前回紹介したモノトーンインテリア。
白・グレー・黒で作るインテリアは、生活感を感じさせず、モダンや北欧にぴったりですが、白から黒の間の色に囲まれたインテリアは、見た目に寂しく、「何か物足りない」と感じてしまうことも。
モノトーンをベースにメリハリの効いたインテリアにするには、赤、緑、黄色などのアクセントカラーをプラスするのがおすすめですが、せっかく白黒でまとめた部屋にカラフルな色を足すことに抵抗がある方も多いでしょう。
そんな時、使ってみると良いのが、白黒ストライプ柄です。
ストライプは、ラグ、カーテン、クッションカバーなどのファブリック類によく使われている柄なので、探すのも簡単!!
白黒インテリアに1個縞模様を足すだけで、重苦しい印象を軽く変えることができます!!
それでは、モノトーンストライプをコーディネートした素敵なインテリアの数々を見て行きましょう。
モノトーンストライプインテリア実例-目次
1.モノトーンストライプのラグ・クッションを使ったインテリア事例
白黒ストライプのラグを敷いて、ホワイトのソファを置き、白黒ストライプのクッションをコーディネートしたリビングの例。
窓と窓枠もホワイトのお部屋なので、マリンっぽい印象。
サイドテーブルやテーブルランプの色も白と黒。
黒のラインがアクセントになったおしゃれなコーディネート例です。
白黒ラグに黒のレザーソファをコーディネートしたモダンなリビングのコーディネート例。
アクセントクロスに黒が使ってあるので、格好良い印象です。
ソファの上にストライプの生地をさり気なく掛けてあるのがGOOD!!
このインテリアの作り方大好きです!!
白黒ストライプのラグにグレーのソファをコーディネートした北欧リビングの例。
両サイドの壁には黒の家具をレイアウトし、部屋の中央にには、華奢な脚のデザインのテーブルを置いて、広さを強調。
縦に長いリビングの例ですが、ソファ周りのコーディネートだけなら、マンションの正方形リビングに応用できそうです。
続いては、白黒ストライプのラグをコーディネートした寝室の例を3つ。
白黒ストライプラグにダークブラウンの家具(ベッド)をコーディネートした例。
ストライプのベッドカバーにストライプのシェードのペンダント照明をコーディネートした例。
どちらも寝室の事例ですが、家具の色との合わせ方や照明とファブリックをコーディネートするアイデアはリビングにも使えそうですね。
2つ目のペンダント照明の事例は「今まで、こんなデザインの照明を使おうと思ったことが無かった…」と衝撃を受けました。

Contemporary Bedroom
白黒ストライプのベッドカバーとダークグレーのソファを組み合わせた一人暮らしのワンルームのコーディネート例。
このインテリア、おしゃれ過ぎる!!
ポールスミスみたいなカラフルなストライプのオットマンが素敵♪
続いては、白黒ストライプのラグを使ったダイニングの例。
幅の広い縦縞模様のラグにナチュラルな印象のダイニングテーブルセットをコーディネートした例。
モノトーンインテリアというより、「温かみのあるナチュラルインテリアにモノトーンをプラスした。」というのが正しいかな?
続いては、これまでのようなはっきりとした白黒ストライプではなく、薄いストライプをコーディネートしたリビングの例を2つ。

Traditional Living Room
どちらの事例もグレー(ベージュ系)ストライプの事例です。
薄いグレーではなく、黄味がかった色なので少し温かみを感じますね。
モノトーンでまとめたインテリアは、すっきりとした印象になるというメリットもありますが、冷たさや緊張感を生むと言ったデメリットも。
インテリアをモノトーンにしつつ、家族の団らんも演出したい時は、このくらいの色合いにすると良いです。
最後は、有彩色ストライプのラグを使ったリビングの事例を2つ紹介。
どちらの事例もモノトーンを基調としたインテリアに、ピンストライプのラグを組み合わせたコーディネートです。
これまで見て来たラインが太めの白黒ストライプのお部屋と比較すると、シャープな印象がしませんか?
2.モノトーンストライプのカーテンを使ったインテリア事例
黒、白、黒、白、黒、白、黒の順の太めのストライプのカーテンをコーディネートしたリビングの例。
真っ先にカーテンに目が行くほどインパクト大!!
ラグに白系、家具に黒を使って、部屋全体が暗くなり過ぎないように配慮したカラーコーディネートの仕方も参考になります。
白、黒、白、黒、白の順の太めのストライプのカーテンをコーディネートしたリビングの例。
1個前の事例よりもラインが太く黒の線が2本しかないので、一瞬、ストライプとは気づかないかも…。
ストライプのカーテンを選ぶ場合は、天井と床の近くに白と黒のどっちの色が来るかによっても、印象が随分変わるような気がします。
下部に太い黒のラインが入ったカーテンをコーディネートしたリビングの例。
コンクリート打ちっぱなしの内装に合うコーディネートの仕方がおしゃれ♪
建物がコンクリートでなくても、壁紙でこんな雰囲気は再現可能なので、このインテリアが気になる方は、コンクリート柄の壁紙を探してみて下さいね。
黒×グレーのストライプのローマンシェードをコーディネートしたリビングの例。
ローマンシェードは窓周りをスマートに演出したい時におすすめのアイテムですが、更にすっきりとした印象にしたい時には、ストライプ柄は鉄板。
私も「次の住まいに小窓があったら、ローマンシェードにする!!」と心に決めてます(笑)
3.モノトーンストライプの壁紙を使ったインテリア事例
横ストライプ
リビングの長手の壁に白黒ストライプの壁紙を張り、ホワイトのレザーソファをコーディネートした例。
ラグにも黒と白のギザギザ模様を使って、ニュアンスを楽しむインテリアの作り方が素敵過ぎます!!
横ストライプは、横に広がりを持たせる効果があります。
太めの白黒の横ストライプの壁紙とホワイトのソファ、黒の家具をコーディネートしたモノトーンリビングの例。
ファッション誌みたいで、めちゃくちゃ格好良い!!
ソファの真ん中に帯のように黒の布をまわすアイデアは、是非真似したいですね。
縦ストライプ
黒:白の太さが1.5:1の縦ストライプの壁紙をコーディネートしたリビングの例。
ラインの幅が違うだけで、グンとお洒落に見えますね。
黒のレザーソファとの相性もばっちりです!!
白黒の縦ストライプの壁紙に座面ホワイト、周囲ブラックのレザーチェアをコーディネートしたリビングの例。
イタリアンっぽい印象のチェアとスマートな印象のストライプが合ってます!!
洗練されたインテリアの部屋って、こういう部屋のことを言うのでしょうね。

Living Room
白黒の縦ストライプの壁紙にホワイトの家具とライトグレーのソファをコーディネートしたリビングの例。
モダンなインテリアや北欧インテリアが好きな方は、この事例好きかも!!
花瓶やテーブルの上の食器にシルバーを使うと、もっとモダンな印象になる気がします。

Contemporary Living Room
白黒の縦ストライプの壁紙に鏡面の黒の家具と黒のレザーソファをコーディネートしたリビングの例。
家具とソファが黒なので圧迫感を感じますが、床色が白なので、狭苦しい印象は濃い床色の部屋よりも軽減されています。
この事例のようなコーディネートをする場合で、床が黒っぽい時は、ソファか家具をホワイトにすると良いですよ。
白黒の縦ストライプの壁紙にグレーの一人掛けソファをコーディネートした例。
ソファの色がベージュに見えるのは、照明の光が映り込んでいるからです。
ストライプを使っていながら、重厚感を感じるのは、床がカーペット敷きだからです。
白黒の縦ストライプの壁紙に黒のカーペット、黒のベッドをコーディネートした寝室の例。
1個前の事例と同じカーペット敷きのお部屋なので重厚感たっぷり♪
寝室の例ですが、カラー使いはリビングコーディネートの参考にもできそうです。
マルチストライプ
黒、グレー、白のマルチストライプの壁紙をコーディネートしたリビングの例。
黒のレザーソファの背面にこの柄を持ってくるセンスが凄い!
壁紙なのか、ペイントなのか定かではありませんが、こんな壁紙を見つけたら、即買いしそうなほど、このインテリアは素敵過ぎ!!
黒×ダークグレーのストライプの壁紙をアクセント的に使ったリビングのコーディネート例。
黒×グレーのパターンは今回初めて紹介するかな?
黒×白のコントラストがはっきりとしたストライプと比較すると、少しボヤっとした印象ですが、周りの色とは、この組み合わせの方が馴染んでいます。
木の色やベージュ系の家具とストライプをコーディネートしたい時は、白黒ストライプよりもグレー黒ストライプの方が合う気がします。
[参照元:Houzz Inc]
![]() |