寝室に家具をレイアウトする際、意外と悩んでしまうのが、ベッドの置き方。
その理由は、ベッドは床をドーンと占領する大型家具だからです。
ちなみに、ベッドの参考サイズは
- シングル:幅90×長さ200cm
- セミダブル:幅120×長さ200cm
- ダブルベッド:幅140×長さ200cm
で、どれを選んでも、長さは200cm以上あります。
さて、このベッド、寝室にレイアウトする時にはどのようなパターンが考えられるでしょうか。
寝室の大きさとして一般的な6畳にベッドを置いた場合のレイアウト例をダブルベッドを中心に考えていきましょう。
6畳ベッドルームレイアウト-目次
1.マンションにありがちな寝室の間取り
マンションの場合は、建物を上から見て、縦切りにし、各戸を作るのが一般的。

マンションの3LDKの間取り例
この縦切りのスペースに「リビング・ダイニング・キッチン」のゾーンと「バスルーム・洗面・トイレの水廻り」のゾーン「寝室(個室)・玄関」のゾーンといった具合に間取りを作っていくので、寝室は、片側の壁に窓、窓の反対側の壁にクローゼット(収納)というパターンが多いです。

6畳の寝室例
上記に似た間取りの寝室にベッドを置く際は、
- クローゼット扉を開閉でき、前に立って物の出し入れができるスペース:60~90cm程度
- 寝室ドアを全開できるスペース:90cm以上
が必要です。
2.窓の下にベッドの頭側を置く
2-1.ベッドをコーナー寄せ
または
ただし、2人でベッドを使う場合、壁際側の人は、上り下りの場所がベッドの足元のみになるので注意が必要です。
広く空いた通路スペース側に、脚立を活用したナイトテーブルをレイアウトし、キャンドルをディスプレイ。
(※6畳より狭い寝室です)
広く空いた通路スペース側に、3本脚の円形テーブルとテーブルランプをレイアウトし、ベッドよりも少し高めの位置にテーブルの天板が来るように調整。
ベッド+デスクのレイアウト例
広く空いた通路スペースに、ベッドと並べてデスクをレイアウト。
広く空いた通路スペースに、ベッドと平行にデスクをレイアウト。
ベッドの足元の空いたスペースにデスクをレイアウト。
2-2.ベッドを中央
ベッドの両側に、通路スペースが確保できる為、2人で使う場合も支障がありませんが、ナイトテーブルやテーブルランプなど、同じデザインの家具を2個揃える必要があるため、コストが掛かります。
ベッドの両側の通路スペースに、同じデザインのナイトテーブルとテーブルランプをレイアウト。
ベッドの両側の通路スペースの片側に電気で光るスタンド看板を置き、反対側は通路のみ。
ベッドの両側の通路スペースの片側に円形テーブル+テーブルランプ、反対側にクッションを入れたバスケットをレイアウト。
ベッドの両側の通路スペースの片側にナイトテーブル、反対側に切り株デザインのテーブル+ワイングラス+テーブルランプをレイアウト。
3.壁の前にベッドの頭側を置く
3-1.ベッドをコーナー寄せ
または
ただし、2人でベッドを使う場合、
- 窓側の人は、上り下りの場所がベッドの足元のみになる
- 窓側の人は、外気の影響を受けやすい
ことを覚えておきましょう。
ベッドの頭側の壁と反対の壁の通路スペースにデスクをレイアウト①。
ベッドの頭側の壁と反対の壁の通路スペースにデスクをレイアウト②。
3-2.ベッドを壁の中央
または
また、腰窓にロングサイズのカーテンを取り付け、大きな窓があると錯覚させるカーテンコーディネートをする場合も「カーテンの開閉にベッドが邪魔になる」ことがありません。
ベッドと窓の間の通路スペースに、ナイトテーブル+テーブルランプをレイアウト。
ベッドと窓の間の通路スペースに、背の高いワードローブをレイアウト。
ベッドと窓の間は通路スペースのみ、反対側はナイトテーブル+観葉植物をレイアウト。
ベッドと窓の間の通路スペースに、窓下までの高さの奥行きの浅い本棚兼収納家具、反対側はナイトテーブルをレイアウト。
ベッド+デスクのレイアウト例
ベッドと窓の間の通路スペースに、窓に向けて細長いデスクをレイアウト。
ベッドと窓の間の通路スペースに、窓に向けて幅120cmテイドのデスクをレイアウト。
ベッドの足元の通路スペースに、デスクとチェストを横並びにレイアウト、チェストの上に壁掛け液晶TVをディスプレイ。