お部屋に格好良く本を飾りたいと思ったことはありませんか?
先日作ったこちらの棚。
仕事用の書籍や参考書を置くつもりでしたが「飾り棚に日本語が丸見えの本をツラツラと並べるのも何だかなぁ…」と思い直し「見栄えのする洋書を飾ろう!!」ということになりました。
写真にある厚さ5cm以上のハードカバーの6冊の洋書。
これだけ集めるのに1冊1500円OVERとして6冊で約1万円。
「ただ飾るだけなのに読めなもしない英語の本を買うなんて無駄だ!!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも実は、これらの本は“張りぼて”で、中身は空洞。
6冊にかけたコストは3000円ほどです。
このディスプレイを実現するのに実行した
- インテリアに映える洋書を手に入れる方法
- 参考にした洋書の飾り方
を事例と共に紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね。
1.【コスト&労力別】インテリア洋書を手に入れる4つの方法
1-1.【コスト★★★労力★☆☆】アマゾンで新品を手に入れる
海外の本棚に置いてある見栄えのする洋書をアマゾンで入手する方法です。
やみくもに探すと時間がかかるだけなので
- 海外の素敵なインテリアの本棚にあるタイトルを探す
- シリーズで揃える
- 色で揃える
など効率良く探すのがポイント。
ちなみに、海外のおしゃれなお部屋にアイコンのように置いてあるTOM FORDも、アマゾンの洋書ジャンルにしっかりと品揃えしてます。
ブラック×ホワイトが格好良すぎるTOM FORD(本)を飾った部屋
1-2.【コスト★★★労力★★☆】海外の通販で入手する
海外の通販サイトの中には、日本からでも購入可能なショップがあります。
ただし、英語表記のサイトなので見慣れない英語羅列に頭が痛くなってしまうかも。
また海外からの発送は、送料が高いのがデメリットです。
TARGET
TARGET(ターゲット)はアメリカの小売店でJPY(円)表記あり。本の価格別やジャンル別の検索が可能。(何冊かカートに入れてみましたが出荷不可だったので、後から紹介する転送サービスを使うと良いかも。)
Overstock
Overstock(オーバーストック)はアメリカのインターネット小売業者でJPY(円)表記あり。(アカウント作成が必要)
Anthropologie
Anthropologie(アンソロポロジー)はアメリカのファッション、ジュエリー、インテリア&家具の小売業者で$(ドル)表記。
ネット上に並ぶ本の下に色がわかりやすく表示してあるところが、インテリア関連を扱うショップらしい♪
1-3.【コスト★★☆労力★★★】中古品を手に入れる
BOOK OFFなどのリサイクルショップや中古の本を扱うショップへ足を運ぶ方法です。
新品を買うよりも費用は抑えられますが、ショップによっては品揃えが無い場合があるのが難点。
1-4.【コスト★☆☆労力★★★】ディスプレイ用洋書(イミテーションブック)を手に入れる
ディスプレイ用洋書(イミテーションブック)とは、冒頭の事例で紹介した中身が印刷されていない張りぼての本のこと。
1冊300~500円程度と本物の洋書よりも価格が安く、インテリアショップに置いてあることもあります。
ただし、ショップによっては、
- 本棚いっぱいに並べる部数がない
- 色や大きさがバラバラ
なんてこともありますので、大量に購入するには不向きかもしれません。
ちなみにこれらの本は、“洋書ディスプレイ用”“洋書ダミー”“イミテーション洋書”“ダミーブック”で検索すれば、通販でも入手可能ですが、これも実店舗と同じように数量や色の面で心もとない気がします。
裏技
ディスプレイ用の洋書は、海外では“decorative books”と言って一定の需要のある分野なので、アマゾンUS版では本の色ごとにセット品として販売されています。
しかしながら、これらの本をいくつかカートに入れてみましたがサイズの問題から日本への発送は不可なので、どうしても欲しい場合は転送サービスを使って入手します。
この他にも
- 海外旅行に行ったついでに本を買ってくる
- 海外住まいのお友達に洋書を送ってもらう
などがあります。
写真は、2年前にイギリスでディスプレイ用に買ったおいた『William Shakespeare’s Star Wars Trilogy』。
数年収納で眠ってましたが、やっと日の目をみることに。
2.インテリアを格上げする洋書のディスプレイ例
続いては洋書をインテリアに素敵に取り込んだ事例を紹介。
既に入手した洋書を飾る時のヒントにしても良いですし、これから買い揃えるという方はデザインや色の参考にするのもあり!!
2-1.洋書数冊
黒の鏡面のリビングテーブルの上に、ショッキングピンクの洋書をさりげなく置いた例。
ソファ用クッションや壁面のリースも同じショッキングピンクするアイデアが素敵!!
インテリアのアクセントカラーを本で取り入れた事例です。
長細い木のリビングテーブルの上に、ピンクのハードカバーの本を置いた例。
超キュート♪
雑誌や日本語の本では、ここまでのおしゃれ感は出ないかも。
2-1.洋書数冊+インテリア雑貨
洋書平積み+上に雑貨
洋書を3冊平積みにして、上にアンティークデザインのフォトスタンド+ピンクの抽象画を乗せた例。
同じ大きさの洋書を3冊平積みにして、上にヴィンテージ風のミニ扇風機と観葉植物と目覚まし時計を置いた例。
どちらの例もアンティークショップで掘り出し小物を見つけてくる時のアイデアに。
大きさの違う青系の3冊の本を平積みにして上にフォトスタンドを置いた例。
数cmずつ高さの違う小瓶を3つ横に並べて花を一輪飾るアイデアも素敵♪
トップライトから陽が差し込む一番上の棚板には観葉植物をon。
デスク周りの事例ですが、リビングのディスプレイにも使えそうですね。
アンティークな洋書を4冊平積みにして、上にレトロなカメラを置いた例。
黒っぽい本に黄色やゴールドを組み合わせるカラーコーディネートがセンス抜群!!
このようなおしゃれな飾り方を見ておいてから洋書を購入する方が探しやすい気がします。
ブルー、水色、グリーンの優しい色使いの本を平積みにして、上にガラス製の小鳥を置いた例。
後ろのヒトデのオブジェが飾ってあるので海を連想させる色の本をわざと集めたのかな?
ほんわかと温もりを感じるディスプレイ例です。
洋書平積み+上に観葉植物
雑誌を床に平積みにして、上に鉢植えの観葉植物を置いた例。
背表紙のデザインが全部同じなので月刊誌か週刊誌かな?
リサイクルショップで海外の雑誌をまとめて買ってくるのもありかも。
廊下の端に洋書を3冊平積みにして、上に鉢植えの観葉植物を置いた例。
ハードカバーの本を床に直置きする発想が無かったので、このアイデアには目から鱗。
鉢がポツンと床に置いてあるよりも3倍くらいおしゃれに見えます。
中身が無いイミテーションブックを使う場合は、安定感UPの為に中に重りになるものを入れておいた方が良いかもしれませんね。
ブルー系のアンティーク本を3冊平積みにして白のリボンをかけ、白の薔薇のオブジェを飾った例。
何てエレガント♪
「縛る方法もありだな~」と次回の洋書ディスプレイの参考になった例。
本のデザインと縛る紐やリボンの色&テイストの組み合わせを考えるのが楽しそう!!
洋書縦置き+横に雑貨
ダークグリーン、オレンジの薄めの本を象の置物で両側から挟んだ例。
鼻で押し合いをしてるように見える♪
子供部屋の事例ですが、さり気なく遊び心を取り入れたブックエンドの使い方に注目です。
2-2.20冊以上の洋書
続いては、オープン棚にずらずら~っと洋書を並べたい場合に参考になる事例を紹介。
色ごとにまとめる
本を色ごとにまとめるのは海外のおしゃれなインテリアでは定番中の定番。
ナチュラルブラウンのヴィンテージ風扉付き本棚に赤の本のみを収納した例。
どれがどの本だったか覚えておくのが大変そう(笑)
グリーン系の本だけをまとめたホワイトの本棚。
一緒に飾るアイテムは、白のカボチャをチョイス。
白のキャビネットにブルー系の本棚をまとめた例。
一緒に飾るアイテムは、白×青の陶器。
茶系の本棚に、白・クリーム・ライトグレーの本を並べた例。
すっきりとした印象ですね。
壁いっぱいの本棚を段ごとに、白・グレー&黒・赤・オレンジ&黄色・ブルー系・グリーン系でまとめた例。
本は大きさごとや取り出しやすさを重視して収納するのが当たり前だと思ってた方、この収納法を見て“ハッ”となってしまいませんか?
「憧れるけど、こんな大きな本棚は無い」
「オープンスペース1個を同じ色の本を並べられるほど本が無い」
という場合は、1箇所のオープン部を2色にする方法も。
幅90cmほどの棚板を白の本&ピンクの本、ブルー系の本&グリーン、茶色&黄色の本で区分けした例。
色が違う本同士の間はスペースを空けて、本と同じ色のインテリア雑貨をブックエンドに。
隙間を空ける手法なら「同じ色の本で棚がいっぱいにならない」と困ることもありませんね。
最後は、上記の例と同じく本の横に本の色と同じインテリア雑貨をおしゃれに飾った事例を1つ。
インテリアショップで雑貨類を目にした時「こういう飾り方をしよう!」と思って買うことが無かったので、このディスプレイの仕方は衝撃的!!
所々にデザイナーズ家具のミニチュアが挟み込んであるところが、インテリア好きさんっぽいです。
アクセントカラーを取り入れる
おしゃれなインテリアに欠かせないアクセントカラーを本で上手に取り込んだ事例を1つ。
真っ黒なオープン棚に、黒・グレーの本を飾った例。
文字の色や背表紙に注目。
黒字無地に赤のタイトル、モノクロ写真に赤のタイトル、赤の背表紙に黒の文字、赤の背表紙に白の文字など、統一感のあるチョイスに脱帽!!
洋書だけでも格好良いのに、文字の色にまで注目した収集の仕方にこだわりを感じますね。