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「リビングにソファを置かない」4つのアイデアと広々インテリア例

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リビングの顔と言えばソファ。

引っ越しや模様替えで家具を新調する時「ソファを真っ先に決める」という方も多いかもしれませんね。

座る人数に応じた大きさ、間取りに合うソファの形、素材、色など様々な選択肢があり、お値段も高価なので、ついつい慎重になってしまいます。

しかしながら、リビングにソファを置いたからと言って「くつろげる場所になるか?」と言えば、それは別の問題です。

人が快適さを感じる最も重要なポイントは、開放的であること。

例えば、広い草原にゴロンと寝転んで青空を見上げると、気分が爽快になりリフレッシュできますよね。

このことをリビングに置き換えると「ソファを置く=くつろぎスペースに障害物がある」ではないかと。

日本の住宅は古来より和風建築で、家族団らんの場所はリビングではなく居間と呼ばれていました。

中央に大きな座卓を置き、周りを座布団で囲む形で構成するのが典型的な居間の形で、上記の和風の居間を見ると広々とした雰囲気ですよね。

また、このスタイルは、

  • 何人でも座れる
  • 寝転ぶことができる

など自由度が高いのも特徴の一つです。

そして、現代の洋風のリビングを考えた時

  • リビングに当たり前のようにソファを置くのが正しいのか?
  • リビングにソファを置かなくてもくつろぎを演出できるのではないか?

という疑念が沸いてきます。

むしろ「ソファが無い方が広々とした空間を演出できるのはないか?」と思うんですよね。

そこで「ソファ無しのリビング」について様々なインテリア例を紹介しながら検証して行きたいと思います。

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1.クッションだけで構成した広々としたリビング例

クッションだけで構成したリビングとは、文字通り、リビングの床にクッションを置いて直座りするスタイルです。

存在感のあるソファをドンと置くスタイルよりも開放感が出るのが特徴で、高さの無いクッションなら狭いリビングも広々!

座布団のような正方形のクッション、円形、身体を預けることができる大型のビーズクッションなど、様々なアイテムを使って居心地の良い広々としたリビング例を紹介して行きましょう。

変形リビングに巨大なクッションを3つ、無造作に置いた例。

窓際に立ってる子どもがミニチュアに見えるくらい大きなクッション!!
四角ではない部屋の場合、家具のレイアウトが難しいですが、クッションだけなら頭を悩ませることもないですね。

両壁に腰までの本棚&収納家具をレイアウトしたリビングの中央に直径1m以上の巨大な丸いクッションを置いた例。

屋根が三角なので最上階かな?
壁際に行くほど天井が低くなる圧迫感のある空間を広々と見せるレイアウトが素敵ですね。

窓際一面に腰窓があるリビングの床に、黄色、ライトグレーのクッションを3つ無造作に並べた例。

このインテリア、和っぽい!!
3畳半ほどのスペースで、壁にもたれかけたり、床にゴロンと寝転んだりと、様々な体勢ができそうなのは大きなソファが置いてないからですね。

1段高いフローリング張りの6畳ほどのスペースの中央に長方形テーブルを置き、周りに円形のクッション(座布団?)を並べた例。

こ、これは和室を彷彿させる!!
正方形クッションの下に、固そうな素材の丸いクッションが置いてあるので安定感がありそう。

下の方のクッションは、ALSEDA by IKEAかしら?

リビングの壁際に、パッチワークの正方形クッションを乗せた民族テイストの円形クッションを2セット置き、間に背の低いテーブルをレイアウトした例。

何という可愛さ!!
このようなデザインのクッションは、アジアンやエスニックなインテリア雑貨店で見つけることができそうな予感です。

フローリング張りの窓際のスペースに、正方形のラグを敷き、中央に床から15cmほどの高さのデザイン性が高いテーブルを置き、周りに45cm角のクッションを置いた例。

テーブルの上に盆栽、部屋のコーナーには提灯のようなフロア照明と、このリビングも和の雰囲気!
家具を低くすると、上部のスペースがたっぷりと空くので開放感がUP!!
ソファを置かないリビングでは、空間の高さにも注目しながら家具のデザインを選ぶと良いですよ。

6畳ほどのリビングの中央に長方形のテーブルを置き、テーブルを挟むようにグレーのクッションを2個ずつレイアウトした例。

私達がよく目にするリビングと全く違う!!
窓際には長方形のテーブルと椅子が2脚置いてあるので、床の直座りに疲れた時はこちらに移動。

ボリュームのあるソファが置いて無いだけで、こんなに開放的なリビングを演出できるんですね…。

4畳半ほどのリビングに、石のようなデザインのクッションを7個、無造作に置いた例。

何このクッション!!まるで河原の石!?
フランスのsmarinshopというメーカーの物ですが、遊び心のあるデザインが可愛いですね。

続いては、クッションよりも大きなビーズクッションを使った例を2つ。

リビングの窓際に2m以上ありそうな巨大なビーズクッションを置いた例。

こ、これは大きい!!
クッションの上でゴロ寝も出来るし、大人が3人横並びで座れそう?

背もたれがあるソファがドドーンと置いてあるよりもこの方が開放感があり、砕けた印象も。

リビングの中央に茶色のビーズクッションを2つ、無造作に置いた例。

軽そうなので移動も楽々?
リビングにソファを置いた場合、床とソファの間の隙間が微妙で掃除機が入らなかったり、動かすのも重くてそのまま放置(つまりソファの下は埃だめ)なんてこともありますが、ビーズクッションなら綺麗に保てそう!

最後に、日本でも購入可能な海外のビーズクッションを使った例をメーカー(商品名)と共に2つ紹介。

ファットボーイ(Fatboy)

Fatboyは、オランダ生まれの大型クッションで、日本でも購入可能です。

壁掛けTVがあるリビングの床に、黒のファットボーイを2つ無造作に置いた例。

ごろ寝でTVが見れる!!
TV台も収納家具もないリビングなので開放感抜群ですね。

壁掛けTVがあるリビングの床に、ブルー、オレンジ、グリーン、パープル、ホワイトのファットボーイを置いた例。

子どもの遊び場かな?
カラフルな色使いが際立ってて可愛い♪

4畳半ほどのリビングにシルバーのファットボーイとモダンなレザー製チェアを置いた例。

ソファ+テーブルのリビングばかりを見てると「これがリビング?」と疑ってしまいそうなくらい簡素。
こういう事例を見てると「そもそもソファって必要なの?」と思えてきますね。

ヨギボー(Yogibo)

Yogiboは、アメリカ生まれの家具ブランドで、2014年ビーズクッションが日本に初上陸。(日本公式サイト)

4畳半ほどのスペースに、Yogibo MAXのレッドを置いて、ホワイト×ネイビーのシェブロン柄のラグやネイビー・ワインレッドのニットプフをコーディネートした例。

カラーコーディネートがおしゃれ♪
色のバリエーションが豊富なYogiboは、リビングのカラーコーディネートにこだわりたい人にぴったり!!

三角屋根のリビングにYogibo MAXを2個、壁を背にレイアウトし、中央に長方形のテーブルを置いた例。

ソファのあるリビングには無いカジュアルさ。
小さな子どもと過ごすリビングは、この事例ような家具チョイスの方が良いかも。

2.家族ONLY!パーソナルチェアで作るくつろぎ感のあるリビング例

パーソナルチェアはくつろぎを重視した1人専用椅子のこと。
ラウンジチェアと呼ぶこともあり、オットマンと組み合わせるのが一般的です。

「家族以外を招き入れることがない」または「大人だけでくつろぐ」といったリビングの場合は、何人も座れるソファではなく、個々が過ごしやすいチェアを組み合わせるのもありです。

日本でも購入可能な世界的に有名なパーソナルチェアを4つ紹介します。

ウームチェア by エーロ・サーリネン

黒のウームチェア+オットマンを2セット、ハの字にレイアウトしたリビング例。

パーソナルスペースを確保したリビングは、お互いの干渉を最小限にしてくれそう!!

エッグチェア by エーロ・サーリネン

リビングに黒のエッグチェアを2セット、レイアウトした例。

背もたれが高いチェアなので広々という訳にはいかないかもですが、近未来的なデザインでオシャレ度UP!!
パーソナルチェアを複数置くメリットは、チェアの間に小さめのサイドテーブルを置くだけで事足りることです。

イームズラウンジチェア by チャールズ&レイ ・イームズ

壁掛けTVの前にホワイトレザーのイームズラウンジチェア&オットマンを2つ並べた例。

映画鑑賞好きな我が家は「ソファを捨てて今すぐこのレイアウトにしたい!!」と影響受けまくり!
長時間ソファに座ってると足がだるくなってくるのですが、オットマン付きのチェアなら足が楽な上、腰への負担も少なそう。

バルセロナチェア by ミース・ファン・デル・ローエ

ホワイトのバルセロナチェア&オットマンを対面式にレイアウトしたリビング例。

イームズラウンジチェアと比較すると、洗練された印象がUP!!
頭を支えてくれるヘッドレストが無いので、長時間座るのは無理かもですが、パーソナルチェアを使って格好良いリビングを演出したい場合は、このデザインの方が合ってる気がします。

3.ゴロ寝に対応!長椅子を活用した昼寝スタイル可能なリビング例

長椅子は、ソファの背もたれが無いバージョン。

ソファは面積を取るばかりか、出もたれが視界を遮ってしまうのでレイアウトの仕方によっては部屋を狭く見せてしまうこともありますが、長椅子は片側のみにアームレストと背もたれがついてる場合が多いので、視界良好。

また、長椅子は座クッションの上にゴロンと寝転んだ時、アーム部分が足に当たることが無いので、背が高い人でも身体をピンと伸ばすことができます。

リビングに暗い紫のエレガントな長椅子をレイアウトした例。

写真は1台のみですが、このリビング、長椅子をコの字にレイアウトしてあり、一人に1台長椅子がある感じ。

座る時は背もたれのある側に、寝転ぶ時は頭をひじ掛け側に…。
「長椅子って何?」と思っていた方も、この事例で何となく雰囲気がつかめたのではないでしょうか。

リビングの窓の前に、ベージュの長椅子+アンティークな円形テーブルを置いた例。

本を読んだり、パソコンをしたり、自由気ままなお一人様生活が満喫できそう!!
「一人暮らしにも合いそう」と思いましたが、ソファと同じくらいスペースを取ってしまうので、狭いワンルームには不向きかな?

リビングとダイニングの間に、ライトグレーの長椅子を置いた例。

2Pソファの片側に背もたれがないデザイン。
この長椅子が2Pソファだったとしたら、隣の部屋にあるダイニングテーブルは見えないはず…。

そう考えると長椅子の方が開放感のある部屋を演出できるような気がしませんか?

窓際にベンチ、床の2/3の位置に長椅子をレイアウトしたリビング例。

リビングと聞いて想像するありきたりな家具レイアウトが見事に崩壊。
こういうインテリア例を知ってたら「真っ先にソファを買おう」という発想は出てこないかも…。

リビングとダイニングが同じ空間にある間取りで、リビングとダイニングの間に長椅子を置いた例。

広いリビングダイニングですが、背もたれがあるソファではなく長椅子にしただけで、こんなに開放感が出るんですね…。

この事例と同じく(こんなに広くない)リビングとダイニングの間にソファを置いてる我が家。
ソファは私専用のゴロ寝場所と化しつつあるので、長椅子にチェンジしてリビングとダイニングに一体感を持たせようかしら?

4.座る人数増減可能!レイアウトの自由度が高いチェアをメインにしたリビング例

座る人数や部屋の大きさに合わせてソファを買ってしまうと、普段の人数より増えた場合、座る場所が無くなってしまうのがデメリットです。
(主人の友人が突然出没してリビングで宴会を始めた時、私の定位置が奪われ往生した経験有り)

場所を取らないチェアなら、1人2人の増減にも対応できるほか、レイアウトも自在なので、リビングにソファを置かず、一人掛けの椅子を何個か置いておくのもありです。

2項目目で紹介したパーソナルチェアと似てますが、一人掛け椅子の方が場所を取らない上にカチっとした印象も演出できます。

一人掛けチェア+ビーズクッション

リビングのコーナーにカチっとした一人掛けアームソファを置き、残りのスペースにカラフルなビーズクッションを置いた例。

家族で過ごせる広いリビングなのに、座る場所が点々とあるだけ…。
ビーズクッションをあと2個くらい予備で置いておけば、このスペースをどんな風にでもアレンジできそうですね。

同じデザインの一人掛けチェア×2

木製のひじ掛け付きチェアを2セット、L字にレイアウトしたリビング例。

何というコンパクトさ!
「2人で使う時はこのスタイル、人数が増えたらラグの縁までチェアを移動して補助椅子をプラス」など人数に合わせた対応が即座にできそう!!

フカフカの一人掛けソファをハの字にレイアウトし、真ん中にオットマンテーブルをレイアウトした例。

おー、このリビングは居心地良さそう!
一人増えた場合は、立ち座りが多い給仕役がオットマンを椅子として活用できますね。

TVに向かって背もたれが高いアーム付きチェアを2セット並べ、横に専用のサイドテーブルを置いた例。

狭いリビングをコンパクトに居心地良くするアイデア。
人数が増えた場合の為に、移動が簡単なスツールを準備しておくと良さそうです。

同じデザインの一人掛けチェア×2+α

レトロな茶色レザーの一人掛けソファ×2と、ホワイトのモダンなチェアをリビングテーブルを囲むようにレイアウトした例。

手前にあるダイニングからリビングの奥にある廊下まで視線が抜けるので広々とした印象。
椅子が足りなくなった場合は、ダイニングテーブルと組み合わせてある背もたれ無しのスツールを持ってくるのかな?

透明のリビングテーブルを囲むように、ファブリック製のアームチェアとロッキングチェアをレイアウトした例。

大きなソファも置けそうな広いリビングなのに椅子3つ…。
「ソファを置くことがくつろぎ空間を演出するという訳ではない」というのが伝わってくる事例です。

リビングとダイニングがひとつながりになった空間のリビング側に、ハの字にレイアウトしたグレーの一人掛けソファを2セットと茶色のテントのようなチェアを置いた例。

住人がメインで使う椅子の他に、デザイン性の高い折り畳み椅子をリビングに予備で置いたおしゃれなインテリア。
バタフライチェアやディレクターズチェアを活用すると似たようなレイアウトが出来そうです。

いかがでしたか?

ソファが全く無いリビングに

  • 違和感を感じた
  • 引き寄せられた
  • ビックリした

など様々な感想が聞こえて来そうです。

「リビングに必要な家具と言えばソファ。」

この考え方がいつから定着したのかは不明ですが、ソファが無いリビングの方が、家族の人数や過ごし方に応じた自由なスタイルにできそうですよね。

ソファは決して安い家具ではありません。

ソファを買う前に「我が家のリビングの過ごし方」をじっくり考えて「本当に必要か?」を吟味してみるのも快適な住まい作りの一歩ではないでしょうか。

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