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デスクレイアウト変えただけで広さ・明るさ2倍向上Befre・After実例

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4畳半程度の仕事部屋。

6年前、「パソコン用兼大きな図面を広げることができるデスク、社長みたいな革のデスクチェア、カタログが入る本棚があれば良い。」程度の感覚で、家具を適当に選んで、人生初の仕事部屋を作りました。

が、自宅で仕事をしていると、

  • パソコンやプリンターなど、デスク周辺機器の大きさの変化
  • 仕事の打ち合わせによる来客者の増加

など、作った当初は想定していないことが起こり、「何だか使いにくいなぁ~」と感じることしばしば。

更にデスクや本棚のレイアウトは、適当に行ってるので『部屋とインテリア』を意識したものになっていません。

6月にポールスミス展に行ったことをきっかけに、、自宅の仕事部屋を改装することにしました。

もちろん、新たに手を加えるのですから、家具のレイアウトの基本インテリアコーディネートの知識をフル活用!!

「適当に家具を揃えた仕事部屋→インテリア、動線、広さ、明るさを考えた仕事部屋へ」のビフォー・アフターを解説するとともに、手順、その時に考えたこと、買ったものリストを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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1.本棚・PCデスクを刷新して広く見えるレイアウトに

1-1.仕事部屋と開閉スペースの採寸

引っ越しの場合でも、模様替えの場合でも、部屋の大きさの把握は基本中の基本です。

まずは、部屋の4辺の長さを測ります。
(壁が凸凹したマンションの場合は、壁の出っ張りも測ります。)

次に、

  • クローゼット扉の開閉スペース
  • ドアの開閉スペース
  • 窓の位置(大きさ・壁からの距離・床からの距離)
  • 天井高
  • 梁があれば梁の高さ
  • お手入れが必要な通気孔の位置

など、家具のレイアウトやサイズ選定に必要そうな物は全て採寸します。

この時、綺麗な図面を書く必要はありません。

仕事部屋の寸法のメモ書き

我が家の図面のメモ書き。適当な上、雑過ぎます(笑)

 

1-2.【ここがダメダメ】仕事部屋の現状把握

次に、模様替えの場合は、既存の仕事部屋で使い勝手が悪いと感じる箇所を書き出します。

我が家の仕事部屋問題点

仕事部屋のデスク

写真①

仕事部屋の本棚

写真②

仕事部屋図面

  • デスクと本棚の距離が近すぎて体を横にしないと歩けない(通路幅が狭過ぎる)
  • ドアのすぐ横に背の高い本棚(青いヤツ)があるので、部屋が暗く、狭く見える
  • 部屋の真ん中にデスクがあるので、部屋が狭く見える
  • プリンターの位置が狭すぎる(デスク後ろのコーナー部)
  • パソコンの裏側の配線が丸見えで格好悪い
  • ペンやハサミ、カッターなど文房具の収納場所がない(プリンターとデスクの間に辛うじて収納)
  • 家具のデザインや大きさがバラバラ(引っ越し前に使っていた家具と買い足した家具のMIX)

※これらの問題点は、家具レイアウトの基本、インテリアコーディネート知識、部屋を広く見せる手法を知らずに家具を配置していることで起こっています。

1-3.既存の家具とデスク周辺機器の採寸

本棚、収納、デスクなど仕事部屋に置いている家具の幅、高さ、奥行きを測ります。
パソコンやプリンター、なども忘れずに。

パソコンとデスクの寸法

先ほどの部屋の寸法を書き入れたメモの端にPCとデスクの寸法を書き入れたもの

1-4.新しいレイアウトを何パターンも考える

1-1で書いたメモ図面に、1-3で測った家具を書き入れます。

この時、1-2で書き出した現状のうち、改善したい箇所を重点的に見直しながら、家具を配置していきます。

書いたり消したり不要!!家具パズルで楽々レイアウト

私が模様替えの際に使ってるのがこれ。
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メモ図面と家具類の紙を準備して、方向やレイアウトをパズルのように組み合わせていきます。
ひと手間かかりますが、何通りものレイアウトが簡単に組み換えできるので、ぜひ使ってみて下さいね。

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“家具レイアウトの基本”に忠実に壁に沿って家具を並べた例①

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“家具レイアウトの基本”に忠実に壁に沿って家具を並べた例②

パズル方式のレイアウトを色々試した結果、問題点で挙げた「仕事部屋の暗さや狭さ」を解消するには、①②がベストだということが判明しました。

1-5.新しい家具の選定

1-4でレイアウトを新しく考える際、寸法的に収まりが悪い家具は、サイズを変えて新しく買い直す必要があります。

新レイアウトで刷新する家具

1-4の自作パズルでレイアウトを何パターンか考えた結果、“家具レイアウトの基本”に忠実に壁に沿って家具を並べた例①を採択。

仕事関係の人と仕事部屋で打ち合わせする機会が多いので、幅140cmのデスク以外に応接に対応できるデスクも必要。

ということで

仕事部屋after

“家具レイアウトの基本”に忠実に壁に沿って家具を並べた例①をアレンジしたデスクレイアウトに決定。

全てIKEAで揃えるつもりだったので、IKEAのホームページでサイズを見ながら、通路スペースやドア・扉の開閉スペースを確認しつつ、家具を選定。

総額3万8000円ほど。

上にリストアップした家具をIKEAまで見に行き、材質や質感をチェック。

色は、部屋を広く見せるの基本=ホワイトに決定し、半日がかりで家具を組み立て。

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LINNMON

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出来上がったのがこの仕事部屋。

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仕事部屋レイアウトの変更前と変更後を比較すると

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部屋全体が明るくなり、広く開放的に感じる仕事部屋になりました。

2.デスク上のレイアウトを刷新して作業がしやすい環境に

さらに、以前の仕事部屋の問題点だった文房具類の収納は、IKEAのキッチン収納を応用することで解決。

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上から時計周りに

デスク前の壁に黒板化するペンキを塗り、レールを取り付け、カトラリースタンドと小物入れをぶら下げてペン類と定規の収納に。

壁を黒板化

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3.壁をデコってインスピレーションを感じる仕事部屋に

stencil-clock

エコカラットを張ってる壁に世界時間の時計を取り付け、上部にIKEAのカーテンレールを使ってポストカードをディスプレイ。

この部分の詳しい作り方は「壁ステンシルDIY!英語+壁掛け時計のおしゃれWORLD CLOCK実例」を参照して下さいね。

IKEAレール

壁から壁へDIGNITETカーテンワイヤーを張っています。DIGNITETカーテンワイヤーは5mあり、クリップもついて1,599円。
壁の幅に合せてワイヤーをカットする必要があるので、ステンレススチールを切ることが出来るハサミが必要です。

今回の仕事部屋のレイアウト変更は、楽しかった上にインテリアコーディネートの基本は守るべきだなと実感。

引っ越した当初、見落としていた、部屋の広さを考えた家具のレイアウトやカラー選定を忠実に守ると「こんなに開放感が出るのか。」とびっくりしてしまいました。

お料理でも、レシピを自己流にアレンジするには、まず基礎がわかってないとダメですもんね。

取扱説明書やマニュアルを読む癖があまりない私は、何でもすっ飛ばすクセがついていましたが「これを機会にインテリアも原点に返る必要があるな~。」と思った次第です。

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