先日、Paul smith(ポール・スミス)展に行ってきました。
Paul smith(ポール・スミス)は、皆さんもご存知の通りファッションデザイナー。
なので、洋服に関する展示が多いのかと思いきや、彼のオフィスや作業部屋を再現した展示や世界中にある実店舗の内装に「どんな素材が使われているか?」の展示もあり、インテリア脳を刺激する満足度の高い内容でした。
その中で、我が家が強烈な影響を受けたのが、ポールスミスのオフィス。
一見ごちゃっとしているのですが、緑をアクセントカラーにしたインテリアを見た途端、何とも言えない感動が!!
「うちの統一感のない仕事部屋では良いものなんて生まれるはずがない!!」
と、早速仕事部屋の改造に取り掛かることになりました。
でも、実物を見たからと言って、我が家がポールの仕事部屋と同じようにレイアウトにできるという訳ではありません。
ポールの部屋は、横長のデスクを置いて、更に両サイドに1m近くのスペースが取れる大きさなのに対し、我が家は2m弱。
デスクの長さは最低でも1.2mほど欲しいので、デスクを部屋の中心に置くというレイアウトは無理なんですね。
まずは、「デスクをどこに置くのか?」から議論が始まったのですが、その時に参考にしたデスクレイアウトを今日は紹介したいと思います。
(我が家の仕事部屋before・Afterはまた後日。)
デスクレイアウト-目次
1.レイアウトの失敗を防ぐ!!デスクを置く時に必要なスペース
デスクサイズの選び方手順
デスクとひとことで言っても、幅や奥行きなど様々なサイズがありますよね。
「デスクが欲しい!!」これだけで、一目ぼれしたデスクを買ってしまうと、あとから「ただの物置きになってしまった…。」ということも。
まず、「デスクサイズをどうやって決めるか?」について考えてみましょう。
本やノートを置いて読み書きが可能なスペースは、幅80cm、奥行き40cmです。
でも、A4より大きなサイズの用紙やパソコン作業をする場合は、幅・奥行き共にもう少し広いデスクの方が使い勝手がよくなります。
また、パソコンを置く場合は、「パソコンがノート型なのかデスクトップ型なのか?」や「パソコンをデスクの奥に置くのか、左右に置くのか?」によって、選ぶデスクサイズも変わってきます。
デスクの上で何をする?必要なデスク寸法目安一覧
- 読み書き(教科書・A4サイズ):デスク寸法 幅80cm、奥行き40cm
- 読み書き(A1~A3サイズ):デスク寸法 幅120cm、奥行き75cm
- 読み書き+デスクトップパソコン(奥:パソコン、手前:書くスペース):デスク寸法 幅90cm、奥行き75cm
- 読み書き+デスクトップパソコン(奥:パソコン、左右:書くスペース):デスク寸法 幅120cm、奥行き60cm
- 読み書き+ノートパソコン(奥:パソコン、手前:書くスペース):デスク寸法 幅80cm、奥行き75cm
- 読み書き+ノートパソコン(奥:パソコン、手前:書くスペース):デスク寸法 幅100cm、奥行き60cm
※デスクパソコン=Mac book Air 13inch、ノートパソコンはiMac 27inchで計算
上の一覧からデスクの用途を決めたあと、次に必要になってくるのが
- 椅子を引くスペース
- 椅子を置いて人が通れるスペースの有無
- デスク周りの通路スペース
です。
- 椅子を引くスペースは最低75cm。
- 人が横になって通れる幅は40cm。※カニ歩き
- 人がまっすぐに通れる幅は60cm。
なので、これらを頭に入れて、最初に決めた①デスクサイズ+②椅子を引くスペース+③通路スペースを確保できるか計算し、②③が確保できないようであれば、デスクサイズを見直しましょう。
また、①デスクサイズ、②椅子を引くスペース、③通路幅はデスクのレイアウトの仕方によっても変わってきます。
2項目目以降から、長方形の部屋にデスクをレイアウトする場合に考えられる配置の仕方を8パターン紹介するので、様々なレイアウトパターンを見ながら自分にとって一番使いやすい形はどれかを考えてみましょう。
2.デスクを部屋の端にレイアウトする
2-1.長い壁の前にデスクを壁に向かってレイアウトした例
デスクの最も簡単なレイアウトの仕方は、デスクの長手を壁にトンとくっつけてしまう方法です。
このレイアウトは、家具を部屋の端に置くパターンなので、椅子を引くスペースや通路スペースをあまり考えなくてもデスクが置けるというメリットがあり、空いているスペースにソファなどの別の家具を置くことも可能。
また、デスク前の壁を掲示板代わりにメモを張り付けたり、壁の色を変えたりして素敵なインテリアを演出することもできます。
ただし、パコソンを置く場合は、液晶画面が丸見えになってしまうので、人が居る時に秘密の作業をするのには不向きです。
リビングの長手方向の壁に奥行き40cmほどの細長い木製カウンターを取り付けて、iMacを置いたデスクの例。
デスク前の壁をコルク仕様にして写真を飾るアイデアが素敵♪
引き出しもないデスクなので、残りの部分には花を飾って、ディスプレイカウンターとしても活用してあるのがポイントです。
柱型から部屋の端までを使ってホワイトのデスク+ホワイトのチェスト+オープン棚をレイアウトした例。
柱型には植物柄、デスクの正面にはネイビーのクロス柄と2種類の壁紙を張り分けたインテリアがお洒落♪
オープン棚は本や書類の収納ではなく、見せる収納に使ってあるので、デスクというよりも飾り棚っぽいです。
部屋の短手の壁に向かって、幅180cm、奥行き60cmのホワイトのデスクをレイアウトした例。
両サイドに引き出しをレイアウトしたシンメトリーデザインが素敵!!
違う場所から丸見えのデスクは、この事例のように左右対称のデザインを選ぶと、片側だけ引き出しがあるデザインよりもおしゃれに見せることができます。
デスクの前にアートを飾って、ディスプレイスペースっぽくデスクが使ってある例です。
部屋の窓際の壁に幅2m、奥行き90cmほどの黒のデスクをレイアウトした例。
オープン棚、デスク、チェアを黒に統一したカラーコーディネートが格好良い!!
本や書類は別の場所に収納できるようになってるのかな?
デスク前にオープン棚があるにも関わらず、この事例も飾り棚として使ってあります。
幅2mほどの壁に、幅120cmほどのナチュラルブラウンの木製デスクをレイアウトしたリビングの例。
デスクの反対側には2Pソファを置いて。
この事例のように壁に向かってデスクをレイアウトすると、残りのスペースを広々と使えるので、リビングにデスクをレイアウトしたい時の参考にも。
2mほどの壁に向かって幅100cm、奥行き60cmのミニデスクをレイアウトした例。
リビングにコンパクトにデスクを置くときの参考になりそう!!
このデスクのポイントは、一般的なデスクよりも高いデザインを選んで、カウンタースツールと組み合わせてあるところです。
階段の踊り場の壁に幅100cm、奥行き75cmのホワイトのデスクをレイアウトした例。
ホワイトとブラックのキューブ型の箱を壁に取り付けて収納にするアイデアがおしゃれ♪
柄付きのストレージBOXをinして見せる収納にしてあるところもポイントです。
2-2.壁と壁に挟まれた空間にデスクをすっぽりとレイアウトした例
壁と壁に挟まれた1.5~2mの空間は、デスクスペースを作るのに最適な場所です。
柱型同士の間やクローゼットの中などに、こんな場所を見つけたらデスクが置けないか考えてみましょう。
ただし、デスクの両端が壁になるので、「デスク上での作業に壁が邪魔にならないか?」を考慮して!
2mほどの壁の間に木製のデスク+ホワイトのキャビネットをシンメトリーにレイアウトした例。
グレーとホワイトの太いストライプで壁を塗り分け、ホワイトのコの字の棚を取り付けてディスプレイ棚にしてあります。
北欧風の奥行きの深いチェアがコーディネートしてありますが、壁に向かったデスクなので椅子を引くスペースに問題なし!!
2mほどの壁の間にホワイトのデスク+茶色のキャビネットをシンメトリーのレイアウトした例。
1個前の事例と、キャビネットとデスクの色が逆になったバージョンです。
こちらは、デスク前の壁に木製板を取り付けて、キャビネットと同じ茶色のシェルフを上下に3段取り付けたタイプ。
このデスクインテリア、落ち着いて作業ができそうですね。
2mほどの壁の間にホワイトのデスク+茶色のキャビネットをハンギングスタイルで取り付けた例。
デスク前と右壁に黒板塗料を塗って黒板化するアイデアが素敵!!
この事例を参考に、今回我が家の仕事部屋も黒板化することが決定しました。
3方向の壁に茶色の壁紙クロスを張った幅2mほどの空間に木目の天板+ホワイト引き出し×2杯のモダンなデザインのデスクをレイアウトした例。
このデスク格好良い!!
既製品っぽく見えますが、壁から壁までぴったりと収まってるのでオーダー品かな?
1.5mほどのスペースにホワイトのキャビネットと幅60cmほどのデスクを横並びにレイアウトしてパソコンスペースを作った例。
iMacがぴったり置けるデスクの正確なサイズは、幅76cm、奥行き60cmです。
パソコン作業以外に何かできるほどの余裕はありませんが、コンパクトなデスクスペースを作りたい方は、この事例を参考に。
2-3.景色の良い窓際にデスクをレイアウトした例
パソコンなど、作業についつい没頭してしまう…。
そんな方におすすめなのが、明るい窓に向かってデスクをレイアウトする方法です。
腰窓に向かって、幅2m、奥行き75cmのナチュラルブラウンのデスクとホワイトのキャビネットをレイアウトした例。
北欧っぽくて可愛い♪
このインテリア、IKEAのデスクを使えば真似できそうな予感です。
縦長窓の前に幅120cm、奥行き60cmほどの黒いデスクをレイアウトした例。
2-2.壁と壁に挟まれた空間にデスクをすっぽりとレイアウトした例と窓前を活用した融合バージョン。
コーナーにデスクトップパソコンを斜めにレイアウトする方法も参考に。
腰窓に向かって幅120cm、奥行き60cmの透明デスクをレイアウトした例。
透明素材を使った圧迫感のないインテリアが素敵!!
一人暮らしの部屋などで、「デスクを置くと狭く見える。でも広いデスクが欲しい。」という場合に参考にすると良いですよ。
大きな腰窓に向かって木製のデスクをレイアウトした例。
このデスクは、デザイナーズ家具でおなじみのAiria™ Desk by Herman Miller。
デスクだけで30万円近くしますが、いつかはこんなデスクを仕事部屋に置いてみたいです。
幅90cm、高さ120cmの腰窓に向かって幅2mのデスクカウンターをレイアウトした例。
窓を挟んで左右対称にウォールキャビネットを取り付けた、まるでキッチンのようなインテリア例ですが、一般市民にこのキャビネットを取り付ける技は不可能かも…。
そんな時は、下の事例のようにウォールシェルフを活用する方法もあります。
幅90cm、高さ120cmの腰窓に向かって幅2mのデスクカウンターをレイアウトした例。
窓を挟んで左右対称にウォールシェルフを取り付け、デスク下のキャビネットも左右対称。
デスク、シェルフ、キャビネットは全てIKEA製品です。
デスク:LINNMON
キャビネット:ALEX
シェルフ:LACK
3.デスクを部屋の中心にレイアウトする
3-1.デスクを部屋の中心にレイアウトし両サイドに通路スペースを確保した例
部屋の中心にデスクをレイアウトする方法は、社長室っぽい印象の仕事部屋を作るのに最適。
ただし、デスクの左右に60cm以上の通路スペースが取れること、デスクの後ろに椅子を引く75cm以上のスペースが取れることが条件になってくるので、部屋を丸ごと仕事部屋として使える場合でないと向きません。
また、このレイアウトは、デスクとは離れた位置に収納家具を置いて、本や書類を収納する必要が出てくるので、作業効率が悪くなってしまう場合も。
6畳ほどの仕事部屋に幅150cm、奥行き90cmのデスクを部屋の中心に向かってレイアウトした例。
デスクの脚に棚板をつけることで、デスク周りに書類が置けるようにするアイデアがナイス!!
8畳ほどの仕事部屋に幅150cm、奥行き75cmのホワイトのデスクを部屋の中心に向かってレイアウトした例。
デスクの背面の収納家具がおしゃれ過ぎる!!
「ファッション関係の社長さんの部屋?」と思わせるようなカラーコーディネートが参考になる事例です。
8畳ほどの仕事部屋に幅150cm、奥行き75cmの木製デスクを部屋の中心に向かってレイアウトした例。
デスクの下にカウハイドラグを敷いたインテリアが格好良い!!
これぞ、まさに社長室っといった感じですね。
8畳ほどの仕事部屋に幅120cm、奥行き60cmのホワイトの木製デスクを部屋の中心に向かってレイアウトし、左右の壁に収納家具をレイアウトした例。
壁から壁までの距離が3m以上ないと、このレイアウトは無理かな?
写真の向かって左に見えるオープンシェルフは、IKEAのExpeditで(現在はKALLAX)、今回の改造で我が家はこれを採用することにしました。
3-2.デスクを部屋の中心に向かってレイアウトし片側だけに通路スペースを確保した例
部屋の中心に向かってデスクをレイアウトする場合、デスクの左右に60cm以上の通路スペースを確保する必要がありますが、狭い部屋の場合、そんな余裕はないですよね?
「デスクの幅は広めが良い。さらに部屋の中心に向けてデスクを置きたい!!」という場合は、デスクの短手の左右どちらかを壁とくっつけるのがおすすめです。
【デスクI型】デスクの右側が通路
幅120cm、奥行き60cmのデスクを左側の壁にくっつけて、右側に通路スペース120cmを確保した例。
実は、この部屋、デスクを中央にレイアウトしても左右に十分スペースが取れるのですが、敢えてこのレイアウトにしてあります。
壁を背に幅150cmの収納家具をレイアウトし、家具にデスクの短手をくっつけて、T字にレイアウトした例。
収納家具とデスクはシリーズものではないので高さが微妙に違いますが、こんなレイアウトだと、本や参考書などデスク作業に必要な書類をすぐに取り出せるので使い勝手が良さそうですね。
【デスクI型】デスクの左側が通路
1面の壁に床から天井まである収納家具をコーディネートし、デスクの短手をくっつけてT字にレイアウトした例。
1個前に紹介した事例の本格的バージョン。
収納家具のオープン部を上手に活用してプリンター置き場を作るアイデアが素敵!!
これ、オーダー家具かな?
幅2.4mほどの部屋に幅1.2mほどのデスクをレイアウトした例。(写真手前)
窓側に通路スペースをたっぷり取った事例です。
よく見るとラグは、デスクからずれた位置に敷いてあるのですが、このアンバランスさが逆におしゃれな気も…。
この項目の冒頭に、「部屋の中心に向かってデスクをレイアウトする場合、書類などをしまう収納家具がデスクから遠い位置になってしまうので使い勝手が悪くなる。」と書きましたが、そんなデメリットを回避できるのがデスクをL型にレイアウトする方法です。
この場合、「手の届く位置に収納家具がある。」というだけでなく、デスクの一面は読み書き、もう一面はパソコン作業と言った具合に作業内容によってデスクを使い分けることも可能です。
【デスクL型】デスクの右側が通路
壁面収納家具とデスクをL型にレイアウトし、デスクの右側に通路スペースをたっぷりと確保した例。
ノートパソコンとデスクトップパソコンの2台持ちさん!
部屋の中心に突き出ているデスクはデスクトップパソコン用なので、幅は90cmほどです。
部屋のコーナーからホワイトのL型デスクを部屋の中心に向かってレイアウトし、右側に通路スペースを確保した例①。
デスクはIKEAのGALANTシリーズ。
この事例を見て「我が家もこんなレイアウトにしよう!!」と思ったのですが、コーナー用デスクがどうやら廃番みたいで、「思い立つのが遅かった…。」と後悔しています。
部屋のコーナーからホワイトのL型デスクを部屋の中心に向かってレイアウトし、右側に通路スペースを確保した例②。
1個前の事例は、既製品のデスクを組み合わせた事例でしたが、こちらはオーダー品。
対面側からデスクの足元が見えないように配慮されたデザインは、オーダーならではですね。
【デスクL型】デスクの左側が通路
部屋のコーナーからグレーのL型デスクを部屋の中心に向かってレイアウト、左側に通路スペースを確保した例。
一番奥行きがあるデスクのコーナーにデスクトップパソコンが置いてあるので、デスク自体の奥行きは狭めです。
このレイアウトなら、パソコン画面を人に見られる心配もなし!!
部屋のコーナーからホワイトのL型デスクを部屋の中心に向かってレイアウト、左側に通路スペースを確保した例①。
1個前の事例と同じようなデスクレイアウトですが、こちらは壁際にプリンターとノートパソコンを置いたパターンです。
このデスクは、IKEAのMELLTORP。
L型のデスクではなく、長方形のデスクを2つL型にくっつけてあります。
部屋のコーナーからホワイトのL型デスクを部屋の中心に向かってレイアウト、左側に通路スペースを確保した例②。
1個前の事例と似てますが、こちらは中央にレイアウトしたデスク幅が長いバージョンです。
これだけ長いデスクがあれば、物を広げるのも躊躇しなさそう!
番外編
部屋の中央にホワイトのモダンなデスクをL型にレイアウトした例。
このデスクも長方形×2をL字にくっつけたもの。
部屋の中心を贅沢に使ったおしゃれな仕事部屋、憧れます!!
4.デスクを部屋のコーナーにレイアウトする
4-1.直線のデスクを部屋のコーナーに向かってレイアウトした例
室内を見渡した時、意外とデッドスペースになっているのが、部屋のコーナー部分です。
特にパソコン作業だけのデスクが欲しい場合は、この場所をデスクスペースとして活用するのもありです。
2面を掃き出し窓に囲まれた海が見える見晴らしの良い部屋のコーナーに向かって幅1.5m、奥行き75cmのデスクをレイアウトした例。
よほどセレブリティな人でないと、こんなお部屋には住めないかもしれませんが、海を眺めながらのデスクワークに憧れます!!
リビングのコーナーに三角形のデスクをレイアウトし、パソコンを置いた例。
デスクの上、左右にタワーのように積み上げたオープンボックスがちょっと怖いかも…。
でも、省スペースを上手く活用したデスク&収納の作り方は「こんな発想もあったのか!?」と驚かされますね。
寝室のコーナーに変形デスクをレイアウトし、パソコンを置いた例。
部屋から部屋へと移動できる間取りで「コーナー部分に家具をレイアウトすると邪魔になる…。」という場合は、コンパクトにデスクを配置する方法も。
このデスクはDIY作品かな?
4-2.直線のデスクを部屋のコーナーを背にレイアウトした例
続いては、4-1.直線のデスクを部屋のコーナーに向かってレイアウトした例の逆バージョン、直線のデスクを部屋のコーナーを背にレイアウトした例。
長方形の部屋の場合、一番長い直線は対角線にですよね。
このレイアウトは、机に向かった時、この一番長い線を意識した置き方になるので、狭い部屋でも開放感を得ることが可能になります。
窓際横のコーナーに、部屋の中央に向けて斜めにデスクをレイアウトした例。
この置き方、これまで紹介したどんな事例よりも部屋が広く見える!!
デスク横の通路スペースは60cm以上が基本ですが、このレイアウトの場合は、デスクの手前と壁の間に30cmほどの隙間があれば通ることが可能です。
6畳の部屋の窓際横のコーナーに、ホワイトのデスクを部屋の中央に向けて斜めにレイアウトした例。
これは、3-2.デスクを部屋の中心に向かってレイアウトし片側だけに通路スペースを確保した例の応用バージョンと言った方が良いかな?
収納家具は壁と平行、デスクだけが斜めにレイアウトしてあります。
柱型を背にホワイトのデスクを斜めにレイアウトした例。
柱型のある部屋って家具を置くにも中途半端という困った状況がよく起こるのですが、デスクを置けば良いんだ!!と新発見。
猫脚がとっても可愛いデスクですね。
6畳ほどの部屋の中央にデスクを斜めにレイアウトした例。
お~!!このデスクの置き方新鮮!!!
事例で見ると、至って簡単そうなレイアウトなのですが、何も置いていない部屋で、最初からこのデスクの置き方は浮かんできませんね。
4-3.L型のデスクを部屋のコーナーに向かってレイアウトした例
最後は、部屋の2面の壁に向かってデスクをL型にレイアウトした例を6つ。
このレイアウトは、4-3.L型のデスクを部屋のコーナーに向かってレイアウトした例でも書いたように、それぞれのデスクを用途の違う作業に使い分けることができるのがポイントです。
また、2人で同時に使いたい場合にもおすすめのレイアウトです。
3畳ほどのスペースにデスクをL型にレイアウトした例①。
コーナー部にパソコンを置いて、左右はディスプレイスペースとして。
オーダー家具の事例ですが、コンパクトで、なおかつ見栄えもするデスクスペースはまるでオーダーキッチンのような雰囲気も。
3畳ほどのスペースにデスクをL型にレイアウトした例②。
1個前の事例と同じくらいのスペースですが、こちらは棚板を主に使って白とオレンジのストレージボックスでカラーコーディネートした例。
このストレージボックスは、無印良品です。
4.5畳ほどのスペースにデスクをL型にレイアウトした例。
窓側にパソコン、残りのスペースは書き物専用。
窓のない方は、デスク上部にオープン棚を取り付けて、様々な大きさの本が収納してありますが、入り口から見えない位置にあるので、乱雑な印象もしませんね。
長方形の部屋の窓面と壁を使って、デスクをL型にレイアウトした例。
1面はパソコン、もう1面は書きスペースとして。
壁に板を張って、メモや書類をペタペタ張る方法は、自宅で仕事をしている方の参考にも。
6畳ほどの部屋の窓面と壁を使って、デスクをL型にレイアウトした例。
横並びに座れるデスクなので、2m以上あるかな?
窓に向かったデスクって憧れます!!
ホワイトのデスクをL型にレイアウトした例。
部屋のコーナー部分にパソコンが置いてあるので、デスクの上は広々♪
プリンターはデスクの下に収納してあるのかな?
本を見せながらコンパクトに収納する方法も参考になります。
今回紹介した事例は、部屋まるまる一つを仕事専用に使った事例が多かったですが、部屋に余裕がない場合は、リビングや寝室などの一部をデスクスペースとして活用することも可能です。
部屋を間借したデスクスペースの作り方は、こちらページの下部を参考に。
書類やファイルで乱雑になりがちなデスク上をすっきりと見せる方法は、「デスク上をスッキリ!デスクファイル&プリンター&文房具収納アイデア」を参考に。
[参照元:Houzz Inc]
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