新居に引っ越しする前は、素敵なインテリアにしたいなぁ~と思っていた寝室。
でも、インテリアを決めようと、雑誌やネット検索をして事例を見ても、どれも豪邸で「うちはこんなに広くないから。」とつい手を抜いてしまいがちです。
また、寝室は、「住居人以外は立ち入らない。」「長時間過ごすことがない。」などの理由から、リビングやダイニングに比べると、インテリア対する関心が薄れてしまう場所でもあります。
でも、そんな寝室を自分好みの過ごしやすい空間にできたら、睡眠の質も変わってくるはず。
ベッドカバーやカーテン、照明器具を上手にコーディネートして、素敵なベッドルームを作りましょう。
おしゃれな寝室インテリア-目次
カーテン&ベッドカバーの色使いがおしゃれな寝室
どんなに狭い寝室でもベッドカバーやカーテンのカラーコーディネートを意識するだけで、殺風景な部屋が素敵な印象に変わります。
色を意識した寝室はホテルのようにくつろげる空間に!
緑
自然を連想させるグリーンは寝室に相応しい色です。
寒色系の淡いブルーと組み合わせた寝室は、清潔感に溢れ、清々しい雰囲気です。
ただし、四季のある日本では、冬、少し寒々しい雰囲気になってしまうので注意が必要です。
トーンの違う2色のグリーンでまとめた寝室。
色使いがとてもお洒落です。
山吹色に近いグリーンを使った寝室。
ナチュラル感が増して、過ごしやすそう♪
ブルー
体感温度が低いブルーは、冬のある日本ではあまり寝室に使わない色ですが、濃いブラウンと組み合わせるとシックな印象の寝室を演出することができます。
照明器具の光が映える清潔な寝室。
少し冷たい印象が残ります。
トーンが低いブルーと黒に近いブラウンでまとめたコーディネート。
カーテンの色の選び方が参考になります。
同色のベッドカバー&ソファ。
ベッドとソファのデザインが似ているので、全体的にまとまりのある印象です。
1Pソファが置けるスペースがあるなら、ぜひ真似したいコーディネートです。
ブルー×グリーンのベッドカバーとカーテン。
寝室に使われているカラーが統一されているので、カーテンに柄が入っていてもゴチャゴチャしていませんね。
木×トーンが低めのブルーのベッドカバー。
寒色のコーディネートですが、木のおかげで温もりも感じる、心地よさそうな寝室です。
ピンク&赤
赤やピンクは体感温度が上がる暖色系の色。
夏や南向きの部屋は暑く感じてしまうので、色配分に注意しましょう。
紫っぽいピンクの壁紙にピンクのカーテン&ピンクのベッドカバー。
壁の色を白にすると年中過ごしやすい寝室になるかも。
高級感溢れるピンクのベッドルーム。
レースカーテンの選び方やサイドテーブルのランプが素敵です。
ホワイトをベースに赤をアクセントに使った寝室。
このくらいの配分なら、熱帯夜でも暑く感じなさそうです。
落ち着いたトーンの赤を使った寝室。
赤が好きな人は、カーテンやクッションの色味を参考に。
暖色と寒色を上手に組み合わせた寝室。
寒すぎず、暑すぎず、四季のある日本でも真似できそうなコーディネート。
黄色
太陽をイメージする黄色は元気が湧いてくる色です。
また、黄色は、開放的な印象を残す色なので、寝室自体が狭いという場合に積極的に取り入れたい色です。
白をベースにベッドカバー&クッションを黄色にした例。
格好良くシンプルな印象ですね。
さらにベージュやグレーを足すと温もりも出てきます。
黄色にグリーンをプラスして。
ベッドや家具の木と相性がよく、居心地の良さそうな空間に仕上がっていますね。
淡い黄色でまとめた寝室。
真っ白よりも程よい温もりを感じます。
観葉植物が映える素敵なベッドルームです。
黄色と黒をベースにした寝室。
ちょっと個性的な感じもしますが、インテリアに柄物を取り入れたい時に参考になりそう。
紫
インテリアに紫を取り入れる発想って、一般的には少ないような気がします。
でも、私が海外インテリアに関する記事を掲載し始めてから、紫のインテリアに触れるうちに「格好良いインテリアが出来るんじゃないの?」と気になり始めました。
そんな紫を使った寝室の事例をご紹介。
モダン、エレガント、重厚感。
紫は、見方によって様々な印象を残す色だな~と思います。
みなさんはどう感じますか?
ホワイトをベースにしたベッドにアクセント的に紫を使った例。
派手すぎず、落ち着きのある印象さえ残します。
紫と濃いグレーのコンビネーション。
「寝る」に相応しい落ち着きのあるカラーコーディネートです。
紫は、木質家具と相性も抜群!!
スマートな印象の寝室です。
紫は、ベージュが黄色とも合わせやすい色です。
ベランダから見える景色は別にして、狭い日本の寝室でも真似できそうなコーディネートです。
ブラウン
どんな色とでも合うブラウンは、アクセントカラーを際立たせたい時にベースカラーに選ぶと失敗が起こりません。
茶色が他の色と上手にマッチするのが想像できない方は、下のいくつかの例を見てみて!!
ビックリするくらい、他の色がインテリアにしっくり馴染んでいますよ。
ブラウン×グリーンの寝室。
落ち着きのあるモダンな雰囲気です。
ブラウン×赤茶の寝室。
少しの赤が加わるだけで、茶一色のコーディネートよりもお洒落な雰囲気です。
ブラウン×ターコイズブルーの寝室。
この写真を見ていると、茶色ベースにしておけば、どんな色のカーテンを選んでも変ではないんだなぁ~と思えます。
最後にブラウン一色の寝室。
いかがですか?
ブラウンバースの寝室に、クッションや小物にアクセント的に他の色があるだけで、格好良い雰囲気になるのがわかるでしょ。
ブラック
黒は、重厚感のある寝室にしたい時に選びたい色です。
ただし、無機質な印象も残すので、眠るだけの寝室であれば、使ってもOK。
作業スペースなど、同じ空間で他のこともする場合は、違う色にした方が良いです。
落ち着いた雰囲気ですが、寒さも感じます。
格好良い雰囲気ですが、長時間過ごすにはリラックスできなさそう。
こちらも、どこか冷たい雰囲気。
本当に寝るだけの部屋になってしまいそうです。
照明・ランプの使い方が素敵な寝室
ベッドカバーやカーテンは無難な色を選び、ランプシェードや小物でアクセントを作る。
派手な印象の寝室インテリアは、「寝る」という日常行為に相応しくありませんが、ベッド脇に好きな色があるだけで、目覚めたときの気分が変わります。
アジア風のランプを天井から吊るす。
専用の工事が必要になりそうですが、変わったレイアウトだったのでピックアップ。
ツルンとした質感のフロアスタンド。
モダンな印象の寝室にぴったり♪
クリスタルのようなイメージのランプ。
電球色のランプは、温もりをもたらしてくれますね。
ウッドベースの素敵なテーブルランプ。
サイドテーブルの木目と似た感じなので、お揃いのシリーズかな?
傘のような真っ赤なランプを天井から吊るした例。
こんなお洒落なペンダント、どこに売ってるんでしょう?
同じく真っ赤なペンダントですが、こちらはガラス(アクリル)製。
上の写真と比較するとモダンな印象ですね。
変形できるフロアスタンドとコーディネート。
ベッドの質感とスタンド、ベッドカバーのコーディネートがとても素敵です!
好みのテイストを意識した寝室
アジアンやヨーロピアンなど、好きなインテリアテイストに囲まれた寝室は、心からリラックスできる場所に。
ベッドの形やベッドカバー、カーテンの素材を意識すれば、狭い寝室でも自分好みのインテリアにすることができます。
アジアン
上の2枚の写真は、ベッドカバーやカーテン、壁の装飾にアジアっぽい柄を選んだ例です。
アジアン好きな方は、色や柄を真似てみては?
寝室に竹を飾ってアジアっぽい雰囲気にした事例。
部屋の作りは至って普通なのですが、カバーリングの色や置くものだけで雰囲気を変えることができるという例です。
ラグや壁の装飾で雰囲気を出した例。
小さい鏡が何個も壁に貼り付けてあります(笑)
ベッドや家具のデザイン自体をアジアっぽいものにした例。
アンティーク感のある素敵なベッドです。
ロココ
一度は眠ってみたいエレガントなベッド。
猫脚好きにはたまりません!!
ミッドセンチュリー
ポップなインテリアが好きな方におすすめなのが、ミッドセンチュリー。
家具の形や色使いなど、ワクワクするような寝室に仕上げることができます。
チェック風の床が素敵な寝室。
ベッドに横になれば、チェック柄は目に入ってこないので、派手でもOK。
家具のデザインが素敵な寝室。
日本の住宅だと、これだけ広い寝室は無理かもしれませんが、一人暮らしの方なら、ワンルームをこんな風に飾ると素敵♪
寝室のインテリアは大人しめですが、ベッドサイドの1Pソファが素敵です♪
ヨーロピアン
ベッドだけでなく、家具のデザインが豪華!!
一度こんな部屋で寝てみたいです。
同じヨーロピアンでもこちらはモダンな雰囲気。
カーテンのデザインなど、とても参考になります。
[参照元:Houzz Inc]