3回に渡って、ポップインテリア、レトロポップインテリア、レトロモダンインテリアの3つのタイプの事例を別々に紹介してきましたが、正直、まだ、ぴんと来ないと言う人もいるのでは?
誰もが羨むようなセンスあるコーディネートを実現するコツは、インテリアを一つのテイストに絞って、他の要素を加えないことです。
「ポップ」「レトロポップ」「レトロモダン」インテリアを完璧に実現したい方の為に、これらの要素を決定付けているデザインや色の要素についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
ポップ・レトロポップ・レトロモダンインテリアの作り方まとめ目次
ポップ・レトロポップ・レトロモダンの特徴と似合う年齢
ポップインテリア
ポップインテリアは、元気で活発な印象のインテリアです。
子供部屋にや学生の一人暮らしなど若い年齢層に向いていますが、赤やオレンジなどのはっきりした色は集中力を阻害する恐れもあるので、デスク周りには用いない方が良いと言われています。
でも、ワンルームや子供部屋をポップインテリアでまとめたいという場合には、デスクを白や黒にして、デスクチェアやデスク収納に遊び心のあるカラフルな色合いのものを選ぶという方法があります。
また、リビングスペースにパソコンがあって、親子で一緒にインターネットをするケースがある場合は、大人っぽいインテリアよりも、ポップな印象のインテリアの方が子供たちも喜びそうな楽しげな空間ができます。
レトロポップ
一人暮らしや子供部屋に向いているインテリアですが、小さな子供との相性がとても良いので、若いファミリーの住まいにも合います。
小さい子供向けのインテリアって、一般的に赤やオレンジ、黄色や青など、はっきりした色が多いですよね。
でも、子供部屋を作ってあげられるほどのスペースがない場合、これらの色をリビングの一角に置いてしまうと、他のインテリアと喧嘩してしまいます。
レトロポップは、大人でも楽しめて、さらに子供にも合う色使いのインテリアなので、広いリビングを親子で共有するのに最適。
昔っぽいデザインの家具をそろえたりする必要はなく、下の色使いを参考にしてインテリアの色をまとめてみしょう。
レトロモダン
レトロモダンもレトロポップ同様、ヴィンテージ感のある家具を買い揃えなくても、レトロ調の色合いのモダン家具やラグで実現できるインテリアです。
大人っぽい印象に遊び心がプラスされた空間は、居心地が良く、リラックスできるので、リビングに最適。
比較的安価で買い替えられるクッションカバーやラグにレトロ柄を入れておけば、飽きて来た頃にモダンインテリアに簡単にインテリアチェンジできます。
レトロイエローのソファ。
レトロイエローのローボード。
レトロイエローの収納家具&レトロっぽい赤のセンターテーブル。
レトロブルーのソファ。
レトロストライプのクッション。
レトロ色を組み合わせたストライプのラグ。
ポップ・レトロポップ・レトロモダンの色の違い
これまでの事例写真でポップとレトロポップ&レトロモダンの色の違いが何となく分かった方もいらっしゃるかもしれませんが、改めて24色で比較してみましょう。
ポップは、ぱっきりとした鮮やかな色を何色か組み合わせたインテリアです。
一方、レトロポップやレトロモダンはポップインテリアで使う色に黒や灰色を少し混ぜた色を組み合わせたインテリアになります。
ポップ・レトロポップ・レトロモダンを印象付ける柄
最後に、センスのあるインテリアって柄の使い方がとっても上手なんですね。
何も飾り気がないシンプルやナチュラルテイストのインテリアと比較すると、ポップ・レトロポップ・レトロモダンは、模様や柄との相性がとても良いインテリアです。
多種多様な柄の中から、ポップ・レトロポップ・レトロモダン共通で取り入れると良い柄をピックアップしましたので、素敵なインテリア作りの参考にしてみて下さいね。
また、同じ柄でも、上のカラーチャートに沿った色を意識して選べば、インテリアテイストに、よりマッチしますので色選びは慎重に!!
チェック
ストライプ
幾何柄
ギザギザ・ジグザグ
ドット
ポップ・レトロポップ・レトロモダンインテリアの作り方について少しは詳しくなって頂けたでしょうか?
過去の記事で触れたように、以前ポップインテリアに挑戦しようと思ったことがあるのですが、その時上手く馴染んでくれなかった理由が事例を見ていて、今わかりました!!
その時は、赤の大きなチェック柄のラグを敷いて、その上に黒のソファと青のテーブルを置いていたんですが、テーブルの色がまずかったんですね。青ではなく、白のテーブルなら良かったんだ…。
その時は、何でも色を混ぜればポップになると思っていただけに、今回、こうやって事例をまとめてみて、新たな発見がありました。
[参照元:Houzz Inc]
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