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間接照明は調色の時代へLEDテープライトの特徴&インテリア例

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室内をおしゃれに演出する間接照明。

  • 新築の時に計画していなかった
  • 賃貸だから
  • 電気配線が必要だから後付けは無理なのでは?

そう思って諦めていませんか?

間接照明は、LED照明器具の台頭とインターネットの普及により、数年前よりも身近なものになっているのをご存知でしょうか?

また、住まいの照明器具は、間接照明に限らず、明暗をリモコンやスイッチで操作する”調光”だけでなく、明かりの色も選べる“調色”の時代に突入しています。

上記のような“スタイリッシュ”や“ムーディーな”間接照明でお部屋を演出したい時に最適なのがRGBテープライト。

LEDテープライト(RGBテープライト)の特徴やおしゃれなインテリア例を紹介しますので参考にしてみて下さいね。

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1.LEDテープライトって何?

1-1.商業施設や店舗に使われているテープライト

テープライトは、商業施設や店舗の間接照明や装飾照明に使われる照明器具です。

下記は、カウンターの下端(壁際)にLuciのLEDテープライトを使用した例。

カウンター下のテープライト

コーヒーショップのカウンター下の間接照明(左側の白く光ってる箇所)

老舗メーカートキ・コーポレーションのテープライトやLED照明のエイテックス、住宅照明も展開するオーデリックなどにも品揃えがありますが、取り付けには”電気工事有資格者による工事が必要”という理由から、私達一般人が目にすることはあっても「自分の家に」という発想が無かったアイテムでした。

1-2.昨今の家電業界の流れ

みなさんは、スマート家電やIoTという言葉を聞いたことがありませんか?

IoTはInternet of Thingsの略で「ものとインターネットが繋がる」こと。
家電とインターネットを繋いで、スマホやタブレットから操作や管理できる家電がスマート家電です。

スマート家電の詳しい事例は、「スマート家電でできること by ビックカメラ」を見て頂くことにして、このスマート家電には、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった生活に深い関わりがある家電以外に、照明器具もあります。

また、昨今の照明器具はLED化が進んでおり、住まいの明かりを従来の壁スイッチや照明器具専用のリモコンではなく、スマホやタブレットから自由に操ることができるような時代に突入しています。

1-3.LEDテープライトとRGBテープライト

そんな新しい照明器具の使い方の中に、入り込んできているのがRGBテープライト。

RGBとは、R(Red:レッド、赤)G(Green:グリーン、緑)B(blue:ブルー、青)のことで、身近なところでは、テレビやパソコンの液晶ディスプレイにこのRGBを使った色の表現が用いられています。

この色表現をLEDテープライトに取り入れたのがRGBテープライトで、IoTとRGBテープライトをミックスさせた代表的なものにアメリカのPHILIPS Hue ライトリボンがあります。

ここまで読んで「何を言ってるんだ?」と思った方。

「RGBテープライトを部屋の間接照明に使います。

RGBテープライトは液晶TVのように様々な色の表現ができるという特性を持っています。

なので、お部屋の間接照明の色や点灯・消灯を、スマホに入れた専用アプリから自由自在に操作できます。」

と書けば、何となく意味が伝わるのではないでしょうか?

※RGBテープライトには、スマホと連動させずに、直接リモコンで操作するタイプもあります。

インテリアに使えるRGBテープライト by Amazon

1-4.LEDテープライトのメリット

これまで、お部屋に間接照明を作る方法は、50mmほどの大きさの長細い器具を天井や壁の隙間に取り付けるのが一般的でした。
例)Panasonicのラインライトなど。

しかしながら、これらの器具は

  • 電源直結型(壁の中の配線工事が必要で、取り付けも電気屋さん)
  • 器具が丸見えになるため、幕板で器具を隠す工夫が必要

といった点から、新築やリフォームの際に、間接照明を設ける場所を決めて計画的に設計する必要がありました。

また、上記のような照明器具はL=300~1200mmの範囲内で300mm刻みの規格寸法がほとんどなので

  • 長さに制限があり、均一な光を再現できない
    (「壁や家具の端から端まで」と思っていても器具の組み合わせ方によって明かりが届かない箇所が出来てしまう)
  • 曲線では使えない

というデメリットがありました。

欲しい場所に欲しい分(幅)だけ間接照明が作れ、自由度が高く素人でも施工できる手軽さ

このデメリットを解消するのが、LEDテープライト。

文字通り、テープ状になったライト(照明)なので、

  • 薄い(厚み2mm程度)⇒目に入らない場所なら幕板で隠す必要が無い
  • 曲げることができる

といった特徴があります。

また、テープライトは、カットして繋げることが可能なので、欲しい場所に欲しい長さで間接照明を作れるという優れもの。

更には、ACアダプター、コンセント、USBに対応したLEDテープが発売されている為、配線工事が不要です。

取り付けは、テープライトの背面についているテープ剥がして、ペタっと壁や家具に貼り付けるだけでOKなので、専用の工具が必要という煩わしさがありません。

このように、これまで専門業者や建築のプロたちが主に扱っていた間接照明が、既に住んでるお家でも簡単に追加でき、間接的な光だけでなく、様々な色を楽しむことができるのがRGBテープライトなのです。

長さ150cm・20色・20種類のモードが選べるRGBテープライト1290円を買ってみた

RGBテープライト

Amazonで買ったLED(RGB)テープライト

ALOTOA 150CMテレビテープライト USB接続、TV/PC/キャビネット/キッチン/デスク/バーなど適用RGB20色装飾的なLEDライト、両面テープで好きな場所に貼り付けるイルミ照明、防水仕様のでバルコニー/釣り/バイク/キャンプなども適応

10cm角ほどの箱に、RGBテープライトがくるくる巻き状態で入っています。

RGB-tapelight2

ほどいてみると、テープライトの先にコントローラー、その先に約1mのUSBケーブルがついています。

RGB-tapelight3

白い物体が光源。
テープライトの裏面には、3Mの強力なテープが張ってあり、取り付ける場合は、これを外して接着するだけ。

テープライトとケーブルの間にあるコントローラーで明かりの種類や点灯スピードが調整できるようになっています。

RGB-tapelight4

ノートパソコンのUSBポートに差し込んで点灯させてみました。
RGB-tapelight-blue
青。
RGB-tapelight-blue2
水色(上のとほとんど同じ色??)
RGB-tapelight-green
イエローというか黄緑。
RGB-tapelight-green2
グリーン。
RGB-tapelight-pink
ピンク。
RGB-tapelight-red
赤。
RGB-tapelight-white
ホワイト。

鮮やかな色は、見てるだけで楽しい上に「この価格でこれだけ光るのか!!」という驚きも。

ただ、ケーブルとリモコンが繋がっている上に、光源とリモコン位置が近すぎて操作がしにくいのが難点です。

頻繁に光の色を変えたり、点灯の仕方を変えたい場合は、操作リモコンが別になっているもの選んだ方が良いかもしれません。

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2.LEDテープライトを使った間接照明インテリア例

LEDテープライト(RGBテープライト)の特性を生かした光の色別のインテリア例を紹介して行きましょう。

2-1.暖色系

レッド

オープン棚の内部にRGBテープライトを仕込んで赤&オレンジ系で点灯させた例。

まるでバーカウンターみたい!!っていうより本物のバー?
家呑みの際、お酒を陳列してる棚をこの事例のよう間接照明でおしゃれに演出するのもありかも。

アイランドキッチンの真上の天井にRGBテープライトを仕込んで赤系で点灯させた例。

壁面に飾ってある絵や収納家具の色と同じ色で間接照明を光らせるアイデアが凄くおしゃれ!!
これまで照明器具と言えば、ホワイト系(昼白色)か黄色系(電球色)が一般的でしたが、光そのものの色を変えることが出来るようになると家具の色の選び方も変わって来る気がします。

オレンジ

壁掛けの液晶TVの周り、TVボードと床の隙間、天井、壁と天井の間にオレンジ色の間接照明を入れた例。

インテリアをおしゃれに見せるアクセントカラーを照明器具で取り入れた例。
ソファ・床・カーテン・家具が全部ホワイトの殺風景なリビングを優しいオレンジの光が包み込んでいます。

天井と壁の間に出幅が大きめのモールディングを取り付け、上部にRGBテープライトを仕込み、オレンジ系で光らせた例。

天井が高く見える!!
「モールディングを取り付けることが可能な壁なら、この事例のような天井はすぐに真似できるのでは?」とふと。
間接照明の色は、壁面に飾ってあるフラミンゴのアートと統一してあります。

ピンク

洗面化粧台の前にあるミラーの下にRGBテープライトを仕込んで、ピンクで点灯した例。

この洗面めちゃくちゃ可愛い!!
洗面化粧台とセットになってる三面鏡の下部は、スキッと見える蛍光灯が仕込んであることがほとんどですが、カラフルな色を使うと商業施設の手洗いみたいな雰囲気になるんですね。

2-2.寒色系

ブルー

リビングの長手方向の壁面と天井の間にブルー系の間接照明をコーディネートした例。

後退色の寒色が使ってあるので、実際よりも広く見える!!
我が家のリビングダイニングの窓に、ちょうどカーテンボックスがあるので「カーテンボックスの中にRGBテープライトを仕込むのもありかも」とこの事例を見てアイデアが浮かびました。

アイランドキッチンの足元に水色の間接照明をコーディネートした例。

キッチンが浮いてるように見え、とってもおしゃれ!!
システムキッチンの足元はキッチン扉の前面よりも数cm凹んでいるのが一般的なので、そこにRGBテープライトを仕込むのもありかも。

目線より低い位置なので、多少テープがはみ出ても問題なし!?

壁付け+アイランドのⅡ型キッチンのウォールユニットの下と対面側のカウンターの下にブルー系の間接照明を入れた例。

カウンターチェアが置いてある面は「キッチンが対面式で、キッチンとダイニングの間にカウンターがある」というお家なら今すぐ真似できそう!
朝食時は元気の出そうなイエロー系、お酒を飲む時はムードが出そうなブルー系など、食事シーンに合わせて明かりの色を変えるものありかもしれません。

対面キッチンの対面側に水色の間接照明を入れた例。

このキッチンめちゃくちゃ格好良い!!
キッチン自体はヴィンテージ風味のインダストリアルテイストですが、薄い水色の光がキッチン全体に清潔感をもたらしています。

2-3.中性色系

グリーン

キッチンカウンターの下にグリーン系の間接照明を入れた例。

南国のバーみたいな雰囲気!!
暑い夏に爽やかなキッチン周りを演出できそうな色使いです。

アウランドカウンターの対面側のカウンター下端に優しいグリーンの間接照明を入れた例。

まるで観葉植物が置いてあるかのような癒しのキッチン。
このグリーンの光が無かったら、ここまで居心地の良さそうな空間にはならない気がします。

キッチンのガラス扉の中に紫の間接照明を入れた例。

扉の中から薄っすらと漏れる光が素敵!!
家具の中にRGBライトを仕込む場合、電源をどこに持ってくるかで頭を悩ませてしまいそうですが、この事例のように他の場所から丸見えの場合、間接照明でおしゃれにライトアップすると「見えて嫌だ」という気持ちも減少するかも。

TVボードと床の間に紫の間接照明を入れた例。

紫と言えば「怪しげな色」といった印象が強い色ですが、低い位置ならおしゃれ度UP!
普段使わないような色にもチャレンジでき、気に入らなかったら別の色にすぐに変えることができるのもRGBテープライトの特徴です。

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