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狭い部屋を広く見せるコツ【NG例付】-9つのポイントで実現!

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狭い部屋を広く見せるテクニックは、

の2つのトピックで少し触れているのですが、
「引っ越しや模様替えの度にそれぞれの記事を読むのは面倒だ。」
「もっと具体的な事例をたくさんみたい。」
という意見を頂戴したので、改めてまとめてみたいと思います。

各項目の下には、それぞれのポイントを実践したインテリア実例とその逆の事例(NG例)を掲載していますので、素敵なお部屋作りの参考にしてみて下さいね。

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黒が格好良いと思うな!白っぽい色で格好良いインテリアを作るのがセンスのある人

「格好良いインテリア=黒を多様したダークなインテリア。」
学生や一人暮らしで、初めて自分の部屋を持った時、「黒っぽい素敵なインテリアにしよう!」と心に決めてしまうかもしれませんが、これは、狭い部屋には逆効果です。

なぜなら、黒っぽい色には「収縮効果」があり、黒っぽい色を多様すると余計に狭く見えてしまうからです。
基本的に、暗い色は小さく引き締まって見える収縮色で、明るい色は大きく膨らんで見える膨張色です。
体型を気にする人が黒っぽい服を好んで着るのは、この効果を狙ったものなんですね。

インテリアに話を戻すと、暗めの色を使ったインテリアは、重厚感があって格好良いイメージにすることができますが、狭い部屋には向きません。逆に白っぽい色でも格好良いインテリアを作ることはできるので、白やベージュなどの薄い色をベースにした明るいインテリアを作りましょう。

白やベージュを使って広々と見せたワンルーム

白をベースにしたベッドスペース&リビングスペース。
女性の部屋かな?
家具の色、ファブリックはすべてホワイトなので、明るくて開放的な印象です。
アクセントに紫、ピンク、水色を使ってありますが、男性なら、紺や青でもOK。

キッチン&ソファに白、ダイニングセットに薄いブルーを使ったワンルーム。
これだけ狭いスペースにソファとダイニングセットが置いてあるのに狭そうには見えませんよね。
同じ空間にある家具を白で統一せず、こういった具合にニュアンスが違う色にしてあるのもおしゃれポイントです。
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参照Mikel Irastorza
広い部屋に見えますが、奥側にあるリビングスペースのカラーコーディネートに注目。
やはり、テーブル、ソファに薄い色を選んで、圧迫感のない空間を演出してあります。

ホワイトの家具&グレーのソファにブルーのパーソナルチェアでアクセントを入れた事例。
薄い色意外にどんな色を選べば良いか?は後述しますが、寒色も収縮色です。
ど~んと面積を取るパーソナルチェアなのに圧迫感が感じられませんね。

ソファを窓際にまとめてレイアウトした例。
ソファが白なので、家具の点数が多い割に、部屋が広々と見えますよね。
また、広く見せるポイントとして、レイウアトの仕方も関係しているのですが、これは後述します。

【NG例】ダーク色を使ったワンルーム

今まで見てきたホワイト系のコーディネートと比べていかがですか?
壁が迫りくるような雰囲気で、狭く感じませんか?

狭い部屋を広く見せるのに、ベースとなる色が重要だということがわかっていただけたでしょうか?

狭い部屋のカラー使いについてもう少し詳しく知りたい方は、下記のトピックも参考にしてみて下さいね。

床面は多く!掃除が大変だからという理由ではなくラグ&カーペットも使わない

ソファやリビングテーブルを置いたワンルームに真っ赤な丸いラグでおしゃれ感を演出!!

これ、やってしまいがちなミスです。
特に狭い部屋では、床を覆うような濃い色のラグはNGと覚えておきましょう。

NG例を探そうと、いつも見ている海外インテリアの事例を探したのですが、さすがは、プロのインテリアコーディネーター。
そんな例は1つも出てきませんでした(笑)
文章で書いてもニュアンスが伝わらないと思ったので、NG事例を下の写真で説明すると

「この部屋の真ん中にある白の丸いラグが赤だったら…。」と想像してみて下さい。
どうですか?
部屋が狭く感じてしまいますよね?

この事例は、ワンルームを広く見せるポイントを抑えた、まさにお手本のようなコーディネート。

「掃除が大変だからという理由ではなくラグ&カーペットも使わない。」と表題に書いたのは、「お洒落だという理由だけでカラフルなラグを選ばない。」ということを伝えたかったんです。
ラグを使うなら、写真のような薄い色で、インテリアの邪魔をしないようなコーディネートを心がけましょう。

床面を多く見せて、部屋を広く見せたインテリア事例

床面だけを見たとき、家具に覆われている面積は全体の1/3以下が理想です。
まさに基本に忠実な広々としたリビングです。

家具を選ぶ時も床に直に置くタイプのものではなく、こんな感じに脚があって、床から浮いたように見えるデザインのものを選べば、狭い部屋でも床を多く見せることができるので、ぜひ、覚えておいて下さいね。

フローリングをたっぷり見せたワンルーム。
凄く開放感があって、広々♪

「スペースが空いていても、余計なものは一切置かない!」と言った感じでしょうか。

こちらも床面たっぷり♪
空いてるスペースにラグを敷くことは可能なんですが、敢えて敷いていない。
ソファの前にテーブルもないので広々と感じます。

これはラグありパターンですが、色が薄いのでOK。
この部屋が広く見えるのは、家具を全部壁際に置いて中央のスペースを広く取ってあるからなんですね。
狭い部屋で家具のレイアウトするときのポイントは、後述します。

【NG例】床面が少ししか見えないので部屋が狭く見えるインテリア事例

今までの開放的な事例とは異なり、圧迫感がたっぷり…。
床の面積って、広く見せる為に重要なポイントなのが実感していただけたのではないでしょうか?

色を入れたかったら暖色よりも寒色!四季を通じて使えるのは中性色

「部屋を広く見せるには、ホワイトやベージュ、薄い色のカラーコーディネートがベスト!!」とこれまで書いてきましたが、「せっかくの一人暮らしだもの、少しくらい遊び心を持ちたい!!」と思った方も多いのでは?

そんな狭いワンルームに住んでるけど、色も使いたいという方々の為に、狭い部屋を広く見せつつ、アクセントにカラフルな色を使ったインテリアを紹介します。

狭い部屋に色を入れる時は、表題にもある「暖色よりも寒色」が基本です。
これは、一番最初に書いた「収縮色」と「膨張色」と関係していて、「寒色は収縮色(後退色)」「暖色は膨張色(進出色)」だからです。

でも寒色は体感温度を下げる色。
四季のある日本で、ブルー系を多様したインテリアは冬に寒い印象を受けてしまうので、暑い季節にも寒い季節にも対応できる中性色(紫、緑)がベストではないかな~と思います。

ベースに薄い色。アクセントに寒色or中性色を取り入れたコーディネート例

白のキッチン&薄いブルーのソファ、ブルー&グリーンのラグのコーディネート。
ホワイト、青、緑の3色を基本に薄い色の比率を多めにとってあるので、広々とした印象です。
統一感があって、爽やかな雰囲気ですね。

紫のソファ&緑のカーテン、緑とオレンジの模様が入ったラグのコーディネート。
ワンルームでこの系統の色を使うなら、ホワイトやベージュの比率を多くして、ゴチャゴチャした雰囲気を解消しましょう。

薄いグレーのダイニングチェアにグリーンの壁紙。
部屋の所々にグリーンが使ってあって、すっきりとした印象です。

紫のソファ&薄いグレーのラグ。
家具は、広く見せるの基本=ホワイトです。
圧迫感ゼロの開放感に満ちたくつろぎ空間ですね。

グリーン&ブルーのカーテンのある寝室。
いかがですか?
カーテンのような比較的面積を取る部分に色が使ってあっても圧迫感が感じられませんよね。

【NG例】ベースに濃い色。アクセントに暖色を取り入れたコーディネート例

今まで見てきた事例とは異なり、濃い色&暖色の組み合わせは、そこにあるだけで“狭い”という印象が濃くなってしまいます。
モダンで格好良い雰囲気にしたくても、こういうコーディネートは避けたいものです。

身長が高くても家具はハイタイプよりもロータイプ

狭い部屋は床面積が小さいです。
その為、たくさんの物を上へ積み上げるのが効率的と考えがちですが、背の高い家具は圧迫感が増すばかりなので、狭い部屋にはNGです。
家具を選ぶときは

  • 目線より低いもの
  • 水平ラインを強調するデザイン
  • フレームが細いデザイン

を中心に選ぶようにしましょう。

ロータイプの家具でお洒落にコーディネートしたワンルーム

家具が腰より低い位置にあるので、お部屋が広々♪

TVボードというより、棚に近い収納です。
横ラインを強調するデザインなので、部屋が実際よりも広く見えます。

天井いっぱいまである壁面収納家具兼TVボードですが、色が白なのと水平を強調したデザインなので圧迫感がありません。

壁面に飾り棚を3本。
シンプルですが、部屋をすっきり見せる効果があります。

シェルフ。(手前の間仕切り家具)
家具を間仕切りに使う時は、視線が抜けるデザインを選ぶと圧迫感がありません。

棚付のセンターテーブル。
ちょっとした棚も視線より低い位置にあれば、視界を邪魔せず、すっきりとした印象になります。

水平を意識したTVボードと収納棚。
宙に浮いたように設置して床面を見せる技も狭い部屋には有効です。

背の高い家具もフレームが細く、視線が抜けるタイプなら、圧迫感ゼロ。
下のダメダメ例を見てもらえれば、この家具の素晴らしさがわかります。

【NG例】圧迫感のある家具のコーディネート例

狭いスペースにたくさん収納したいからと言っても、これは…。
TVボードが迫ってくるようです。

天井いっぱいまであるBOX型収納。
棚1つ1つが正方形なので、やはり圧迫感があります。

諸島のようなレイアウトをしない!通路は同じ位置で一直線に。その先に窓があれば尚GOOD

これは2番目に書いた「床面を広く見せる」時に、同じ位置で通路を作るようなイメージで空間を取るように工夫すると狭い部屋も広く見せることが出来るという技です。

専門的には空間に“抜け”を作ると言いますが、説明するよりも写真でみて頂いた方が早いかもしれません。

入口から一直線に廊下のような空間を取った例。

ダイニングセット、ソファを同じ位置にレイアウトして、同じ幅のスペースを反対側に取った例。

開口部と同じ幅をリビングのソファ前に取った例。

ファブリックに柄を入れる時は象よりもネズミタイプを

象とネズミと書くと、アニマル柄を選ぶの?と思われそうですが、そうではなくて…。
狭い部屋に柄の入った生地を選ぶときは、大ぶりな柄よりも小ぶりな柄が圧迫感が無く広く見えるという意味です。

大きな水玉と小さな水玉の比較

カーテンを選ぶ場合

大きな水玉模様よりも

小さな水玉。

大きな柄を選ぶ時は、

はっきりと模様が目立つ色合いよりも

周囲の色に溶け込んだ色合いを。

【NG例】柄が目立ちすぎる例

狭い部屋では、こういった目立つ色合いのカーテンはなるべく避けるようにしましょう。

ストライプとボーダーを使い分けて、見せたい大きさを作る

ストライプやボーダーにも部屋を広く見せる効果があります。

ボーダー

ボーダーには部屋を横長に見せる効果があります。

ストライプ

ストライプには部屋を縦長に見せる効果があります。

ストライプやボーダーの事例をもっと見たい方は「ストライプ&ボーダーの壁紙【狭さを軽減】視覚効果インテリア40選」も参考にしてみて下さいね。

決してナルシストではない!!鏡は狭い部屋には欠かせないアイテム

最後に、狭い部屋を広く見せる為に使える最強のアイテムを紹介します。

それは鏡。
商業施設のアパレル店などで、片側の壁を鏡張りにしているのを見たことがありませんか?
(私は、向こう側に行けると思って何度かぶつかりそうになったことがあります/笑)

部屋に鏡を置く時は、壁に掛けても良いし、床に置いてもOK。
レイアウトする時は入口や開口が映るようにすれば、部屋が長く見えます。

鏡のある部屋を見ていきましょう。

木材の間に鏡をボーダー状に張った例。

リビングの壁に絵画のように鏡を掛けた例。

収納棚の横に床から天井までの鏡を張った例。
(この写真を初めて見たとき、この部分は入口だと思ってました…)

ダイニングに大きな鏡を床置きした例。

鏡の効果的な使い方

窓・ドアなど開口に向けて置く

自然光を反射して、奥行のある空間が作れます。

照明器具が映り込むように置く

明かりが2倍に!空間を広く見せるとともに、部屋を明るい雰囲気に演出します。

緑が映り込むように置く

鏡の前にグリーンを置いて緑を2倍に見せ、更に部屋の反対側の景色を映し出し、奥行感をアップさせます。

窓が無いor小さい場合はアートやフェイク窓を活用して奥行きがあるように見せる

四方を壁に囲まれた部屋は、息苦しく感じてしまうもの。
両隣に別宅があるマンションの場合、構造の関係上壁の一面にしか窓が無い(しかも小さい)という部屋も存在しますよね。

この窮屈な部屋に視覚効果で奥行きを持たせる方法には①フェイク窓(偽物窓)②アートを使うがあります。

8番目に紹介したミラーを使う代わりに、この方法を活用してみましょう。

フェイク窓

格子窓枠を壁に取り付け、窓の後ろに海岸の景色アートを張り付けた例。

壁の高い位置にミラー+格子を取り付け窓風に見せた例。

フェイク窓のその他の事例は「閉鎖的な部屋を開放的に!フェイク窓4つのアイデアとインテリア例」を参考に。

奥行きのあるアート

リビングのソファ上部の壁に横長の四角いオブジェを取り付けた例。

リビングの壁に海へ伸びる桟橋のアートを飾った例。

アートを使った遠近法は「すぐ真似できる!目の錯覚で部屋を広く見せる4つのアイデア&34実例」を参考に。

いかがでしたか?
狭い部屋も、「色やレイアウトを意識するだけで広く見せることができる。」という事例を悪い例を挙げてピックアップしましたが、伝わったでしょうか?狭い部屋を物理的に広くすることは無理ですが、視覚効果を上手に使って、広く見える素敵なインテリアを作っていきたいものですね。

[参照元:Houzz Inc]

Remodeling and Home Design
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