インテリアのエレメントを構成する素材には、木だけでなく布、革や金属など、様々なものがあります。
そして、この素材はそれぞれ相性の良いものと合わせにくいものがあり、その組み合わせを知っておくと、素敵なインテリア作りに生かすことができます。
10個の素材
木の特徴と相性の良い素材&悪い素材
木は丈夫で加工しやすく温かみのある風合いで、インテリアには欠かせない自然素材です。断熱性が高く、室内の湿度に合わせて吸放湿する性質を持っています。
住宅の柱などの構造材には真っ直ぐ目が通った針葉樹、家具には木目が美しくて堅い広葉樹を多く使います。
相性の良い素材
どんな素材とでも組み合わせができる優秀な素材です。
土の特徴と相性の良い素材&悪い素材
土は、断熱性と調湿作用に優れ、壁材などに使われます。中でも最近注目されているのが珪藻土(けいそうど)。吸放湿性や空気浄化など多くの利点があり、ナチュラルな印象を演出します。
草の特徴と相性の良い素材&悪い素材
草には、自然素材の一つで畳の材料であるイ草や葦、竹、ラタン(籐)など様々な種類があります。
ラグや床材など幅広い用途に使われ、通気性や保湿性がよく、加工しやすいのが特徴です。
相性の良い素材
木・紙(和やアジアのイメージを演出できます。)
紙の特徴と相性の良い素材&悪い素材
紙は、壁紙や障子、襖の他、照明などにも多く使われます。
特に最近は、和紙を使った照明やロールスクリーンが人気です。
これらは、紙を通すことで光が柔らかくなるという特徴を持っています。
金属の特徴と相性の良い素材&悪い素材
金属は、窓のサッシやブラインド、家具などに使われます。
インテリアに使われる金属は、主に装飾的でアンティークなものとシャープでモダンなタイプの2つに分かれます。
相性の良い素材
ガラス・木
相性の悪い素材
土・草・紙
石(タイル・焼き物)の特徴と相性の良い素材&悪い素材
石は、玄関などの床材やキッチンのカウンターなどに使われます。
大理石や御影石木など種類によって素材感は様々で、ヨーロッパ風や和風など多彩なイメージが作れるのが特徴です。
中でも発色が美しく、清潔感も演出できるタイルは床材や壁材に使われます。
相性の良い素材
金属
プラスチックの特徴と相性の良い素材&悪い素材
プラスチックは、軽くて手入れがしやすい素材で収納家具やキッチン用品などに使われています。
発色も良く、アクセントとして効果を発揮します。
相性の良い素材
金属(クロームやアルミ)
※ポップなイメージになります。
相性の悪い素材
草・木
ガラスの特徴と相性の良い素材&悪い素材
ガラスは、主に窓やテーブルなどに使われており、インテリアに透明感を演出します。
シャンデリアなど照明器具に使うと、光の透過と反射が独特の美しさを作り出します。
相性の良い素材
金属・無彩色のアイテム
※モダンで洗練されたイメージになります。
相性の悪い素材
プラスチック
布の特徴と相性の良い素材&悪い素材
布は、カーテンやソファなどに使われ、軽くて丈夫で、交換しやすいといった特徴があり、一番身近な素材と言えます。
木と同様に他のどんな素材とも違和感なく組み合わせることができます。
皮革の特徴と相性の良い素材&悪い素材
皮革は、ソファやクッションなどに多く使われ、布に比べて豪華な雰囲気を演出できます。
相性の良い素材
金属
※軽快なイメージになります。
木
※重厚なイメージになります。