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ダイニングに書斎を作る!参考になる2つのアイデアとお洒落31実例

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「書き物やパソコン作業ができ、書類や本なども収納できる専用の書斎が欲しい。」

「そうは言っても、専用の個室が持てるほど部屋数に余裕が有る訳ではない。」

そんな時、他の用途で使ってる部屋の一角に書斎コーナーを設ける方法がありますが(マンションの書斎の作り方と5つの部屋を間借したおしゃれ書斎30例:参照)、家の中を見渡した時、「ダイニングが一番間借りしやすいのでは?」と思う今日この頃。

ダイニングに書斎が向いている理由としては

  • ダイニングテーブルとダイニングチェアを作業机とワークチェアとして使える
  • 収納するものが少ない(つまり家具が少ない)

が挙げられ、我が家の4畳半ほどのダイニングスペースも、私専用の書斎と化しています。

ソファダイニングテーブル

ソファダイニングを使ったダイニング兼書斎

ダイニングに書斎を作る際は、ダイニングテーブルセットを置いたのちに生まれる、周囲のスペースの余裕の有無によって、レイアウトの仕方が変わってきます。

まずは、下記を参考にダイニングスペースの主役家具=ダイニングテーブルセットに必要な寸法を出し

ダイニングに必要な数字

  • 周囲に180cm程度のスペースが確保できなければ、「作業机と兼用した書斎」
  • 周囲に180cm程度以上のスペースが確保できれば、「独立した書斎」

を作ると良いでしょう。

一人用デスク&ワークチェアを置くのに必要な最低寸法

1畳分のデスクスペース
2畳分のデスクスペース

それぞれのレイアウトのメリットやインテリア例を紹介しますので参考にしてみて下さいね。

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1.ダイニングテーブルセットを作業机と兼用した書斎

1-1.兼用書斎のメリット

ダイニングテーブルをパソコンや書き物などの作業机として活用する「兼用書斎」のメリットは

  • 改めて作業机を買う必要が無い(コスト減)
  • 周囲の壁面に本棚などの収納を置くスペースが確保しやすい
  • 壁一面を本棚にすることができる

です。

ただし、食事の邪魔にならないようにパソコンや書類を移動できる場所を確保しておくなどの工夫が必要になってきます。

1-2.兼用書斎のインテリア例

壁一面を本棚

ライトカラー

ダイニングの短手方向の壁一面を床から天井まである本棚にした例。

本棚の最下部は、扉付きの収納になっているので、乱雑になりやすい書類類やパソコンはココに収納。
会議室っぽいインテリアの作り方が、とてもおしゃれです。

ダイニングの入口横の壁面に、床から天井まである本棚をレイアウトした例。

1個前の事例と似てますが、こちらは最下部の扉収納が背が高いパターン。
普段使わない食器の収納場所としても活用できそうです。

ミディアムカラー

オープンスペースにあるダイニング空間の壁面に、ナチュラルブラウンの本棚を壁の端から端、床から天井までレイアウトした例。

開放感と温かみを感じるカラーコーディネート。
ALLオープンの家具なので、書類やパソコンを収納しても他の部屋から丸見えになってしまうかな?

ダークカラー

細長いダイニングスペースの長手方向の壁一面に床から天井まである本棚をズラズラと並べた例。

落ち着きのある図書館みたいな雰囲気!
本棚上部のオープンスペースは、美術品のディスプレイみたいなデザインになっています。
高級感たっぷりなダイニング書斎を作りたい時に参考にすると良さそうな事例です。

壁二面(対面)を本棚

細長いダイニングの長手方向の壁2面に壁の端から端、床から天井までの本棚をレイアウトした例。

「ダイニングではなく仕事部屋?」と思わず勘違いしてしまいそうなインテリア。
「仕事に必要な参考書籍をたくさん持ってる」という場合は、こんなダイニングの作り方もありかも。

壁二面(L型)を本棚

円形ダイニングセットを取り囲むように、2面の壁に本棚をレイアウトした例。

開放感たっぷりですが、あまりにも丸見えなので、一部に扉付きの収納を作っても良いかも。

2.ダイニングに独立した書斎

2-1.独立書斎のメリット

ダイニングテーブルセットとは別に作業専用のデスク(机)を置いた「独立書斎」は、「食べる」と「作業する」の2つを別の場所で行えるので、

  • 集中できる
  • 他の人が食事していても作業ができる

などのメリットがあります

ただし、ダイニングの壁面の一部をデスクスペースに使ってしまうので、「兼用書斎」と比較すると収納量は減少します。

2-2.独立書斎のインテリア例

幅90cm程度の書斎

デスクのみ

ダイニングとキッチンの間にある柱型の前に高さ90cmほどの収納家具を置いて、パソコンやペン立てを並べ、作業台にした例。

パソコン操作は、立ったままorカンターチェアを活用するパターン。
作業台の下がFIXになっているので、椅子に座っても足が入らない…。

長時間作業する場合は、パソコンをダイニングテーブルの上に移動するのかな?

ダイニングの掃き出し窓の横にある幅120cmほどの壁の前に、幅90cmのデスクとワイヤーチェアを置いて書斎スペースにした例。

デスクの横にも窓があるので、自然光を活用して作業ができる。
食事エリアと作業エリアが完全に分離してあり、作業者からダイニングテーブルは見えないので、集中できそう。

ダイニング周囲の壁にカウンターを取り付けて、パソコン台にした例。

同じ素材を使って、キッチンカウンターから繋げるようにぐるりと囲んだカウンターがおしゃれ過ぎる!
くねくねと曲がった一体成型のカウンターの素材は不明ですが、近未来っぽい印象も。

ダイニングの窓辺に、窓に向かって幅90cmのデスクとワークチェアをレイアウトした例。

ダイニングの柱間のスペースを活用した書斎例。
柱が部屋内に飛び出してるマンションで参考にすると良さそうな事例です。

デスク上部収納

ダイニングの梁と柱に囲まれた空間に、デスク&書類収納スペースを作った例。

真ん中にある有孔ボードみたいなパネルは、左右にスライドできる扉。
1個前の事例のようにダイニングの両端に柱型があるお家なら、柱の奥行きと同じウォールシェルフやカウンターを活用することで、似たような書斎が作れそうな予感です。

ダイニングの入口横の幅120cmほどの壁面に、デスクとオープン棚を取り付け書斎にした例。

ホワイトと水色を使ったカラーコーディネートなので、圧迫感が少なく軽やかな印象。
奥行きの浅いオープン棚の取り付け方がとても参考になります。

幅120cm程度の書斎

デスクのみ

ダイニングの壁に囲まれたコーナー部に、アンティークな木製デスクとチェアを置いて書斎にした例。

デッドスペースになりやすい角を活用したデスクレイアウト。
我が家もダイニングの真ん中に4人掛けダイニングテーブルセット(150×75)を置いていたころは、2つの角がホコリ溜めになるくらいスペースが余ってました。

リビングとダイニングの間に壁が無い開放的なLDの長い壁の前に幅120cmほどの木製デスクとチェアを置いて書斎にした例。

デスクの位置は、ソファやダイニングチェアとぶつからない中間地点。
対面キッチン前にダイニング、ダイニングの向こうにリビングという縦長リビングの間取りで参考にすると良さそうな事例です。

ダイニングの壁面に1段引き出し付きのシンプルな幅120cmほどのデスクを置き、隣に引き出し付き収納家具をレイアウトした例。

背もたれの無いスツールを組み合わせたコンソールテーブルみたいな書斎スペース。
青の壁とどぎついピンクのテーブルの組み合わせが個性的過ぎますが、デスクっぽく見えないテーブルの使い方が、とても参考になります。

デスク周辺に収納

ダイニングの壁面にニッチスペースを作り、カウンターとウォールシェルフを取り付けて書斎にした例。

書斎を隠せる黒板塗料を塗った大きなスライドドアが格好良い!
カウンターデスクの下には、両サイドに引き出し付きのキャビネットがinしてあり、収納もたっぷりです。

ダイニングの壁面にニッチスペースを作り、黒の造り付け家具を使って書斎スペースを作った例。

引き出しキャビネット&収納キャビネット&ウォールキャビネットを組み合わせた収納家具のようなデスクスペース。
「凹んだ壁に真っ黒な家具が埋まってる」といった印象です。

ダイニングの壁面に、ホワイトの木目の造り付け家具を使って書斎スペースを作った例。

1個前の重厚感のあるクラシックな書斎とは異なり、こちらはシンプルでモダンな印象。
デスクをカウンタースツールに合う高さ(一般的なデスク高+30cm)にしてあるので、バーみたいな雰囲気も感じます。

ダイニングの壁面に高さ2mほどの収納家具を置き、家具の端と壁にカウンターを渡してパソコンデスクにした例。

これまでの事例とは異なり、デスク上部はオープンで片側だけに収納があるパターン。
このレイアウトの方が開放的な印象です。

幅150cm程度の書斎

ダイニングの壁の両端に背の高い収納家具を置き、収納家具の間に、すっぽりと収まるウォールキャビネット付きのデスクをレイアウトして書斎にした例。

背の高い茶色の収納家具は食器棚とパントリーかしら?
家具を全て同じ色にするのではなく、収納家具は明るい茶色の木目、デスクは壁面と同じクリーム色にすることで、メリハリのあるインテリアになっています。

ダイニングの壁面にウォールキャビネット付きのデスクを取り付け、書斎とダイニングの間に間仕切り壁を作った例。

書斎とダイニングの間に壁があることで個室感がUP。
デスク部分は、引き出し部幅45cm+オープン部幅105cmで、上に書類をいっぱい広げることができる仕様になっています。

幅210cm程度の書斎

ダイニングの柱に挟まれた壁面に、大理石カウンターと扉付きの収納キャビネットで、シンプルな書斎を作った例。

収納部幅45cm×2+オープン部120cmといった感じでしょうか。
柱の間にピタッと納まったデスクなので、見栄えも良く、システムキッチンのような雰囲気も感じます。

幅240cm程度の書斎

デスクのみ

ダイニングの壁面に、木製の引き出し付きキャビネット×2と大理石カウンターを組み合わせて書斎を作った例。

キャビネット幅75cm×2+オープン部90cmかな?
デスクに組み合わせるチェアは、この事例のようにひじ掛け付きにした方が、休憩の際、よりリラックスできます。(経験談)
ただし、ひじ掛け付きのチェアは、横からスライドして座ることが出来ないので、デスクのオープン部には余裕を持たせた方が良いです。

デスク周辺に収納

ダイニングの壁面に、造り付け家具で、ウォールユニット付の書斎を作った例。

1個前の事例のウォールキャビネット付きバージョン。
「書斎の家具だけでいくら掛かるの?」と思うくらいゴージャスですが、個室の書斎のような特別な雰囲気を感じます。

幅270cm程度の書斎

ダイニングの壁面に、黒っぽい収納家具+デスクの書斎を作った例。

収納部90cm×2+デスク部90cmの合計270cmでしょうか。
収納部は全て扉付きなので、ゴチャっとした印象が一切なく、とっても格好良い!

オーダー家具でないと作れないようなデザインですが、自宅で本格的に作業する場合は、このくらいの家具があっても良いかも。

幅300cm以上の書斎

ダイニングの壁面に、ミディアムブラウンの木製収納家具でパソコン作業ができる書斎を作った例。

食器収納120cm、オープン部150cm、デスク部90cmの合計360cmくらい?
1個前の事例のようなALL書斎ではなく、キッチン側を食器収納、キッチンから遠い窓側を作業スペースにしたパターン。

これもオーダー家具でないと作れないようなデザインですが、1個の家具を2つの異なる用途に使うアイデアが素敵です。

ダイニングソファの隣に書斎

壁面を背に造り付けのソファベンチを置き、ソファの隣に210cmほどのデスク兼収納を作った例。

書斎部分を正面から見ると下記のようになっていて、デスク上のホワイトのパネルをスライドさせるとパソコンが見えなくなる仕様。

格好良い本のディスプレイに早変わりするアイデア家具に目から鱗です。

壁を背にL型のソファベンチを取り付け、ソファと壁の間に幅120cmほどの書斎を作った例。

書斎部分を正面から見たのが下記。

引き出しキャビネットの上には観音開きのウォールキャビネット、チェアを入れるオープン部の上部にはオープン棚といった対になったデザインが素敵です。

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