年末から年始にかけて寝室を大改造した我が家。
ベッドは、「IKEAのベッドでおしゃれな寝室を作ろう!コーディネート実例25選」で紹介したMALMのホワイトステインオークにした(組み立てに1時間弱かかりました)のですが、ベッドが新しくなると、ベッドリネン(ボックスシーツや掛け布団カバー、枕カバーなど)も新調したくなるというもの。
IKEAに行った際、おしゃれなベッドカバーをコーディネートした展示がしてあったので、勢いに任せて、ついでにカバーセットも買ってしまおうかと思ったのですが、踏みとどまりました。
というのも、その場で「素敵!!」と思っても、実際に使う寝室とは広さが全然違います。
もちろんIKEAでは、寝室を想定した展示もしてありますが、家具の色や床の色が、自分の家と全く同じということはあり得ないので、「先ずはベッドを置いて、今ある家具のレイアウトを変えてからカバー類の色を考えても遅くはないな。」と思った訳です。
IKEAの洗練されたベッド周りのコーディネートを目に焼き付けてしまうと、単色の無難な色の布団カバーは選択肢からは外れます。
我が家では、これから寝室に色を加えていくことになるのですが、「どんな色を選ぶと良いのか?」を確認する為、ベッドカバーの色別に寝室がどんな風に見えるかを実例を紹介しながら解説していきたいと思います。
おしゃれなベッドリネンコーディネート実例-目次
1.暖色系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
赤
赤×グレーのホテルライクなベッドカバーをコーディネートした例。
この組み合わせ方、めちゃくちゃ格好良い!!
同じ赤でもダークレッドなので、大人の寝室を演出するのにぴったりです。
上記サイトは、日本からでも購入可能なので、素敵なベッドカバーをお探しの方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
1個前の事例と同じメーカーのベッドカバーをコーディネートした例。
こちらは柄入りなので、エレガントさがアップしています。
モロッコインテリアが好きな方は、この柄を合わせると似合いそうですね。
真っ赤なブランケットをを掛けたダブルベッドの例。
暖色は暖かさ感じる色なので、冬のインテリアに似合いそう!!
シルバーメタリックの枕カバーとコーディネートしてあるのが海外っぽいです。
1個前の事例と同じく真っ赤な掛け布団とシンプルな枕カバー(クッション)をコーディネートした例。
枕カバーの色は、薄いグリーン?それともイエロー??
緑のレースカーテンとの組み合わせ方も参考になります。
白をベースに枕カバーとブランケットに赤を加えたモダンなベッドルームのコーディネート例。
壁の色は別にして、このベッドリネンのカラーコーディネートの仕方なら、夏は寒色にチェンジするのも簡単そうです。
オレンジ
オレンジの掛け布団カバー&ボックスシーツにオレンジ×赤のストライプの枕カバーをコーディネートした例。
オレンジはビタミンカラーと言われていますが、見てるだけで元気が出そう!!
壁に反対色である青のアートを飾ることで、インテリア全体のバランスが取ってあります。
ホワイト×ベージュ×オレンジをエレガントにコーディネートしたベッドカバーの例。
この色の組み合わせ方、真似したい!!
茶系のベッドなら、すんなり似合いそうですね。
オレンジのベッドカバー&枕カバーにホワイトの枕をミックスした例。
オレンジの配分が多いので、夏は暑苦しく感じてしまうかも。
同じようなカラーコーディネートをしたい場合は、緑や青のアイテムを床や壁にプラスするとバランスが取れそうな予感です。
ライトグレーの掛け布団に、オレンジの枕カバーをコーディネートした例。
今まで、「グレーは男性用の布団カバーの色。」という勝手なイメージを持ってましたが、アクセントカラー的にオレンジを加えると、こんなにスタイリッシュな印象になるんですね。
この配色も捨てがたい…。
イエロー
カラシ色の掛け布団をコーディネートしたベッドの例。
ベッド全体の写真ではありませんが、ボックスシーツや枕カバーはホワイトかな?
ベッドカバーに黒をちょっぴり混ぜても良さそうなファッショナブルなコーディネート例です。
ライトグレーのボックスシーツ&枕カバーに黄色の枕カバーとベッドライナーをコーディネートした例。
日本の寝室には、まだまだ浸透していないベッドライナー(ベッドスロー)ですが、色の使い方次第で、数倍おしゃれな寝室空間を演出することが可能です。
ベッドスローを効果的に活用したインテリアの作り方をもっとみたい方は、下記のトピックもご覧くださいね。
ホワイトのボックスシーツにカラシ色の掛け布団カバーと枕カバーをコーディネートした例。
このカバーはセット品かな?
柄入り枕の下に単色の枕をコーディネートする方法は、誰でも簡単に真似できそうですね。
ホワイトのベッドカバーに黄色の枕カバーとベッドスローをコーディネートした例。
黄色のアクセントがとっても素敵♪
この色使いなら、目覚めもスッキリしそう!!
1個前の事例と同じくホワイトのベッドカバーに黄色の枕カバーと掛け布団カバーをコーディネートした例。
こちらの事例は、布団類にボリュームがあるので暖かそう♪
ホワイトの他にグレーも使ってあるのがポイントです。
2.寒色系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
ネイビーの大人っぽい掛け布団をホワイトのボックスシーツとコーディネートした例。
枕カバーには、木をプリントしたモノクロタイプをチョイスして、静寂をイメージ。
心を落ち着かせる寝室にぴったりのコーディネートです。
薄い水色のベッドカバーをコーディネートしたエレガントな寝室の例。
お姫様っぽい印象のインテリアですが、ごちゃごちゃしていないので爽快感があります。
夏のベッドメイキングの参考にしたい配色です。
ホワイトとターコイズブルーを組み合わせたソゾートっぽいベッドコーディネートの例。
このベッドリネン、日本からでも購入できます!!
上記リンクで紹介しているページには、この組み合わせの他に幾何学模様やエレガントな花柄など、日本の通販では、あまり見かけないデザインのベッドカバーがたくさんあります。
私も、ここから購入しようかな?
グレーのボックスシーツにターコイズブルーの枕カバーとベッドスローをコーディネートした例。
海外のベッドコーディネートは本当におしゃれ♪
壁もブルーの寝室ですが、ホワイトの壁でも違和感なく似合いそうですね。
水色ベースのベッドカバーセットをコーディネートした例。
子供部屋の例ですが、大人の寝室にも。
鎮静効果のあるブルー系は、寝室に合う色だと言われているので、無難な色以外を使ってコーディネートしたい方は、青をベースに選んでみると良いかも。
鮮やかなブルーの光沢のあるベッドカバーをコーディネートした例。
暖色系のところでも紹介しましたが、このメーカーのベッドカバーはまるでホテルの一室のような上品な印象をもたらしてくれます。
日本からでも買えるのが嬉しいですね。
3.暖色系×寒色系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
これまで紹介してきた事例は、暖色なら暖色、寒色なら寒色と同系色でコーディネートしたものばかりでしたが、暖色と寒色を混ぜた事例を3つ紹介。
3つとも青(水色)とオレンジを組み合わせた事例ですが、暑さ寒さのバランスがちょうど良い気がしませんか?
四季のある日本の寝室で、季節を問わず使えそうな組み合わせ方です。
4.中性色系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
紫
紫の掛け布団カバー&枕カバーをコーディネートしたエレガントな寝室の例。
光沢のある素材がインテリア全体を高級に見せています!!
シルバーの鏡みたいなベッド、高そう…。
1個前の事例と同じく、紫の掛け布団カバー&枕カバーをコーディネートしたエレガントな寝室の例。
さっきの紫は青寄りでしたが、こちらの例は赤寄り。
赤紫でコーディネートした寝室の方が暖かそうな雰囲気ですね。
紫&赤紫のベッドカバーをコーディネートしたモダンなベッドインテリアの例。
違う種類の紫を組み合わせると深みが出て、とっても素敵!!
このサイトのベッドカバーシリーズは、どの色も高級感に溢れていて選ぶのに迷ってしまいます。
緑
緑の掛け布団カバーとホワイトの枕カバーをコーディネートした例。
カーテン、一人掛けソファ、アクセントクロスもグリーンにしたインテリアの作り方は、とってもハイセンス。
ベッド以外の家具がない寝室なので、広々と見えますね。
ホワイト地にグリーンのパターン柄が入ったベッドカバーをコーディネートした例。
このベッド、見てるだけで癒される♪
グリーンは、季節を問わず使える色な上に木製家具との相性も良い色。
ホワイトの床の寝室ですが、ダークブラウンやミディアムブラウンにも似合います。
イエローグリーンの植物柄のベッドカバーをコーディネートした例。
このカバー、めちゃくちゃ可愛い♪
柄物のカバーを使ってセンス良く見せるのって難しそうですが、この事例の場合は、ストライプ柄と上手に混合してあります。
グリーンのピンストライプのベッドカバーをコーディネートした例。
ラインが細いストライプは高級感がありますね。
大人の寝室には、線が太いストライプより、この事例のような細いものをチョイスした方が良さそうです。
中性色×暖色
ホワイト地に緑の植物模様の掛け布団カバー&枕カバーにピンクのクッションカバーをコーディネートした例。
ピンクのアイテムを2つ加えただけの事例ですが、これまで紹介してきたグリーンだけのベッドカバーに比べると、おしゃれ度がアップ!!
こういうハイセンスなカラーコーディネート、見習いたいです。
中性色×寒色
紫の掛け布団とターコイズの枕カバーをコーディネートした例。
どちらの色もトーンが低め(暗め)なので、派手派手しいイメージはなく、おしゃれな印象。
カラフルな色を使いつつも落ち着いた雰囲気にしたい場合に参考になりそうな事例です。
5.茶系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
柄入り2種類と単色茶色の枕カバー、柄入り掛け布団カバーをコーディネートした例。
柄が入ってるのに統一感があって素敵!!
このベッドカバーセットも捨てがたい…。
ホワイト×茶色のボーダー柄の掛け布団カバーをコーディネートした例。
同じストライプやボーダー柄でも、ラインが太いとちょっぴりカジュアルな印象になりますね。
奥行感を感じるアートを飾る手法は、狭い寝室で真似すると良いかも。
ベージュの柄入りの掛け布団カバーと単色茶色の枕カバー&茶色×ベージュ×ホワイトの枕カバーをコーディネートした例。
枕のレイアウトがとっても素敵!!
毎日寝てると、こんなに綺麗な見た目を保つのは難しそうですが、整然と枕が並んでる様は、ホテルのようなラグジュアリーな印象をもたらしてくれますね。
6.無彩色系のベッドリネンのおしゃれなコーディネート例
ライトグレー
メロンの皮のような(?)模様が入ったライトグレーの掛け布団カバー&枕カバーをコーディネートした例。
今回の特集で何回も登場しているホテルコレクションシリーズは、どの色のベッドカバーも素敵過ぎます!!
薄い色合いなので、狭い寝室に向いてそう。
ライトグレー×ダークブルー
ライトグレーのゴツゴツしたベッドカバー&枕カバーに、深みのあるブルーの枕カバーをコーディネートした例。
質感、色ともに別々のものを組み合わせて、こんなにハイセンスなコーディネートが出来るなんて!!
単に寝るだけのベッドも、この事例のようなこだわったコーディネートをすると愛着が湧いてきそうですね。
ライトグレー×ベージュ
ベージュの掛け布団カバーに光沢のあるグレーの枕カバーをコーディネートした例。
この色使いはホテルっぽい!!
丸いバーのような枕を中央に置くとホテルライクな寝室が作れそう!!
…と思って丸い枕を検索してみたのですが、メジャーなアイテムではないようで、通販ショップを探す方が困難かも。
ダークグレー
ダークグレーのストライプのベッドカバーをコーディネートした例。
ラインのデザインが異なる2種類の枕を組み合わせるアイデアが素敵!!
枕カバーを選ぶ時って、デザインが似てるとどちらの柄にするか迷ってしまいますが、「2つとも買ってこの事例のように前後に並べるのもありだな~。」と思ってしまいました。
濃淡グレー(黒)をコーディネートしたベッドカバーの例。
ボックスシーツ、掛け布団カバー、枕カバーを全部同じにするのではなく、色の濃さを変えると、こんなに素敵に!!
グレーと黒の事例ですが、他の色でも参考にできそうですね。
ダークグレー×ライトグレー×イエロー
ブラウザによっては、ブルー系に見える方もいらっしゃるかもしれませんが、グレー系のベッドカバーに薄い黄色をアクセントにしたコーディネート例です。
デニムっぽくておしゃれ♪
黄色の枕カバーが2個入れてあるので、「この配色に飽きた。」と思うことも少なそう。
ダークグレー×ライトグレー×紫
濃淡グレーの掛け布団カバー&枕カバーに赤紫の枕カバーをプラスした例。
シンプルな色使いなのに、何ておしゃれ♪
柄入りのベッドカバーをコーディネートするとベッド周りをおしゃれに出来そうな気がしてましたが、色だけでも、こんなに素敵な雰囲気になるんですね…。
でも、もう少しお洒落な雰囲気を出すのに、グレー×ダークブルーが良いのではないかな?と思っています。
今までは、カバー類を買う時、枕・掛け布団・シーツ3点セットのようなセット品を購入していたのですが、それぞれ別々に色を選ぶと、オリジナルのカバー配色が実現できるのでは?と今回記事を書いていて感じました。(セット品を購入するよりもお金はかかりますが…。)
インテリアにおける色って、広さ、温度、精神など、様々な要素と深く関係してきます。(詳しくは、【10色事例付】カラーの効果と好きな色をインテリアに上手く入れるコツで紹介。)目をつぶっている時間が長い寝室ですが、色の効果もフル活用して、居心地の良い空間を演出していきたいものですね。
最後に、日本からでも購入可能な海外のベッドリネンをまとめておきます。
[参照元:Houzz Inc]