前回、ダイニング空間のアクセントとなるキッチンカウンター用orダイニング用の赤のチェアを特集しましたが、これらはリビングに置いてもOK!!
でも、リビングは“くつつろぎ”の場なので、硬そうなプラスチックや木を使ったチェアよりも、体を預けられそうなデザインのものの方が良いですよね?
そこで、今回は、リビングに似合う有名どころの赤のチェア(ソファ)を紹介していきたいと思います。
有名デザイン赤チェア6選&インテリア例-目次
1.エッグチェア by アルネ・ヤコブセン
エッグチェアは、ハイバック仕様のパーソナル回転チェアです。
今から50年前の1950年代にデザインされたにも関わらず、その姿はちょっぴり近未来的。
ヘッド部が内側に湾曲しているので、パーソナルスペース作りにも役立ちます。
ソファの前に赤のエッグチェアとホワイトのレザー製円形スツールをレイアウトした例。
2人暮らしの部屋かな?
ホワイトとステンレスを使った洗練された空間を更におしゃれに見せるチェアの使い方です。
茶色のコーナーソファにベージュのラグをコーディネートした暖かな雰囲気のリビングに赤のエッグチェア&オットマンを組み合わせた例。
赤って、ホワイトやモノトーン系でカラーコーディネートした部屋にアクセントとして使うものだと思ってましたが、茶系にも合う!!
無難なカラーでまとめてしまったリビングで「何か物足りない」と感じた時の参考になりそうな事例ですね。
廊下の突き当りに赤のエッグチェアと縦長のアートを飾った例。
おしゃれな店舗の内装みたい!!
ソファが置けない狭い一人暮らしの部屋で真似しても良いかも…。
赤のエッグチェアと濃い目のグレーのラグをコーディネートしたパーソナルスペースの例。
鮮やかなグリーンの間仕切り開閉壁がある変わったお家ですが、黄緑と赤の色の組み合わせ方が素敵!!
センスのあるインテリア作りに興味がある方は、このような事例を見て、相性の良い色の組み合わせを覚えておくと良いですよ。
2.ボールチェア by エーロ・アールニオ
ボールチェアは、宇宙っぽいデザインのパーソナルチェアで、デンンマークのADELTA社(http://www.adelta.de/)の製品。
日本国内では、Amazonなどの通販サイトも扱っています。
赤をアクセントカラーにしたデスクのある部屋に内側が赤のボールチェアをレイアウトした例。
時計、デスク前の壁、ラグに同じ赤を使ったカラーコーディネートが素敵!!
赤のチェア(ソファ)を置いた時に、色使いを参考にするとおしゃれな部屋が完成しそうです。
内装が赤のボールチェアの横に赤の巨大なフロアランプを置いた例。
部屋のコーナーに、こんなインテリア作ってみたい!!
GIANT FLOOR LAMPを使うと似たようなインテリアが作れそうな予感です。
黒のレザー製コーナーソファの通路側に内装が赤のボールチェアをコーディネートした例。
「リビングにソファをレイアウトした時、中途半端にスペースが余る。」という時に参考にしたい事例。
ボールチェアのサイズは、幅97cm、奥行き94cm。
1m角のスペースがあれば設置することが可能です。
I字ソファとTVボードを対面にレイアウトし、間に内装が赤のボールチェアをコーディネートした例。
リビングテーブルがないリビングなので広々♪
クッションとペンダント照明がボールチェアと合わせてあるのもポイントです。
3.TOGO by リーン・ロゼ
リーン・ロゼはフランスの家具メーカーで、TOGO(トーゴ)は、1人掛け、2人掛け、3人掛け、コーナー用から自由に組み合わせてレイアウトできるフロアタイプのソファです。
写真を見ると「システムソファでは?」と思うかもしれませんが、幅87cm 奥行102cmの一人掛けを部屋のコーナーに置いてアクセントとして使う方法もあります。
寝室のコーナーに赤のTOGO一人掛けをレイアウトした例。
黒とアイスブルーでコーディネートした冷たい雰囲気の部屋にお花が“パッ”と咲いたみたい♪
一人住まいなら、この椅子だけあれば十分かも。
赤のTOGOをコーナー型にレイアウトし、対面に一人掛けを2セット、コーディネートした例。
事例は全部同じ色で揃えてありますが、メインをグレー、対面側を赤にするともっとアクセントっぽくなりそうです。
4.ウームチェア by エーロ・サーリネン
ウームチェア(Womb chair)は、エーロ・サーリネンが1948年にデザインしたパーソナルチェアです。
wombは子宮という意味で、写真を見てもわかる通り、チェアに座ると、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で包み込まれているような感覚に。
一見見落としがちですが、ひじ掛けが一体型になった滑らかなデザインも特徴的です。
水色のソファとダークブルーのハイバックチェアをコーディネートしたリビングに赤のウームチェアとオットマンをレイアウトした例。
寒色と暖色を上手くまとめたカラーコーディネートが素敵♪
「この部屋でウームチェアに座って日向ぼっこがしてみたい。」と思ったのは私だけではないはず。
黒のレザーソファにグレーのラグを敷いたモノトーンリビングに赤のウームチェアをコーディネートした例。
モノトーンインテリアにアクセントを加える時に参考になりそうな事例。
生活感を感じない無機質なリビングが、ウームチェアのおかげで暖かい雰囲気になってますね。
ホワイトのI字ソファと赤のウームチェアを対面式にレイアウトしたリビングの例。
ホワイト×赤×木目の組み合わせが素敵♪
木目が目立つ茶色とホワイトのソファが合うなんて新発見!!
こういうソファ周りは、コンクリートやタイルにしか合わないと思ってました…。
茶色のレザー製3Pソファと赤のウームチェアを対面式にレイアウトしたリビングの例。
暖かそうなリビング!!
茶色と赤も、すぐに思い浮かぶ組み合わせではありませんが、意外としっくりくるんですね。
5.スワンチェア by アルネ・ヤコブセン
スワンチェアは、このページの一番最初に紹介したエッグチェアと同時期にデザインされたアルネ・ヤコブセンの作品です。
ホワイトのソファ&リビングテーブルにグレーのラグを組み合わせたリビングに、赤のスワンチェアを2セット、コーディネートした例。
見た目がとってもファッショナブルで開放感たっぷり♪
フローリングが白っぽいリビングのインテリアの参考に。
グレーのソファ&ラグをコーディネートしたリビングの窓側に赤のスワンチェアをコーディネートした例。
写真の手前に映ってるのもスワンチェア。
羽を広げた白鳥のようなデザインは、横から見ても美しいですね。
ベッドの足元に赤のスワンチェアをレイアウトした子供部屋の例。
正規品で7万円ほどするこのチェアを子供部屋に!?
格好良いクッションとスワンチェアのコンビは、リビングのコーナーに置いても合いそう♪
ちなみにスワンチェアは、幅74cm、奥行68cmです。
木製ベッドに黒×ホワイトのベッドリネンをコーディネートした静寂を感じる寝室に赤のスワンチェアをコーディネートした例。
モノトーンに赤をプラスするのは鉄板技と言っても過言ではないくらい失敗のない組み合わせ。
この事例のようにモノクロアートと赤のスワンチェアを組み合わせると、センスのあるインテリアが作れそうな予感です。
6.ハートコーンチェア&コーンチェア by ヴァーナー・パントン
ハートコーンチェアと、デザイン違いのコーンチェアは、他には類を見ないキュートなシルエットが特徴で、1959年にデザインされたもの。
個性的なデザインなので、アーティスティック、ファッショナブルなど、お部屋に奇抜な印象を残したい時におすすめです。
ベージュの3Pフロアソファの横に赤のハートコーンチェアをコーディネートした例。
ソファの反対側にも赤のパーソナルチェア&オットマンを置いて、ソファも赤にしたおしゃれ過ぎるインテリア♪
モデルルームのように見えますが、実際に人が住んでるお家です。
続いては、リビングにハートコーンチェア&コーンチェアを置いてラウンジっぽくした例を2つ。
ホワイトの円形テーブルの周りに赤のハートコーンチェア×2とコーンチェア×2をレイアウトし、赤のラグをコーディネートした例。
どこかの施設のカフェスペースみたい♪
窓辺に置いてあるのは、同じくヴァーナー・パントンの作品で、Living Towerです。
紫のソファとハートコーンチェア×2をコノ字にレイアウトしたリビングの例。
派手な色使いと個性的な柄の組み合わせに目がチカチカしてしまいますが、「一度で良いからこんなリビングにしてみたい!!」と思ってしまう私です。
最後は、ハートコーンチェアと壁インテリアの素敵な組み合わせを2つ。
壁の一面に巨大な唇の壁紙を張り、赤のハートコーンチェアをレイアウトした例。
「廊下かしら?」と思ってましたが、寝室なのだそうですよ。
この壁紙はフランスのÉlitisのLipstickですが、日本からは入手不可能な様子…。
幅1.2mほどの壁に赤のハートコーンチェアを置き、背後の壁にブルーの女性の写真を飾った例。
これも廊下?と思いきやリビングなのだそう。
もはや家具ではなく、美術館の展示品のような雰囲気ですね。