世の中には様々な種類の本が存在しますが、
- ちょっぴり高価な本
- 捨てたくない表紙の美しい本
などは、日常的に読む週刊誌やコミック漫画とは異なり、インテリアに映える飾り方ができます。
以前、表紙が綺麗な本(雑誌)については「乱雑さ皆無!!表紙を見せるセンスの良い雑誌収納アイデア29選」で5つの収納方法を紹介したのですが、今回紹介するのは「全く読まないけれど、捨てるにはもったいない厚めの本」の飾り方例。
主人の実家に行くと、元主人の部屋の本棚に“ブリタニカ百科事典”が、ずらずら~と並んでいて、それを見るたび
主人:「こんな本捨ててしまえ!!」
義母:「お父さんが働いて稼いだお金で苦労して集めたから捨てられない。」
主人:「そうは言っても、全然見てないし、埃かぶってる!!!」
義母:「これを見ると苦労した時代を思い出すから捨てられない。」
の押し問答が、恒例行事のように繰り広げられているのですが、今回紹介する事例は、辞典類を活用すると効果的。
- 幅(高さ)30cm程度
- 分厚め
- ハードカバー
- 多少汚れても大丈夫
- 1年間全く見てない
このような条件の本があれば、是非参考にしてみて下さいね。
本+αのおしゃれな飾り方-目次
1.本+花瓶
本を積み上げた山を15冊分と10冊分の2つ作り、隣にホワイトの花瓶に入れた黒の造花を飾った例。
寂れた感じがたまりませんっ!!
テーブルの左右にも本が山積みにしてありますが、これは無視して…。
「本をタワーのように積み上げる」方法って意識しないとやらない飾り方ですね。
ハードカバーの本を10冊山積みにして、隣に黄色×青の花瓶に入れたピンク&ホワイトのカーネーションを飾った例。
リビングテーブルの上のディスプレイ例です。
本がカラフルなので、花瓶の色は透明かホワイトの方が合う気もしますが、花があるとリビング全体が華やかな印象になりそうですね。
オレンジ×ホワイトの本を2冊積み上げ、隣にオレンジ色の陶器製の花瓶を並べた例。
本の色と花瓶の色を同じにすると、こんなに素敵な印象に!!
本の上と左にある玉ねぎみたいな物体は、本をカットして広げたもの。
二度と見ない本は、こんな風にオブジェにしてしまうのもありかも…。
本を4冊山積みにして、上にガラス瓶に入れた2輪の花を飾った例。
シンプルで素敵♪
高さの違う花をクロスさせて飾る方法は、空間の高さを演出するのに最適!
これの飾り方は、是非真似したい!!!
リビングテーブルの上に、黒のハードカバーの本を2冊積み上げ、隣に黒の花瓶に入った黒の枝(?)を飾った例。
静寂を感じる飾り方がおしゃれ♪
リビングに生活感を出したくない場合に真似すると良さそう。
リビングテーブルの上に、本を積み上げた山を3か所作り、残りのスペースにピンク&赤の薔薇を長方形の透明な花瓶に入れて飾った例。
テーブルの上が埋め尽くされているのに“ごちゃ”っと見えないのは、全てが四角で揃ってるから?
テーブルの上は、ある程度空きスペースを作っておかないといけないのかと思ってましたが、こんな飾り方もありですね。
2.本+花瓶+トレイ
透明の長方形トレイに、薄めのハードカバーの本を3冊積み上げ、空いたスペースにガラスの丸い花瓶に入れた白の紫陽花を飾った例。
キャンドルもプラス!
可愛らしくてフェミニンな印象♪
綺麗な色の本を飾る場合は、透明素材を積極的に使うようにすると“インテリアとしての本”の色合いが濃くなります。
ホワイトのトレイにホワイトの背表紙のハードカバーの本を4冊積み上げ、ダークブルーの花瓶に入れたホワイトの花を飾った例。
本&トレイ&本を全てホワイトで統一したパターン。
色が揃っていると「整理されている」という印象が濃くなります。
花瓶だけに色が使ってあるのもポイントです。
脚のデザインが凝ったアンティーク系のトレイに、ホワイト、グレー、ブルーの本を積み上げ、一番上にシルバーアイテムを乗せてリビングテーブルの上に飾った例。
本の色は、ソファ&クッション&カーテンの色に合わせてあります。
色温度が低めのインテリアに、赤系の薔薇を飾って華やかさをプラスする手法がセンス抜群!
ダークブラウンの木製トレイの上に、本の山を2つ作り、ガラスの花瓶に入れたピンクの花を載せた例。
オットマンをリビングテーブル代わりにしたインテリア例です。
本を読みたい時は、トレイごとソファの横に移動させることも可能ですね。
黒っぽい木製の長方形トレイにハードカバーの本を2冊積み上げ、空いたスペースに黒の花瓶に入れた向日葵を飾った例。
高級感たっぷり♪
まるで賢い人が使う書斎のような印象を受けます。
こういう事例を見ると「トレイ&花瓶の色や質感は厳選すべきだな。」と実感します。
黒の木製トレイにハードカバーの本を3冊積み上げ、背後にガラス花瓶に入れた薄いピンクの花を飾った例。
モノトーンを意識したカラーコーディネートがオシャレ♪
トレイの中で本をわざと斜めにレイアウトする手法も真似したいポイントです。
黒のトレイにブルー系の本を4冊積み上げ、上に長方形のガラスの花瓶に入れた赤紫の花を置いた例。
1個前の事例と同じ斜めレイアウトですが、こちらはテーブル(オットマン)に対して斜めにしたバージョン。
リビングインテリアのメインカラーである黄色の反対色=ブルー系の本だけが使ってあるのがポイントです。
3.本+テーブルランプ
背表紙に黒文字+赤文字を使った本2冊、黄色の本、赤の本を4冊積み上げ、背後に赤のシェードのテーブルランプを置いた例。
本自体の色、文字の色を厳選したコーディネートがおしゃれ♪
「英字だから、こんなに格好良く見えるのかな?」と思いつつ、色のこだわりはインテリアには不可欠と確認できる事例です。
辞典っぽい茶色の本を3冊積み上げ、横に茶色のシェードのテーブルランプを置いた例。
この事例も本と照明器具の色を揃えたパターン。
水泡のようなデザインのランプは、背後の壁に飾ってある魚のプレートに合わせたもの。
水を連想させるインテリアの作り方が素敵です。
薄めのハードカバーの本を6冊積み上げ、横に茶色のシェードのテーブルランプを置いた例。
アンティークなチェストに合わせた色使いがおしゃれ♪
大きさの違う本を上に行くほど幅が狭くなるように積み上げる手法は、ぜひ真似したい!!
目次に戻る
4.本+花瓶+テーブルランプ
ベッドサイドに置いたチェストの上に、ベージュ系のテーブルランプ&ミニ胡蝶蘭&4冊本を積み上げた山をレイアウトした例。
左に行くほどシルエットを高くする、直角三角形レイアウト。
この事例のように、「パッ目に飛び込んでくるもの」には、隠れた法則があるので是非参考にしてみて下さいね。
ナイトテーブルの上に、ティファニーブルーの本を2冊山積みにし、左側に透明なガラス花瓶に入れたピンクのチューリップ、後ろにティファニーブルーの支柱のテーブルランプを飾った例。
エレガント&キュート♪
ここまで色とシルエットにこだわった飾り方をしておくと、寝るだけの部屋にも愛着がわくかも。
ゴールド脚のエレガントなサイドテーブルの上に、黒のハードカバーの本を置き、ガラス花瓶に入れた赤紫の花を乗せ、左側に大きめのホワイト×ゴールド(ベージュ?)のテーブルランプをレイアウトした例。
繊細な印象で、とってもおしゃれ♪
厚手の重厚感のある本は、ゴールドを使った家具と組み合わせるとバランスよく飾れそうな予感です。
5.本+時計
鳥のシルエットのブックエンドでハードカバーの本を5冊はさみ、左側にゴールド&黒のシンプルな置時計をレイアウトした例。
二羽の鳥が遊んでるかのように見えるブックエンドが可愛い♪
寝室のチェストの上の事例ですが、リビングのTVボードの上で真似しても良いかも。
黒のハードカバーの本2冊&濃紺のハードカバーの本1冊の上に、ホワイト×シルバーのデジタル時計を置いた例。
寝室の目覚まし時計の置き方の例ですが、ナイトテーブルの上に、ポンと時計があるより、本の上にある方が断然おしゃれに見えます!!
木製脚立の上にハードカバーの本を3冊積み上げ、上に黒の文字盤のアナログ時計と古いミニ扇風機を置いた例。
注目すべきは、本の背表紙。
“New YORK”、“London”、“Los Angels”と書いてありますが、「中身は違う本なのでは?」と思っています。
ホワイトの用紙にフリーフォントを使って、自作ブックカバーを作ると似たようなインテリアが作れそう!
ローマ数字の大きな時計の左側に辞典を6冊飾った例。
遺跡発掘みたいな雰囲気(笑)
アンティークな本の飾り方の参考にしたい事例です。
背表紙がボロボロになった本を2冊積み上げ、上にシルバーのアンティークな目覚まし時計(?)を置き、右側にグレー系のハードカバーの本を2冊立てかけた例。
グレーで統一した冷たい感じが素敵♪
この事例のような裂け目のある本は、探すのが難しいかもしれませんが、本がピカピカだとここまでの雰囲気は出ないかも。
6.本+時計+花瓶
ホワイトのナイトテーブルの上に、本を2冊積み上げ、上に花瓶に入れた花と目覚まし時計を置いた例。
一瞬、目覚ましを止める時、寝ぼけて花瓶を倒してしまわないか心配になりましたが、太陽を連想させる色の花瓶を使うことで、目覚めがスッキリしそう!!
ナイトテーブルの上にブルーの本を5冊山積みにし、上にホワイトの小さな目覚まし時計を置いて、空いたスペースにグリーンのガラスコップに入れたホワイトの花を飾った例。
カラーコーディネートがおしゃれ過ぎる♪
このセンスの良さは、コミックでは出せませんね。
7.本+時計+テーブルランプ
重厚感のある分厚い黒の本を3冊積み重ね、上に茶色のシェードのテーブルランプを乗せ、手前にシルバーの目覚まし時計を置いた例。
辞書かな?百科事典かな??
本&照明&時計のコンビネーションがおしゃれ過ぎる♪
この分厚い本達は「眠る前に手に取って…」という訳ではなく、単なる飾りとして使われている予感。
厚みが15cmほどありそうな分厚い辞書を横に向けてナイトテーブルの上に置き、ホワイトのテーブルランプを乗せ、手前に小さな目覚まし時計を飾った例。
本をテーブルランプの台座に使うと、どうしてこうも格好良く見えるんでしょう…。
「学生時代に山ほど買った辞書を大切に置いておくべきだった…」と今更ながら後悔です。
分厚い本を10冊床から山積みにし、上にホワイトのテーブルランプとピンクの目覚まし時計を飾った例。
本をナイトテーブル代わりに使うアイデアがナイス!!
これなら、家具1個分節約できますね(笑)。
8.本+写真(アート)
本を8冊積み上げ、上に貝殻を置き、背面の壁に、厚みのある木のフレームに入れた写真を3枚飾った例。
この写真フレーム、既製品ではなく手作りなんだそう。
作り方は、こちら。
9.本+写真(アート)+花瓶+テーブルランプ
幅50cmほどのテーブルの上に、黒のシェードのテーブルランプ、綺麗なグラスに入れた花を飾り、空いてるスペースに3冊の本を積み上げ、油絵っぽいアートを置いた例。
本+アートの飾り方が素敵♪
「イーゼルっぽいデザインの台にアートを乗せる」という、ちょっとしたアイデアですが、長方形のフレームを乗せるより断然おしゃれに見えます。
目次に戻る
10.本+時計+テーブルランプ+花瓶
ミニ階段のようなデザインの水色のナイトテーブルの上に、4冊積み上げた本、シルバーの目覚まし時計、ホワイトのテーブルランプ、オレンジ色の花を飾った例。
奥行き感のあるディスプレイが素敵♪
ナイトテーブルは箱型が定番だと思ってましたが、奥行きの違う台を上手く活用したアイデアに脱帽です。
木製のミニ円形テーブルをナイトテーブル代わりにして、上部に本を3冊積み上げ、目覚まし時計をてっぺんに置き、黒の瓶に入れた白い花とホワイトのテーブルランプを飾った例。
北欧を意識したディスプレイがおしゃれ♪
ピンクと黒の背表紙の本を重ねると、こんなに素敵な雰囲気になるなんて新発見です。
重厚感のある百科事典なら、今すぐにでも真似できそうな飾り方がたくさんありましたね。
「英語の本なら格好良く決まりそうだけど、日本じゃ…。」と見栄えを気にしてしまう方は、ブックカバーを自作する方法もあり!
事例の中にあった“New York”などの文字は、このあたりのフリーフォントから探せば良さそうです。
自宅にプリンターがある時代ならではの本の飾り方ですね。