優しい雰囲気のメープルのフローリング。
ナチュラルや温もりと言った特徴がありますよね。
4年前に引っ越したうちのマンションの床は、ナチュラルメープル。
今まで、ダークブラウンかオレンジっぽいフローリングの家しか見たことが無かったので、引渡し前に部屋を見た時は「白いっ!!」とびっくりしてしまいました。
そんなナチュラル系フローリングの家には、どんな家具が似合うのでしょうか?
ホワイト系、ダーク系、茶色、カラフルの4つに分けて見ていきましょう。
メープルの床-合わせるなら白or黒どちらの家具-目次
ナチュラルの床に明るい色の家具のコーディネート例
ホワイトの家具
白っぽい床色の部屋は、空間を広々と見せる効果があります。
その為、白の家具と組み合わせると、床色の特徴をそのまま生かした開放感のある部屋になります。
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:ホワイト
サイドテーブル:茶色
ラグ:アイボリー
部屋の大きさは狭いのですが、床の色と家具の色で広々とした印象です。
TV周りの窪んだ壁やダウンライトがとってもおしゃれ♪
埋め込み型の収納って素敵ですね。
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:ホワイト×黒
部屋の横幅いっぱいのTVボード兼収納ですが、圧迫感ゼロなのは色が白だから。
個人的には、テーブル代わりに使ってある、お盆が乗っかったような大きなクッションが気になります(笑)
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:ホワイト
これも横壁いっぱいのTVボード兼収納家具。
都会的な印象のすっきりしたリビングですね。
TVボード:ホワイト
シンプルなデザインなのですが、めちゃくちゃ格好良いTV周り!!
TV、AV機器、TVボードの脚をシルバーにして、トータルコーディネート。
TVやレコーダーを買う時、ここまで色にこだわったこと無かったかも。今度から気をつけてみよう!!
ワインレッドのスピーカーも素敵です。
TVボード:ホワイト
ディスプレイ棚:スチール
リビングテーブル:ガラス&スチール
ラグ:暗いグレー
部屋の奥のコーナーにある棚とリビングテーブルのデザインを統一してトータルコーディネート。
パリっとしたイメージのリビングです。
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:ガラス&木
ラグ:ベージュ
さっきとは打って変わって暖かみのあるリビング。
この印象の違いは何なんだろう?と考えてみると、①家具の取っ手②ラグの色がポイントになってくるんじゃないでしょうか?
同じ色の家具でも、細部のデザイン、ラグの色、この2つをキチンとすれば、より素敵なインテリアになりそうです。
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:木
ラグ:グレー
2個前の事例と1個前の事例の色の組み合わせ方を足して2で割った事例。
よりナチュラル感が濃く、暖かみのあるリビングです。
2個前の事例を見て、「グレーのラグを敷くと都会的な印象になる!」と思ってましたが、どうやらそれだけではない様子。
同じラグの色なのに、印象がこうも違うのは、インテリア素材にガラスやスチールが使われておらず、木がメインだからですね。
私だったら、グレーのラグにガラステーブル、取っ手のついた収納家具を置いて、都会的なのか、暖かみがあるのかわからない中途半端なインテリアにしそうです(笑)
TVボード:ホワイト
ダイニングテーブル:木
ダイニングチェア:木/赤
ランプシェード:ホワイト
小さめのリビングダイニングに参考になりそうなカラーコーディネート。
洗練と暖かみがMIXされた素敵な空間ですね。
TVボード:ホワイト
ラグ:グレー
壁いっぱいの収納家具&TVボード。
上部がオープン棚になっていて、黄色のアクセントカラーを使った小物が飾ってあるセンス抜群のリビングです。
ソファの後ろはキッズスペースになっていて、子供のおもちゃは茶色の籠に。
白とグレーで優しい雰囲気が作れるのもナチュラルカラーの床の魅力ですね。
ラック&収納棚:ホワイト
個室にも参考になりそうな色使い!
グリーン系のカーテンが爽やかな印象を残しています。
TVボード:ホワイト
リビングテーブル:木/茶色
ラグ:黒
床面にダークな色(ラグの黒)が入ると一気に重厚感のある雰囲気のリビングに。
ナチュラルな床でモダンな印象の部屋にしたい時は、黒の面積を多く作るとよさそうですね。
スペースがあるなら、こんな風に壁にダークな絵を飾るのもありです。
ベージュ・アイボリー・グレー系の家具
ベージュやアイボリーなど木の色を連想する家具とナチュラルの床の組み合わせは、ホワイトの家具との組み合わせと比較すると、暖かさが数段アップします。
また、グレー系の家具を組み合わせると、センスの良いモダンな印象に。
ナチュラルの床で、「黒を使ったインテリアコーディネートをしたいなぁ~。」と思っている人は、グレーをベースに黒をアクセントにするのが、圧迫感がなくおすすめです。
TVボード:クリーム
ラグ:アイボリー
限りなく白に近い色のTVボードですが、白ではありません。
どちらかと言えば、床色に近いかな?
少しの色味の違いで暖かさが違ってくる事例ですね。
TVボード:ナチュラル
ラグ:オレンジ系
床の色と同じような色のTVボード兼収納のあるリビング。
今まで白ばかり見てきた方、このインテリアを見て、少し心が温かくなった気がしませんか?
TVボード:ナチュラル
リビングテーブル:ナチュラル
雑誌のインテリア特集に載っていそうな暖かみのあるリビング。
テーブルもTVボードも木だけを使ったデザインなので、安堵感がありますね。
収納家具:ナチュラル
リビングテーブル:黒
ラグ:グレー
壁と天井がグレーなので、あまりピンとこないかもしれませんが、周りが白だと想定すると、しっくり馴染んで見えるのでは?
リビングテーブル、ソファの脚、収納家具のカウンターの上にある2つの燭台に、アクセントカラー黒を使った事例です。
細かいところの色使いが参考になります。
TVボード:ナチュラル
暖炉の横にあるので、TVボードのカウンターは大理石!!
ナチュラルカラー、白、黒の使い方が素敵です!
収納家具:グレー
ラグ:薄いグレー
優しいカラーコーディネートが素敵なリビング。
収納家具には梯子までついていて、おしゃれ♪
このパターンの色使いは、このサイトでもよく登場するのですが、めちゃくちゃセンスを感じます。
TVボード&ディスプレイ棚:グレー
リビングテーブル:木
サイドテーブル:ガラス&アイアン
ラグ:薄いグレー
似た色使いのパターンのもう1つ。
収納がフロアユニットのみだとまた違った印象です。
ナチュラルにアイアンの組み合わせも素敵です!!
TVボード:グレー
ラグ:グレー
黒い家具よりも断然グレー。
ナチュラルの床で、黒を使ったコーディネートをしたいなぁ~と思っている方におすすめなのが、このパターン。
壁面に黒の家具だと、広がり効果があるナチュラルの床が台無しになってしまいますが、グレーだと、それほど圧迫感がありませんよね。
しかも、この部屋のフロアランプのように、アクセントカラーに黒を使っても合います。
TVボード:グレー&ステンレス
リビングテーブル:ガラス&ステンレス
サイドテーブル:黒
ラグ:グレー
同じくグレーの家具でアクセントに黒を多めに使ったパターンがこちら。
さっきよりも黒が多い分、最初に目に入るのは、ランプやサイドテーブルです。
ステンレス素材を使った家具をコーディネートしてあるので、モダンな印象もありますね。
TVボード:グレー
横長のTVボード兼収納、左側がデスクになった格好良い壁面収納。
完成直後の写真って珍しい!!
ソファ、テーブル、ラグが置いてないので、この写真を眺めながら、どんな色にするかを決めるのも良いかも。
TVボード:グレー
リビングテーブル:木&ステンレス
ラグ:グレー
最後にモダン色の濃いグレーのインテリアを1つ。
足元と取っ手にステンレス色を使ったTVボード。
シルバーの入った家具を使うと、一気に部屋がモダンになりますね。
色もですが、デザインと素材にも注目して家具を選んだ方が、したいインテリアに近づけそうですね。
ナチュラルの床に茶色の家具のコーディネート例
ナチュラルの床に木の色をした家具を組み合わせると、ナチュラル志向の強い暖かい空間を演出することができます。
床の色よりも濃いミディアム系ブラウンを使った家具とのコーディネートを見ていきましょう。
TVボード:ブラウン
ウォールナットの木目が美しい家具。
この色の組み合わせ、めちゃくちゃ憧れているんですが、TVボードに突板や無垢素材のものを選ぶと高いんですよね…。
TVボード:ブラウン
リビングテーブル:ダークブラウン
シンプルなデザインのカウンター家具。
横に流れるような木目が美しいです!!
TVボード:ブラウン
リビングテーブル:ホワイト
ラグ:白に近いアイボリー
温もりをTVボードでプラスしたナチュラル感の強いリビング。
これが白のTVボードだったら、寒々とした雰囲気になりますよね。
広さを強調しつつ、温もりも感じさせるコーディネートです。
ダイニングテーブル:ブラウン&革
奥の収納に目が行ってしまいそうですが、今回はダイニングに注目。
ナチュラルの床にこの系統の家具、めちゃくちゃ合います!!
これから家具を探すという人は、木+レザーのコンビを探してみては?
TVボード:木+ホワイトパネル
リビングテーブル:ホワイト・脚/木
カーテン:黄色、グレー
家具のデザインと色味を同じものでコーディネートしたリビング。
黄色とグレーのカーテンも素敵です!!
TVボード:ブラウン
リビングテーブル:ホワイト
ラグ:グレー
カーテン:ホワイト
ラグがグレーのパターンは何回か登場しましたが、収納が茶色だと、また雰囲気が別物に。
少し圧迫感がありますが、木目が見えるデザインなら良いかも。
TVボード:ブラウン+黒パネル+スチール
リビングテーブル:ガラス+スチール
ラグ:グレー、ブルー、イエローグリーン
この事例、レトロモダンでも紹介したのですが、家具のデザインから、色の選び方からセンス抜群!!
私の家に来て、テイストがバラバラのリビングを素敵なコーディネートに変えてくれないかな~。
TVボード:ダークブラウン
収納家具:ダークブラウン
ラグ:ベージュ
前後を濃い茶色の家具に挟まれたリビング。
両方とも天井まである家具なのですが、正面に大きな窓があるので、さほど圧迫感は感じません。
水平ラインを強調した家具のデザインや視線が同じ方向に流れるレイアウトの仕方なども参考にしたいポイントです。

Midcentury Living Room
TVボード:ブラウン
リビングテーブル:ブルーグレー
ラグ:ブルーグレー
大型の家具ですが、程よくオープンになってて、後ろの壁が見えているので、さほど圧迫感は感じません。
ラグとリビングテーブルを敢えてこの色にしてあるところにセンスを感じます。
家具:ブラウン
ラグ:イエロー
カーテン:グレー
「木です。」という感じの家具のあるリビング。
これだけ壁面に茶色が多いと床にまで目がいきませんね。
家具を中心に写真が撮ってあるので、床があまり見えませんが、実際に暮らす人は、床が一番目に入ります。
写真に写っていない左側が開けたスペースなら、このコーディネートもありかな?
ナチュラルの床に暗い色の家具のコーディネート例
黒のインテリア家具を置くと「格好良くなるんじゃない?」「センス良く見えるんじゃない?」という気が何となくしてませんか?
部屋にスペースが余るほどの広いリビングなら、ナチュラルの床に黒の家具を置くと重厚感のある素敵な部屋が完成します。
でも、一般的な広さの家には向かないんですよね…。
その理由は、圧迫感。
迫り来るような迫力に、くつろぎどころか窮屈さを覚えてしまいます。
その感覚は、写真を見て頂ければ一目瞭然。
どうしても黒を使いたい場合は、床面に近いフロアタイプをおすすめします。
TVボード:黒
ところどころオープンになっていて、後ろの白い壁が見えているので、この程度ならOKかな?
でも、実は、この家具、色の重心が下に来ないようにフロア部分はホワイトなんですね。
これが、全部黒だったら、やはり圧迫感はありまくりだと思います。
ここから、全面黒の壁にそびえ立つ収納家具を4つ紹介。
いかがですか?
何かに襲われているような迫りくる雰囲気がしませんか?
黒を使うなら、下の例のような家具がベストかな?
TVボード:黒
ラグ:ブルー、レッド、ホワイトのダーク系
サイドテーブル:黒
好みによると思いますが、木目の茶系の方が高級感が出る気がします。
ナチュラルの床にカラフルな家具のコーディネート例
最後に、木、モノトーン以外の色の家具をナチュラルの床に合わせた事例を8つ。
明るい床を生かしたカラフルな色使いは、見ているだけでも楽しくなります!
赤
家具&デスク&チェア&ラグ:レッド
ナチュラルの床に合わせてあるのが、黒と赤のみ。
非日常的な格好良いインテリアですね。
オレンジ
TVボード:オレンジ
リビングテーブル:ブルー、イエロー
カーテン:ネイビー
色の使い方がめちゃくちゃ素敵!!
こんな家具を探す方が大変かもしれませんが、一度は挑戦してみたいコーディネートです。
TVボード:オレンジ
ラグ:オレンジ
赤系オレンジを使った元気が出そうなコーディネート。
ナチュラル系の床にめちゃくちゃ合ってます!!
チェスト:オレンジ
ラグ:アニマル系
ポップな印象の仕事部屋。
デスクはブルー系で、いろんな色が混じってても変ではありません。
黄色
チェスト:黄色
ステンレスの縁取りが格好良いメタル系キャビネット。
色を使った家具はワークスペースに多くみられるんですが、リビングに置いても良さそうな家具です。
TVボード:黄色
リビングテーブル:ホワイト
ラグ:ホワイト、ブルー、グリーン
カラフルな色をふんだんに使ったリビングです。
色のトーンが同じなので、これだけ使ってあっても違和感ゼロ。
木の温もりを感じるインテリアが嫌な人は、こんなインテリアも良いかも…。
青
デスク:青
くつろぎ空間の横に社長室のようなデスクが置ける広い部屋ですが、この青素敵!!
我が家も、これに似た青色の棚を仕事部屋に置いていますが、ナチュラルの床に合ってますよ。
緑
TVボード:緑
ラグ:グレー
リビングテーブル:ガラス
意外な色の組み合わせですが、ナチュラルにマッチしてます。
サイドに置いてあるブルーのソファとのコンビネーションも素敵です!!
ナチュラルの床と様々な色の家具の組み合わせ。
我が家も事例とほぼ同じ床色なのですが、この記事を書いている間に「何でこんな風にしなかった!!」と自分のセンスに怒りが込み上げてきました(笑)。
というのは冗談ですが、取っ手やガラス、ステンレスなど、「もっと細部の素材にもこだわった方が良かったかな?」と思いました。
[参照元:Houzz Inc]
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