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システムキッチンどんな風に収納してる?引き出し&扉の収納術

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システムキッチンって、扉が閉まってれば、家の中で一番高価な家具ですよね。

でも、「いったん扉を開けたら、中がぐちゃぐちゃ。」なんてことが…。
私がキッチンプランナーをしていた頃のぶっちゃけ話をすると、安い量産型のキッチンは扉の面材こそ綺麗ですが、引き出しの作りが雑。
というより、「ここに何を入れるという。」のはあまり考えられていない様子でした。
例えば、2400mmのI型キッチンの場合、

  1. シンク下引き出し幅90cmの大きなやつ
  2. 食洗いまたは3段引き出し幅45cm
  3. 調理機器下引き出し幅60cm
  4. スライド調味料入れ幅15cm

または

  1. シンク下引き出し幅90cmの大きなやつ
  2. 食洗いまたは3段引き出し幅45cm
  3. 調理機器下幅75cm
  4. 調理器具と壁の間に背の低い調味料入れ幅15cm

みたいな構成で、90cmと60cm(75cm)の引き出しの中は仕切りなどが一切なく、「これ、使い勝手悪いだろうな~」と思うことが多かったです。
分譲マンションや建売住宅は、キッチンの仕様がほとんど同じで、メーカーとしては「まとめて○台でいくら。」みたいな売り方をしているから仕方ないんですけど。

でも、各メーカーとも、オーダー型キッチンを用意してるので、引き出しの中身など、細かい部分も気にする人には、少し高いシステムキッチンをおすすめしてました。(高い方は、引き出しの中にカトラリーや仕切り棒がついているものが多い)

でも、そんなことは知らずに、マンションや新しい家に引っ越して、「いざ使おうとしたら中身がガランドウ。どうやって収納すれば良いんだろう…」と悩む方が多い気がします。

そんな事情も踏まえ、今回はキッチンの引き出しの中特集。

「みんな引き出しの中、どうやって使ってるんだろう?」を解決しましょう。

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浅い引き出しの中の収納例

浅い引き出しは、お箸、スプーン、フォークなどのカトラリーや包丁、お玉類などの調理に使う小さな用具の収納に最適な場所です。

市販のシステムキッチン用のカトラリーケースを買ってきて中に入れて仕切りを作れば、細々した物を出し入れするのに便利です。

幅90cmの引き出し収納

上段は、スプーンやフォークなど毎日使うもの。
下段はトングや刷毛、栓抜きなど普段あまり使わないもの。
上手に区分けして、すっきり収納した例ですね。

キッチンバサミ、軽量スプーン、包丁、フライ返し、木べら等、細々調理器具を引き出しの中に仕切りを作って上手に収納した例。
この仕切りは、元々システムキッチンについているもの。
日本のメーカーのシステムキッチンでも、少しランクが上のものになると、こんな仕切りが全部の引き出しに最初からついていますが、そうではないキッチンは、仕切りを自作するしかありませんね…。

幅75cmの引き出し収納

引き出しの中に包丁を縦に収納した例。
こんなにたくさんの包丁を持ってる人は少ないと思いますが、上から抜くだけなので、使い勝手が良さそう♪

幅60cmの引き出し収納

薄いトレイのような引き出しの例。
見てほしいのは、下段の引き出し。
スパイスをこんな風に横に向けて収納するなんて考えたことも無かったので驚きです!!

引き出しの底に滑り止めになりそうなゴム製のシートを引いておけば、開け閉めするときにゴロゴロ言わなくて良いかも!!

深い引き出しの中の収納例

深い引き出しは、お鍋や瓶類、背が高い調味料の収納に最適な場所です。

幅15cmの引き出し収納

お鍋って書いた先からお玉収納。
15cmの細い引き出しにフック付。
パンチングメタルを使って自分でも作れそうな気がしてきました。

同じくパンチングメタルでフライパン収納バージョン。
使い勝手が良さそうです。

幅30cmの引き出し収納

引き出しレールにお鍋が吊るしてある!!
めちゃくちゃ使いやすそうですが、我が家にはこんなにフライパンが無いから必要ないか(笑)

同じ幅で縦にフライパンを収納した例。
何て使いやすそうなんでしょう!!

30cm、45cm引き出しなら、調味料を縦に入れるのにちょうど良い大きさ。

縦に細長く仕切りを入れてフライパン収納。
取っ手が上にあると取り出すのが楽そう♪

お~!これは!!
凄く使いやすそうなカップ式のお玉収納。
引き出しの中にこんな風に入れることができなたらなぁ~と我が家のキッチンを見てみたら、同じような高さと幅の引き出しがありませんでした…。

幅60cmの引き出し収納

調理機器の下の60cm幅の引き出しは鍋収納に最適。
何も仕切りが無い場合は重ねて入れるしかありませんが、30cmのところで紹介した縦に仕切りを入れる方法も。

縦に細長く仕切って、フライパンや鍋敷き、トレイ類など、長方形で比較的浅めの調理道具を縦に入れた例。
整理整頓が上手な人のキッチンって感じですね。

お皿を入れる場合はこんな風に間に棒を立てて…。
DIYが得意な人なら、引き出しの底と同じ大きさの板に穴を開けるか有孔ボードを使って、棒を立てて同じような引き出し内仕切りが簡単に作れるのでは?
これなら引き出しを引くたびに食器が当たるということも無さそうですね。

陶器でできたポット類なら、そのまま入れても、引き出しの中で動くことは少なそう。

お鍋と蓋の収納。
仕切り板を使って、手前に鍋で奥に蓋。
これなら、キッチンの引き出しに仕切りをつけるだけで良いので簡単に真似できそう!

さっきと同じような分け方で、左右が蓋で真ん中がお鍋バージョン。

お鍋を蓋付で収納。
これが一番綺麗に片づけられそうですが、こんな細かな可動式の仕切りがない…。
この仕切りは初めから引き出しについていた様子です。

幅90cmの引き出し収納

お鍋と蓋を別々に並べて収納。
引き出しの中に、もう1個浅い引き出しがあるだけで、使い勝手がグーンとアップしますね。

幅60cmの引き出しでも紹介したお皿収納バージョン。
この下の板と棒のセット何ていうんだろう。

大きな開き扉の中の収納例

ガバっと開けて使う開き扉は、背が高いものや幅が大きな物を収納するのに最適な場所ですが、そんなに大きな開き扉が何個もあっても困るという場合は、扉の裏や、中に仕切りをつけてお皿や調味料、お鍋の蓋を収納する場所にも利用できます。

幅60cmの片開き・観音開き収納

開き扉を開けると中に引き出し式のトレイが2段!!

そうそう棚板式の収納って物を入れても上の方がガラ空きでちょっと勿体ない気もするんですよね。
棚板よりも引き出しの方が断然使い勝手が良い!
その上収納量もアップ!!
棚板式のユニット内に引き出しをつけるのって難しそうですが、日曜大工が得意な人なら、スライドレールと自作の箱で何とかできそうな気もしますね。

またまた、扉の中から引き出しが出てくるパターン。
これは引き出しを深めに作って、調味料を入れているバージョンですね。

引き出しの中から、お皿。
え!?
これどうなってるの?
と思わずビックリした事例ですが、めちゃくちゃ使いやすそうです。

オーブンレンジの上の観音開き扉の注目。
棚板の下を縦に仕切って、お盆(トレイ)が綺麗に収めてあります。
オーブンに付属してるトレイを収納するにも良さそうですね。

これも自作かな?
上から蓋、蓋、お鍋。
しかも、蓋は斜めに入ってるから、取り出しやすそう。
こんなにキチンとしまえる収納が欲しいです!!

さっきと同じタイプの収納をタッパー収納に利用したバージョン。
これ絶対に欲しいです!

さっきと同じようなタイプのステンレス網バージョン。
これも使いやすそう。
ボウルをガシっと斜めに置けるのっていいですね。

幅90cmの観音開き収納

大きな観音開きの扉の裏側にスパイスケース。
これ、凄く憧れてるんですよね~。
塩コショウは毎日使うけど、「この料理の時しか使わない。」なんて調味料が山ほどあって、困ってる場合は、こんな風に扉の裏を利用すると良いかも。
自作するときは、棚板や収納してるものに当たらないようにしないといけませんが…。

さっきと同じような感じで、お鍋の蓋、鍋つかみ、軽量カップなどを扉の裏に収納した例。
この扉裏収納ホームセンターに売ってそうな予感です。
[参照元:Houzz Inc]

Remodeling and Home Design
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