アジアンインテリアは、幅広い年代に支持される、タイ、インドネシア、韓国、中国などアジア各国の民芸家具や織物を取り入れた独特のインテリアです。
まるでリゾートホテルのようなくつろいだ雰囲気が出せるのが最大の特徴で、カーテン地やソファの張り地は天然繊維を用います。手紡ぎ風の素朴さが魅力的なタイシルクやかすり風の織物などが多く使われます。
また、オレンジ、紫などの暖色系から、グリーンなどの中間色、シンプルな紺などの寒色系とカラーバリエーションが豊富で、好みに合わせやすいのも特徴です。
竹や籐などを用いた家具を多用するアジアンスタイルには、日本のすだれも似合います。
バリテイストを取り入れた寝室コーディネート。カラーは至ってシンプルですが、アジアン家具の独特の質感が南国リゾートを思わせます。
Tropical Living Room by Santa Monica Interior Designers & Decorators Natalie Younger Interior Design, Allied ASID
モダンとアジアンのミックステイスト。テーブルや収納などの家具はアジアンデザイン。クッションもバリのオーダーメイドです。
このように大型家具ではなく、クッションや小物類でアジア感を出すインテリアなら簡単に挑戦できそうですね。
続いて、アジアの大形家具を取り入れたインテリアコーディネートを紹介します。
部屋の中央にある机とその上の2つの照明はタイのアンティーク家具です。
2枚の写真に写っている大きな収納は両方とも中国製のキャビネット。ガラス扉のデザインがとてもお洒落ですね。下側の写真の綺麗に円を描いた扉のデザインはまさにbeautiful!きっと高いんだろうな…。
アジアンテイストは国により素材やデザインが異なるので、同じ国のもので統一するのが無難です。
インテリア上級者なら、違った国の家具を組み合わせるアジアンミックスに挑戦してみても面白いでしょう。
アフリカの家具やキリムも相性の良いアイテムです。
アフリカンインテリアがどんな感じかと言えば、こんな感じです。
アジアンに似ていますよね。
ダイニングセットの下に敷いてあるのがキリムです。
また、東南アジアから輸入される家具には害虫がついていることもあるので、信頼のあるショップで購入するようにしましょう。
[参照元:Houzz Inc]
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