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お部屋広々ローソファ-海外のおすすめメーカー6選&30実例

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リビングや一人暮らしの部屋にソファを置く時「デザインは?」「色は?」「布製orレザー製?」など、様々な選択肢がありますが、忘れがちなのがソファ自体の高さです。

ショップや通販サイトで見かけるソファには、膝を曲げてちょうどの位置(高さ45~50cm)に座面がくる一般的なタイプと、脚を投げ出して座るローソファ(フロアソファ)の2タイプがあります。

みなさんの中には、これらの2種類のソファがあることを知っていても

「座椅子に座りなれているから、フロアタイプ。」
「格好良いから、脚のある一般的なソファ。」

と安易に決めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

でも、この2種類は、座り心地や使い勝手以外に部屋全体に与える影響が大きく違ってくるのをご存知ですか?

家具のレイアウトを考えたり、カラーコーディネートをする前に、誰だって、その部屋をどんな風に見せたいか理想をもっているはずです。

特にソファの座面の高さは、

“狭い部屋を広く見せたい”。
“大きな窓があるリビングの開放感を生かしたい”。

という場合に重要になってくるのを覚えておくと、ソファ選びがちょっぴり変わってくるかもしれません。

リビングに一般的なソファとロータイプ(フロアタイプ)のソファを置いた場合の見た目の印象を目でみてみましょう。

ハイバックソファ&一般的なソファ&ローソファ・フロアソファの見た目の比較

背もたれが、壁の高さの半分まであるハイバックタイプのソファを2セットレイアウトした例。

どちらのソファも、リビングの壁を背にレイアウトしてあるので、圧迫感はさほど感じませんが、この壁のどちらかに窓がある場合、視線が抜けるはずの向こうの景色をソファの背もたれが遮ってしまう形になります。

続いては、一般的な脚のあるソファを置いたリビングの事例を2つ。

窓に向かって垂直にソファをレイアウトした例。

窓を背にソファをレイアウトした例。

大きな掃き出し窓をソファが遮っているので、開放感が半減しています。

最後に、ローソファ(フロアソファ)をリビングにレイアウトした例。

視線が床付近に集まるので、天井高が高く見え、開放感があるように思いませんか?

ここで比較した写真は、同じ目線から撮っているわけではないので、構図の違いはありますが、ソファの脚分(数cm)がないだけで、広々とした雰囲気の部屋になるということがおわかり頂けたかと思います。

という訳で、床面にぴったりと張り付いたローソファ(フロアソファ)のコーディネート例を海外で有名なソファメーカーの名前と共に見ていきましょう。

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1.【I型タイプ】フロアソファ・ローソファのコーディネート例

壁を背に茶色のレザー製フロアソファを壁を背にレイアウトした仕事部屋の例。

角ばってるデザインのせいか、ソファの存在感が薄く、圧迫感ゼロな上に、実際よりも部屋が広く感じそう。
カウハイドラグ×レザーソファの組み合わせ方が、とっても格好良いですね。

リビングの中心に正方形の木製テーブルを置き、テーブルを囲むように紫系のフロアソファを2セットとチェアを2セット、対面式にレイアウトした例。

こんな大きなソファ初めて見ました!!
座面の上に乗って胡坐もかけそう(笑)
広い部屋でないとスペースを占領してしまいそうですが、「こういうレイアウトの仕方もあるんだな。」と勉強になります。

紫のフロアソファを対面式にレイアウトし、床にライトグレーのラグを敷いたハイセンスなリビングのインテリア例。

1個前の事例のソファとデザインが似てますが、こちらの方が生活感を感じさせません。
ソファの手前に置いてある脚のないテーブルは、ローソファとぴったりマッチ♪
家具全体を床に近い位置に持ってくると、本当に部屋が広々と感じますね。

窓下に幅の広いグレーのフロアソファをレイアウトしたリビングの例。

窓枠の下にピタリとソファが収まってるので、視界を遮ることなく開放感がありますね。
脚が取り外せるソファをお持ちの方は、一度取り外してレイアウトしてみると、部屋の見え方の違いが実感できるかもしれません。

四方の壁のうち一面が掃き出し窓になったリビングの窓と反対側の壁にホワイトのレザー製のフロアソファをレイアウトした例。

この部屋和風っぽい!
畳の部屋にソファを置きたい時の参考になりそうな事例です。

ホワイトのレザー製ローソファを対面式にレイアウトしたリビングの例。

どこかの施設か、ショールームのような、とんでもなく広い部屋ですが、ソファの座面が床に近い位置にあるので、広い部屋がよけいに広く見える気が…。
「私の部屋はこんなに広くないから。」ではなく、狭い部屋でこそ参考にしてほしい、家具チョイスです。

壁の一面に脚のない、グレーのI字ソファをレイアウトした子供部屋の例。

これまで紹介してきたローソファに比べると座面の位置が高く、脚の代わりにカバーがつけてあるようなデザインです。
脚のあるソファの場合、ソファの下に掃除機を突っ込んで掃除するのが面倒(最近は、おそうじロボットがあるから、そんなこともない?)ですが、このタイプなら、ソファの下の埃も気になりませんね。

Living Divani(リビングディバーニ)

Living Divani(リビングディバーニ)は、イタリアの家具メーカーです。
日本で入手するのは困難かもしれませんが、背もたれを背に2面に腰かけられるデザインは、他のメ-カーにはないので輸入家具ショップなどに問い合わせてみるのも良いかも。

リビングの中心にホワイトの存在感のあるローソファをレイアウトした例。

床面積の2/3をソファが占めているのに、狭苦しさを感じないのは、ソファがロータイプなのと色が白だから。
このソファが入手できない場合、背もたれが低いローソファ2セットを、こんな風にレイアウトすると似たようなインテリアが作れそうな予感です。

リビングとダイニングが1つの空間になったリビングスペースに、1個前の事例と同じソファをレイアウトした例。

こういう間取りの場合、リビングとダイニングを別々に考えて家具をレイアウトするのか、広い空間を一体化させたレイアウトにするのか、って頭を悩ませてしまいますが、この事例のように一体感を持たせたインテリアにすると、部屋全体を有効に使える気がします。

特に子供が中学生までのファミリー暮らしなら、早く食事を済ませた子供たちがリビング空間に去ってしまっても、ダイニングから目の届く位置で子供たちを見ることができます。

Ligne Roset(リーン・ロゼ)

Ligne Roset(リーン・ロゼ)は、フランスの高級家具メーカーで、カラフルな色使いのローソファをお探しの方におすすめです。

リビングのコーナーを背に卵みたいな丸いフォルムのフロアソファをレイアウトしたモノトーンインテリアの例。

このソファは、プルムというシリーズで、日本でも入手可能。
2人掛けでも50万円近くする、とってもお高いソファですが、類を見ない個性的なデザインは、インテリアを格上げするのにピッタリです。

ダークグレーのクロスを張ったリビングにライトグレーのフロアソファを置いて、背面の壁に同じアーティストのアートを6枚、等間隔に飾り、天井から丸いペンダント照明を4灯、ぶら下げたリビングの例。

この空間は、一段床が高くなっているのですが、手前には、4脚のチェアを対面式にレイアウトした形の違うくつろぎスペースがあり、ソファの対面の壁にTVがレイアウトしてあります。
全体で12畳くらいある広いリビングをソファとチェアのスペースに分けた珍しい例です。
アートは、don pendleton

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)は、フランスの家具メーカーです。

ファッションでおなじみのミッソーニのカラフルなファブリックを組み合わせてコーディネートしたパッチパークのフロアソファをレイアウトした屋根裏にあるリビングの例。

フロアソファは、1人分のスペースで、色や柄を自由に組み合わせることができるようになっているので、インテリアコーディネートを楽しみたい!という方にピッタリ。飽きたら、組み換えができるのも嬉しいポイントです。
残念ながら、現在は日本での取り扱いはない様子…。

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2.【L型・コーナータイプ】フロアソファ・ローソファのコーディネート例

2面の壁に沿って薄いブルーのフロアソファをL字にレイアウトしたリビングの例。

洋風のインテリアなのに、写真を見て心が“ホッ”とするのは、私が日本人で床生活に親しみをkンア汁からでしょうか。
ソファの高さに合わせたコーヒーテーブルのデザインも素敵です!

2面の壁に沿ってグレーのフロアソファをL字にレイアウトしたリビングの例。

1個前の事例とソファのレイアウトは同じですが、ソファのデザインや色が違うので、部屋全体の印象が全く違います。
この事例は、どちらかというとモダンな印象かな?
赤をアクセントカラーに使うカラーコーディネートも参考になりますね。

ダークブラウンの床色のリビングにベージュのフロアコーナーソファをレイアウトしたカジュアルなインテリア例。

赤×ホワイトのギザギザ模様のラグと大人っぽい、存在感のあるソファを組み合わせるコーディネートの仕方が素敵!
フロアソファというよりも、本来、脚のあるソファの脚を取り外した感じかな?
ソファって、脚があるのが当然だと思ってましたが、脚がないほうが“どっしり”と見えて、ソファ自体のデザインが前面に出てくるような気がします。

大きな掃き出し窓があるリビングの窓側にホワイトのフロアコーナーソファをレイアウトした例。

こんな窓がある場合、「窓のそばにソファを置こう。」という発想はまずないと思うのですが、背が低い&白のソファなら、視界の邪魔になりません。
元々リビングが広いせいもありますが、家具を全く置いていない状態の部屋と現状の家具がある部屋を比較しても、圧迫感が出ていませんね。

リビングとダイニングが一つの空間になった広いリビングダイニングのリビング側にグレーのフロアコーナーソファとグレーのラグをコーディネートし、ダークレッドをアクセントカラーにして、上品に仕上げたモダンインテリアの例。

大人4人は座れそうな存在感のあるソファな上に、色も濃いめ。
それなのに、狭いという印象を受けないのは、ソファが床に近い位置にあるからです。

この事例のような間取りは、最近のマンションに多く見受けられますが、同じソファでも、フロアタイプを選択肢に入れてあげると、家具を全部レイアウトし終わった後に「思ったよりも狭い。」ということがない気がします。

大きな掃き出し窓があるリビングにパステルカラー&花柄のフロアコーナーソファをレイアウトした例。

軽やか、女性っぽい、ナチュラル等、優しさを感じるインテリアです。

一人分のスペースごとに色が違うデザインのソファはROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)にもありますが、こちらの方が、部屋全体を広々と見せるのには、こちらのデザインの方が向いていそう。

ブルーの壁の部屋にピンクのフロアコーナーソファをレイアウトした子供部屋の例。

カラフルなコーディネートは海外の子供部屋ならでは!
モロッコインテリアを意識したコーディネートかな?
ソファ、クッション、ランプなどのインテリア小物は、PBteen(英語サイト/日本発送可能)のものです。

ソファ:by Paola Lenti

ネイビーのフロアコーナーソファにネイビーのラグを組み合わせたスタイリッシュなリビングのインテリア例。

フロアソファに、こんな格好良いデザインがあるなんて!
私の中のフロアソファの勝手なイメージは、「安っぽく見える」だったので、この部屋は衝撃的です。

ソファ:Bend by Luminaire

広いLDKのキッチンの前にベージュのフロアソファをコーディネートした例。

一般的に、キッチンの前のあるスペースはダイニングでその隣のスペースはリビングだと思うのですが、この事例はリビングとダイニングの位置が逆!?
透明なリビングテーブルを置いて空間を広々と見せる技も参考にしたいポイントです。

Cassina(カッシーナ)

ソファ:235-236 MISTER

2面を窓に囲まれたリビングにベージュのフロアコーナーソファをレイアウトした例。

どんな部屋でもなるべく窓をふさがないように家具は配置するのが一般的なので、ソファの背もたれが両方とも窓にかかっているソファの置き方は、珍しい!
でも、脚が短いフロアソファに近いデザインなので、脚のあるソファよりも10cm程度、窓の見える部分が広く、部屋の中心に遮るものがないので開放感を感じますね。

Ligne Roset(リーン・ロゼ)

ソファ:TOGO

2面が壁、残り2面は仕切りがないリビングの壁面にI字のコーナーソファでも紹介したリーン・ロゼのTOGOをレイアウトした例。

ふかっとした見た目が居心地の良さそうなリビングを演出!
手前にダイニングスペースがあると想定したLDKの家具のレイアウトの参考にもなりそうな事例です。

B&B ITALIA(ビー・アンド・ビー イタリア)

B&B ITALIA(ビー・アンド・ビー イタリア)は、イタリアの高級家具メーカーでモダンなデザインが特徴です。
日本にもショウルームがあるので、気になる方は足を運んでみては?

ソファ:Tufty-Time Sof

2面を大きな窓に囲まれたリビングに、ベージュのフロアソファを2セット、窓を背に2セットレイアウトした例。

よほど広いリビングでないと、こういうソファのレイアウトは無理かもしれませんが、床面に視線が落ちる家具の選び方は、狭い部屋でも真似できますね。

ソファ:Tufty-Time Sof

リビングに格好良いアートを飾り、ソファを背に黒のフロアソファをL字にレイアウトした例。

このアートは、Gonzalo Papantonakisの作品で、リンク先にある作品を眺めるだけで完成が刺激されます!!
アートとソファが絶妙にマッチしてますね。

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)のカラフルなパッチワークフロアソファを壁に沿ってレイアウトした子供部屋の例。

こんなに大きなソファを置けちゃうくらい広い、自分の部屋があるなて羨ましい!
でも、このソファ、カラフルな家具を置いて、空間を楽しく演出したいときにもってこいですね。

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)のパッチワークフロアソファをブルーのTVボードの前に立通路を開けてL字にレイアウトした開放的なLDKの例。

リビングの向こう側に見えるダイニングのペンダント照明も赤にして、LDK全体をカラフルに!
カラーコーディネートの参考にもなるインテリア例です。

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3.【コの字タイプ】フロアソファ・ローソファのコーディネート例

ROCHE BOBOIS(ロッシュ・ボボア)

リビングの壁に沿って、フロアコ-ナーソファをレイアウトした例。

ソファの背面の壁にあるのは、Alexander Calderの作品です。
賃貸では難しいかもしれませんが、アートにスポットライトを当てる演出の仕方も参考になります。

Minotti(ミノッティ)

Minotti(ミノッティ)は、イタリアのソファメーカーで、ランクは高級に分類されます。
日本公式サイトもあるので、気になる方はのぞいてみては?

ソファ:JAGGER

キッチン、ダイニング、リビングが一つの空間にある縦長の部屋のリビングスペースにダークグレーのフロアソファをコの字にレイアウトした例。

大人6人くらいが座れる広いリビングですが、脚のないソファは、ダイニングやキッチンまでの視界を邪魔してないので、広い空間がより広く感じられます。
写真では見えないですが、ソファの背面には、黒のコンソールテーブルがレイアウトしてあり、本や生活に必要なごちゃごちゃしたアイテムの置き場所となっています。

ソファ:HAMILTON

リビングの中央にベージュのフロアソファをコの字にレイアウトした例。

ゆったりとしたソファのフォルムが居心地の良さそうな空間を演出しています。
ソファの高さに合わせた、脚がほとんど無いデザインのリビングテーブルは、私たち日本人からすると、とっても親近感♪

Ligne Roset(リーン・ロゼ)

ソファ:TOGO

ソファの背もたれ分だけ床の逆さを下げたリビングの壁に沿って、紫のフロアソファをコの字にレイアウトした例。

同じ空間で床の高さを変えるなんて注文住宅でないと実現しないかもしれませんが、床にぴったりとくっついたソファを見るとわっぽい印象がして、心がホッとしてしまうのは、私だけではないはず。

コーナー部分にサイドテーブルをレイアウトするアイデアは、I型のフロアソファをL字にレイアウトする時にも使えそうです。

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[参照元:Houzz Inc]

Remodeling and Home Design
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