traditional-kitchen

家電を隠す!アイデア満載キッチン収納

Tweet about this on TwitterShare on Facebook0Pin on Pinterest0Share on Google+0Share on Tumblr0Print this page

毎日使う電気オーブンレンジに炊飯器、朝食作りに欠かせないトースターやコーヒーメーカー、記念日のお菓子作りに活躍するミキサーやフードプロセッサーなどなど、キッチンには様々な家電が存在します。

これらの家電は、すっきりしたキッチンの調和を乱してしまうアイテムなので、隠しておきたいという人も多いでしょうね。

一番良いのは、収納場所を決めて、使用後は毎回片づける習慣をつけることですが、炊飯器やコーヒーメーカーなど、毎日使う家電をいちいちしまうのは面倒です。

このページでは、海外のシステムキッチンに組み込まれたアイデア満載の家電収納をピックアップしています。

システムキッチンの設計に最初から携われる場合は、手持ちの家電の種類や寸法、使用頻度に応じた収納場所を確保することができますが、建売住宅やマンションなどでは、一般的なキッチン収納がついているか、後から自分でキッチン収納を買う場合がほとんどですよね。

その為、こういう事例を見ると「わぁ~、お金持ちの人のオーダーシステムキッチンだ。私には到底手が届かない。」とガッカリされる方もいらっしゃるかもしれませんが、収納場所の作り方や隠し方は、新築でキッチンを設計段階から参加できる方、これからキッチンリフォームをする方だけでなく、組み立て家具などのキッチン収納を購入する予定の方やDIYで便利なキッチン収納を作ろうと思っている方などのヒントになります。

家電を隠す、格好良いキッチン収納をぜひ手に入れて下さいね。

Sponsored Link

システムキッチンに組み込まれた家電を隠す収納

これは隠すというより、死角になるキッチンのコーナーに家電を置く方法。
壁があるのでダイニングから家電が見えないようになっています。

キッチン横から出てくるトースター。
スライド棚の上に乗っているので、トースターを使う時だけ取り出せて便利。
使わない時は、左側にある扉を引いて隠します。
この扉、クローゼットのような折りたたみ式になっていて、開ける時は取っ手をつまんで手前に引き、左側に押すようになっています。

「どこに家電が?」と一瞬思ってしまいますが、真ん中にあるアイランドカウンターに注目。
4つある角のうち、1つだけ低くなった箇所に炊飯器が乗っています。
アイランドカウンターはダイニングテーブルの役目も果たしていて、ダイニングチェアから炊飯器が見えない仕組みです。

周りを囲むカウンターで炊飯器が上手く見えないように設計されたキッチン。
キッチンの天板にはコンセントがあり、ポップアップ式で出てくるようになっています。
炊飯器を使わない時は、コンセントをしまえるので、すっきりしたキッチンを実現できますね。

トースターとミキサーをしまえる専用収納。
上から食材を投入するミキサーはスライド式の棚を引き出して使うようになっています。
キッチンカウンターより低めの位置なので、使い勝手もよさそうです。

家電の専用収納場所を予め設計してあるシステムキッチン。
幅90cmくらいあるでしょうか。
トースター、ミキサー、コーヒーメーカーが綺麗に並んでいます。

注目すべきは扉の形。
観音開きではなく、クローゼット扉のような折りたたみ式になっているので扉1枚の大きさがとてもコンパクト。
これなら、扉を開けっぱなしにしていても動線の邪魔になることがありません。

キッチンのコーナーに設けられた家電専用の収納。
上の例の縦バージョンですね。

可動棚が3枚あるので、コーヒーメーカー、電子オーブンレンジ、炊飯器、ミキサーなど様々な家電をコンパクトに収納できるようになっています。シャッター式の扉を上から下ろせば、全て隠れる仕組みです。
収納内部がステンレス仕様になっているので、お手入れも簡単そうです。

カップボード内部に設けられた家電専用収納。
オープン棚ではなく、扉がついた隠せる収納(扉を閉めると食器棚のような感じ)になっています。
家電が置いてある棚はスライド式で手前に引き出せるようになっていて、扉は開いた後奥にしまえるようになっています。

右手にあるビルトイン式オーブンレンジはキッチンの奥行に比べると浅いので、手前を揃えて設置すると奥にデッドスペースができてしまいます。そのデッドスペースを上手く利用したトースター収納は、スライド式でキッチン側に引き出せる仕組み。
「扉の中からこんにちは!」とトースターが出てくるなんて、抜群のアイデアですね。

食器棚用吊戸棚の下のカウンタースペースを家電収納にした例。
トースターとコーヒーメーカーを横に並べるのにちょうど良い幅のスペースは、上から扉を下ろせば見えなくなるように設計されています。

キッチンカウンターの上に乗った扉付きトースター収納。
上の例と似ていますが、こちらは、カウンターの上に直にではなく、専用のトースター収納を設置してあるパターンです。
スライド棚になっているので、使う時は手前に引き出します。

トースターが壁に埋まってる…。ビックリしたので写真を掲載。
埋め込み式にするとメンテナンスや買い替えの時に困りそうですが、キッチンカウンターの上で邪魔になるよりマシということなんでしょうか…。

フラップ扉を使った家電収納。
折りたたみ式、スライド式、フラップ式など、海外の家電収納に使われている扉はどれも個性的で使い勝手を重視した仕様になっていますね。

上の家電収納と同じようなレイアウト。
こちらは扉を奥にスライドして収納できるようになっています。
「扉が邪魔でキッチンカウンターが使えない。」ということがないように工夫されていますね。

キッチン横のデッドスペースを家電収納として利用した例。
キッチンの奥行は65cmあるので、ここを観音扉にすると奥側の扉が開けにくくなるんですね。
手前から奥側に移動する折りたたみ式の扉にすることで、使い勝手抜群の家電スペースができています。

キッチンのコーナー部分を上手く利用したトースター収納。
L型キッチンかと思いきや調理スペースと食器棚スペースは別々のキッチンです。
コーナーに壁を作って、その中にトースターを入れる空間をわざと作ってあるのが面白いですね。

キッチンのコーナー部分を利用したトースター収納。
こちらはコーナーでも、扉のついた収納BOXを設置した例。
90度のコーナーに対して真正面から使えるように設計してあるのが素敵です。

引き出し式のトースター収納。
キッチンのフロアユニットの一部を家電収納として利用した例です。
引き出しの場合、もっと背の高い側板がついているはずなので、この部分は最初からトースターを置くつもりで設計されていることがわかります。

L型キッチンの片側を家電収納にした例。
カウンターは冷蔵庫の方向まで伸びていて、吊戸棚とカウンターの間に家電用収納が2か所。
どちらも上から下へ引くシャッターのような扉がついているので、綺麗に隠すことができるようになっています。

引き出して使えるコーヒーメーカー。
キッチン収納用引き出しの一部を改造したのでしょうか。
扉を引くと中からコーヒーメーカーが出てくるというアイデアが素敵です。
今までの例は、扉を開く⇒スライド棚を引くという2工程が必要な収納がほとんどでしたが、これは、1回の動作でOK。

システムキッチン以外の場所にある、家電を隠す収納

パントリーか食器棚かは不明ですが、床から天井まである収納の中段部分を家電スペースにした例。
扉は、上方向に向かって開け、奥に収納できるようになっていて、扉の中からスライド式棚が出てくる仕組みです。

パントリーの一部を家電スペースにした例。
2m近くある観音開きの扉を開けると中に食器収納と家電収納がお目見え。
扉はスライド式で奥にしまえるようになっているので、収納の前を通る時、扉が邪魔になるということがありません。
ここまで大きな収納は一般庶民には無理ですが、海外映画に出てくる、社長室にこっそり隠してあるバーカウンターみたいで素敵です。

上の収納と似た感じですが、こちらの扉はクローゼットのように一方に折りたたむ仕組みです。
食器、家電、調味料をまとめてしまえるようになっています。

上の2点の写真は床から天井までの大きな収納でしたが、こちらは腰上から天井までの小さなスペースを家電収納にした例。
この場合も扉は開いた後奥にしまえるようになっているので、ダイニングテーブルの周りを移動する時に開けっ放しにした扉が邪魔になることがないように設計されています。
扉を閉めてしまうと、中に家電があるなんて想像もつきませんね。

上の写真よりも高さが低いバージョンの家電収納。
フロアユニットと吊戸棚の間の収納を家電スペースにしてあるので、高さ的に使い勝手が良さそうです。
スライド棚に乗せた家電を手前に引き出せるようになっています。

食器棚の中段を家電スペースにした例。
今までの写真では、この位置にある家電収納の扉は、フラップ式か観音タイプでしたが、これはパタンと手前に倒れるようになっています。
棚もスライドで出てくるようになっていないので、使い勝手が少し悪そうですが、扉を閉めて隠している状態(左側の収納)だと高級感のある家具のように見えるので、これはこれでありかな?

ワインとコーヒー専用の家電収納。
ワイン、ワインセラー、ワイングラス、コーヒーメーカー、コーヒーカップなど、それぞれに必要なアイテムもキチンとしまえるように設計されていて、素敵。
キッチンではなく、リビングか客間に置かれている収納だと思われます。

敢えて見せてカフェのように飾る

最後に。
家電を隠すという趣旨とは離れてしまうのですが、コーヒーメーカーを置くスペースを写真のように敢えてオープンスペースにして見せる方法もありかな~と思ったので掲載。
カフェの作業場のような雰囲気と「コーヒー(ティー)好き」が伝わってくるディスプレイですね。

[参照元:Houzz Inc]

Remodeling and Home Design
Tweet about this on TwitterShare on Facebook0Pin on Pinterest0Share on Google+0Share on Tumblr0Print this page
Web Cams Sex
同じ部屋の他の記事も読んでみる
Sponsored Link
インテリアコーディネート術に戻る

PAGE TOP