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風&冷をイメージ!夏に涼しげなインテリアを作る3つのポイント&実例26選

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5月も終盤に差し掛かり、梅雨を通り越して「すぐに夏がやってくるのでは?」と勘違いしそうな気温が高い日が続いていますね。

ついこの前まで桜が咲いていたと思ったのに、日中に外へ出ると汗ばむほどで、「家に帰って早速エアコン」なんて方もいるのでは?

うだるような暑さの中から帰ってきて、ドアを開けた途端、サーっと汗が引いてくれるような涼しさを感じるインテリア。

今回は見た目に涼しいインテリアを3つのポイントを挙げて、25例紹介したいと思います。

以前「ブルーインテリア-夏の模様替えの参考にしたい32のコーディネート実例」では、色を中心としたインテリアを紹介しましたが、今回は、色だけでなく、素材や質感もプラス。

家具を買い替えるような大掛かりな模様替えではなく、ちょっと意識するだけで実現できそうな事例を紹介しますので、涼しいお部屋作りにお役立てくださいね。

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1.涼しいインテリアを作る3つのポイント

1-1.寒色を用いたカラーコーディネートをしよう

「見た目に涼しそう!」
洋服と同様に、寒色を使った室内は、体感的に冷感を得ることができます。

“むわっ”と感じる赤やピンクよりも、ターコイズブルーやアイスブルーを使ったアイテムをインテリアの中に取り入れると涼し気な印象をもたらすことができ、これらに黄色やグレーをプラスすると更にハイセンスなインテリアに!

夏っぽい色をインテリアに取り入れる時は、季節に応じてカラーチェンジが簡単にできるクッションやカバー類などを活用するようにしましょう。

Indian Hills

グレーのファブリック製ソファにターコイズブルーのクッションを2個コーディネートしたリビングの例。

ソファもクッションもビロード素材で、決して夏向けではないのですが、色のコンビネーションが涼し気な印象をもたらしています。
寒い季節には、クッションを赤やオレンジにチェンジするだけで、暖かそうな雰囲気に。

+アートで涼感をさらにアップしたインテリア例

Scarborough

グレーのモダンなデザインのソファをL字にレイアウトし、鮮やかなブルーのクッションをコーディネートして、壁に浜辺のアートを飾った例。

“COOL”という言葉がぴったりな涼しそうなLDKのコーディネート例です。
夕日が沈む浜辺の風景を描いたアートなので、冬にクッションをオレンジ系にしても統一感が出そう!!

頻繁に変えられないアートやポスター、写真を壁に飾る時は、寒色&暖色ミックスにしておくと、四季を通じて使えそうな予感です。

Barclay Butera Living on the Coast

ホワイトのソファにブルーグレーのクッションをコーディネートし、ソファの背面の壁に海のアートを飾った例。

アート、クッション、テーブルの上の花瓶や陶器を同じ色にすることで、まとまりのあるリビングを演出!
“寒色=冴えた青”と即座にイメージしてしまうかもしれませんが、この事例のようなグレーっぽい青をインテリアの中に取り入れても涼感を得ることは可能です。

Forest Hill Project--San Francisco

黒のファブリック製ソファにターコイズブルーのクッションをコーディネートし、背面にビーチの写真を飾った例。

ビーチサイドにいるような気分になれそう!
夏の海は室内より気温が高く、暑いはずなのに、海辺の絵や写真を見ると「涼しそう♪」と思ってしまうのは、風を感じるからかな?

ちなみにこの写真は、Photography by One Kings Lane®(日本から購入できませんが、ビーチの写真が豊富なので参考に。)

1-2.涼しげな素材を積極的に活用しよう

ガラス、水、植物などを使ったインテリア雑貨や、透明感のあるレース&ファブリック、ツルンとした冷たそうなアイテムは夏にもってこいの素材。

軽さを感じる素材を積極的に取り入れることで、暑い室内を涼し気な印象にチェンジしてみましょう。

Archer Lane Home

ホワイトのレザーソファにホワイト、グレー、オレンジのクッションをコーディネートし、コーヒーグテーブルの上に青のガラス瓶を3つ飾ったリビングの例。

クッションとラグは暖色系ですが、ガラス瓶があるので涼しそう♪
これなら、夏が終わる頃に、ガラス瓶をしまうだけで、秋のインテリアにすぐにチェンジできますね。

Falls Road Sunroom

薄いベージュのソファに薄いブルー&グリーンのペイズリー柄のクッションをコーディネートし、コーヒーテーブルの上に水色ガラスの花瓶と陶器ボールをレイアウトしたリビングの例。

このリビングもラグ&ランプシェードは暖色系。
クッションをピンクに変え、テーブルの上のガラス類を片付けると、寒い季節に似合う、暖かそうなリビングを演出できるようになっています。

living room window

窓辺に黒い瓶に入った観葉植物を3つ並べたリビングの例。

光+緑(インテリアグリーン)のコンビは、見た目の涼しさを演出するのにピッタリ!
更に、大きな葉っぱの観葉植物よりも、この事例のような鋭利な葉っぱの植物を置く方が涼しさが増しそうな予感。

観葉植物を室内に置いてみたい方は、下記のトピックも参考に。

Study: Brian Del Toro Inc.

ブルーのソファを壁を背にレイアウトし、壁に凸凹した鏡を飾ったリビングの例。

壁もソファも寒色のカラーコーディネート例ですが、この鏡だけでも涼しそうに見えませんか?
このミラーは、NYのアンティークショップAlan Mossで購入したものだそう。

Living Rooms

玄関の壁にヒトデ+木製フレームの貝殻アートを飾った例。

玄関ドアを開けた瞬間、目の前にこんなディスプレイがあったら、暑さが吹き飛びそう!
この貝殻は、海外の通販サイトSeaside inspiredで見つけたものだそう。
上記のショップは、日本から購入することはできませんが、海にインスピレーションを受けたインテリア雑貨が豊富で、見てるだけで涼しくなってきます。

Beach finds: driftwood, seaglass and pebbles

ホワイトのウォールシェルフの上に石をフレームに入れたアートを3枚飾った飾ったリビングの例。

ツルンとした石だけが集めてあるので、軽やかで涼し気な雰囲気!!
手先が器用な方なら、自分で作れてしまうかも。

Mediterranean

広い壁に25×25cmほどのシルバー&ゴールドフレームに入れた貝殻のアートを横5列、縦3段、合計15枚飾った例。

アートは全部種類が違うのですが、貝殻というテーマで統一されているのでまとまりがあります。
「こんなにたくさんの絵を見つけるのは無理!」と思った方、写真集や図鑑を切り抜くという方法がありますよ。

1-3.風(通気)を意識したレイアウトを考えよう

風にそよぐカーテンや風鈴は、夏に心地よい空間を演出するのに最適です。
エアコンをガンガンに効かせた部屋だと窓を開けて開放的にするのは難しいかもしれませんが、自然の風を意識して窓周りを演出してみましょう。

Zen Cabana

ホワイトのソファを対面式にレイアウトし、レースの布を左右からぶら下げたリビングの例。

このインテリア、リゾートっぽい上に、とっても上品♪
これらのレースは、天井にカーテンレールを取り付けてぶら下げてあるのですが(下の写真参照)、レース生地を画鋲で留める方法でも実現できそうですね。

Zen Cabana
Contemporary Dining Room

テラスにあるダイニング空間にレースのカーテンを取り付けた例。

サワサワとそよぐカーテンのおかげで涼しさ10倍増し!!
この事例のような部屋を作れるお家は少ないと思いますが、風+レースって思ってる以上に涼感を得られる気がしませんか?

our house

ベッドの枕元にレースカーテンをコーディネートした例。

「涼し気な色=寒色を使うもの。」と思っていたのですが、白だけでも涼しい印象って作れるんですね。
このカーテンは、LILL by IKEAです。

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2.真似したい!暑さを緩和する涼し気なインテリア事例

Refreshing Renovation

ホワイトのレースカーテンとブルーのソファ、観葉植物をコーディネートしたリビングの例。

1の項目を全て取り入れた涼しいインテリアのお手本のような事例です。

青系のソファって「夏は良いけど冬寒そう。」という印象がありますが、狭い部屋を広く見せたい時に向いている色です。
ソファをブルー系にする場合は、クッションにオレンジや黄色を使うと冬でも暖かい印象を演出することができます。

Edwardian House, South West London

木製フレーム+ライトグレーのファブリックソファに、紫&ブルー系のクッションを組み見合わせ、背面に海のアートを飾ったリビングの例。

見るだけでも涼しさを感じる、インテリアの作り方が素敵!
ラグもブルー系なので、春、秋、冬には不向きかな?

Californian Bungalow

ダークグレーのコーナーソファにターコイズブルー&イエローのクッションをコーディネートし、ソファの横にターコイズブルーの一人掛けチェアを置いたリビングの例。

爽やかで涼しそう!!
このリビング、実はテーブルにもターコイズブルーの模様が入っていて、ホワイトのTVボードの上にある地球儀と似たような雰囲気で揃えてあります。

「涼しいインテリアを作るのに地球儀を活用すれば簡単に寒色を取り入れることが出来る!」
この事例を見ていて、ひらめいたので、皆さんも参考に。

Mod Balanced Den

グレーの一人掛けソファ×2とグレーの横長オットマン(?)を対面式にレイアウトし、ブルーのクッションをコーディネートしたリビングの例。

正面にあるシェルフにも青のアイテムを飾って、涼しさ2倍!
ベースはグレーなので、クッションとインテリアアイテムをオレンジに変えれば、秋冬インテリアに早変わりです。

Modern Light Blue Translucent Glass Chandelier

ホワイトのレガントなソファをコの字にレイアウトし、水色のストライプのクッションとブルー系クリスタルのシャンデリアをコーディネートしたリビングの例。

ストライプも夏っぽい!
照明器具を季節ごとに変えるのは無理ですが、こんなシャンデリアが世の中に存在していたなんて…。
インテリアのベースは、ホワイトとベージュなので、クッションをオレンジに変えても合うようにしてあります。

Living Room Chic

ホワイトのソファにネイビーのクッションをコーディネートし、リビングテーブルの上に水色のガラス瓶と水色の本をレイアウトしたリビングの例。

リビングテーブルの上の飾り方が素敵過ぎる!!
リビングのテーブルがTV、エアコン、照明器具のリモコン置き場になってる我が家とは大違い(笑)
英字の本を重ねてディスプレイにする手法は、誰でも簡単にまねできそうですね。

FORT LAUDERDALE, FLORIDA PROJECT # 2

ホワイト×ブラウンのベースにしたリビングにターコイズブルーをアクセントにしたリビングの例。

ターコイズブルーが使ってあるのは、クッションとウォールシェルフに飾ってある陶器類、アートです。
アートを除けば、この部屋もすぐにインテリアの色を変えることが可能になっているので、秋冬でも問題なし。

My Houzz: Iris Dankner

ダークグレーのソファをコの字型にレイアウトし、ヤシ系の観葉植物と生成りのレースカーテンをコーディネートした例。

屋外の事例ですが、涼し気なインテリアだったので掲載。
ナチュラル感と重厚感を組み合わせた絶妙なコーディネートです。

このまま、リビングに応用しても問題なさそうですが、クッションをもっと目立つ水色にすると夏っぽくなるような気がします。

Kooyong Residence

レースカーテンと観葉植物のコンビネーションinリビング。

壁面が木目なのに涼しそう♪
観葉植物があるのは屋外で、室内から見ると下の写真のような感じ。

Kooyong Residence

ベッド?ソファ??

この場所で、ゴロンと寝転んで読書してみたい!!

Hornstein Residence

海のアートと観葉植物をコーディネートしたリビングの例。

この部屋も涼し気!
この絵は、by Krasnoff | Bou
植物、水、木という人と住まいに欠かせないアイテムを使ったインテリアは、涼感だけでなく、程よい心地よさも感じますね。

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[参照元:Houzz Inc]

Remodeling and Home Design
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