「どんなリビングインテリアを作れるのか?」をソファのデザインやレイアウト別に紹介していきたいと思います。
黒レザーソファのデザイン&レイアウト別インテリア実例-目次
1.黒のI字ソファのレイアウト&インテリア例
1-1.黒レザーI字ソファを壁を背にしたインテリア例
ホワイト×グレーのエレガントな壁紙を壁の一面に貼ったリビングに、黒の2Pソファを置いた例。
壁紙&シャンデリア風のペンダントライトとのコンビネーションが美しい!
「黒のレザーソファを置いた部屋=格好良い雰囲気の部屋」と思っていましたが、こんなにフェミニンな印象にもできるんですね。
リビングの窓側の壁を薄いグレーにして、シンプルな黒レザーソファを置いた例。
メキシカン?民族チック?なオレンジのクッション&ラグとの組み合わせが素敵!!
黒レザーは、その質感から「冷たい」という印象ももたらしがちですが、こんな風に暖色系のクッションやラグとコーディネートすると温かみがUP!!
エキゾチックさを感じさせるインテリアの作り方も参考になります。
リビングの壁を一面だけ黒にして、黒レザーの3Pフロアソファを置いた例。
1個前の事例と打って変わって“静か”“生活感無し”といった印象。
クリア素材のリビングテーブル&円形のおしゃれなミラー&電球がいくつもついたシーリング照明など、高級感がUPして見えるインテリアアイテムとの組み合わせ方が参考になります。
ホワイトの収納家具を門のように壁に取り付け、オープン部に黒レザー製の2Pソファをスッポリとレイアウトしたリビング例。
白・グレー・黒をメインにしたモダンなインテリアが格好良い!!
モノトーンカラーの味気無さをオレンジのパーソナルチェア(ウームチェア)やオレンジの置物(ソファ右側の物体)で緩和する大人っぽいカラーコーディネートにも注目です。
グレーの壁+ホワイトの腰壁のリビングに、黒レザーの2Pソファを置いた例。
ソファのデザインの影響?壁の影響??
どちらにしても、懐かしさを感じる居心地が良さそうなリビング!!
黒の革のソファを使って、こんなにくつろぎ感溢れるインテリアが作れるなんて知らなかった…。
白レンガのヴィンテージ風の壁のリビングに、黒のフロアソファとキャスターがついたインダストリアルな木製テーブルをコーディネートした例。
黒レザー+ボコボコとしたデザインが格好良い!!
この部屋の雰囲気には、表面がツルンとしたシンプルデザインの黒レザーソファよりも、このソファの方が合ってる気がします。
シンプルなデザインの黒レザー3Pソファをモールディングで装飾した壁の前にレイアウトした例。
茶色×グレーの幾何学模様のラグやドレス姿の女性の写真を等間隔に4枚飾るアイデアが素敵過ぎる!!
黒と薄い茶色やベージュが、こんなに相性が良いなんて知らなかった…。
シンプルなデザインの黒レザー3Pソファを壁を背にレイアウトし、紫のラグ&黄色のフロアランプ&水色のクッション&チェアをコーディネートした例。
カラー使いがおしゃれ過ぎっ!!
グレーのタイル調の床のリビング例ですが、ナチュラルブラウン系のフローリングにも合いそう!
黒のレザーソファを使って、カラフル&ポップな印象のインテリアを作りたい時の参考に。
木製窓がついたリビングの窓前に、木製脚の黒レザー3Pソファを置いた例。
黒レザーソファを使いつつも、ナチュラル&居心地の良さを生むインテリアの作り方が勉強になる!!
ポイントは、木製テーブルや茶色が混じったラグ、レトログリーンのファブリックを使った一人掛けソファなど、自然をテーマに家具がチョイスしてあるところかな?
窓が木製という特殊なお家ですが、窓無しのリビングやアルミサッシの窓のリビングでも参考にできそう。
黒レザーのくるみボタンの2Pソファと薄い茶色のラグ&ベージュのストールをコーディネートしたリビング例。
1個前の事例と同じ、黒と茶系の組み合わせなのに、こちらはエレガントな雰囲気!!
ポイントは茶色が薄いことと、お花が飾ってあることかしら?
黒レザーの3Pソファと黒レザーの正方形のスツール×2をレイアウトしたリビング例。
ソファとテーブル(スツール)を同じ黒レザーで揃えた統一感のあるコーディネート。
大きさが異なるアートをパズルのように美しく飾ったソファ背面の壁のディスプレイの仕方も参考になります。
リビングの壁を一面だけグレーにして、黒のレザー製3Pソファを置き、カーテンをグレー、ラグを黒でコーディネートした例。
モダンでカッコよい!!
ソファ背面の壁に黒の額縁に入れた巨大なモノクロアートを飾り、モノトーンコーディネートのおしゃれ度を更にUPさせる手法が参考になります。
黒レザーのフロア2Pソファとホワイトの木製家具を対面にレイアウトしたリビング例。
「黒レザーを置いたリビングの家具をホワイトにする場合、ツルンとした見た目の鏡面素材が定番」と思っていましたが、ホワイト木目も断然アリ!!
片側の壁が全部収納になった広々としたリビング事例ですが、TV台だけしか置かないリビングでも素材選びの参考にできそう。
1-2.黒レザーI字ソファを通路に置いたインテリア例
リビングダイニングがひとつながりになったリビングとダイニングの境界線に、黒レザーのハイバックソファを置いた例。
同じ面の壁をダイニング側:ホワイトレンガ、リビング側:街並みのモノクロ壁紙と張り分けるアイデアがおしゃれ過ぎる!!
この事例のように壁全体に写真のような壁紙を張りたい場合は、フォトウォールを使うと良いですよ。
キッチンを背に、黒のレザー製2Pソファをレイアウトしたリビング例。
2Pソファとテーブル代わりの黒のレザー製スツールの組み合わせがコンパクト!
黒レザーのスツールを使ったコーディネートは、「壁を背にしたインテリア」のところにも登場しましたが、この2つの組み合わせって、木製テーブルやガラステーブルを置くより、格好良く見える気がします。
キッチン、ダイニング、リビングが一つの空間にあるLDKタイプの部屋に、ダイニングを背に黒レザーのシンプルな2Pレザーソファを置いた例。
黒の壁&黒の家具&黒のダイニングテーブル、ホワイトのキッチン&ホワイトレザーのチェア&ホワイトレザーの1Pソファ、グレーのテーブル&グレーのラグなど、黒・グレー・ホワイトのバランスの取れたカラー配分が素敵!!
黒のグランドピアノがある高級そうなお宅の事例ですが、カラーコーディネートの仕方は、狭いLDKでも真似できそう。
ダイニングを背に、黒レザーのモダンな3Pソファと黒レザーのひじ掛け付きチェア×2を対面にレイアウトした例。
黒ソファの後ろの空きスペースには、イームズのラウンジチェアをon。
ソファはル・コルビジュエ、チェアはWassily Chair by Knollと、デザイナーズチェアを3種類も使った贅沢なリビング例です。
黒のらせん階段を背に、黒レザーのシンプルな2Pソファを置き、ポップなプリントのクッションとベージュのファーっぽい素材のクッションをコーディネートした例。
クッションはMALIN FIGUR(マーリン フィグール クッションカバー)とFlokati Pillow(2018年5月時点 販売終了)、ソファはSATER(2018年5月時点 販売終了)とALL IKEA製品でまとめたリビング例です。
続いては、窓の前に、ちょっぴり通路を空けて黒のレザーソファを置いた事例を2つ。
リビングの腰窓の前にスペースを空けて、幅が狭めのくるみボダンの黒レザーソファを置いた例。
長方形リビングの短い方の壁の前にソファを置いた珍しいレイアウト!!
2種類を壁に沿ってL字にレイアウトし、デッドスペースとなったコーナー部分に、背の高い観葉植物を置くアイデアを参考にしたいです。
リビングの腰窓の前にスペースを空けて、黒レザーの2Pソファを置き、黒レザーチェアをコの字にレイアウトした例。
全てのチェア(ソファ)の背後に人が通れるスペースを確保したレイアウトが参考になる!!
真ん中に敷くラグを長方形ではなく、途中で破れたようなデザインにしてあるのが面白いです。
2.コーナーソファのレイアウト&インテリア例
2-1.黒レザーコーナーソファを壁を背にしたインテリア例
グレーの壁のリビングに、壁と腰窓を背に黒レザーのシンプルなデザインのコーナーソファをレイアウトした例。
黒・グレー・ダークオレンジのタイルを張り合わせたようなラグとの相性抜群!!
ソファ背面のアートの一部の色とラグの色を合わせることで、統一感のあるコーディネートが演出してあるところもポイントです。
長方形リビングの壁と通路を背に、黒レザーのコーナーソファをレイアウトした例。
カーテンは白地に黒のパターン柄ですが、実は花の模様でエレガントさをプラス。
ソファの向こう側に見える茶色の牛柄のスツールも超キュート!!
黒をメインに使いつつも、ちょっぴり女性っぽさを加えたコーディネートの仕方がとても参考になります。
ちなみに牛柄のスツールは、カウハイドプーフ by IKEAなのですが、現在は販売終了となっています。
リビングの壁と窓を背に、黒レザーのフロアコーナーソファをレイアウトした例。
“モダン”という言葉がぴったりの格好良いリビング。
薄いグレーのラグや黒の額縁に入れた2種類のアートを2枚ずつ壁に交互に飾るコーディネートなど、おしゃれなインテリア作りのお手本になりそうな事例です。
窓&壁&壁面収納家具を全て、ミディアムブラウンの木で統一したリビングに、黒レザーソファをレイアウトした例。
一見、コーナーソファのように見えますが、広いリビングなので、2面の壁に沿ってI字ソファを2セット、レイアウト。
申し少し狭いリビングで、腰窓とコーナー部に沿って、コーナーソファを置く場合のヒントになりそうなので掲載。
2-2.黒レザーコーナーソファを通路に置いたインテリア例
ソファの周りに通路スペースを確保し、シンプルなデザインの黒レザーコーナーソファを置いたリビング例。
「このリビングはタイル床なんだ…」と思って、事例を眺めていたら、タイルではなくラグでした…。
「フローリング床のリビングでも、タイル目地っぽいデザインのラグと組み合わせることで、温かみが少ない、モダンな印象にできるんだ!」と参考になった事例です。
リビングの窓と通路を背に、黒レザーのシンプルなコーナーソファをレイアウトした例。
「この部屋はイギリスがテーマ?」と思うくらい、ユニオンジャックの取り入れ方が素敵!!
ユニオンジャック柄のクッションは、まだわかるにしても、ユニオンジャック柄のトランクテーブルまで使うなんて…。
「おしゃれなインテリアの基本=揃える」のアイデアがとても参考になる事例です。
リビングスペースの中央に、ライトグレーのラグを敷き、黒レザーのコーナーソファと茶系のリビングテーブルを置いた例。
ソファ周りの空間たっぷり!!
こんなに広いリビングなら、もっと大きなソファを置くか、ソファの台数を増やすことも出来るのに、真ん中にギュッと凝縮。
金属っぽく見える茶色のリビングテーブルと黒レザーの組み合わせ方も参考になります。
縦に長いLDKで、リビングとダイニングの境界線に、黒レザーのコーナーソファを置いた例。
ソファの前に、テーブルではなく、正方形の木製スツールを2台on。
コーナーソファの出っ張りとのバランスが良く、とってもコンパクトに収まってるので、狭いリビングでも真似できそうな予感です。
リビングダイニングが一つの空間になったリビングに、ダイニングに背を向けて、背もたれが低めのシンプルな黒レザーコーナーソファを置いた例。
背もたれが低いと、こんなに開放感がUPするなんて…。
「ゆったり座る」というのは難しそうですが、デザイン重視なら、こんなソファもありかも。
ちなみに、この格好良いソファは、ILE sofa by CASSINA IXCで、日本でも購入可能です。
壁と通路を背に、黒のレザー製コーナーソファとダークレッドのラグをコーディネートしたリビング例。
上からの写真なので、家具の置き方が、わかりやすい!!
ソファ:黒、カーテン:ダークレッド、クッション:ダークレッド&グレー×黒のドット柄、ラグ:ダークレッド&グレー&黒のパターン柄、リビングテーブル:黒×ダークレッドといった具合に、リビングにあるもの全ての色を統一するセンス溢れるカラーコーディネートも参考になります。