「格好良いベッドが欲しい!!」
家族暮らしでも一人暮らしでも、そんな時、真っ先に頭に思い浮かべるのは、黒のベッドではないでしょうか?
また更に、黒のベッドに黒のベッドリネンを組み合わせて、暗くて落ち着きのあるインテリア空間を演出したいという方も多いかもしれませんね。
黒は重厚感のあるインテリアを作るのに適した色で、空間を引き締めるのに活用すると良いですが、黒の割合が多い部屋は、“重苦しい”や“狭い”といった印象ももたらします。
つまり、一人暮らしのワンルームや狭い寝室に、一見格好良さそうに思える黒ベッド+黒ベッドカバーの組み合わせを置いてしまうと、窮屈な印象になってしまうんですね。
それでは、黒のベッドが欲しいと思った時、ベッドカバーやベッド周りにどんな色を使うと理想の空間を演出できるのでしょうか?
そこで今回は、黒のベッドを主役にしたインテリア実例を紹介していきます。
黒の割合やアクセントカラーの使い方を参考にして、おしゃれなベッド空間を作ってみて下さいね。
黒のベッドの寝室インテリア実例-目次
1.黒のベッド+モノトーンの寝室インテリア実例
ダークブラウンの床色の寝室に黒の木製フレームのモダンベッドを置いた例。
まるでホテルのような上質なインテリアです。
ベッドリネンには、シンプルなライトグレーをチョイスして、インテリアの上品さをUP!
黒を使いつつ、インテリアを大人っぽく見せたい場合は、真っ白なベッドカバーよりもグレーを使うのがおすすめです。
という訳で、比較の為に、黒のベッドにホワイトのベッドリネンをコーディネートした事例を2つ。

Contemporary Bedroom
いかがですか?
黒×ホワイトのベッド周りだと、清潔感はあっても“上品”という印象は薄いですよね。
同じモノトーンでも、ライトグレーを使った方が、高級感が出るというのが伝わったでしょうか?
黒のレザーベッドに、黒×ホワイトのベッドリネンをコーディネートしたモノトーンインテリアの例。
サイドテーブル、ブラケット照明、クローゼット扉も黒なのでめちゃくちゃ格好良い!!!
床色が白に近い部屋で、このコーディネートを真似すると、白黒のコントラストがはっきりした素敵な空間を演出できそうですね。
黒のキングサイズのベッドに黒のベッドカバーと枕カバーをコーディネートした格好良い寝室のインテリア例。
ラグ、テーブルランプ、ブラケット照明にも黒を使ったインテリアの作り方は、1個前の事例と似てますが、こちらは、シルバーのサイドテーブルを置くことで、更に格好良さをUP!!
モノトーンインテリアにシルバーをプラスすると華やかさも加わるので、高級感をプラスしたい時は、シルバーを使うと良いですよ。
黒のファブリック製のベッドに、黒×白のベッドカバーをコーディネートしたシンプルな寝室のインテリア例。
枕元にある同じデザインの3つのクッションカバーは、日本でもお馴染みのマリメッコ。
Tuuli cushion coverというネーミングの柄なので、気になる方は、リンク先をクリックしてみて下さいね。
黒の木製フレームのモダンなベッドに、黒のベッドカバー&枕カバーをコーディネートしたおしゃれな寝室の例。
ベッドカバーと枕カバーにさり気なくお花の刺繍が入ってて、可愛い♪
頭側の壁にある大きなクッションのような板は“ヘッドボード”と呼ばれるインテリアアイテムです。
ヘッドボードは、海外の寝室ではメジャーなアイテムですが、ベッド生活自体の歴史が浅い日本では、馴染みの薄い方も多いかな?
黒のベッドフレームにALL黒のベッドリネンをコーディネートした寝室の例。
全部黒にすると生活感が全く感じられませんね。
コンクリート打ちっぱなしの壁や透明ガラスの開閉壁など、建築家がデザインした住まいでないと、こんな寝室は実現不可能かもしれませんが、こんな寝室憧れます。
黒のベッドフレームに、ダークパープルのベッドリネンをコーディネートしたモダンな寝室のインテリア例。
1個前の事例と同じく、建築家がデザインした部屋っぽいですが、ベッドカバーが紫なので、ちょっぴり上品な印象です。
黒と紫は相性が良いので、黒のベッドを使った寝室に高貴な印象をプラスしたい時は、紫がかった色のベッドカバーを選ぶのも良いかも。
続いては、モノトーンの寝室で可愛さもプラスしたインテリア例を2つ紹介。
黒のベッドに黒のアクセントクロスを使った、格好良いベッドルームのインテリア例。
ベッドリネンにパッチワークっぽいチェック柄をチョイスして、黒の重苦しい雰囲気を軽減したインテリアの作り方がお洒落♪
チェック柄って子供っぽいイメージがありますが、重厚なインテリアと組み合わせると、こんなにおしゃれに決まるなんて知らなかった…。
黒のベッドフレームにグレーのベッドカバーをコーディネートした寝室の例。
ベッドカバーとベッドの頭側のアクセントクロスが花柄なので、キュートな印象。
単色モノトーンの格好良いイメージの寝室よりも、こちらのインテリアの方が好きな女性も多いのでは?
北欧寝室インテリア
白黒の質素なインテリアと言えば“北欧”!!
という訳で、北欧インテリアの寝室例を3つ紹介。
黒の脚有のベッドフレームを使った北欧ベッドルームのインテリア例。
寂し気な雰囲気がたまりませんっ!
人物の顔が印象的なクッションカバーは、ピエロフォルナセッティ。
日本でも購入できるので、気になる方は“fornasetti クッション”で検索してみて下さいね。
黒の木製フレームのベッドフレームにホワイトのベッドカバー&ダークブラウンの枕カバーをコーディネートした北欧寝室インテリアの例。
モノトーンに暗めの茶色を組み合わせたインテリアの作り方が素敵!!
ベッドリネンに皺加工があるものをチョイスすることで、見た目の暖かさもプラスしてあります。
黒のベッドフレームに、黒・グレー・ホワイトのモノトーンのベッドリネンをコーディネートした寝室の例。
窓のロールスクリーンが黒でベッドサイドのテーブルがホワイト。
それぞれの色を逆にすると、モダンインテリアっぽくなってしまうので、敢えてこの色が選んであるのかな?
2.黒のベッド+カラフルなアクセントカラーの寝室インテリア実例
続いては、色を加えることで黒の無機質な印象を緩和したおしゃれなベッドルームの事例を紹介します。
黒のベッドフレームにホワイトの掛けをコーディネートし、赤のベッドカバーと赤のクッションカバーでアクセントを入れた寝室の例。
華やかさと暖かさを感じるインテリア例です。
ベッドの頭方向の壁にも赤をアクセントにしたアートが飾ってあり、どこかファッショナブルな印象もしますね。
ダークブラウンの床色のお部屋にも合いそうなコーディネート例です。
黒のレザー製のベッドにホワイトのベッドカバーを組み合わせ、赤の毛糸製のベッドスロー(ベッドの一番上にある帯みたいなヤツ)をコーディネートした例。
赤が一色加わるだけで、モノトーンインテリアの室温が一気に上昇!!
このお部屋、秘かにブルーもアクセントカラーに使ってあるのがポイントです。
黒のベッドフレームに紫のファブリックを組み合わせた、お洒落過ぎる寝室インテリアの例。
何だ!?この色の使い方は。
センスがあり過ぎて、言葉にもなりません…。
黒の木製フレームのベッドにホワイトのベッドカバーを組み合わせ、黄色のストール、黄色の枕カバーをアクセントにした明るい印象の寝室の例。
一番最初に紹介した赤のアクセントカラーの時もそうですが、寝室の壁に、アクセントカラーと同じ色のアートを飾ると、インテリア全体がワンランクアップ!!
この部屋は、黄色のアートが大小合わせて6枚ありますが、初めて飾る場合は、どちらかの壁だけでもOKです。
黒の木製フレームのベッドに、黒&ホワイトのベッドカバー、オレンジのベッドスローと赤のアクセントクロスをコーディネートした寝室の例。
壁1枚だけ色を変えるアクセントクロスは賃貸住宅では無理ですが、ベッドスローくらいなら、一人暮らしでも簡単に真似できますね。
3.黒のベッドを置きつつ、空間を広々と見せた寝室のインテリア実例
冒頭の説明でも書いた通り、黒が多めのインテリアは、どうしても重苦しく狭い印象になりがち。
面積が狭い寝室や一人暮らしのワンルームに黒のベッドを置く時に参考になりそうなのが、これから紹介する事例です。
床にライトグレーのカーペットを敷き、黒のベッドを置いたモダンな寝室のインテリア例。
広いベッドの存在感を持たせつつ、床色を薄くすることで、空間を広々と見せる工夫がしてあるインテリアです。
同じ壁面をベージュと黒に張り分けたアクセントクロスの使い方が素敵♪
黒のベッドフレームに薄い水色のベッドカバーをコーディネートした寝室の例。
寒色(水色)は伸縮色と言って、遠くにある印象をもたらしてくれます。
床にもベージュのカーペットを敷いて、狭い印象を緩和する工夫がしてあります。
ベッドサイドにある低いテーブルから床の間のような印象を受けるのは私だけ?
黒の木製フレームのベッドに白のベッドカバーとターコイズブルーの枕カバーをコーディネートした寝室の例。
広い寝室の事例ですが、枕カバーとアートにブルー(ターコイズブルー)を使うセンスが抜群です!!
ベッド+通路スペースだけの狭い寝室でも、この色を使うと圧迫感が軽減できそうですね。
黒のベッドにホワイトのベッドリネン+オレンジのベッドスローをコーディネートしたモダンな寝室のインテリア例。
この寝室はロフトにあるので、部屋の両サイドが柵みたいになってます。
ベッド以外の家具は、ホワイトにしてあるので、空間が広々と見えますね。
ミディアムブラウンの床色の寝室に黒のラグ&黒のベッドを置き、壁をティファニブルーにした例。
カーテンも黒なので、一見重苦しそうに感じますが、壁が寒色なので軽い印象も。
アジアとモダンを融合させたインテリアの作り方が参考になります。
ミディアムブラウンの床色の寝室にライトグレーのラグを敷いて、黒のフレームのベッドを置いた例。
茶色のヘッドボードやレザーチェアから高級感が伝わってきますね。
ホテルライクなラグジュアリー空間を演出したい時に参考になりそうな事例です。
4.黒のベッド+暖かい雰囲気の寝室インテリア実例
最後は、黒の重厚感のあるベッドを使いつつ、質感のある素材や木を使って、くつろぎや和みを演出した寝室のインテリア例を紹介します。
これから紹介する事例は、本を読んだり、映画を鑑賞するなど、寝室で過ごす時間が多い方や一人暮らし用のワンルームに黒のベッドを置いて“寝る”を意識させないインテリアを作りたい時に参考にすると良いですよ。
黒のベッドフレームにミッソーニのベッドカバーをコーディネートした寝室の例。
暖色を使ったカラフルなギザギザ模様はミッソーニの大定番!!
ミッソーニと言えば、アパレルの印象が濃いですが、クッションカバーなどのホームインテリアも出しているブランドです。
日本ではインターネット通販で取り扱ってるショップがあるので、気になる方は探してみては?
黒の木製のベッドフレームにホワイトのベッドカバーを組み合わせ、赤をアクセントカラーに使った若々しい印象の寝室+デスクスペースのインテリア例。
一人暮らしの部屋かな?
寝室内に自転車やギターを置いたインテリアの作り方は、まるでお洒落なアパレル店舗のようですね。
黒のレザー製のベッドフレームにオレンジのベッドリネンをコーディネートした寝室の例。
見てるだけで暖かさが伝わってきますね。
オレンジを使うと、子供っぽいカジュアルなインテリアになりそうな気がしてましたが、ライトグレーを加えることで、こんなに大人っぽくなるんですね。
この事例を見るまで、オレンジとライトグレーを組み合わせようという発想は皆無だったので、これでオレンジを使った大人のインテリアにも挑戦できそうな予感です。
黒の木製フレームのベッドにベージュのベッドリネンをコーディネートした寝室の例。
女性の部屋かな?
ペンダント照明のシェードやベッドスローに布や毛皮を使って、暖かい雰囲気を演出した素敵なインテリア例です。
黒のベッドフレームに赤を使った派手なクッション(枕)をコーディネートした寝室の例。
床と壁がコンクリートなので、こういった部屋に住んでる人は少ないと思いますが、天井と壁に照明を使うことで暖かさを演出する手法は是非真似したいもの。
黒の床色の寝室に黒のベッドを置き、ベッド周りの壁に木製の装飾壁をコーディネートした例。
細長い木を積み上げたよなデザインのこの壁、素敵!!
大工さんじゃないとこんな壁は作れそうにないですが、ベッドの足元側にあるくつろぎ場所のレイアウトなら真似できるかも。
[参照元:Houzz Inc]
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