室内に大きな壁がある場合、何も無い真っ白な壁を見て「ここに何か飾りたい。」とウズウズしてきませんか?
壁に飾るものと言えば、時計、ポスター、アートなど平面的な物がありますが、海外の事例を見ていて意外と多いと気づくのが、バッファロースカル。
文字通り牛の骨です。
最初見た時は「?」となってしまったのですが、昔、日本の田舎のお家の応接間でよく見かけた、壁からニョキっと出た鹿の頭部を思い出し、「ああ言う感じなのか?」と。
眺めているうちに、壁から立体的に飛び出た角がある牛の姿に【格好良い】とまで思うようになってきました。
このバッファロースカル、壁に単に飾るだけでもOKなのですが、せっかくなので、格好良く効果的にインテリアをセンスアップしたいですよね。
個人的には、寂しい感じの北欧インテリアや色温度を感じないモノトーンインテリアに合う気がしますが、「実際にどんなインテリア(色や家具)と組み合わせると良いのか?」リビング、ダイニング、寝室を中心に見ていきましょう。
バッファロースカルインテリア実例-目次
1.バッファロースカルinリビングインテリア
まず最初は壁に色がついたリビングのバッファロースカルのコーディネート例を7つ紹介します。
窓横のダークイエローの壁にバッファロースカルを2つ段違いにレイアウトしたリビングの例。
ソファを茶系のレザー、カウハイドのオットマンをリビングテーブル代わりにコーディネートした部屋は、骨との相性抜群!!
シープスキンのクッションも組み合わせることで動物素材を使った統一感のあるインテリアになっています。
ベージュ系の壁紙のリビングの壁にホワイトのバッファロースカルを飾り、下に大きなミラーをレイアウトした例。
大きな鏡は、姿見ではなく、空間を広々と見せたり、明るく見せたりするインテリアの技の一つです。
ハードな印象の骨ですが、エレガント系の家具やソファにも合うんですね。
上部:ベージュ系の壁紙、下部:レンガ壁のおしゃれなリビングにホワイトのバッファロースカルを飾った例。
ソファやリビングテーブルはモダンインテリアを意識したデザインです。
ソファの背面の壁に似たデザインのアートを2枚、違う壁にはバッファロースカル、と2面の壁に違うアイテムを飾った事例です。
グレーのリビングの壁のセンターに白のバッファロースカルをコーディネートした例。
ソファはIKEA製品なので、北欧インテリアかな?
窓枠やドアが白のリビングなので、白の骨を飾ることで統一感が出ています。
モノトーンを主体にしたカラーコーディネートの仕方も参考になります。
黒の壁に白のバッファロースカルを飾った北欧リビングの例。
スカルの下に木製のシェルフを取り付けてあるので、よりディスプレイっぽい雰囲気が出ています。
木肘付ソファ、木製リビングテーブルなど、自然を感じる素材が多く使ってある部屋なので、これまでの事例に比べると、ハードな印象のバッファロースカルが飾ってあるにも関わらず、心が安らぐ雰囲気です。
1個前の事例と同じく、黒の壁にバッファロースカルを飾った例。
スカルが壁にずらずらと5つ並んでいるのに、そこまでハードな印象を受けないのは、ベージュや薄い茶色のソファ&家具と組み合わせてあるから。
スカルって、どちらかと言えばロックなイメージでしたが、普通のモダンインテリアにも似合うんですね。
リビングの壁の中央にシルバー色のバッファロースカルをコーディネートした例。
壁の色はホワイトではなく、薄いグレーです。
このリビングのテイストはモダンかな?
TVボード、リビングテーブル、ソファは温もりを感じるデザイン、壁はシャープな印象という異なる印象を組み合わせた素敵なコーディネートの仕方です。
続いては、タイル調の壁とバッファロースカルのコーディネート例を3つ。
レンガ調の壁に黒のバッファロースカルを縦にレイアウトしたリビングの例。
めちゃくちゃ大きな牛!!
天井高があるリビングなので、こんなに大きくても縦に飾れますが、普通のお家だと無理かな?
シルバー色のタイル調の壁に黒のバッファロースカルをコーディネートした例。
ソファ&カーペットを紫にして、ファッショナブルな印象ですが、一般的な住まいで、このカラーコーディネートは、個性が強すぎて真似できないかな?
ゴールド色のタイル調の壁に茶色のバッファロースカルをコーディネートした例。
ラグはヒョウ柄、クッションはレオパード!!
リビング事例の最初に、革やカウハイドなどの動物系アイテムとの組み合わせを紹介しましたが、それとは一味違うハードな印象です。
最後は、日本の住まいに一番多いであろう白い壁のリビングとバッファロースカルのコーディネート事例を4個。
ホワイトの壁に白のバッファロースカルをレイアウトしたリビングの例。
これまで色のついた壁とスカルの組み合わせ例ばかりでしたが、白と組み合わせるとこんな雰囲気に!
後ろの壁に色が付いている方がインパクトがあるような気がします。
キッチンとリビングの開口の上にバッファロースカルを飾った例。
この部屋のテイストは、配管露出のインダストリアル。
白レンガの質感とゴツっとしたスカルが合ってます!!
2つの窓の間の壁にTVをレイアウトし、両サイドの壁にバッファロースカルを飾ったリビングの例。
シンメトリーな飾り方は、インテリアの基本中の基本です。
バッファロースカルって、壁の中心に飾るのが当たり前だと思ってましたが、この事例のような飾り方もありですね。
長い角のバッファロースカルを縦に2つ飾ったウエスタンスタイルのリビングの例。
木製チェアとスカルのシンプルな組み合わせですが、雰囲気がありますね。
玄関ホールのスペースに余裕があるお家なら、玄関インテリアの参考にしても良いかも。
2.バッファロースカルinダイニングインテリア
横長ダイニングのダイニングスペースの壁に同じデザインの4枚のアートを取り付け、1か所にバッファロースカルを飾った例。
写真が小さすぎて見えにくいかもしれませんが、左下のアートの上にスカルがあります。
牛に睨まれながら食事してる気分になりそう(笑)。
窓に向かってカフェ風にテーブルをレイアウトし、壁に青とオレンジのバッファロースカルを飾った例。
お店っぽいインテリアですが、人の家です。
窓に掛かった民族っぽい柄の生地との相性抜群!!
個性的過ぎるダイニングですが、こんなインテリアも素敵ですね。
縦長窓の間にシルバーのバッファロースカルをレイアウトしたリビングの例。
ホワイトをメインにしたインテリアにダークブラウンのテーブルがコーディネートしてあるので、空間全体が広々と見えます。
窓・スカル・窓の並びがシンメトリーなので整然とした雰囲気ですね。
ダイニングの壁1面に黒板塗料を塗り、バッファロースカルを飾った例。
このアイデア、素敵!!
これも壁の中心にスカルをレイアウトしてあるので、単なる黒板の時の印象よりもお洒落に見えそうです。
3.バッファロースカルin寝室インテリア
ネイビーにジグザグ模様のホワイトのラインが入った壁にバッファロースカルをレイアウトした子供部屋の例。
壁とクッションの柄を揃えるインテリアの作り方が素敵♪
子供部屋の例ですが、リビングの参考にもなりそうですね。
茶色のレザーベッドの背面の壁にバッファロースカルを3つ並べて飾った例。
中央のスカルだけ少し高い位置に取り付けてあります。
革素材の家具とスカルってめちゃくちゃ合いますね。
1個前の事例を違う角度から見た写真。
上記のリンクから、バッファロースカルを見てみると、手作りのレースっぽいデザインや額に仏様がデザインしてあるのもあってビックリ!!
日本から買えないのが残念でなりません…。
質感のあるグレーの壁紙に真っ白なバッファロースカルを飾った寝室の例。
壁紙とスカルのコンビネーションが美し過ぎる!!
まるでホテルの一室のような上品なベッドルームです。
黒のアクセントクロスにシルバーのバッファロースカルをコーディネートした寝室の例。
赤をアクセントカラーにしたシングルベッドを2台並べ、間にナイトテーブルをレイアウトし、上部にスカル。
シンメトリーなインテリア作りの参考になります。
ライトグレーの壁に、小さめのバッファロースカルを飾った寝室の例。
今まで紹介した、どのスカルよりも小さいです。
3個前の事例に記載した“レースっぽいデザイン”というのは、これのこと。
日本では入手できるショップを見つける方が大変かもですが…。
ベージュ×ブラウンのギザギザ模様の壁紙にシルバーのバッファロースカルをコーディネートした寝室の例。
一番最初に紹介した子供部屋もギザギザの壁紙でしたが、このコンビ、とってもお洒落に見えますね。
「壁のような大きな面積に、パターン柄を使うのは勇気がない。」という方は、この事例のように枕だけでも取り入れてみては。
4.バッファロースカルinホームオフィスインテリア
窓に向かってデスクをレイアウトし、チェアを2つ並べ、机にバッファロースカルを飾った例。
スカルが写真から見切れてますが、壁の高い位置に飾ってない事例の紹介は初めてかも。
北欧っぽいインテリアの作り方が素敵過ぎます!!
ネイビーの壁のホームオフィスにネイビーのバッファロースカルを飾った例。
スカルと壁が同色なので、一瞬どこにあるか見つけにくいかも。
スカルの色は、壁だけでなく、カーテンの色とも合わせてあります。
4.バッファロースカルin階段インテリア
最後は、階段の壁にバッファロースカルを飾った例。
グレーの塗り壁にホワイトのスカルを飾った、よくあるパターンのレイアウトですが、手前にある手摺に掛けてある生地とのコーディネートが素敵だったので掲載。
この生地の柄は、メキシカン柄で検索すると似たようなのが出てきます。
[参照元:Houzz Inc]